2022年5月に来日して約1か月間の間、精力的にチームと共に日本各地を飛び回ったクラブアドバイザーのジーコが離日しました。
今年中にもう一度来日する予定だそうですが、その日程は発表されていません。
願わくば10月に来日し、鹿島がリーグタイトルを含めて全タイトルを獲得するところに立ち会って欲しいです。
離日に際し、チームやサポーター、さらにはサッカーを愛する日本人全てに向けてメッセージを残されていました。
その動画や記事を読んで、改めて、ジーコと共に「タイトル」を掲げたいと言う気持ちが強くなりました。
動画や記事に気付いていない人への案内として、感想と共にまとめておきます。
ジーコからの言葉
まずはチームの公式チャンネルに掲載されている動画を視聴してください。
視聴するまでは、動画のキャプチャがとても優しい笑顔なので、「また来るからね!待っててね~」くらいの明るいメッセージなのかと思っていたら・・・
とんでもない!
ものすごく重厚な話でした。
まるでアントラーズのスタッフに向かって語り掛けるような表情と雰囲気で、サポーターとしても気持ちが引き締まりました。
チームとサポーターは喜怒哀楽を共に
個人的にこの数年気になっていることがあります。
それは、今回のジーコの言葉だけなく、チーム関係者や選手からも、サポーターへ共闘を呼び掛けることが増えたように感じるのです。
もちろん、昔からこの手の呼び掛けはありました。
でもその内容は「タイトル獲得の喜びを共に味わいましょう」だったと思います。
しかし今では、この内容にもう1つ加わっているように思います。
それは「苦しい時も共に」です。
やるべき事を抜かりなくやり続けることで勝利を手にし、その結果としてタイトルを手に出来た時代は過ぎ去り、今は、やるべき事を常に精査しアップデートしていかないと、結果に結びつかないし、しかも簡単には実現しない時代になったっため、タイトルを手にする事が難しくなっているのだと思います。
それでも「常」に「タイトル」を追い求める姿勢は変えないので、手にするまでに起きる「紆余曲折の苦しい時」も、共に苦しみ、支えて欲しい・・・。
そんなメッセージが強くなったように感じます。
先日参加したクラブレジェンドトークショーでも感じたことでした。
アントラーズが弱くなったことの言い訳ではなく、日本サッカー全体が底上げされたのだと考えるべきなのでしょう・・・ね。
ジーコの想い
クラブレジェンドトークショーでも語っていましたが、「自分の得てきた経験値を、必要な人に役立てて欲しい・・・」その想いに突き動かされて、遠いブラジルから日本まで足を伸ばしてくれているのだと思います。
自分が生きた証は、自分が行って来たことや経験値を誰かに引き継ぐこと・・・
なのかな?と思って話を聞いていました。
日本サッカーへの提言
離日する前に受けたインタビューが記事になっていました。
記事を読めば判るのですが、溢れんばかりのアントラーズ愛と共に、日本人や日本サッカーへの深い愛情を感じることが出来ます。
日本サッカー協会の人にも読んで欲しいなぁ・・・。
ジーコが日本に居るということ
何度かこのブログでも書いたことがあるのですが、もっともっと私達はジーコと言う存在を良い意味で活用すべきだと思います。
ブラジルや世界のサッカー界において、とんでもない影響力を持っている人物が、惜しげもなく自分の経験値を与えてくれています。
今回の来日中、ジーコは富山県の射水市を訪問しています。
富山県在住の日系ブラジル人の相談に端を発したサッカースクール開設の話が、ジーコの息子に相談することで具体化し、市が15億円も投じて実現したそうです。
運営にジーコの息子が携わることもあり、その現場の視察に訪れたのでしょうが、富山の地方都市が世界と繋がる、大切な一歩になったと思います。
まとめ
先日、ルヴァンカッププレーオフS第1戦において、福岡の地で手痛い敗戦を喫して、気持ちが落ち込んでいたのですが・・・
ジーコの言葉を聞いて
ジーコの言葉を読んで
サポーターとしても
1人の人間としても
落ち込んでいる場合では無いと悔い改めました笑
子供と奥様とチャチャと共に、アントラーズを応援しないと!
献身・誠実・尊重
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