2017年7月22日、聖地・鹿島スタジアムにおいてJリーグ主催のワールドチャレンジ・セビージャFC戦が行われます。
DAZN特需で潤っている協会が、サッカーの裾野を広げるための施策として考えたのであろう世界の強豪チームとのマッチメイクである。
サポーターからすると楽しみであるが、呼ばれるチームや選手にとっては、この暑さと湿気の中でのプレーはどうなのか?と少々疑問を感じてしまいます。
鹿島VSセビージャFC戦を前に思うことをまとめます。
Jリーグワールドチャレンジ
協会が昨年のリーグの覇者・鹿島とルヴァンカップの覇者・浦和に対し、ヨーロッパの強豪を誘致して試合を行うというものである。
浦和とドルトムントの試合
7月15日に香川が所属するドルトムントと浦和の試合が行われ、3-2でドルトムントが勝利を収めている。
なぜか浦和戦は地上波で放送していた。
悔しいけど折角なのでテレビで観たが、やはりドルトムントの選手が暑さと湿度にゲンナリしている様子が見て取れた。
あの試合の収穫は、「やはり一流どころはチャンスを決める!」ということだろう。
2-2となってからのドルトムントの勝ち越し点、シュールレのシュートは簡単ではなかったはずである。
あれを、決めるか、外すか、がサッカー人生において大きな分かれ道なんだろうなぁ・・・と思いました。
セレッソとセビージャFC戦の試合
ワールドチャレンジの試合ではないが、清武が所属していた縁でセレッソとセビージャの試合も行われた。こちらはDAZNで観戦したが、ちょっとガッカリした。
あれほど好調を維持しているセレッソなのに、ほぼ完敗だった。
到着早々、時差ぼけあり。シーズン前でキレない。そんなチームにスピード感で負けているようでは、Jリーグの沽券に係わるのではないかと思いました。
まあ、セレッソの選手も疲れていたように見えますがね。
Jリーグ勢の連敗によって負けられない試合になった
まあ、彼らが勝っていたとしても、鹿島は常に勝利を目指さなくてはいけませんが、浦和とセレッソの連敗を受けて、どうしても勝たなくてはいけなくなった。
- Jリーグは侮れない!
- 鹿島はやはり強い!!
そう世界のサッカー関係者に、そしてACLのライバル達に思わせることで、この先の戦いもし易くなると思いますので。
鹿島VSセビージャFC戦で注目する鹿島の5選手
今日の試合はあまりフォーメーションを予想しても意味が無さそうである。
なんせ交代が多い。
各チーム7名までの選手交代が可能(ただし、交代機会は試合中3回以内)。GKについては負傷でやむを得ない事情があり、かつ、主審の承認を得た場合に限り4回目の交代が認められる。
規定を踏まえると、最初のフォーメーションはすぐに崩れるような気がします。
なので、いつものフォーメーション予想はしません。
ペドロ、好調は維持しているか?
ここ最近の試合で好調を維持しているペドロの状態が気になります。
セビージャ戦でも動きにキレがあれば、後半戦も期待できるかと思います。
このくそ暑い中でコンディションが上がれば、8月の神戸、川崎、セレッソ等との一戦で活躍できると思うので!
レアンドロ、ブラジル代表に戻るなら絶好のチャンス!
レアンドロ、ここにあり!
と言うのをアピールするには絶好のチャンスだと思います。
活躍しすぎて、レンタルバックされて他の国へ行かれては困るのですが、レアンドロが目標としているブラジル代表復帰のためにはこの試合は重要でしょう。
いい意味で、エゴが出た時のプレーを見てみたいと思います。
西、独特のプレースタイルが通じるか?
昨年のCWC決勝で西のプレーは本当に光っていたと思います。
リーグ戦では攻撃偏重になって守備が疎かになることもありますが、彼のプレースタイルは意外とヨーロッパ勢には合うのかも知れないと思っています。
それと、サイドでのプレーだけでなく、大岩さんが好む、2列目での西のプレーも期待しています。
ただし、あまり張り切りすぎて疲れを残したり怪我をしないでください!
昌子、目指すは無失点!
間違いなく疲れだと思いますが、中断前の数試合は昌子らしくないプレーが見られました。判断の遅れ、凡ミスなど・・・。
2週間休養を取って、心身共にリフレッシュ出来ていれば、昨年のCWCで見せたような凄みのあるDFが出来るのではないかと期待しています。
間違いなく、セビージャ側からすると注目されている選手だと思います。
日本代表のCBの凄さを披露してやりましょう!
植田、状態が気になります。
体調不良で前半戦の天王山であったアウェイ4連戦を欠場しましたね。
たぶん、植田自身も不甲斐なくて怒っているのではないでしょうか?
今日は先発予想に植田の名前が上がっています。
無理をしてはいけませんが、復帰をしっかりアピールしてください!
鹿島VSセビージャFC戦で注目する鹿島のポイント2つ!
選手としては上の5選手に注目していますが、チームの戦い方として注目るのは次の2点になります。
来週には再開するリーグ後半戦に向けて注目する点です。
攻撃の連携に変化はあるか?
大岩監督になってからの練習では、ポジショニングを確認する練習を多く行っていると聞きます。
大岩監督の攻撃的姿勢から考えると、今日のセビージャ戦で攻撃において練習の一端が見えれば良いと思っています。
ペドロと金崎の2トップに、土居・中村・レアンドロのサイドの選手や小笠原・永木・レアンドロ・三竿(弟)などボランチの選手がどのように連動して攻撃するか?
注目したいです。
昌子を中心としたDF陣の動きはどうか?
点を取れるチームに変化していますが、それでも鹿島の基本は堅守だと思います。
先日のガンバ戦のような1-0が自分的には鹿島らしいサッカーです。
もちろん興奮するのは柏戦のような大量得点での逆転劇ですけどね。
とにかく、あのセレッソからアッサリと3点をもぎ取るようなチームを、しっかりと抑え込めれば後半戦でも期待できると思います。
昌子と植田のCBがどこまでやれるか期待しています。
あの、レアル戦がまぐれではないことを世界に発信しよう!
相手は強豪だが怖れずに戦おう!
そして、勝とう!
行くぞ、アントラーズ!!
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