2019年12月18日、サッカー日本代表は韓国において、2019年EAFF E-1サッカー選手権・第3戦の韓国戦に挑みました。
得失点差の関係で、日本は引分け以上で優勝ですが、韓国は優勝するには勝利が絶対条件でした。
それゆえ、引き過ぎると押し込まれてピンチになると心配していたのですが・・・
そんな心配は的外れなほど、両者の力は離れていました。
EAFF E-1サッカー選手権・日本代表VS韓国代表戦の記録を残しておきます。
EAFF E-1サッカー選手権・日本代表VS中国代表戦の結果とスターティングメンバー及び交代メンバー
日本 0－1 韓国
前半28分ファン インボム
スターティングメンバー
GK 1中村 航輔
DF 4畠中 槙之輔
5三浦 弦太
19佐々木 翔
22橋岡 大樹
MF7遠藤 渓太⇒後半0分16相馬 勇紀
8井手口 陽介⇒後半17分6大島 僚太
14森島 司
17田中 碧
FW9鈴木 武蔵⇒後半33分10仲川 輝人
13上田 綺世
第1戦の中国戦スタメンから、怪我で離脱した橋本を田中に替えただけで、ベースは一緒です。
なぜに、香港戦で結果を出したメンバーにチャンスを与えないのか？
小川や仲川に何か問題あるのか？
もしかして、所属先と「何分以上は使わない」と言った密約でもあるのか？
そう疑いたくなるメンバー選考でした。
EAFF E-1サッカー選手権・日本代表VS韓国代表戦の試合内容と感想
冒頭に述べたように、引分けでも優勝可能な日本が、気持ちの上で引き過ぎてしまうと押し込まれてピンチの連続になると危惧していましたが・・・。
そんな心配は「的外れ」でした。
単純にレベルが違い過ぎて押し込まれていました。
前半総括、タコ殴りにあった45分でした。
理由は色々ですが、一番は闘う気持ちでしょうか？
日本の唯一のチャンスは前半15分の武蔵のシュートでした。
あれが決まっていれば、随分と違う展開になったでしょう。
サッカーとは難しいスポーツです。
後半総括、韓国がバランスを取り始め（疲れもあった？）たので、前半のように嵐の海で翻弄されるような状態ではありませんでした。
それでも、相手のカウンターから何度か危険なシーンを作られましたが、相手のシュートミスに助けられました。
対して日本は、攻撃のリズムも生まれて攻め立てますが、決定機は作れませんでした。
韓国戦でまたしても森保監督の意図は闇の中に・・・
せっかく香港戦で大胆なターンオーバーを行い、競争意識を芽生えさせたと思ったのに、韓国戦のスタメンは面白味の無いメンバーでした。
まるで、大会前から3戦全てのスタメンを決めており、大会中の出来不出来は考慮しないと言わんばかりに・・・。
香港と韓国では比較にならない差があるにせよ、ハットトリックを決めてもチャンスを貰えないのでは、選手の気持ちはどうなるのだろうか？
森保監督は、この大会で何を得たのだろうか？
明暗を分けたアントラーズファミリーの上田と相馬
正直、この大会への興味は、アントラーズファミリーの上田と相馬がどこまで活躍してくれるだろうか？でした。
彼ら2人とも、有難いことに3試合全てでプレーする機会を与えられましたが、プレーの結果は明暗を分けました。
相馬は香港戦での活躍に続き、この日も後半から出ると積極的に仕掛け、攻撃のリズムを作り出していました。
プロは結果が全てだから、得点にもアシストにもなっていないので評価は難しいですが、今後を期待させてくれるプレーが数多く観られました。
一方の上田は・・・精彩を欠いていました。
正直、どこか痛めているのか？と心配になるくらい、試合を重ねるごとにキレを失っていくのは何故でしょうか？
色々と考えすぎなのかな？
規程で天皇杯には出れませんが、アントラーズは元旦まで戦いタイトルを手にするので、先輩たちの姿を間近で見ることで、浮上の切っ掛けを掴んで欲しいです。
あ！
それは贔屓目すぎる！と言われるだろうけど・・・
他の選手以上に、上田も相馬もサボらずに相手を追い回しているのを見て、チームの色って僅かな期間でも浸透するのだと感じました。
今後の日本代表の日程
2019年度の日本代表の活動は終了しました。
後日、時間のある時にまとめます。
2020年度の始動は・・・
■2020年3月26日（木） カタールW杯アジア2次予選VSミャンマー戦（ホーム）
そして・・・
■2020年3月31日（火） カタールW杯アジア2次予選VSモンゴル戦（アウェイ）
ワールドカップへの戦いは先が長いです。
まとめ
2年前のE1同様、引分け以上でタイトル獲得だったのに、韓国に敗れて2位。
プロだからこそ、2位じゃダメなんです。
勝ってこそ、タイトルを獲ってこそ、判るものがあるのだから・・・。
上田と相馬には、先輩たちが天皇杯を獲る姿を見せて学んでもらうとしましょう。
なにはともあれ、この一年、サッカー日本代表に関わってきた選手、コーチ、監督、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
さて・・・
心は聖地・カシマスタジアムへ！
勝つぞ！
タイトルを掲げて、大岩監督を送り出そう！！
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