鹿島は鬼門だったACL決勝トーナメントラウンド16を突破し、8月28日にACL準々決勝第1戦を鹿島スタジアムで戦いました。
第1戦では、レオシルバとセルジーニョのビューティフルゴールをあげ、ホームで2-0の勝利を収めて準決勝進出に前進しました。
第1戦での天津権健の様子を見る限り、緊張感を保って試合に臨めば、たとえアウェイであろうとも負けることは無いと思いますが・・・
サッカーとは思ったようにはならないので心配です。
とにかく、鹿島にはしっかり勝利してベスト4に駒を進めて欲しいです。
ルヴァンカップ準々決勝第2戦で、川崎Fを下し、第26節・湘南戦ではアディショナルに鈴木のゴールで勝ち越し、チームとしての勢いは維持しています。
なんとか、この流れを断ち切らずに勝利を手にして欲しいです。
2018年ACL決勝トーナメント準々決勝第2戦(アウェイ) 鹿島アントラーズVS天津権健戦を前に思うことをまとめます。
対戦相手の天津権健というチーム
第1戦を前にした記事で、取引先の中国人から聞いた情報をまとめました。
あまりにも鹿島サポには心地良い話ばかりだったので、試合前は半信半疑でしたが、第1戦での天津の様子を観る限り、彼の情報は正しかったようです。
その後も、天津が新しく選手を獲得したというニュースもありませんし、中国超級リーグにおいても天津はパッとしない結果なので、鹿島が気を抜かずに戦えば、アウェイと言えどもかなり勝機はあると思います。
直前になって第2戦の試合会場が天津からマカオに変更となった
直前になって、第2戦の会場が天津からマカオに変更となりました。
その理由は、9月18日~20日にかけて天津でダボス会議が開催され、中国の首相も出席するなど、警備が強化されるからだそうです。
だいたい・・・ダボス会議って何だよ?
って思って調べてみました。
世界を代表する政治家や実業家が一堂に会し、世界経済や環境問題など幅広いテーマで討議する国際会議
判るような・・・判らないような・・・。
この会議、毎年1月にジュネーブで総会が開かれ、夏には中国の大連と天津で交互に開催されているそうです。
つまり、前々から開催が判っていたのに、直前になって警備のため開催地を変更した訳であり・・・、天津権健のマネージメント不足のせいよりも、中国特有のお上の一声で動かされた可能性が高いような気がします。
天津もマカオも確かに同じ中国国内です。
でも・・・
直線距離で約1900キロも離れています!
さらに気候も当然違います。
●9月18日の天津の天気予報
曇り一時雨、最高気温は25℃、最低気温は22℃、湿度50%前後
●9月18日のマカオの天気予報
曇り一時雷雨、最高気温は28℃、最低気温は26℃、湿度80%前後
※この時期、マカオは日中30℃超えますが、雨の影響で気温が低い
こうやって、変更となった理由や諸条件を考慮すると、天津権健にとっては、せっかくのホームでの試合が酷いことになっていて、少し同情します。
ACL決勝準々決勝 第2戦のスタメン予想
負傷欠場が濃厚な選手は以下の通りです。
レアンドロ、復帰時期は未定。
昌子、9月中の復帰は難しいのか?
伊東、来年の春に待ってるよ!
以上の負傷情報を踏まえた、VS天津権健戦のステーティングラインナップ予想です。
2トップ、鈴木とセルジーニョ!
重要な試合ではこの2人しかいない。
鹿島を準決勝に導いてくれ!!
2列目、左に安部、右に遠藤です。
先のリーグ・湘南戦では、正直2人共に精彩を欠いていました。
ただ、Jリーグと違い、それほど研究されていない相手なら、安部や遠藤の良さが消されずにプレーできると思うのですが・・・。
それでも、調子が悪い時の遠藤だったら、スパッと交代させる勇気を大岩監督が持てるかどうか?
ボランチは、レオシルバと三竿です。
レオが連戦ですが、ジーコが来日すると調子が上がるので、きっと大丈夫!
三竿は代表定着のためにも、こういった国際戦で経験をしっかりと積んで欲しいです。
湘南戦のような、空回りは止めて欲しいです。
SBは、左に山本、右に内田としました。
内田の経験がアウェイではきっと活きるはず!
西と安西は、途中で必要な箇所への投入がベストな気がします。
CBは、犬飼とスンヒョン!
犬飼!頼むよマジで!!
湘南戦で町田を使った理由は、犬飼を休ませるためだと思うので・・・。
GKは、スンテ!
第1戦ではスンテのセーブに救われました。
今回もよろしく頼みます!
第2戦のポイント
第1戦のホームにおいて2-0で勝利を収めているが、かなり危ないシーンもあった。
第1戦の結果を踏まえて、気になる点を上げておきたい。
攻めるのか、守るのか、意識を共有させることが大事
攻めてアウェイゴールを手にすれば、準決勝進出は限りなく近づく。
それゆえ、攻めるべきだと思います。
ただ、今年の鹿島は点が欲しいと思っても取れないことが多い。
セルジーニョの個人技に託すのか?
FKやCKで隙を突くのか?
攻めるとしたらその辺りが鍵になりそうです。
一方、守る場合は、あまり早い時間から守りに入るとズルズルといきそうです。
犬飼とスンヒョンのCBコンビには、老獪さはありませんので、こういう試合でこそ内田やスンテがしっかりとバックアップして欲しいです。
要注意なのはやっぱりパト
第1戦では身体が重そうでした。
前日に鹿島に着いているし、コンディションは万全では無かったと思います。
それでも、要所要所のプレーでは、怖さを感じさせました。
なにしろ、天津権健のリーグ戦総得点の三分の一を彼が稼いでいるので、絶対にフリーにさせてはいけないと思います。
ただし、彼にばかり注意を払うと、他の選手にやられると思いますので、犬飼、スンヒョンのCBにボランチの三竿が加わった3人で、声を掛け合いながらのマークの受け渡しをすることが重要になると思います。大丈夫かな・・・。
とにかく、早い時間にパトに点を獲られると、彼自身だけではなく、チーム自体が勢いに乗ってしまう恐れがあるので、絶対に阻止して欲しいです。
ちなみにもう1人の外国人選手モデストは中国を出ている模様です。
だから、試合には出てこないだろう!
まとめ
悲願悲願といつまでも言ってる場合ではありません。
国内リーグが厳しいのなら、是が非でもアジアのタイトルを獲ろう!
一戦必勝でトーナメントを勝ち上がれ!
常に勝利を目指す!!
それが、我らがアントラーズ!!!
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