1ヵ月半ぶりのホームでの勝利に酔いしれました。
本当に嬉しかった!
鹿島が勝つだけで、最高に幸せになります。病気なんです。しかも不治の・・・。
冗談はともかく、久々にホームで勝利の凱歌を上げたのですが、選手やフロントは猛省して欲しい。
開幕戦では約28,000人、4月8日のセレッソ戦では約21,000人が集まりました。
しかし、不甲斐無い戦いを見せられ、ジュビロ戦は約18,000人、
そして鳥栖戦はGWの日曜、16時キックオフなのに約18,000人しか集まりませんでした。
地域的な不利を跳ね除けるには、小手先のサービスではどうにもなりません。
フロントも再三言っているように、観客増には勝利が一番なのです!
その点を考えると、昨日は最低限の結果は出しています。
ですが、5月の厳しい連戦を勝ち抜くためには、不安材料が残る試合内容でした。
試合を見て感じたことをまとめます。
鹿島VS鳥栖 試合結果とスターティングメンバー
鹿島 2 - 1 鳥栖
スターティングメンバー
GK 1 クォン スンテ
DF 3 昌子 源
5 植田 直通
16 山本 脩斗
22 西 大伍
MF 4 レオ シルバ
6 永木 亮太
8 土居 聖真 →交代後半47分 鈴木 優磨
25 遠藤 康 →交代後半24分 レアンドロ
FW 7 ペドロ ジュニオール
33 金崎 夢生 →交代後半40分 三竿 健斗
スタメン予想で、小笠原ではなく永木と想定したら当たりました。
石井さんは、多分蔚山戦のメンバーを弄らないと考えた結果でした。
ただ、交代要員でレアンドロを最初の1枚目に持ってくるとは意外でした。
第9節終了後の順位表
気付けばガンバが凄い勢いで上がってきていました。
しかも、得失点差も凄いです。
補強関連ではあまりニュースになりませんでしたが、やはり油断出来ません。
大宮の選手、サポーター、全ての関わっている方へ
大変申し訳ありませんでした。
鳥栖戦前の記事に置いて、自分は大変失礼な事を書いていました。
そして、今日の浦和の相手は大宮(勝ち点1で18位)です。
チーム状態を考えると浦和が勝つでしょう。
失言でした。
大宮の選手が作ってくれたチャンス、鹿島の選手に活かしてもらいます。
誠に申し訳ありませんでした。
鹿島VS鳥栖 試合の感想と感じた点
試合を観て感じたことを、試合の流れに沿いながらまとめます。
あくまでも、素人目線での意見なので、的外れでもお許しを・・・。
前半、危なげない立ち上がり
ここ数試合、立ち上がりは不安定で危なっかしい試合ばかりでしたが、鳥栖戦は落ち着いて入れたと思います。
完璧ではなかったけど、見ていて「オイオイ、大丈夫か?」と呟くようなシーンはありませんでした。
ただ、鹿島のスローペースに鳥栖が合わせてくれたとも言えますよね。
昌子のハンドは事故!サポーターも割り切れてました。
あのボールは、手に当たらなければ身体か足に当たるような軌道だったと思うので、正直なところ、「流してくれよ~」とは思いました。
でも、ルールはルールだし、まあ、不運だと思って割り切れました。
豊田のシュートも豪快で、仮にスンテさんが軌道を読んでいたとしても止められたか微妙だと思いました。
ただ、PKになったことは割り切っていたけど、自分を含めサポーター達の心はドキドキだったと思います。
金崎のPKは外れる気がしない
観ている私たちも「土居、誘ってる・・・」と思うプレーに対し、鳥栖のDFのプレーは軽率だっと思います。
しかも、ゴールに向かう動きでは無かったのに。
まあ、土居の作戦勝ちですね。
それにしても、金崎のPKは外れる気がしません。
彼は変な駆け引きはしないで、いつも丁寧に隅に流し込みます。
決めた後のムーちゃんの渾身のガッツポーズ、私は大好きです。
見ているこちらも気合が入るので!
昌子の意地の一発 祝!鹿島スタジアム800得点目!!
ハンドを取られ、PKで1点を献上してしまった昌子ですが、挽回のチャンスを虎視眈々と狙っていたようです。
ピッタリ頭に合わせて「ドーン」というゴールではなく、
DFと競り合い、身体を捻りつつ、右ポストギリギリに放り込む技ありの一発でした。
決まった瞬間、本当に幸せでした。
仲間を祝福するペドロさんが好き
昌子が点を取った後、誰よりも早く祝福していましたペドロさん。
彼の仲間を称える笑顔は最高です。
いまや鹿島に欠かせないムードメーカーですね。
空中戦では無類の強さを発揮する植田
鳥栖のポイントゲッターである豊田には植田がマンマークで密着していました。
たぶん、ほぼ全ての競り合いに勝ったように思います。
マジで空中戦は強いですね。安心して見てられました。
あとは、足元の技術とポジショニングですね。
後半、ポジショニングをミスって昌子に怒られていましたね。
後半、噛み合わない攻撃
昌子の得点でよい形で前半を終えたのですが、その雰囲気を後半に活かすことが出来ませんでした。
今まで何度かやられたような、フワッとしたゲームの入りはしませんでしたが、畳み掛ける勢いも感じられませんでした。
連戦の疲れが出ていたのでしょうか?
なぜに遠藤を引っ張ったのか?
動きが重く感じる選手がいる中で、もっとも深刻だったのが遠藤でした。
前半から、何度も苦しそうに顔を歪めていました。
遠藤は、調子のいい時にはプレーのアイデアも豊富で、かつワールドクラスのプレーを随所に見せてくれます。
ですが、調子が悪いと目を覆いたくなるような消極的なプレーを連発します。
この辺りの浮き沈みの激しさが、日本代表に呼ばれない原因だと思います。
この鳥栖戦は、バッド遠藤の日でした。
右サイドハーフに消極的な人がいたら、攻撃の推進力は鈍ります。
なので、個人的にはハーフタイムで変えても良いのではないか?と思っていました。
結局、石井さんは後半も途中まで遠藤を使い続けました。
レアンドロとペドロの連携はないのか?
遠藤の交代はレアンドロでした。
ACL蔚山戦と同じく、土居を右サイドに変え、レアンドロを左に配置しました。
この日のレアンドロは良かったか?それとも悪かったか?
の2択で聞かれたら悪かった!となります。
しかし、明らかに今まで見た中では、チームの一員としてプレーしていました。
今までも自己中にプレーしていた訳ではありません。ただ、異物感満載でした。
それが、昨日の鳥栖戦ではチームの一員になっていたと思います。
しかし、ペドロとレアンドロに連携の雰囲気を感じられませんでした。
- ペドロが下手なのか?
- 単に連携を深めるほどに時間がないのか?
あともう少し、様子見ですね。
三竿投入、そして戦術レオ・シルバ!
前線に高さを揃えてきた鳥栖に対し、石井さんは金崎を下げて三竿(弟)を投入して対応しました。
そして、ボランチに永木と三竿が並び、レオが1つ前に布陣したように思いました。
あれほど拘ってきた4-4-2から、4-2-3-1へ移行したように思うのですが・・・。
違いますかね?
いずれにせよ、攻撃のタクトをレオ・シルバに預けたように思いました。
ワクワク感は半端無かったのですが、残念ながら得点には結びつきませんでした。
相変わらず選手交代が遅く感じる
1点差だったとは言え、もう少し交代を早くする事は出来ないのだろうか?
- アディショナルに鈴木を出す必要性は?
- しかも土居に変えて?
- 守りを重視なら、ペドロを下げるべきではないのか?
戦術レオ・シルバをするなら、もう少し時間が欲しいですし・・・。
昨年末の閃きまくっていた石井さんに戻ることを祈ります。
鹿島VS鳥栖 試合前に注目した3人はどうだった?
鳥栖戦の前に注目の3人をピックアップしました。
彼らが試合ではどうだったのか?振り返ります。
ペドロ 足りないのは自信なのか?
蔚山戦での得点とプレー全般を見ていて、化けるかも?
と期待していました。
しかし・・・。
シュートも、パスも、紙一重だとは思います。
紙一重だけど、でも、それが結果を左右します。
- シュートもパスも、素人でも判るタイミングでプレーしてませんか?
- 考えすぎて、丁寧に丁寧にプレーし過ぎでは?
その結果、シュートやパスをブロックされるような気がします。
自信を持って、自分のタイミングでプレーしたらどうでしょうか?
CBの2人は彼らの仕事を成し遂げたのか?
結論から言えば、彼らの仕事はした。
ですが、私が気にしていたのは、蔚山戦で何度か招いた守備の穴を、CBの2人がどう修正するのかという点でした。
残念ながら、その修正を感じられるプレーは鳥栖戦では見られませんでした。
むしろ、昌子は植田のポジショニングの悪さを指摘していました。
植田は空中戦を制し、昌子は危険な場所に顔を出して芽を摘んでいました。
ですが、開幕してから全ての試合に出続けている2人だからこそ、他のメンバーにはない連携をしっかり醸造して欲しいと思います。
安倍はベンチ外、金森は出場機会なし
期待した安倍はベンチ外で、金森は出場機会がありませんでした。
でも、強豪チームと戦うときこそ、2人の活躍するスペースがあるはずです。
腐らずに、牙を磨いていて欲しい。
鹿島の今後の予定
早いものでリーグは9節まで終了しました。
34試合中9試合が終了。6勝3敗、勝ち点18。
このペースだと、25勝12敗ペースです。それで勝ち点75。
まだ、数字勘定は早過ぎると言われそうですが、
この数年越えられずにいる勝ち点60の壁を越えるペースであることは、評価に値すると思います。
ただし、それを現実のモノにするためには、この5月が勝負の月です。
- 5月4日アウェイで浦和戦
- 5月10日ホームでムアントン戦
- 5月14日ホームで神戸戦
- 5月19日ホームで川崎F戦
- 5月23日ACL決勝トーナメント1回戦ファーストレグ
- 5月30日ACL決勝トーナメント1回戦セカンドレグ
- 6月4日アウェイで広島戦
まずは、浦和、神戸、川崎F・・・この3試合を絶対に勝とう!
そしてACLのラウンド16!
越えたことの無い壁を越えよう!
厳しい日程、厳しい相手との連戦が続きます、
身体のケアだけでなく、心のケアもしっかり行い、
心身ともに充実した状態で5月を乗り切って欲しい!
勝利への飢えを誰よりも抱き勝利を掴もう。
行け、アントラーズ!
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