lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年J1第7節(敗戦)鹿島VS 柏戦!チームスローガン「ひとつに」を胸に刻もう!!~



2023年4月9日、鹿島アントラーズ柏レイソルのホームに乗り込み、2023年J1第7節を戦いました。

昨年8月の福岡戦で勝利して以来、遠ざかっていたホームでの勝利を234日ぶりに達成し、仕切り直しと挑んだ試合でしたが・・・。

結果は敗戦。
しかも、川崎戦やマリノス、サンフレッチェ戦のように、いくつか負けたポイントが明確になる敗戦ではなく、何もかもが狂っていて、この先が不安になる敗戦でした。

ダメージの残る週末の夜となった2023年第7節(アウェイ)鹿島VS 柏戦の記録です。

 

 

2023年第7節(アウェイ)鹿島VS 柏戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 0-1

         前半32分 細谷 真大

スターティングと交代メンバー

GK 29 早川 友基    
DF2 安西 幸輝  
3 昌子 源   
32 常本 佳吾⇒後半0分22 広瀬 陸斗
55 植田 直通    
MF8 土居 聖真⇒前半36分10 荒木 遼太郎
21 ディエゴ ピトゥカ⇒後半0分14 樋口 雄太
25 佐野 海舟
FW13 知念 慶
15 藤井 智也⇒後半23分36 師岡 柊生

40 鈴木 優磨⇒後半29分37 垣田 裕暉

スタメンを観た時は、まあ岩政監督は変えないよな~と得心しつつも、ベンチメンバーには今までの違いを感じました。

ルヴァンで輝きを見せた荒木、師岡、垣田を入れており、試合展開次第では楽しみだと思っていたのですが・・・。

まさか、終盤にその彼らが悲壮感を漂わせてプレーするとはなぁ・・・。

 

2023年第7節(アウェイ)鹿島VS 柏戦の動画ハイライト

何もかもが上手くいかない時はこんなものだろう。
とは思うのだが・・・

こういう試合のハイライトは何度も観たくはないが、貼っておく。

 

2023年第7節(アウェイ)鹿島VS 柏戦の試合内容と感想

ルヴァンでの勝利を今後の勢いに繋げるためには、連勝しなくてはいけないと思い応援したのですが・・・。

 

前半総括:まずいな、この雰囲気は・・・

今シーズンは試合の入りは悪くなかったの、この日は、攻守共に精彩を欠いていた。
ヤル気がないとは言わないが、雑な判断と緩慢なプレーが続出。
集中力が欠如しているように見える選手もいた。

そんな中で、防ぎたかった先制点を献上してしまう。

それで目が覚めるかと思ったがチームはピリッとせず、終盤には荒木とピトゥカがFKキッカーの意見の相違で口喧嘩。
にも関わらず、誰も近づかない。
さらにさらに、そのFKがこの試合最大のチャンスになった。

ハーフタイムに入る選手達の表情が硬すぎて
チームスローガンの「ひとつに」はどこへやら。

 

後半総括:監督は動いた、しかし結果には繋がらず・・・

後半頭から常本とピトゥカを下げて、広瀬と樋口を投入。
前半に怪我で退いた土居⇒荒木を含め、チームに流動性は出た。

さらに、後半の20分過ぎに、藤井を師岡、鈴木を垣田へ。
チームの前進する力は増したが、惜しむらくは若鹿達の経験値が足りなかった。

せめて、中盤に鹿島での在籍が長いベテランがいれば・・・と感じさせました。

必死の形相で攻めるも、最後まで得点は生まれず。

 

試合終了:この1敗はただの1敗ではない

今シーズン、やろうとしていることが崩れそうな敗戦。

さて・・・
チームは、監督は、選手は・・・どう動くのか?

 

柏戦で感じた3つのこと

この日の試合を観戦して感じたことを3つまとめておきたい。

監督、やはりすべてを背負いすぎか
失点、昌子と言うよりも植田のミスでは
補強、中盤に経験値豊富な策士が欲しい

 

監督、やはりすべてを背負いすぎか

結局のところ、岩政監督に能力があるとかないとかではなく、監督の狙いを共有して選手にそれを仕込むための手足(コーチ)が不足しているのだと思います。

全てを1人で抱え込んでるから、全体に向けて「言葉」で説明することが多くなり、頭では理解出来ても身体で表現できない選手が多くなり、選手個々の動きの連動性が失われているようにしか思えません。

さらに・・・
試合中の対応もほぼすべて一人で考える始末であり、ここに監督経験のあるコーチが一人でもいれば、「異見」を出すことが出来るだろうに・・・。

フロントが今すぐやるべきは、岩政監督の描く図面を共有できる経験豊かなコーチを配置することではないでしょうか?

 

失点、昌子と言うよりも植田のミスでは

結果だけで見れば、昌子が復帰してから「1度も」勝利していない。
昌子と植田の2CBは、間違いなくJで屈指のCBだけど、2人が欧州に渡る前のようなパフォーマンスが出来ていないのも事実だと思う。

それゆえか・・・
ネット上では昌子への当たりが強くなる一方だ。
でも・・・
柏戦での失点は、自分の前に容易に細谷を入れた植田のミスではないか?
昌子は17番フロートの進路をきちんと防いで、GKがなんなく処理できると思って両手を広げている(ミスコミュニケーションと言うよりも、あの場面では後ろを気にする必要は無いと言う信頼を植田とは抱いているはず)。

とはいえ、昌子のパフォーマンスが完璧かと言うとそれも違うと思う。
頭での判断と身体の動きがずれて、ミスが散見されるにも事実。

結局のところ、監督がどういうサッカーをやろうとしているか?CBに何を求めるのか?によって、昌子と植田と関川の誰が抜擢されるのか変わると思う。

 

補強、中盤に経験値豊富な策士が欲しい

この日、中盤に「強かな鹿島の選手」が居れば、最低でも同点にはなったと思う。
でも、この日の中盤でタクトを振るったのは、「歴代の鹿島の選手の中でも最高クラスの技術」を誇る荒木だった。

荒木が悪い訳では無いが・・・
正攻法で攻め落とすことに固執し過ぎているような気がしました。

相手も、そして味方さえも「えっ!」と思うようなプレーで、目線を変えたり、流れを乱すことが出来れば、それほど突破するのが難しいDF陣とは思えなかっただけに、選手の構成を考え直して欲しいと思います。

まあ、監督は土居にそれを求めていたのかも知れませんが・・・。

 

監督続投か、それとも変えるのか?

目標としている形に、3歩進んで2歩下がるでも良いから、近づいているのであれば「耐え忍ぶ」のもありだと思います。

やっている選手達が、結果は出てないけど「手ごたえ」を感じて「顔を上げている」のであれば「継続」もありだと思います。

ただし、いずれにせよ、監督たち首脳陣にサポートは必要なはず。
今のママでは、チームがバラバラになりかねません。

 

そこで・・・

 

今こそジーコをベンチへ!

2018年にTDとして鹿島に復帰した際に、コーチ登録された。
S級はないので監督は出来ないけど、総監督や代理は出来るし、なによりもコーチとしてベンチに入り、監督から選手にまで睨みを利かすことで、1本「芯」が通るような気がします。

またジーコ・・・と言う人も居るかも知れませんが、今、ここでジーコを投入しないと「取り返し」のつかない事になるくらい、今は非常事態だと思います。

岩政監督にとっても、必ずや良い効果が生まれるはず!

 

次の試合はリーグ第8節、ホーム・神戸戦!

今年の神戸は調子が良い。
調子が…と言うか、あのタレントを揃えているのだから普通のことだと思います。

小難しいことをやろうとせず、忠実にやるべきことをやる。

きっと、岩政監督も短期的な結果を求め、今までの鹿島のスタイルで戦えば、ここまで酷い勝率にはならないはず。

それにしても・・・
嫌な相手と嫌なタイミングで戦うことになるとはなぁ。

 

まとめ 

私は、選手にもサポーターにも、そしてスポンサーにも、ちゃんと方針を伝える必要がフロントにはあると思っています。

ズルズルと負けが続いて良いはずがありません。

何をしようとしているのか?
何が出来るているから継続するのか?

そして変えるなら・・・
何を目指して変えたのか。

 

サポーターは応援するしか出来ませんが・・・
でも、そんなサポーターの応援も「迷いがある」とブレます。

チームスローガンは「ひとつに」でしょ?

ひとつになれるように、ちゃんと導いてください!

 

どんなときも
アントラーズと共に!

 

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