2020年2月16日、鹿島アントラーズは名古屋グランパスのホームに乗り込み、2020ルヴァンカップGS第1節を戦いました。
昨年から大幅に戦力が入れ替わり、さらには監督も替わり、いったいどんなメンバーで、どんな布陣で、そしてどんな戦い方をするのか?
相手チームだけではなく、鹿島のサポーターも判らない状態で迎えた、2020年シーズン初戦でした。
2020ルヴァンカップGS第1節(アウェイ)鹿島VS名古屋戦の記録をまとめておきます。
- 2020ルヴァンカップGS第1節(アウェイ)鹿島VS名古屋戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2020ルヴァンカップGS第1節(アウェイ)鹿島VS名古屋戦の感想
- 鹿島の今後について
- まとめ
2020ルヴァンカップGS第1節(アウェイ)鹿島VS名古屋戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 0-1 名古屋
前半43分:マテウス
最初、失点シーンを観たときはスンテの目測ミスかと思いましたが、FKをよーく見たらえげつないキックでした。
インサイドキックなのに有り得ない早さでしたし、揺れてはいないけど、GKを越えてから落ちているように見えます。
あれは、GKにはどうにもならなかったかも知れません。
スターティングと交代メンバー
GK1クォン スンテ
DF14永戸 勝也
22広瀬 陸斗
28町田 浩樹
33関川 郁万
MF4レオ シルバ
7ファン アラーノ⇒後半21分26荒木 遼太郎
11和泉 竜司
20三竿 健斗
FW8土居 聖真⇒後半36分27松村 優太
9エヴェラウド⇒後半28分36上田 綺世
サブメンバー
GK21曽ヶ端 準
DF17ブエノ
MF6永木 亮太
26荒木 遼太郎
27松村 優太
37小泉 慶
FW36上田 綺世
スタメン予想が難しいと思っていましたが・・・
まさか、奈良と白崎が怪我で離脱するとは思いもよりませんでした。
その上、犬飼がベンチ外とは???
それでも、心配していた町田と関川のCBコンビでも戦えると判ったのは大きい。
2020ルヴァンカップGS第1節(アウェイ)鹿島VS名古屋戦の動画ハイライト
ACLプレシーズンや、先日の水戸とのPSMでも、昨年までの鹿島のような、プレーに停滞感は無くなりました。
しかし、やはり点を獲る人(獲れる人)がいないのは課題だと感じます。
2020ルヴァンカップGS第1節(アウェイ)鹿島VS名古屋戦の感想
試合の感想、ザーゴ新監督の選手起用、気になった選手などをまとめておきます。
試合の流れ
前半総括:名古屋の方がやりたい事を最後までやりきっている感じ。鹿島はやりたい事をしているが、最後の仕上げまで辿り着かない感じ。
前半のシュート数2本は意外でした。枠内は0本。
前半18分の和泉は決めるべきでした。
後半総括:後半の序盤はエンジンが掛からず。
後半16分の広瀬、24分のエヴェラウド、26分の和泉と決定機に決められない。
エヴェラウドやアラーノが下がり、若手が投入すると勢いは増すが、決定機まで作れなくなり時間だけが過ぎていき、焦りもあって松村のプレーが危険とみなされ一発退場。
試合終了:これだけ決定機に外せば勝てない。
ザーゴ監督の選手起用
- 町田と関川の若きCBコンビを選んだこと
- 両サイドに広瀬の永戸の新戦力を選んだこと
- 後半早い段階で若手を投入したこと
基本的には外れていないと思いました。
気になったのは、好調と思った荒木をスタメンに使わなかったのと、小泉を使わなかったことですが、おそらく、若く経験不足の町田と関川を使うのでボランチはレオと三竿を選択せざるを得なかったのでしょうし、荒木は、21歳以下を1人はスタメンで使うという大会の規定は関川でクリアしているので、ベンチになったのかと思います。
まあこの日の敗戦は、監督の責任よりも、決められない選手の問題と感じました。
気になった選手は2人
試合を観ていて気になったのは2人の選手です。
まあ、1人は試合中と言うよりも、退場してからの様子がきになったのですが・・・。
三竿の空回り感が心配だ!
鹿島を背負う覚悟をしているのは良く分かります。
我々サポーターも彼にその役を期待しています。
ただ、チーム背負って立つには、やはり結果が必要です。
前線の選手なら、点を獲る、または点に絡む。
守備の選手なら、流れが悪い時に雰囲気を変える
など、判りやすいタスクがありますが、ボランチの選手ではなかなか難しい。
どっちも出来るけど、どっちもやりにくい。
たぶん、三竿が意識しているのは小笠原だと思います。
しかも、若い頃の小笠原では無くて、老獪さを身に着けてからの小笠原の姿です。
小笠原の特徴として、ファールを敢えてする。
という点があったと思っています。(30過ぎてから顕著になった気がする)
だから、他のサポーターから偉く嫌われていましたが、チームからするととても助かるプレー(ファウル)の数々だったと思います。
ちなみに、一番驚きを感じたのは2016年天皇杯決勝で見せた彼の姿でした。
川崎の中村が、倒れた自分を跨いだ上に、後ろ足でボールを返してぶつけたことに対し、大袈裟なまでに怒って見せました。
このキャプテンの姿は、鹿島に喝を入れました。
「タイトルを獲る」と。
ファウルして喝を入れるのではなく、ファウルされたことを逆手に取って、チームに喝を入れることが出来る領域に達したのだな~と、物凄く感動したことを覚えています。
そんな思い出はさておき、最近の三竿を見ていると、物凄く熱くなってプレーいる感じがします。
プレーで引っ張らなくは、チームを鼓舞しなくては!
そう思っているのでしょうが、効果的にやらないと「ただの暴走」になります。
三竿が老獪さを身に着けるまで辛抱しないといけないのでしょうか?
いや、待てないけどな、そんな悠長には・・・。
何か、切っ掛けを見つけて欲しい。
松村!禊は済んだから忘れろ!!
一発退場の判定自体は間違っていない。
悪質とは言えないけど、確かに危険。
ただ、その後すぐに自身のSNSで謝罪したことは立派。
そして、それにコメントを返したランゲラックも素敵。
デビュー戦でした。
— 松村優太/Yuta Matsumura (@matsuyuta_413) February 16, 2020
危険なプレーでした。
ランゲラック選手をはじめ、名古屋グランパスの皆様、ファン・サポーターの皆様には申し訳なく思っております。
このことをしっかりと次への反省にしていきたいと思います。
雨の中たくさんのご声援ありがとうございました。
Everything is fine! Please don’t worry mate!
— Mitch Langerak (@MitchLangerak25) February 16, 2020
次回、リーグ第4節で対戦した際に、彼との1対1を制して決めることで、最高のお返しをしましょうよ!
それから、プレー内容は反省しても、退場する結果になったことは気にする必要なし。
あのメッシだって、デビュー戦で退場しています。
しかも、投入後、わずか1分で!
鹿島の今後について
コロナウイルスの蔓延の仕方が気になる。
リーグが中止になったら人生の張り合いがなくなるよ。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第1節 2/23(日) 14:00 アウェイ VS 広島
- J1第2節 2/28(金) 19:00 ホーム VS 神戸
- ルヴァンGS第2節 3/4(水) 19:00 アウェイ VS 清水
- J1第3節 3/8(日) 14:00 ホーム VS 清水
- ルヴァンGS第3節 3/11(水) 19:00 ホーム VS 川崎F
- J1第4節 3/14(水) 19:00 アウェイ VS 名古屋
- J1第5節 3/18(水) 19:00 ホーム VS 鳥栖
- J1第6節 3/22(日) 14:00 ホーム VS 湘南
リーグを制するには第3節からの4試合が重要。
清水、名古屋、鳥栖、湘南・・・。
いくら、シーズン後半に勝負とは言え、最低でも3勝はマストだと思います。
まとめ
試合を観ていて感じたのは、選手のコンディションがバラバラな気がします。
怪我や違和感を抱えている選手、調子が落ちたまま戻せない選手、休養十分で全力疾走中の選手・・・
監督も選手選択が難しいことでしょう。
まずは、エヴェラウドとアラーノのコンディションを上げて欲しい。
彼ら2人がフィットしないと、セルジーニョの居ない今年は厳しいです。
まずは、アラーノ!
ジーコが試合中に熱血指導している様子が公式のインスタに上がっていました。
この写真を拡散するだけで、才能豊かな若きブラジル選手がこぞって鹿島に入りたいと扉を叩きそうですね!
何はともあれ、まずはシーズン初勝利を早く上げましょう!
勝利こそ良薬!
勝ってこそ、タイトルを獲ってこそ、鹿島は強くなる。
リーグ開幕戦勝利へ!
行け、アントラーズ!!
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