例え優勝した年であっても、年末には別れがやってくる。
鹿島アントラーズから2人の選手の移籍が発表された。
1人目はブラジル人、MFターレス ブレーネル選手の期限付き移籍満了。
もう1人は韓国人、GKパク ウィジョン選手の他クラブへの完全移籍。
それぞれへの感謝をブログにまとめておきます。
戦火の国からやって来た助っ人・ターレス!
2024年8月、ウクライナのチームから期限付き移籍で加入したターレス選手。
正直、ウクライナでまだプロサッカーが行われていることが驚きでもあったが、加入後にLIXILスポーツのThe Sessionで紹介されたウクライナでの日々は、かなり心を揺さぶられる内容でした。
撮影時の相棒が、「仲間」だったことも、動画が深い内容になったのかも知れません。
Jリーグにフィットしきれなかった2024年
夏に加入し、すぐに途中出場でプレーするようになりましたが、思うようにJリーグのサッカーにフィットしきれない感じでした。
J1出場8試合:167分
天皇杯1試合:8分
合計9試合:185分
この成績だったし、期限付き移籍でもあったので、正直、契約が延長されるとはあまり考えていませんでしたが、年明けになってから契約更新のニュースが発表されました。
2025年のターレスのプレー記録
ちょっとした秘密兵器のような感じで期待されたターレスでしたが、シーズン序盤はほぼベンチ外の日々が続きました。
その後、春から初夏に掛けては途中出場か控え、夏はベンチ外からの途中出場か控えとなり、秋からは三度ベンチ外となりシーズンを終えました。
J1出場12試合:322分/1ゴール
天皇杯2試合:109分
合計14試合:431分
正直なところ、助っ人としては不本意な成績であったのは事実である。
だが、練習に取り組む姿勢と彼本来の人柄は、多くの選手に慕われたことは、優勝時の選手達やスタッフとの触れ合いから感じられました。
でもそれ以上に、彼は在籍時のたった一つのゴールで、鹿島に関わる全ての人の記憶に刻まれることになりました。
岡山戦のゴールは決して忘れない!
アウェイ岡山戦は、2025年の序盤の最も苦しかった時期での一戦でした。
リーグ戦3連敗、ルヴァンも含めると公式戦4連敗中のチームは、昇格チームながら快進撃で上位を脅かしていた岡山とのアウェイに挑みました。
前半に先制され、試合内容も芳しくなく、重苦しい空気が漂うチームでしたが、チャブリッチの綺麗なボレーで同点に追いつくと、終盤、舩橋からのスルーパスを受けたチャッキーがゴール前のターレスにパスを出すと、走りこんだターレスが右足を一閃!
相手に当たりながらもゴールに吸い込まれ、苦しかった連敗街道から鹿島を救う一撃となりました。
ゴールの後、ターレスを中心に出来たチームメイトの輪は、微笑ましいものだった。
まるで、新人選手の初ゴールを祝うかのように・・・。
アントラーズからの公式発表ではどこのチームに移籍するのかまでは記されていなかったので、所属元のFCルフ・リヴィウ(ウクライナ)へ戻るのだろう。
SNS等で小さなお子さんも写っていたので、一緒にウクライナに行くのだろうか?ちょっと心配です。
ターレス自身も身体に気を付けて、プレーを続けてください。
本当にありがとうターレス!
また、どこかで!!
高校卒業とともに海を渡った若武者・ヴィジョン
2022年12月、ヴィジョンの獲得が発表された時は、少々、驚いたことを覚えています。
外国籍の若武者の育成を、しかもGKというポジションで行うのは、各年代の代表に選ばれるようにポテンシャルは高いのだろうけど、勝算はあるのだろうか?と。
ただ、引退すると思われたスンテが契約を延長したので、チームとして「狙い」があるのだろうとは感じました。
スンテとウィジョンと韓国文化と
2023年年末、現役を引退してGKアシスタントコーチに就任したスンテとウィジョンがLIXILスポーツのThe Sessionに登場した。
当たり前だけど、ウィジョンは本当に初々しさかったし、大先輩を前にして背筋をピンと伸ばして座っている姿や、日本と韓国の文化の違いをスンテが話している時の表情や相槌など、年長者を敬い立てる韓国文化を垣間見せてくれた。
ただこの配信を観た時に、ウィジョンの優しさがにじみ出過ぎていて、「必ずのし上がってやる!」と言うような熱さを感じられなかったことで、どうもまだまだ育成の時期は続きそうだな・・・とも感じました。
たった一度のベンチ入り
2023年8月26日にホーム新潟戦で開催された初の「男祭り」試合が、ウィジョンにとって唯一のアントラーズでの公式戦登録となりました。
既に早川が守護神としてガッチリとポジションを掴みつつある中でしたが、スンテや沖が怪我や調子を落としていることで、ウィジョンに巡って来たチャンスでした。
残念ながら出場機会はありませんでしたが、試合前に多くのサポーターが自分の名前をコールしてくれているのを見て、ちょっと恥ずかしそうに反応していたのを画面越しに覚えています。
190センチと言う恵まれた体格。
韓国で各年代の代表に選ばれた実績。
移籍先は2部ではあるが、試合に出て経験を積めば、アントラーズで過ごした時間はきっと花開くはずです。
何しろ、スンテ、曽ヶ端、早川といった、それぞれの国を代表する選手を傍で見て、教えを受けたのだから!
いつかACLで戦うことを夢見て、見守ることにします!
まとめ
今年もあと僅かになりました。
中田FDが語っていましたが、今年のオフは、まずは現有戦力の維持みたいなので、これ以上は大きな「変化」はないのでしょう。
いや、あって欲しくない。
大きな「こんにちは」は幾らあっても良いけど、世の中、何をするにも金が必要だ。
さて・・・
どうなるのかな。
ターレス選手!
ウィジョン選手!
アントラーズに来てくれてありがとう!!

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