2018年2月3日、毎年シーズン前に行われている茨城ダービーが「いばらきサッカーフェスティバル」と題して今年も開催されました。
J2のクラブ、かつ昨年から大幅にメンバーが入れ替わっている水戸に対して、昨年の主力はすべて残留の上、即戦力のDF陣を加えた鹿島がどれくらい圧倒できるのか?
その試合内容次第で、約10日後に控えたACL初戦や約3週間後のリーグ開幕戦の予想が出来ると考えていました。
その結果、想像していた中で、もっとも酷い状況となりました。
水戸の事を悪く言うつもりはありませんが、鹿島の出来は酷いものでした。
PSM、鹿島VS水戸戦を振り返ります。
2018年PSM 鹿島VS水戸戦の結果
鹿島 4-3 水戸
11' 岸本 武流
38' ペドロ ジュニオール
65' 黒川 淳史
67' 鈴木 優磨
76' 白井 永地
79' 安西 幸輝
86' 山本 脩斗
2失点目は本当によくない。
クロスへの寄せも甘いし、中の守備も甘いし、不安が募るやられかたでした。
昌子と植田の代表コンビはコンディションがイマイチでしたね。
まあ、長いシーズンを戦い抜くために、ピークをこのPSMに持ってくる必要は確かにありませんが・・・。
昌子の負傷は本当に軽症なのか気になります。
安西の動きは目を引きました。
この試合で絶対に結果を出してやる!
そういう強い思いを感じることが出来ました。
スターティングメンバーと交代メンバー
ちなみに主力級では金崎と永木、そして伊東がベンチ外でした。
- GK1クォン スンテ
→46分 曽ケ端 準 - DF2内田 篤人
→81分 安部 裕葵 - DF5植田 直通
- DF3昌子 源
→69分 犬飼 智也 - DF16山本 脩斗
- MF4レオ シルバ
- MF40小笠原 満男
- MF25遠藤 康
→69分 安西 幸輝 - MF11レアンドロ
→88分 金森 健志 - FW8土居 聖真
- FW7ペドロ ジュニオール
→59分 鈴木 優磨
監督の意図が判る部分もあり、判らない部分もありでした。
内田がどこまで出来るのか見たかったと考えれば、起用した理由も81分まで使った理由も判る。
しかし、ペドロの出来で前半で変えないのは何故だ?
88分になって金森を投入する理由は何故だ?
86分に勝ち越した後なら、レオか小笠原に変えて三竿でも良かったのでは?
2年目を迎える大岩監督の采配の成長に期待するしかありません。
PSM 鹿島VS水戸のハイライト動画
鹿島の公式TWITTERからお借りしました。
結構、崩されているのが気になります。
皆さん、おはようございます!#antlers #kashima
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2018年2月4日
今日はチームオフということで、昨日の水戸戦ハイライトでスタート。3分ぐらいありますので、ご注意ください。
それでは今日も良い1日をお過ごしください!
アントラーズモバイル:https://t.co/G4ACem1fVz pic.twitter.com/Z2M0b516av
鹿島の戦力はこのままで良いのか?
昨日の試合を観ていて思ったのは、本当にこの戦力で昨年の雪辱が果たせるのか?と言うことでした。
水戸以上に破壊力。推進力があるチームと戦ったら
跳ね返す力はあるのでしょうか?
水戸以上に守備が組織的に構築されたチームと戦ったら
それをこじ開けて点を取れるのでしょうか?
やっぱり、昨年のシーズン当初から言い続けているように、個の能力を引き出して得点に繋げるための選手が必要なのではないでしょうか?
私が思うのは、ラストパスを出せる選手!という意味ではありません。
シュートの2本前、3本前の、攻撃の基点になるプレーが出来る選手が必要だと考えているのです。
昨年の鹿島も、そしてPSMでの水戸戦での鹿島も、展開の基点となるプレーが出来る、または選択出来る選手が居ないように思います。
ペドロや土居が独りでフィニッシュまで持ち込めるようなタイプの選手なら、個の力での展開に頼っても良いのかも知れませんが、彼らにはそういうプレーは望めないように思うのです。
私は今年の鹿島がすべき事は一つだと感じています。
それは、昨年のリーグ戦ラスト2試合で勝てなかったチームを勝てるようにすることだと私は思っています。
個に頼らずに点を取れるチームへの転換。
ACLまであと10日、リーグ開始まで約3週間、大岩監督がチームをどう仕上げるのか見物です。
タイトル奪取へ向けて、
突き進め、アントラーズ!
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