2018年10月31日、鹿島アントラーズは聖地・鹿島スタジアムにC大阪を迎え、2018年J1第31節を戦います。
リーグ戦も残り4試合となりました。
前節、浦和に敗れて首位の川崎Fが勝利したため、2018年度の鹿島アントラーズのリーグ優勝可能性は完全に消滅しました。
本当に悔しいし、残念でなりません。
それでも、今シーズンの全てが終わった訳ではありません。
リーグ戦は来季のACL出場権を掛けた3位以内を狙える位置にいますし、なによりも悲願であったアジア制覇まであと一歩です!
さらに、天皇杯だってベスト8で残っています。
超!が付く過密日程ですが、この日程で勝ち抜いてこそ、真の王者です!
まずは・・・
2018年J1第31節・鹿島VS C大阪戦を前に思うことをまとめます。
鹿島VS C大阪戦の予想スターティングメンバー
現時点で負傷欠場が濃厚な選手は、
レアンドロ。練習には参加していますが、復帰はもう少し先だと思います。
内田。10/10に怪我をして全治6週間なので、戻るのは11月後半か?
中村。10/10に怪我をして全治6週間なので、戻るのは11月後半か?
伊東。手術は無事に終了。来年の春の復活待ち。
遠藤。ルヴァン準決勝で怪我をしてACL準決勝は休んでいましたので、リーグ戦は無理しないかと思います。
以上を踏まえたVS C大阪戦の予想スターティングラインナップです。
とにかく、ACL決勝まで中2日なので大幅なターンオーバーを敢行すべきと考えます。
2トップは、山口と金森。
後半途中で、鈴木とセルジーニョは出場させておくのも良いと思います。
試合感は大事なので!
問題の2列目・・・
2列目は、左に田中、右に土居。
とにかく、安西は休ませておく。土居は安部の合流の目処が立ったので、セレッソ戦で出て、ACLではベンチスターとが良いかと。
ボランチは、小笠原と久保田。
ここで久保田を使わないでいつ使うのだ?キャプテンからミッチリと90分間指導を受けて来年以降の糧にして欲しい。三竿は途中交代要員。レオは膝を万全にするため休み!
SBは、左に三竿雄、右に小田です。
山本と西はしっかり休んでもらいます!
CBは、犬飼と町田。
昌子とスンヒョンは休み。
昌子の試合感を取り戻させるために出場と言う手もあるけど・・・。
正直、怪我が怖い。
GKは、スンテ!
ルヴァン2試合を外したら、浦和戦でリズムが狂ってたので、プレーしたほうが良いと思います。
このメンバーで、ACL決勝第1戦後に中3日で迎える柏戦も戦うことになるはず。
でも、CBは9月の連戦で十分経験を積んでいる。
しっかりと守り、山口と金森でブスリと刺してやれ!
対戦相手の「セレッソ大阪」について
今季、ACLに出場したセレッソですが、広州恒大と同組で予選を戦い、3位となって決勝トーナメントに進めませんでした。
その代わりリーグ戦が好調かと言うと・・・そうでもありません。
勝ったり、負けたりと波に乗れないシーズンを送っています。
波に乗れないとはいえ、7位で勝ち点44です。
3位のFC東京、4位の鹿島とは「勝ち点僅かに2差」です。
ちなみに、9位仙台が勝ち点42なので、3位から9位までは大混戦です。
鹿島としては、ACL直前に面倒な相手と戦うことになりました。
2018年J1第14節、鹿島VSセレッソ大阪戦の試合結果とスターティングメンバー
鹿島 2-0 セレッソ大阪
後半12分:鈴木 優磨
後半15分:土居 聖真
この試合の前夜、日本を衝撃のニュースが揺るがします。
「鹿島の10番が鳥栖へ完全移籍」
衝撃から立ち直れないままに迎えたセレッソでしたが、金崎を兄と慕った鈴木のゴールと数多くの試合でコンビを組んだ土居のゴール。
2人が金崎への惜別弾を放って、鹿島が勝利しました。
鹿島のスターティングメンバーと交代メンバー
GK1 クォン スンテ
DF3 昌子 源 →前半41分 28町田 浩樹
22 西 大伍
32 安西 幸輝
39 犬飼 智也
MF4 レオ シルバ
13 中村 充孝 →後半37分 6永木 亮太
20 三竿 健斗
30 安部 裕葵
FW8 土居 聖真 →後半45分 19山口 一真
9 鈴木 優磨
鹿島VS セレッソ大阪戦の試合内容
前半序盤、鈴木と土居の2トップが躍動し、ホームのセレッソを押し込む。
一方のセレッソは田中の動きが良くて捕まえきれない。
後半39分、衝撃のシーン。
昌子がブロックに飛び込むと、芝に足を引っ掛けて足首を痛め負傷退場。
当初は1ヶ月程度で復帰のはずが、なんと約3ヶ月も療養生活に突入してしまいます。
前半は両チーム共にチャンスを決めきれず、0-0で終了。
後半5分、衝撃のシーン。
ハイボールを処理したスンテが着地時に足を滑らして捻挫する。
苦悶の表情を浮かべながらプレーを続行する姿に泣きそうになる。
後半12分、もの凄い技ありのループ気味シュートで鈴木が先制ゴールを奪う!
後半15分、左サイドでボールを受けた町田がCBらしからぬ動きで相手を交わしてゴール前にグラウンダーのクロスを入れると土居が合わせて鹿島が追加点を上げる!
2-0以降、セレッソの連続攻撃を、痛みで鬼の形相を浮かべているスンテが、必死に弾き返す。
守りきった鹿島が、アウェイで完勝!
金崎を笑顔で送り出すことに成功した。
最近のセレッソのチーム状態
過去7戦を並べてみれば、セレッソが不安なことが良くわかりました。
- 9/1 リーグ○ C 2-1浦 アウェイ
- 9/5 ルヴァン準決● C 0-3湘 アウェイ
- 9/9 ルヴァン準決△ C 2-2湘 ホーム
- 9/14 リーグ△ C 1-1磐 ホーム
- 9/22 リーグ△ C 1-1湘 アウェイ
- 10/6 リーグ● C 0-1 G ホーム
- 10/20 リーグ○ C 1-0FC東 アウェイ
直近7試合は2勝3分2敗です。
2勝は、浦和とFC東京のホームで上げています。
不思議なチーム状態です。
浦和のホームで勝利したと思ったら、続くルヴァン準決勝ではあっさりと失点を重ねて敗退していまい、その後、リーグ戦3試合で勝ちなしと思ったら、前節はFC東京のホームで1-0の無失点勝利を収めています。
FC東京戦以降の約2週間の休みが、彼らの状態を上向かせるのか、下降させるのか・・・読めません!
2018年の順位(10/31試合前)
鹿島 5位 13勝10敗7分 得点43 失点37
C大阪 7位 11勝7敗11分 得点35 失点31
鹿島の守備がしっかりと凌げれば、勝機はある!
セレッソで気をつけるべき選手は・・・
セレッソの選手を調べていて感じるのは、なんでこんな順位にいるの?
と言うのが素直な感想です。
清武を筆頭に、柿谷、杉本、山口と経験豊富な選手が揃い、丸橋、高木、松田と活きの良い若手がいる・・・。
何故なのだ?
と他所のチームのことながら、気になって仕方ありません。
とりあえず、怪我人が多いことが要因でしょうか?
前節、FC東京から決勝点を上げた清武がまたしても怪我をしたと報道があり、鹿島戦の出場は微妙だと言われていますので・・・。
活きの良い若手、丸橋と高木の得点力に注意!
2人とも今季6得点を上げています。
丸橋は左サイドを主戦場にしており、気持ちよくプレーさせては厄介だと思います。
鹿島の中盤がこの2人に振り回されると面倒なことになりそうです。
ソウザを潰すのはキャプテンに任す!
外国人ボランチでは最強の1人だと思っています。
今シーズンも前半長期離脱しましたが、キッチリと数字も出しています。
この男は、満男キャプテンに潰してもらいましょう。
結果は出てないが柿谷から目を離さない!
今シーズンの数字は4得点2アシストです。
今シーズン、イマイチなのかと思っていましたが、前節とその前の磐田戦でかなり良いプレーをしていた印象があります。
能力は間違い無く高い選手なので、目を離したらやられると思います。
とにかく3位に入るためには、この直接対決でしっかりと勝っておきたい。
鹿島としては、ACL決勝を考慮したメンバーで戦わないといけませんが、こういう試合でこそ「誰が出ても鹿島は鹿島」を披露する時です!
まとめ
一生懸命、明日のリーグ・セレッソ戦の記事を書きました。
ですが・・・
やっぱり頭の中は週末のACL決勝戦でいっぱいです。
まあ、仕方ない。
明日のセレッソ戦に出場するメンバーには、ACL制覇に弾みがつくように気持ちを入れた試合を見せて欲しいです。
そして、土曜のACL決勝に出るメンバーに、勝ちに拘る強い気持ちをしっかりとバトントスして欲しいです。
明日も勝つぞアントラーズ!
ACL制覇へ勢いをつけろ!!
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