2019年6月13日(現地では12日夜)、サッカー日本代表はコパ・アメリカ第1戦・チリ戦に挑みました。
コパを連覇中の王者に対し、若き代表戦士達が如何にして喰らいついて勝機を見出すのかと期待していましたが、結果は・・・完敗。
いや、惨敗と言うべきなのでしょうね。
20年前に参加した時に比べ、日本は成長したと南米諸国の人々に思わせるだけの戦いは出来なかった。
個人的にはそう思いました。
2019年コパ・アメリカグループリーグ第1戦、日本VSチリ戦の記録を残しておきます。
2019年コパ・アメリカグループリーグ第1戦、日本VSチリ戦の結果とスターティングメンバー及び交代メンバー
日本 0-4 チリ
GK 23 大迫 敬介
DF 2 杉岡 大暉
5 植田 直通
14 原 輝綺
16 冨安 健洋
MF 3 中山 雄太
7 柴崎 岳
10 中島 翔哉 →後半21分 11三好 康児
21 久保 建英
FW9 前田 大然 →後半21分 20安部 裕葵
13 上田 綺世 →後半34分 18岡崎 慎司
2019年コパ・アメリカグループリーグ第1戦、日本VSチリ戦の感想
とても、前向きに日本代表の未来を語れるような内容ではありませんでした。
感じたのは以下の3点である。
本気のフル代表を相手にするには未熟な選手が多かった。
個人的な名前は避けるが、判断ミス、パスミス、トラップミス、ポジショニングミス、基本的なことをしっかりと出来なければ、勝利を手にすることは不可能だ。
奪った後のビルドアップ時のパスをトラップミス
CKのクリアボールを拾って2次攻撃に繋げる事を意識しすぎてトラップミス
など、自ら流れを手放すようではこのレベルで戦えない。
高いレベルのチームと戦うのに日本チームの経験値が無さ過ぎた
自分が鹿島サポと言う贔屓目を除いても、2CBの富安と植田、ボランチの柴崎の3人以外のところから攻めればチャンスを作れると思われていたのは明白で、実際、そこから何度もピンチを招いていました。
もっとも、彼ら経験値がある選手が声を出して指示出来なかったとも言えるか・・・。
この試合のメンバー構成はこれで良かったのか?
前田は良い選手だと思う。
何度か、持ち味のスピードで相手をぶち抜くプレーを見せていた。
ただ、この日の戦い方では彼は殆どその良さを発揮できていなかったように思う。
前田を活かすなら、活かすための布陣と戦い方があるだろうし、あくまでも2トップで久保と中島にある程度自由にやらせるなら、岡崎を先発させた方が、前線でポイントが作れたように思います。
日本サッカーが追いつかない世界の背中・・・
前半終了間際の失点
ミドルがDFに当たってゴールに吸い込まれる
見慣れた光景である。
取れそうで取れない1点・・・。
0-2から1点取ればと誰もが思っているが取れない時間帯・・・。
次第に思い起こされる負の記憶。
追撃の点が取れないと突き離されると思い始めたら・・・
あっさりと取られて突き放される。
何度も見てきた光景である。
確かに、上田は決めるべきだった。
FWとしては決めなくてはいけなかった。
しかし、プロではない大学生に責任をわせるのか?
彼以外の選手で決定的なチャンスを得たのは、久保が自ら切り込んだワンシーンくらいしかない。
質の高い動き出しでチャンスを演出した選手に全責任を負わせるのでいいのか?
日本は良い試合をした。
前半は粘ってCKからの1失点だけだし、
ハーフタイムには引き上げる前にチリの選手が何人もピッチ上で議論していたし
2失点後は何度も攻め込んだ
あとは点を取るだけだ
南米の人々は、そう言って慰めてくれるかも知れない。
しかし・・・
それでいいのか?
20年経って、同じような慰めしかしてもらえなくていいのか?
「決めるか決めないか」の間にある「途方もない大きな差」に愕然とした。
この大会で惨敗を重ねたとしても、傷を舐めあい、慰めあい、フル代表ではなかったと言い訳するのではなく、日本サッカー界にあらたな一歩に繋がることを願います。
日本代表のコパ・アメリカの日程
とりあえずはグループCの日程だけ記載しておきます。
- 6/18コパアメリカブラジル2019 VS チリ 0-4で惨敗。
- 6/20 コパアメリカブラジル2019 VS ウルグアイ
- 6/24 コパアメリカブラジル2019 VS エクアドル
最後まで諦めずに戦い続けて欲しい。
下を向くな!
相手を、ゴールを見続けて戦ってくれ!!
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