2025年12月6日、鹿島アントラーズはホームであるメルカリスタジアムに横浜Fマリノスを迎え、2025年J1第38節を戦いました。
2025年シーズンは、チーム状況がなかなか好転せず苦しんでいたマリノスでしたが、終盤になって地力を発揮してJ1残留を決め、しかも最終節前までは4連勝中!
一方で2位柏は勝点差1でぴったりと追随しており、これまた最終節前まで6連勝中!
だから不安はあった。
どうしたって2017年のことを思い出さずにはいられない。
でも、前節ヴェルディ戦を観戦して思ったのは、今年のチームからは「自分達で掴み取るという勝負への執念」を強く感じたことでした。
絶対に勝つ!
全てのアントラーズファミリーで力を合わせ
優勝する!
そう信じて、2025年最後の聖地巡礼に向かいました。
2025年J1最終節(ホーム)鹿島VS 横浜FM戦の記録です。
- 2025年J1最終節(ホーム)鹿島VS 横浜FM戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2025年J1最終節(ホーム)鹿島VS 横浜FM戦の試合内容と感想
- 2025年J1最終節(ホーム)鹿島VS 横浜FM戦を観戦して感じたこと
- 試合後のインタビューから優勝セレモニー
- おまけ:歓喜から一夜明けて・・・クラブハウスでは
- まとめ
2025年J1最終節(ホーム)鹿島VS 横浜FM戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 2-1 横浜FM
前半20分 レオ セアラ
後半12分 レオ セアラ
後半46分 天野 純
スターティングと交代メンバー
GK1 早川 友基
DF3 キム テヒョン
7 小川 諒也
22 濃野 公人
55 植田 直通
MF6 三竿 健斗
13 知念 慶
27 松村 優太⇒後半47分23 津久井 佳祐
71 荒木 遼太郎⇒後半27分11 田川 亨介
FW9 レオ セアラ⇒後半47分25 小池 龍太
40 鈴木 優磨
チャブリッチは間に合わなかったが、小池が帰って来た。
それにしても、最後の大一番で、今年一度もやっていないメンバーと布陣を選択するとは・・・鬼木さんの勝負師としての力は凄いとおもった。
とにかく、このメンバーでスタートするからには、何としても先制点を取りたいと、取って欲しいと誰もが感じていたことでしょうか。
2025年J1最終節(ホーム)鹿島VS 横浜FM戦の動画ハイライト
この日の前半の鹿島であれば、どこが相手でも主導権を握れるだろうし、得点を重ねることが出来ると感じました。
選手達がプレッシャーを楽しむように、ピッチで躍動している姿は、今年一年見てきた中でもっとも躍動感を感じさせてくれました。
ある意味で、監督のマネージメントの勝利だったのかも知れません。
2025年J1最終節(ホーム)鹿島VS 横浜FM戦の試合内容と感想
試合開始4時間前に到着しましたが、すでに多くの同志が駆け付けていました。
天気は雲が多いけど心地よい晴れ!

シーズン序盤は試合になると雨ばかりだったことを思い出し、幸先良いな~と。
ジーコ像に全力応援を誓い

ゲート前の垂れ幕に「オレもいる」と呟いて・・・

いざ、スタジアム内へ。
試合前の練習を見ていて感じたことがありました。
シュート練習が気持ち良い感じで決まるし、選手の動きがとても良い。
後出しジャンケンみたいになるけど・・・
今日は絶対に良い入りをしてくれるはず、そして点を獲って、勝つ!
そう確信しました。
開始前には両ゴール裏にビックフラッグが!
南側には要石!

北側には一番星!

前半総括:マリノスを呑み込んだ!
開始早々からアントラーズの選手達はエンジン全開でした。
1週間前のヴェルディ戦の前半とは、まったく別のチームとしか思えませんでした。
選手の立ち位置も良いし、前線の追い方も良いし、出足も鋭いので、ボール回収率が本当に高くて、得点への期待が高まる中で迎えた前半20分!
知念の奪取と執念のパスを荒木が、松村と同期だからこその見事なパスをサイドに供給し、松村もその期待に応えて中へ折り返します。
足を止めずにペナルティに侵入した荒木は、一度は打ちそこないますが、すぐさま自分でキープして今度はオーバー気味に(本人はシャペウとのこと)中へ放り込むと・・・
絶対エースがDF2枚をものともせずにゴールへ蹴りこみ、鹿島が待望の先制!
先制した鹿島は攻撃の手を緩めません。
右サイドの松村と濃野、左サイドの優磨と小川、この両サイドを実に巧みに躍動させ、マリノス陣内で暴れまわります。
荒木の絶妙なFKは「超微妙な差」でオフサイドとなりますが、前半はマリノスにシュートを1本も打たせない見事な試合を演じてくれました。
後半総括:最後の最後まで頼もしき選手達!
後半も鹿島ペースは変わらりません。
早々に得たCKを荒木が絶妙なキックで蹴りこみますが、テヒョンが合わせきれずに追加点ならず。
それでも勢いは鹿島のままで迎えた後半12分。
優磨のとんでもないミスパスからでしたが、誰も「ガクッ」とすることなく、すぐさま奪回のために近くにいた松村がボールホルダーにプレッシャーを掛けると、慌ててパスを出すとそこには知念がガツン!
奪い返して・・・
レオ⇒濃野⇒松村と渡り、右サイドのポケットから上げたクロスをレオがドーン!
鹿島に大きな2点目が入りました。
2点取っても鹿島のペースは落ちません。
今日、走らないでいつ走るんだ!
そんな選手の気持ちがピッチに充満していたし・・・
今日、支えないでいつ支えるんだ!
そんなサポーターの想いがピッチに充満していました。
終了が見えてきたアディショナルタイム1分にマリノスに1点返されますが、これは相手が見事だったこともあり、選手達は直ぐに頭を切り替えていました。
残り時間を「しっかりと鹿島ペース」で進めていき・・・
ついに
ついに
歓喜の到来を告げる笛の音が
メルカリスタジアムに響き渡りました。

試合終了:我らJリーグチャンピオン!
長いこと歌うことが出来なかったチャントがスタジアムに響き渡りました。
9年ぶりに歌われるチャント。

長かった・・・
2017年の悔し涙を、嬉し涙に変えてくれた、選手達に感謝、感謝、感謝!
2025年J1最終節(ホーム)鹿島VS 横浜FM戦を観戦して感じたこと
優勝したので、最終戦の試合内容についてあれこれ書くのは止めて、試合前から試合後に掛けて、湧き上がった感情をツラツラと・・・。
本当にサッカーはメンタルが大事
苦しかったヴェルディ戦を勝利で終えたことで、植田、優磨、三竿に圧し掛かっていた雲が晴れた様でした。試合前の練習時から本当に充実した表情をしていて、終始、安心して見ていられました。
それと、この大舞台でスタメンを任せられた荒木が本当に頼もしかった!
後半6分、CKの準備をしていた荒木は、試合が一時的に中断すると、バックスタンドやゴール裏を面白そうに何度も眺めていて、本当にこの大一番を「楽しんでる」と感じられました。
メンタルが大事・・・な話で最後の1人は松村です。
敢えて偉そうに言わせてもらうなら、本当に大人になった。
一昨年終盤にブレイクの兆しがあり、本人もその気だったが監督の思考とフィットせず、ヴェルディへ武者修行に出た。大きな成長を感じた修行先だったが、そこで根を張らずにアントラーズに帰還した。
おそらく、今年のメンバーの中でも鬼木監督がもっとも期待していた選手なのだと思います。だから、全試合出場(スタメンではないが)と言う「記録」を打ち立てた。
シーズン中には優磨とガチンコでぶつかり合いますが、彼はそれすらも成長の糧にしてしまいました。
最後のセレモニーで監督が「選手達のメンタルもこんなに成長するんだな」と言ってましたが、それを成し遂げたのは監督、貴方の力です!
来年も楽しみです!!
本当に久しぶりの臨戦態勢の赤いスタジアム
2018年のACL決勝も凄い雰囲気でしたが、第1戦と言うこともあり、どこかお祭り的な感じも強かった記憶がありました。
だから、この臨戦態勢の赤いカシマスタジアムは、おそらく3連覇の頃まで遡るような気がします。
相手がピッチに入ることすら躊躇うような雰囲気が、鹿島に帰って来たなぁ~
と実感する試合前と試合中でした。
永遠のオブラディ
ヴェルディ戦では勝利したけど敢えてオブラディを歌いませんでした。
だからこそ・・・
全てのセレモニーが終わった後のオブラディが凄かった。
2階席もみな総立ちで、右へピョンピョン、左へピョンピョン、手拍子はスタジアムにこだまして。
勝利のあとのオブラディは最高だけど
優勝を成し遂げたオブラディは至福の時でした。
番外編:マリノスサポーターに感謝
試合前練習が終わり選手が引き揚げたあと、鹿島ゴール裏でコールリーダが拡声器を使ってサポーターに話しかけていました。
ゴール裏だけではなく、バックスタンドのみなさん~、メインスタンドのみなさん~と、スタジアムを巻き込むように語り掛けていました。
この間、偶然かも知れませんが、マリノスサポーターの歌声は鳴りやんでいました。
だからこそ、コールリーダーの声がスタジアムに響き、鹿島のゴール裏を中心に一体感が強くなったと思います。
偶然かも・・・と書いたけど、私は意図していたようにも思うのです。
なぜなら、声掛けが終わり鹿島のブロディが始まると、マリノスサポーターも歌い始めたのですから。
彼らのあの姿勢は、「この状況下」を作り出し緊迫感漲る鹿島サポーター達に対する、オリジナル10の同志としての一種のリスペクトの示しかたなのかな?と思いました。
試合後のインタビューから優勝セレモニー
これほど長く鹿島アントラーズを愛してきたのに、カシマスタジアムで優勝を見届けるのは初めてでした。
だから、最近ちょっと老眼が始まった目ん玉を見開いて、最後までじっくりと見届けようと思っていました。
三竿・・・よかったね!
セレモニーは満面の笑顔で見届けようと思っていました。
だから、優勝直後に優磨や植田が男泣きしている姿を見ても。
インタビューで植田が声を詰まらせている姿を見ても。
鹿島が一番だぁ~
で笑顔を維持して選手達の姿を見ていたのですだ。
それなのに、トロフィーを手渡された三竿が・・・
本当に素敵な笑顔だったはずなのに・・・
急に顔をくしゃくしゃにして子供みたいな泣き顔になった瞬間
感情が溢れて止まらなくなってしまった。
2017年12月2日、磐田の地で地面突っ伏して泣いていた三竿。
俊輔が抱えるように起こしても号泣していた。
2021年のホーム最終戦後の挨拶
「僕たちは今、苦しんでいます」と涙を浮かべながら振り絞った魂の言葉。
もうやめてよ~三竿、50過ぎて、人前で号泣しちゃったよ・・・。
植田と共にシャーレを掲げる姿を撮影するのが涙でかすんじゃって・・・

万感のジーココール
鬼木監督がジーコをピッチに送り出すようにスタッフに請願し、スタンドには「ジーココール」を促した結果、おもわぬ光景を目にすることが出来ました。
ジーコのプレーに惚れて、アントラーズとともに人生を歩むことになった場所で、ジーコに笑顔でシャーレを上げて貰えるなんて!
最高の恩返しが出来た!
再生するとジーココールを煽る鬼木さんから始まります。
ジーコ登場とそれに続くスタジアム全体に響くジーココール。
生きててよかった・・・と思った瞬間です。
シーズン最後の挨拶
鬼木監督の言葉は味わい深く、そして重たかった。
鹿島のエンブレムを付けて戦うことがどれだけの重圧が掛かることなのか、改めて教えてくれる話だった。
この鹿島アントラーズに来て、選手が思った以上に本当にプレッシャーの中で戦っているんだなって。想像以上でした。
監督の挨拶が終わったあと、私のちょっと前に座っている老夫婦の旦那さんが呟いたセリフが、なんとも秀逸でした。
でもまあ、プレッシャーを与えたのは「あんた」だけどな。
それでも、それを一緒に取り除いてくれたんだから感謝だな。
笑いあり、泣きあり、素敵な時間でした。
番外編:キャプテン柴崎
開幕戦こそスタメンで出場したが、その後は思うようなパフォーマンスを発揮することが出来ず、見ているこちらも苦しくなることが多いシーズンだった。
終盤はついにベンチにも入らなくなった。
コンディション不良なのか、限界が近づいているのか、それは外野には判らない。
ただ、岳さんが精一杯、アントラーズが前進するために出来ることをやってくれることは、有料会員サイトのフリークスを観れば一目瞭然だった。
だから、シャーレアップでも仲間に早く来てよせかされたのだろうし、ゴール裏最前列に選手が招かれた際に、最初にメガホンを渡されたのも岳さんだった。
そんなキャプテンの口から発せられたのは、昨年の最終戦セレモニーで岳さんが語ったことに対する答え合わせと、そして、未来への決意表明だった。
まだまだ、鹿島がタイトルを獲り続けるためには岳さんの存在が必要だよ!
おまけ:歓喜から一夜明けて・・・クラブハウスでは
正直、燃え尽きて腰が抜けて膝もガクガクだったので、150キロ近い距離を運転して帰宅するのは無理だと思い、急遽、飛び込みで鹿嶋に宿を取って泊まった。
せっかくなので、翌朝、クラブハウスを訪れてみた。
あわよくば、前日、スタジアムで替えなかった記念グッズが買えるのでは?と思い。
同志達よ!
考えることは同じですね。
臨時駐車場までびっしりと埋まり、クラブハウス前は長蛇の列だった。
お目当ての品は買えなかったけど、優勝記念のシャツを買い、温かい日差しの中でサムズアップするアントンを撮影していたら、ふと気になって・・・

練習グラウンドに足を延ばしてみた。

当たり前だけど、今日は静寂に包まれていた。
でもすぐにまたここで、次のタイトルに向けた戦いが始まるのだろう。
まあ、来年はまた来年だ。
とりあえず今は、嫁さんからいつ帰るんだLINEが届いているし、家族の待つ家に帰るとしよう。
(帰る前に青龍で大盛手打ち麺を食べたのは内緒である)
まとめ
勝ちたいと思う気持ち。
勝たせたいと思う気持ち。
スタジアムが一体化するとはまさにこのことだ。
長かった。
2017年の柏戦で悔しい思いをしたとき、まさか、それから8年も掛かるとは夢にも思わなかった。
赤子だった息子が小学生になり、娘も生まれ、50代に突入するなんて・・・
それでも、コロナ禍でも何度もカシマスタジアムに通ったことが、ようやくこの日、報われました。
鹿島の選手達が
タイトルを掲げる姿が見れたのだから!
選手の皆さん、ありがとう
監督コーチの皆さん、ありがとう
社長以下スタッフの皆さん、ありがとう
それから、鹿島のサポーター同志の皆さん
また、一緒に最高の想いを手にしましょう!!
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