2021年6月20日、鹿島アントラーズは大分トリニータのホームに乗り込み、2021年J1リーグ第19節を戦いました。
前節、ホーム仙台戦は酷い有様で、攻守ともにチグハグで厳しい試合内容となりましたが、終了間際の神様からのプレゼントで、敗戦を免れました。
心機一転、アウェイの地で出直しと期待しましたが・・・
前節以上に酷い有様となった2021年J１第19節（アウェイ）鹿島VS 大分戦の結果をまとめておきます。
- 2021年J１第19節（アウェイ）鹿島VS 大分戦の試合結果、及びスターティング＆交代メンバー
- 2021年J１第19節（アウェイ）鹿島VS 大分戦の試合内容と感想
- 2021年J1第19節終了時点の順位表
- 今後の鹿島について
- まとめ
2021年J１第19節（アウェイ）鹿島VS 大分戦の試合結果、及びスターティング＆交代メンバー
鹿島 0-0 大分
大変申し訳ない言い方ですが、この日の大分を相手にスコアレスドローを演じるようでは、選手も、コーチや監督も、総入れ替えをしないといけないほどの重症だと感じました。
せっかくの30周年記念ユニフォームが泣いてますよ・・・。
スターティングと交代メンバー
GK 31 沖 悠哉
DF 5 杉岡 大暉
22 広瀬 陸斗
23 林 尚輝
28 町田 浩樹
MF 6 永木 亮太 ⇒後半22分21 ディエゴ ピトゥカ
7 ファン アラーノ ⇒後半30分11 和泉 竜司
20 三竿 健斗
27 松村 優太 ⇒後半43分37 小泉 慶
FW 9 エヴェラウド アウト ⇒後半22分19 染野 唯月
41 白崎 凌兵 ⇒後半30分8 土居 聖真
4－4－2 でエヴェラウドとアラーノ？が2トップだったように思います。
2021年J１第19節（アウェイ）鹿島VS 大分戦の動画ハイライト
エヴェラウド・・・
あれを決めないで何を決める？
2021年J１第19節（アウェイ）鹿島VS 大分戦の試合内容と感想
予想以上のターンオーバーを敢行したけど、失敗しました。
攻守共にバラバラで・・・
どんなサッカーをすれば良いのか、個々の選手の理解度もバラバラな気がします。
前半総括：エヴェラウド・・・
開始直後数分でサポーターは皆感じましたよ・・・
「今日もか・・・」と。
仙台戦よりもさらに酷くなったチグハグ感の中で時計が進んでいき・・・
前半終了間際の杉岡のクロスをゴール前でフリーのエヴェラウドは枠を外し・・・。
後半総括：監督・・・なぜ動かない？
多分、前半終了間際にビッグチャンスがあったことが監督の目線を狂わせたのかも知れませんね。
前半をトータルで見れば、松村を下げ和泉か小泉に変え、エヴェラウドをワントップにした方が、収まりは良かったと思うのですが・・・。
ダラダラと時間は過ぎていき・・・。
試合終了：ため息しかでません。
正直、どうしてこうなった？
という感想しか湧きません。
今の鹿島の問題点は・・・
ヤル気があるとか、無いとか、そういう物ではなく、相馬監督のやりたい（やれる）サッカーとチームが求めているサッカーが違うことが原因な気がします。
監督交代当初は課題が明確でした。
【失点を減らして、戦う集団にする】
これには相馬監督が今まで培って来たサッカースタイルは最適であり、時間も無いからこそ「ある意味強引に」やり方を押し付けることが出来ました。
しかし・・・
中断期間に、攻撃面での改善、というか何かトライしたことが、思いっきりマイナス方向に進んだ気がします。
ただ、ちょっと時間があったものだから、ついつい、この2年で積み上げようとしたスタイルの導入（融合？）を図ってみたら、個々の選手の理解度にバラツキが出たように感じるのです。
ちょっと色気を出したこと・・・
それが「ありとあらゆるもののズレ！」
に繋がっていると思います。
また、今の所属している選手の質です。
冷静に考えて・・・
アラーノのプレースタイルは、過去の相馬サッカーの対極にあると思います。
自由に前後左右に動き回り、スペースを探して走り回り、パスが失敗したら自分で獲りに行く・・・。
組織的・守備的なサッカーの真逆に感じます・・・。
ただし、アラーノ（他の選手個々）を非難するつもりはありません。
今後、相馬監督が就任直後の様に、小泉をトップ下に置いた1トップまたは0トップに思い切りよく切り替えることが出来れば、一定の結果は出ると思います。
やり方を強いれば、それに応えることが出来るだけの選手は居ます。
ただ、それが鹿島の未来になるのか？
と言われたら難しいところですが・・・
私、個人の考えとしては、トーナメント勝ち上がりスタイルで、1つでも良いから必死になってタイトルを手にする方が、中途半端なリフォームで中途半端な結果に終わるよりも、鹿島アントラーズの未来に繋がるように思います。
2021年J1第19節終了時点の順位表
勝ち点29の7位です！
※諸事情で各チームの消化試合数がバラバラです。
今後の鹿島について
日曜の仙台戦から中2日でアウェイ大分戦を戦い、そして中3日でホーム札幌となります。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第20節 6/27(日) 18:30 ホーム VS 札幌
- J1第21節 5/12(水) 19:00 アウェイ VS 名古屋 2－0で鹿島勝利
- 天3回戦 7/7(水) 19:00 アウェイ VS 栃木（カンセキスタジアムとちぎ）
- J1第22節 7/11(日) 19:00 アウェイ VS 柏
- J1第23節 8/9(月) 19:00 アウェイ VS 湘南
- J1第24節 8/15(日) 18:30 ホーム VS 徳島
- J1第25節 8/21(土) 19:00 アウェイ VS 神戸
- J1第26節 8/25(水) 19:00 アウェイ VS 清水
- J1第27節 8/28(土) 19:00 アウェイ VS 横浜FM
※天＝天皇杯
オリンピックで会場を貸し出すこともあり・・・
夏のくそ暑い時期にアウェイが続きます。
省エネ、かつターンオーバーをしながら戦うのに、最適な戦い方を見つけて欲しいです。
まとめ
昨年の大分戦でハットトリックを決めたエヴェラウドの、まさかのシュートミスが、この日の全てを物語っていましたね。
負のスパイラルに嵌ると、全てが悪くなる。
サッカーって、つくづく個人スポーツではなく「超・団体スポーツ」だと感じさせられる試合でした。
勝つしかない！
勝って自信を取り戻せ！！
行け、アントラーズ！！
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