2022年10月29日、鹿島アントラーズは清水エスパルスのホームに乗り込み、2022年J1第33節を戦いました。
岩政体制になって初戦の福岡戦で勝利して以降、リーグ戦では7試合勝利から遠ざかっていたアントラーズ。
試行錯誤は感じられるが、それが「勝利」への執念に感じきれないところにもどかしさを感じていました。
それでも、前節、ジュビロに3失点して「火」が着いたようで、勝利は出来なかったけど「広瀬の執念」が同点弾を呼び込んだ。
あの「空気」を、もう一度見たいと思って観戦した清水エスパルス戦・・・
色んな想いが交差した2022年J1第33節(アウェイ)鹿島VS 清水エスパルス戦の記録を残しておきます。
- 2022年J1第33節(アウェイ)鹿島VS 清水エスパルス戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2022年J1第33節(アウェイ)鹿島VS 清水エスパルス戦の試合内容と感想
- 第33節の清水戦で感じた4つのこと
- 2022年J1第33節終了時点の順位表
- 鹿島の今後について
- まとめ
2022年J1第33節(アウェイ)鹿島VS 清水エスパルス戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 1-0 清水
後半11分 三竿 健斗
スターティングと交代メンバー
GK29早川 友基
DF2安西 幸輝⇒前半28分11和泉 竜司
5関川 郁万
20キム ミンテ
32常本 佳吾
MF6三竿 健斗
21ディエゴ ピトゥカ
33仲間 隼斗⇒後半19分17アルトゥール カイキ
34舩橋 佑⇒後半19分30名古 新太郎
27松村 優太
FW40鈴木 優磨⇒後半45分9エヴェラウド
安西の怪我の状況はどうなのだろう?
1週間後の最終戦は出場は難しいだろうか?
舩橋のスタメンは評価が分かれるところだろう。
2022年J1第33節(アウェイ)鹿島VS 清水エスパルス戦の動画ハイライト
やっぱり晴れた日のスタジアムはピッチが綺麗だな。
やってる選手は眩しそうでしたが。
三竿のシュートは、シュートと言うよりもブロックショットだな。
まさに、執念で伸ばした脚に当たったと言う感じだ。
2022年J1第33節(アウェイ)鹿島VS 清水エスパルス戦の試合内容と感想
試合開始前、船橋のスタメン起用は当たったなぁ・・・
でもカイキではなく松村かぁ~
機動力勝負かなぁ~
なんて思いながら観始めました。
前半総括:舩橋、何をそんなにビビってる?
前半の、特に中盤までの舩橋は「最低」の出来だったと思う。
良い位置取りでボールを受けることが出来ているのに、丁寧にプレーしようと思うからか、受けることに意識が行き過ぎているのか、次のプレーへのスイッチが実に緩慢であり、チームのネックになっていた。
この日のピトゥカも前半は「最低」の出来だったけど、彼の場合、ミスを恐れずボールを受けては相手に突っかけるし、パス(ミスだらけだが)を繰り出すなど、積極的にアクションを起こしていた。
仕掛けなければ、相手にカモにされるだけだ。
前半の中盤以降、三竿がボランチの位置での守備の仕方を思い出したのか、安定したボール奪取を見せ始めると、それまで押し込まれていたアントラーズが押し込む時間帯が増え、各選手のプレーに余裕が見え始めた。
途中、安西が肩の脱臼で和泉と交代したが、その和泉が流石の「和泉」だった。
後半総括:やっぱり、どれだけ強い想いを抱くか・・・だよ
アントラーズ優勢のママで試合が進む中で迎えたCK。
CKからのピトゥカの最初のキックはミスだったが、跳ね返ってきたボールを蹴り直したクロスは秀逸だった。
クリアのために清水のバランスが崩れ、三竿のボレーでさらに崩れ、ゴールへの執念がもう一度三竿の前にボールがこぼれ・・・。
良かった。
この人が獲れば、チームは良い形で乗るよ!
試合終了:点は獲った。守り切る執念も出た。
1点しか獲れなかった。
相手のGK権田を褒めるべきかな。
色々と思うことはあるが、8試合ぶりの勝利を祝いましょう。
第33節の清水戦で感じた4つのこと
この日の試合を観戦して感じたことを3つまとめておきたい。
松村、海外に行くなよ
和泉、やっぱりあなたは才能あるよ
執念、勝負事には欠かせないよね
監督、一緒に戦う人なんだよね
松村、海外に行くなよ
前半、思うように繋ぎの攻めが形にならず、清水に押し込まれる時間帯が続いた。
そんな中で、アントラーズの攻撃で輝きを放ったのは「松村」の個人プレーだった。
ボールを持ったらとにかく仕掛ける。
しかもボールの持ち方が上手くなったのか、簡単に獲られなく気がします。
アントラーズには貴重なカードになりつつある。
惜しむらくは2つのシーン。
前半、カウンターを仕掛けた際に、仕掛け切らずにサイドの常本にパスを出したこと。
もう1つは後半、優磨からドフリーで受けておきながらシュートをふかしたこと。
カウンター時に躊躇したら松村の武器が活きないし
シュートを枠内に飛ばせないなら、今後はパスが出なくなる
それでもこの日、両軍の中で一番輝きを放っていた気がします。
・・・行くなよ、安易に海外へ。
来年・・・もう一年スタメンでプレーしてからでも遅くないよ!
和泉、やっぱりあなたは才能あるよ
やっぱり凄いね和泉。
サッカーセンスの塊だよ。
安西の方の脱臼で、急遽、左SBに投入されても違和感なくプレーしていたし、安西とのプレースタイルの違いに清水は戸惑っていたし、対人の守備面だけで言えば「安西よりも上手かった」ように思います。
あとは、攻撃面だよね~
前線でボールを持つと、色々できるから悩んでしまうのか?
ドリブルが引っかかってしまったり、パスが中途半端な感じだったり・・・
攻撃面で何か一つ際立つものが作れたら、SBのレギュラーだよ。
執念、勝負事には欠かせないよね
この日の試合は、前節の磐田戦の終盤に広瀬が見せたような、ゴールするためのボールを繋ぐ、シュートを打つ、そういう執念をどれくらい選手が見せてくれるかに注目していました。
この日、多くの選手は「普通」の雰囲気でしたが、最初から気持ちが出ていたのはピトゥカと三竿でした。
ピトゥカは残念ながらコンディションが今一つだったのか、空回り気味でしたが、決して悪い雰囲気ではなかった。
一方の三竿は、慣れ親しんだボランチでのプレーに10分程度でアジャストしてからは、鬼神のようなプレーぶりだった。
決して万全ではないCBまでボールを持ち込ませないと言わんばかりに、ボランチの場所で潰しに潰し、奪取しまくる姿には、かつての「40番」の匂いを私は感じました。
そういう強い執念が、あのゴールに繋がったように思います。
勝負事だから、どんなに準備しても、どんなに小手先を鍛えても、最後に「勝利」を手繰り寄せるのは「どれだけ勝ちたいと思っているか」だと改めて感じた、三竿の90分のプレーでした。
監督、一緒に戦う人なんだよね
前半、常本の見事なクロスに優磨がヘディングで合わせたシーン。
権田のファインセーブに阻まれましたが、改めてそのシーンを見直していたらあることに気付きました、
そして、改めて岩政監督の事をが人として好きになりました。
優磨のヘディングに合わせて、自分も一緒に垂直飛びする監督・・・
選手達が慕い、付いていこうとするのは判る気がします。
でも・・・
それだけでプロのチームの監督を任せて良いのかは判りません。
2022年J1第33節終了時点の順位表
可能性がある限り、最後まで3位を狙って欲しい。
広島との勝ち点差は6、セレッソとは2・・・。
やるしかない!
鹿島の今後について
激動の1年もあと1試合である。
ワールドカップの影響で、長い、長い、なが~いオフです。
約4か月近くもアントラーズの試合がないことに・・・
耐えられるように、最終戦はスッキリと勝利して欲しいものだ!
- 11月5日(土)14時 第34節(ホーム)VS G大阪
まとめ
2戦続けて、執念でのゴールを見た。
シーズン最終戦は、ごちゃごちゃ余計なことはどーでもいい。
勝って!
来シーズン以降のアントラーズに繋げて欲しいのよ。
勝利へ拘るメンタリティを!!
最終節は
カシマスタジアムで!
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