2018年11月24日、鹿島アントラーズは仙台のホームに乗り込み、2018年J1第33節を戦います。
激闘を制したACL決勝第2戦から2週間が経ちました。
1つのタイトルや大会を終えると、どうしても気持ちに緩みが出てしまい、直後の試合では思うようなパフォーマンスが出せないことがあります。
実際、11月21日に行われた天皇杯・甲府戦は、己自身との戦いとなり、厳しい試合となりました。
ですが、無失点に抑えて競り勝ったことで、気持ちは引き締まったと信じています。
甲府戦から中2日での試合となりますが、リーグ3位以上を死守するためには、絶対に負けられない一戦です。
2018年J1第33節(アウェイ)鹿島VS 仙台戦を前に思うことをまとめます。
鹿島VS 仙台戦の予想スターティングメンバー
現時点で負傷及び欠場が濃厚な選手は、
伊東。手術は無事に終了。来年の春の復活待ち。
中村は負傷からは復活しているようですが、試合で激しくプレー出来るのか不明。
鈴木も捻挫からは回復したようですが、中村と同じく激しくプレー出来るのか不明。
特に鈴木はこの先連戦が控えていますので無理は禁物かと・・・。
以上を踏まえたVS 仙台戦の予想スターティングラインナップです。
2トップは、セルジーニョと金森。
金森は先の天皇杯・甲府戦ではいい所がありませんでした。
仙台戦では奮起して欲しい。
2列目は、左に安部、右に土居。
遠藤の様子がどうも気になります。連戦だと極端にパフォーマンスが落ちるので、休ませた方が良いかと・・・。レアンドロはベンチに入れて途中交代がいいかな。
ボランチは、三竿とレオシルバ。
きっちりと中盤を支配してもらいたい。
SBは、左に山本、右に内田。
山本は天皇杯は休みましたのでフル回転してもらいましょう。内田は途中で西か安西に引き継げれば良いかと・・・。
CBは、昌子と犬飼。
セルジーニョ、レアンドロ、レオシルバ、スンテを出すと、外国人枠の関係でスンヒョンは出れません。まあ、代表帰りだから、休息を与える意味で休ませる。
それと、犬飼に昌子から魂の継承をしないといけません!
GKはスンテ!
よろしく頼みます!!
それにしても、セルジーニョ、レアンドロ、レオシルバ、スンヒョン、スンテ。
この5人を同時に使えないのはなんと勿体の無いことか・・・。
対戦相手の「仙台」について
鹿島の対仙台の戦績は過去に24回対戦し、14勝8敗2分である。
ホームでは鹿島が7勝、仙台は3勝しています。
なんとなく相性が悪いような印象を持っていたのですが・・・
そうでもありませんでした。
思い込んだ理由は・・・
昨年のルヴァン準々決勝の所為ですね。
代表に昌子と植田を獲られ、町田は怪我で離脱しており正CBはブエノだけでした。
そのブエノも第1戦でレッドとなり1-3で敗れると、第2戦は正CBが不在となり山本と三竿で戦いました。3-2で辛くも勝利したものの、アウェイゴールの差で敗退。
嫌な思い出が脳裏に焼き付けられました。
その上、今シーズンの15節でも鹿島は1-2で完敗しました。
直近3試合の嫌な流れを、振り払って欲しいです!
2018年J1第15節鹿島VS 仙台戦の試合結果とスターティング&交代メンバー
鹿島 1-2 仙台
前半2分石原 直樹
後半20分板倉 滉
後半40分鈴木 優磨
この頃、とにかく同じような失点(前半後半共に開始直後)の失点が続いていた。
スターティングと交代メンバー
GK1 クォン スンテ
DF3 昌子 源
5 植田 直通
24 伊東 幸敏
32 安西 幸輝
MF6 永木 亮太
13 中村 充孝→後半0分鈴木 優磨
25 遠藤 康
40 小笠原 満男→後半0分犬飼 智也
FW8 土居 聖真→後半36分安部 裕葵
10 金崎 夢生
この試合、何故にスタメンから鈴木を外したのか謎だった。
この試合の後はW杯のために長期中断となるのに、なぜに微妙にターンオーバーしたのだろうか?
今も謎である。
この試合に敗れ順位は・・・
11位。5勝6敗3分。
12得点16失点 得失点差-4
とにかく点が取れない時期でした。
2018年J1第15節・鹿島VS 仙台戦の簡単な振り返り
試合開始前の雰囲気にまったりとした緩さを感じていたら・・・
前半2分、あっさりと!本当にあっさりと先制されました。
伊東はチェックに行かないし、昌子は身体を当てることも出来ないし・・・。
前半4分、永木の惜しいシュート。
前半はこのシュート以外チャンスらしいチャンスはありませんでした。
前半総括、鹿島の両SBが機能不全。特に右の伊東はボロボロ。安西は時々上がる分マシですが、守備としては全く機能していない。
完全に仙台ペースで前半を終えました。
後半開始と同時に大岩監督が動きます。
でも、大胆な動きでした。
小笠原を下げて犬飼を投入し、昌子、植田、犬飼の3バックにします。
さらに中村を鈴木に変えたことで、ようやく鹿島に推進力が生まれます。
しかし・・・
10分過ぎには仙台が大岩監督の奇策になれてしまい、再び猛攻を受けます。
そして後半20分、CKから失点。
失点後のスンテの苦悶の表情を今も覚えています。
後半36分、土居が安部と交代し、遅まきながら鹿島の前線が息を吹き返します。
後半40分、鈴木と安部のワンツーから1点返し、さらに攻撃を仕掛けますが、同点弾は生まれませんでした。
後半総括、後半開始と同時に動いたことは評価されるが、そもそも実戦で試したこともない布陣でギャンブルをした意味は今も謎です。
最近の仙台のチーム状態
- 10/7 リーグ△ 仙台1-1浦和 ホーム
- 10/20 リーグ● 仙台2-3鳥栖 ホーム
- 10/24 天皇杯準々決勝○ 仙台1-1磐田 PK4-3で仙台
- 11/4 リーグ● 仙台0-1札幌 アウェイ
- 11/10 リーグ○ 仙台1-0広島 アウェイ
直近5試合は2勝1分2敗です。
失点も少ないけど、爆発的な得点力もありません。
2018年の順位(11/24試合前)
鹿島 3位 15勝10敗7分 得点47 失点39
仙台 10位 13勝13敗6分 得点42 失点48
仙台で気をつけるべき選手は・・・
フィールドプレーヤーでは2名、GK1名に注目です。
まずはFWの石原。
今シーズンはここまで7得点ですが、自由にさせては危険です。
次は右サイドの蜂須賀。
今シーズンはここまで4得点5アシストです。攻撃の鍵を握るので、対面するだろう山本にしっかりと押さえ込んで欲しいです。
最後はGKのシュミット・ダニエルですね。
先日の代表戦でデビューを果たしたダニエルさん。まだまだ荒削りな部分はありますが、やはり197センチと言うサイズはJリーグでは規格外です。
プレーにムラがあるというか凡ミスがあるイメージでしたが、急速に成長している気がします。中途半端な攻撃ではゴールを決めるのは難しいかも知れません。
まとめ
この先、クラブワールドカップの決勝まで一気に突き進むには、負け無しで走り抜けるしかありません。
一度負けると、蓄積した疲労が噴出してチームとしてガクッとなりそうで怖いのです。
集中力を高め、チーム一丸となって、勝ち進んで欲しいです。
目の前の試合を一戦一線・・・
勝ち上がって世界の頂点へ!
行け、アントラーズ!!
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