2022年4月2日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムに清水エスパルスを迎え、2022年J1第6節を戦いました。
昨年開幕戦で手痛い目に遭ったエスパルス。
白崎も移籍しているので絶対に負けられません!
- リーグ4連勝を達成出来るか?
- 代表帰りの上田はどうか?
- U21帰りの荒木と松村はどうか?
等に注目して観戦しました。
清水の守備強度が高く、なかなか思うようにペースを握れず、挙句の果てに要でもあるピトゥカがイライラから交代後にレッドを貰い、さらには先制される苦しい展開でしたが、鹿島の『40』番がチームを救いました!
2022年J1第6節(ホーム)鹿島VS 清水戦の試合結果をまとめておきます。
- 2022年J1第6節(ホーム)鹿島VS 清水戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2022年J1第6節(ホーム)鹿島VS 清水戦の試合内容と感想
- 2022年J1第6節終了時点の順位表
- 今後の鹿島について
- まとめ
2022年J1第6節(ホーム)鹿島VS 清水戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 2-1 清水
後半25分 ベンジャミン コロリ
後半33分 鈴木 優磨
後半48分 上田 綺世
鈴木が1ゴール1アシストを決め、文字通りチームを牽引!
スターティングと交代メンバー
GK1クォン スンテ
DF2安西 幸輝
5関川 郁万
6三竿 健斗
32常本 佳吾
MF11和泉 竜司⇒後半44分10 荒木 遼太郎
14樋口 雄太
21ディエゴ ピトゥカ⇒後半18分18 上田 綺世
33仲間 隼斗⇒後半18分27 松村 優太
FW7ファン アラーノ ⇒後半32分17 アルトゥール カイキ
40鈴木 優磨
和泉とアラーノの2人がスタメンで出場することに不安を感じていたのですが、やはりこの2人を同時にピッチに送り出すとどっしり感は消えるな。
2022年J1第6節(ホーム)鹿島VS 清水戦の動画ハイライト
鈴木の1点目に繋がる松村の高速クロスは見事だった。
あの場所に、あれだけの速さで蹴り込むと、相手も対処は難しいはず。
そして2点目の関川の容赦ない速さの縦パスをいとも簡単に捌いた荒木の技術が凄すぎる!
2022年J1第6節(ホーム)鹿島VS 清水戦の試合内容と感想
土居が怪我、エヴェラウドも怪我、そこで期待されたのが和泉とアラーノでしたが、アラーノはともかく和泉は色んな意味でフラストレーションが溜まったような気がしてなりません。
前半総括:厄介な清水のヴァウド!
アラーノをトップに据え、和泉を左のSHに配置。
思った通り、前線の動きは活発で、攻守入れ替わりが早く、アグレッシブな試合展開になって。
前半は、鹿島がスペースへ抜け出そうとするとそこに清水のヴァウド!
立ちふさがる壁にイライラが募ります。
なんとか、ヴァウドを引っ張り出してその隙を突ければ・・・
そうすると最後は権田の壁。
攻めあぐねる前半でした。
しかも、CKで相手をフリーにしてしまいピンチを招いてスンテが激怒する場面もありました。
後半総括:鈴木が1G1Aと大暴れ!
開始早々のゴールはオフサイドで取り消しになるも、鹿島が押し込み続けるがなかなか点が入りません。
そのイライラが、あろうことかピトゥカを熱くさせ、コロリと衝突してイエロー貰うし、交代時にはボトルを蹴って退場後のレッドとなり、スタジアム全体の雰囲気が悪くなったところで先制される始末・・・。
それでも、途中から入った選手たちがチームを盛り立て・・・
松村の高速クロスを鈴木が沈めて同点。
アディショナルには鈴木のクロスに上田が合わせて逆転。
最後は、久しぶりの鹿島り全開!
試合終了:逆転での4連勝!
後半途中から荒れた試合になりましたが、なんとか勝利!
鈴木と上田が結果を出しました。
代表の皆さん!これが上田の活かし方です!!
優磨は上田の能力に対して全幅の信頼を置いていることが、試合後のインタビューからも感じることが出来ました。
ボックス内に彼が居るときは全部出そうと思っている・・・と。
優磨と組むことで、今年、上田がどこまで伸びるか楽しみです。
それから、日本代表の皆さん、これが上田の活かし方ですぜ!
足元に入れるとかポスト役をさせるのではなく、競り合うスペースがあるタイミングでそこへ投げ込めば、この男はキッチリ仕事をします!!
和泉とアラーノの違い
両選手ともに献身的に動き回り、攻守共に手を抜かず、大切な選手です。
それぞれ、パスが上手くなかったり、シュート力が強くなかったり、欠点はあるけど、それを補う運動量とアイデアは豊富です。
でも、私は二人には決定的に違う点があると思っています。
アラーノは相手からすると怖さがあると思います。
何をするか判らないことと、基本、ドリブルもシュートもパスも、ゴールへベクトルが向いているのはアラーノです。
一方の和泉は、上手いのですが、ゴールへベクトルが向いておらず、対処するのにそれほど怖さを感じないと思います。
和泉は、その点が改善されれば・・・
欠かせない選手になると思うのです。
レネ監督、彼の活きる場所を早く見つけてあげてください。
ピトゥカの愚行
本当にこの日のピトゥカの行動は悪かった。
コロリと衝突したことではなく、交代を命じられて不満を示したことでもありません。
感情任せに、モノに当たって、しかもそれがサポーターに被害を及ぼしたことが「愚行」です。
当日のうちにチームから「この行為」に対するニュースが発表されたのは良かったと思います。
あとは、サポーターに自ら謝罪しに行っていること願います。
スタッフだけ(社長でも)が行ってもダメ。
ピトゥカが自分で赴いて、「ごめんなさい」と言えば、鹿島サポーターなら強い発破を掛けつつも、許すはずだと思います。
その上で、今こそジーコに動いて貰うのが良いかと。
まずは叱ってもらい、その上で母国語で話を聞いてあげ欲しい。
今シーズン、気合が入っているのは良いのですが、時々、気持ちが昂り過ぎている感じがしていたので、一旦、冷静になる方が良いと思います。
とにかく、プロとしてプレーしている以上、観客に危害を加えるような行為は絶対にしてはいけません。
リーグの理念でもある、女性や子供でも集えるスタジアム・・・
日本のサッカーの良いところとしていつも取り上げあられるこの点を、しっかりと守らないといけません。
あの行為を観た子供がどう思うか?
ピトゥカも自分の子供に置き換えて考えれば、きっと理解してくれるはず。
そう信じています。
松村&荒木のコンビは鹿島の宝だ!
U21の大会に出場し「優勝」と言う形を手にして戻ってきた彼らの「目」には自信が溢れていました。
一つ一つのプレーに勢いが感じられました。
どちらも、守備に関してはまだまだこれからですが、この2人が居ることで鹿島の攻撃の厚みがグッと高まります。
どうか今年1年、アントラーズでプレーしてください。
私は松村の方が先に海外に行きそうで怖いです。
2022年J1第6節終了時点の順位表
6試合で5勝1敗、勝ち点15の3位である。
正直、好調すぎると思います。
この先、調子を落とすこともあると思うので、そういう時にどうやって耐え、勝ち点を拾い続けるか・・・。
30過ぎのベテランがほとんどいないチームなので、そこが心配です。
今後の鹿島について
次は福岡に移動してアウェイゲームです。
昨年ダブルを食らった福岡に、キッチリとリベンジして来てほしいです。
- 4月6日(水)19時 第7節(アウェイ)VS福岡
- 4月10日(日)15時 第8節(ホーム)VS横浜FM
- 4月13日(水)19時 ル第4節(アウェイ)VS C大阪
- 4月17日(日)15時 第9節(ホーム)VS名古屋
- 4月23日(土)15時 ル第5節(ホーム)VS大分
- 4月29日(金祝)16時 第10節(アウェイ)VS C大阪
- 5月3日(火祝)15時 第11節(ホーム)VS磐田
- 5月7日(土)14時 第12節(アウェイ)VS広島
- 5月14日(土)15時 第13節(ホーム)VS札幌
- 5月18日(水)19時 ル第6節(アウェイ)VS G大阪
- 5月21日(土)17時 第14節(アウェイ)VS浦和
- 5月25日(水)19時 第15節(ホーム)VS鳥栖
- 5月29日(日)15時 第16節(アウェイ)VSFC東京
※ル=Jリーグカップ
福岡、マリノス、名古屋、セレッソ・・・
シーズン序盤の最初の山かなぁ。
まとめ
土居の怪我の状態も心配ですし、ピトゥカのことも気になります。
でも、今の鹿島なら、居るメンバーで強度の高い試合をして、カシマスタジアムに戻って来てくれるはずです!
福岡で雄叫びを!
アントラーズ!!
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