2021年4月14日、鹿島アントラーズは重大な発表を行いました。
ザーゴ監督の解任!
これは仕方ない。
特に、浦和戦、札幌戦でのザーゴの表情には諦めに近いものがあったし、チームの雰囲気、選手の表情にも、上向く兆しが感じられなかったのですから・・・。
これから週2試合の連戦が続くタイトな日程になることを考えると、このタイミングしかありません。
ザーゴ監督の解任、そして相馬コーチの新監督就任について、簡単にまとめておきます。
愛情と責任感溢れる監督だった
昨年、新しい鹿島を築くために招聘され、コロナが蔓延する難しい状況の中でも臆することなく監督業に邁進してくれたことは感謝しています。
さらに、お母様がシーズン途中に逝去されても、ブラジルに帰らずチームの指揮に尽力してくれたことには感謝しかありません。
また、内田の引退時、怪我をして復帰した選手が活躍した時、最終戦に勝てなかった時、選手やサポーターと一緒になって悔しがり、涙を浮かべてくれたことは忘れません。
コロナでスタジアムにいけなくても、画面越しに、サポーターに「選手やチームと共にいる」という気持ちを強く抱かせてくれました。
今シーズン、初戦で躓いたまま起き上がることが出来ず、苦悶の表情を浮かべながら戦況を見つめている貴方の様子を見るのはつらかったです。
ですので、このタイミングでの幕引きであれば、喧嘩別れにはならずに良かったのではないでしょうか。
本当にお疲れさまでした。
新監督相馬への願い
とてつもない状況の中で、監督を引き受けたくれことに感謝しかありません。
監督業としては大きな結果を出していないことを揶揄する声もありますが、そんなモノに振り回されず、己に信念にそってチームを率いてい下さい。
あなたのもたらすサッカーがどのようなスタイルであろうとも、次の点でブレが無い限りサポーターはあなたを支持します。
狂おしいまでに勝利に執着すること
願いはただそれだけです。
テクニカルディレクターであるジーコや強化部長の鈴木満氏への非難は正当ではない
上位役職に付いている以上、結果に責任が伴うと言う意味では、彼らにも責任があるし、30周年という記念すべき年に結果が出せなかったことを非難されるのは仕方ないと思います。
しかし・・・
本当に今の惨状は彼らの所為でしょうか?
私は、チームの結果に対して、一番に責任を負うのは監督であり、次に責任を負うのは選手だと思います。
人によっては、ジーコの所為でブラジル縛りだとか、古い考えが・・・と言う人も居ますが、本当の鹿島サポーターならそんなことは言わないと思います。
なぜなら、ジーコが常々口にしているのは、「勝利への執念」「勝つための努力」ではないのでしょうか?
その点は、人種も年齢もスタイルも関係ないはずですから。
まとめ
結果が出なかった監督を変える。
この世界では普通の事が起きただけです。
そして、新しい監督になれば、今まで起用されていた選手が起用されなくなったり、戦術が変わることがあるのも、この世界では普通の事です。
3日後には徳島へ移動して試合が行われます。
その試合で問われるのは1つ!
どれだけ勝ちたいと言う思いをプレーで見せられるか!!
選手達よ、誇りと自信を取り戻せ!
僕らはアントラーズと共に歩みます!!
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