lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年J1第19節(引分)鹿島VS 京都戦!攻撃の形は仕込めているのだろうか?~



2023年7月1日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムに京都サンガを迎え、2023年J1第19節を戦いました。

後半戦スタートダッシュを願った1歩目に躓いたアントラーズ。
ホームに戻って来る彼らの背中を押したいと思い、参戦予定でしたが、敢え無く体調不良で参戦を断念・・・。今年はなかなかスタジアムへいけません。

・・・関係ないけど、今年の保育はヤバい。
先生たちの奮闘に頭が下がります。

それはさておき、アントラーズは今シーズン序盤の不調に逆戻りしたかのような低調なパフォーマンスでスコアレスドロー。

色々としんどい2023年第19節(ホーム)鹿島VS 京都戦の記録です。

 

 

2023年第19節(ホーム)鹿島VS 京都戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 0-0 京都

 

スターティングと交代メンバー

GK29 早川 友基    
DF2 安西 幸輝⇒後半29分3 昌子 源 
5 関川 郁万    
32 常本 佳吾⇒後半29分22 広瀬 陸斗
55 植田 直通    
MF14 樋口 雄太
21 ディエゴ ピトゥカ
10 荒木 遼太郎⇒後半13分30 名古 新太郎
27 松村 優太⇒後半19分15 藤井 智也
33 仲間 隼斗⇒後半13分8 土居 聖真
FW40 鈴木 優磨

雰囲気を変えるためにはGKやCBの交代が大きいのだが・・・
岩政監督はそこには手を付けず。
佐野が負傷なのかベンチ外だったが、そのため荒木と松村がコンビで出場となったが不発に終わった。

 

2023年第19節(ホーム)鹿島VS 京都戦の動画ハイライト

ハイライトで観戦すると、前半の鹿島なら点を獲れそうに見える。
一転して後半は押し込まれる展開となっている。

 

2023年第19節(ホーム)鹿島VS 京都戦の試合内容と感想

正直、今の京都なら「1点」獲れば、アントラーズの守備は計算出来るので、勝点3は獲れると思ったのだが・・・。

甘かったようです。

 

前半総括:仲間で決めきれず

仲間はガンバ戦では本当に低調だった。
どうした?と言う位に低調だった。
しかしピトゥカと縦関係になった京都戦は、仲間のチェイスがピトゥカの狩を誘発し、ピトゥカのキープが仲間の神出鬼没を助け、何度もチャンスを生み出した。

しかし・・・決めきれなかったことが全てだ。

 

後半総括:監督の采配が機能せず

京都が仲間対策で5バックを敷くと、岩政監督は土居と名古を入れてボールを保持できるスタイルに変更し、攻撃の勢いを減速させないようにした。

さらに、昌子を投入して3バックにし、サイドからの攻撃の厚みを増そうとしたが、どうもこれが機能せず。昌子が悪いわけではない。

守備は硬くなったが、攻撃に厚みが出なけば意味は無い。
最後まで得点は生まれずにタイムアップ。

 

試合終了:シーズン序盤に観た光景

攻撃の手段が鈴木優磨一人になると、時間が経つにつれて詰まってしまう、昨シーズン後半から何度も見せられた光景。

改善出来ないことに愕然としました。

 

京都戦で感じたこと

試合を観戦して感じたのは次の3点です。

  • 奪ってからゴールまでが見えてこない
  • 荒木や松村をどうしたい?
  • 鈴木優磨を1トップで使うのは危険

です。

 

奪ってからゴールまでが見えてこない

ピトゥカ、樋口、佐野の3人のボール奪取能力はリーグで決して低くはない。90分通して観ていると、気持ち良いくらいに刈り取っている。

さらに植田と関川、昌子も含めたCB陣も緩さはない。単に跳ね返すだけではなく、奪い取って次につなげる意識は高い。

それなのに・・・だ。

ショートカウンターでの得点はほぼないに等しい。

奪い取ってサイドに出してアーリー入れるとか、相手の守備陣が整う前に間を切り裂くパスを出すとか、あまり見られないし、あっても精度が今一つだ。

何でだろうと思いながら、タイで開催されていたU17の決勝を観た。
若き侍が躍動する日韓戦。その試合を観ていてふと思った。

シュートとシュートに繋がるパスの意識が高いと言う事に!

もちろん全体のレベルは比べられないだろう。
でも、シュート3本で3点獲れるのは、1シーズン1回あるかないかだ。

だからこそ、何度も何度もチャンスを作り、シュートを放ち、点を獲る努力を繰り返さないといけない。

しかし、今のアントラーズは、奪うところまでは見事なのに、奪ってからの意識はforゴールではなく、forパスになっているようにしか思えません。

これは、首脳陣の始動の問題なのか?
それとも、選手個々の意識の問題なのか?

点を獲られなければ負けないのは確かだ。
でも、点を獲らなければ勝てないのも確かである。

 

荒木や松村をどうしたい?

京都戦において、荒木の「らしさ」は随所にみられた。
しかし、荒木の良さを存分に活かしただろうか?

彼の持ち味はペナルティ内でゴールに向かうプレーだと思う。

だが、そんなシーンは数えるほどしか観られなかった。

荒木の守備の意識は本当に向上しており、以前のように出場すると「守備の穴」のようなことにはもうならない。
しかし・・・荒木の良さは「そこ」には無いと思うのだがなぁ。

そして松村

順調に成長していると感じていたのだが、ここに来て停滞している。
彼の欠点は「判断力」だ。

ボールを持った時に「どうするのか?」だ。
俯瞰で観ていると「その選択はどうかな?」と言うプレーが多い。

さらに今年は似たタイプの藤井が加入した。
そして藤井の方が、クロスが出せる(精度は今一つだが・・・)

そうなると、突っ掛けるだけの松村はベンチにすら入れなくなりそうだ。

でも一番の問題はチームなのだろう。
天賦の才が溢れる荒木と松村をどうしたいのか?

来年も彼らはアントラーズに居るだろうか・・・。

 

鈴木優磨を1トップで使うのは危険

彼は決して器用な選手ではない上に真面目な選手だ。
ヘディングの上手さはJでもトップクラスだが、かと言ってポストやシュートが際立って上手い訳ではない。チャンスメイクする視野の広さはあるけど、際立ってパスが秀逸な訳ではありません。

でも、チームのために全てを必死にやろうとして、力尽きてしまう。
京都戦でも終盤、立っているのもやっと・・・と言う位に疲労困憊していた。

あれでは、こぼれ球に反応すら出来ないだろう。

 

鈴木優磨の能力を最大限に引き出し、輝かせるには、コンビを組む相手の選択が大切だと思う。
オフザボールの動きが秀逸か、ポストプレーが上手いか、またはシュートへの意識と精度が高い選手と組めば、鈴木優磨は必ず点かアシストを決めるはずだ。

どれか一つで良いのだ。
でも、京都戦のメンバーには、どれも該当していなかったと思う。

 

次の試合はリーグ第20節・アウェイ広島戦!

個人的に今シーズンワーストの試合だったのが、ホーム広島戦である。
川崎戦は多少「不運」もあったし、神戸戦は絶不調の時に絶好調の相手にまともに殴り合いをしてボコボコにされたようなものだ。

だが広島戦は違う。
かつてアントラーズが試合後によく言われた「けっきょく最後はアントラーズが勝っていた」を、見事にスキッペ監督に再現されてしまった。

試合後に岩政監督が「何が起きたのか・・・」と言っていたが、まさにそれこそが、他チームの監督や選手が口にしてきた台詞だったはず。

レネ時代もそうだが、スキッペ監督の采配を観ていると対アントラーズでは迷いが感じられない。与し易いと思われているのかも知れません。

現在、広島はリーグ3連敗と不調だ。
そんな彼らに復調のきっかけを与えるのではなく、スキッペ監督に「予想外」だと思わせるくらいの勝ち方をして、今後に繋げて欲しいと思います。

 

まとめ 

カシマスタジアムへ行きたかった。
7月はホームでの試合はもうないので、行きたくてもいけない。

残念だ・・・。

ならば8月!
暑い時期に選手の背中を支えるために参戦しようと思う。

お願いがある。
8月まで、例え微かでも良いから、リーグタイトルへの光は消さないで欲しい。

 

勝つには得点!
得点出来るチームをへ!!

 

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