2019年9月25日、鹿島アントラーズはカシマサッカースタジアムに横浜Fマリノスを迎え、2019年天皇杯4回戦を戦いました。
1週間前、同じ地で試合に引分ながらもルールでは負けてACL連覇の夢が潰え、シーズン当初から言い続けてきた4冠の野望が絶たれてしまいました。
人間、目的を失ったときにガタガタと崩れるものです。
だからこそ、この日の試合は絶対に勝利して欲しかった。
勝つことで、3冠へ一歩前進することで、鹿島は鹿島でいられる。
サポーターの願いを背負ってピッチにたった鹿戦士が躍動した、2019年天皇杯4回戦、鹿島VS横浜Fマリノス戦の記録を残しておきます。
2019年天皇杯4回戦、鹿島VS横浜Fマリノス戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 4-1 横浜Fマリノス
前半13分:中村 充孝
前半22分:エリキ
前半30分:中村 充孝
前半47分:中村 充孝
後半32分:伊藤 翔
スターティングと交代メンバー
GK 21 曽ヶ端 準
DF 24 伊東 幸敏
26 小池 裕太
27 ブエノ
39 犬飼 智也
MF 4 レオ シルバ →後半40分 37 小泉 慶
6 永木 亮太
13 中村 充孝 →後半14分 41 白崎 凌兵
18 セルジーニョ →後半34分 8 土居 聖真
FW15 伊藤 翔
25 遠藤 康
正直、マリノスのスタメンとベンチメンバーを見たときは驚いた。
この試合、グループステージの試合ではないよ?
天皇杯はホーム&アウェイではなくて1発勝負だよ?
連戦中ではないよね?
なぜに控えメンバーが多数出場???
舐めるなよ、鹿島を!
と感じました。
2019年天皇杯4回戦、鹿島VS横浜Fマリノス戦のハイライト
ハイライトで見れば見るほど、PKの判定は納得がいかない。
度々の誤審騒動、カードの出し過ぎ騒動を起こす主審だけあります。
あれをPKにするなら、もっとカードを出すべきプレーが多数あったろう?
そう思います。
2019年天皇杯4回戦、鹿島VS横浜Fマリノス戦の試合内容と気になったこと
- 中村の試合勘が鈍っていないか?
- 今日の遠藤は良い時の遠藤か?
- ブラジル人達(特にセルジとレオ)のモチベーションは?
この3点が試合前は気掛かりでした。
前半序盤、鹿島が手堅く入ったのか、横浜の若手に勢いがあったのか、開始当初は横浜の方が押している印象でした。
ただし、あまり危険なシーンはなかった。
前半13分、押されている中でも冷静に対処していた鹿島は、セルジから永木、永木の浮き球による中村を走らせる前線へのパス。パスを収めた中村のゴール前での冷静な対応。全てがしっかりと噛み合い、鹿島が先制します。
前半22分、小池は確かに入れ替わられたし、裏へ抜けられた。でも、決して手も足も出していない、僅かに接触しただけで倒れてPKなら、サッカーになりません。
前半30分、セルジのフィジカルの強さ、チャンスと見るやクリアボールを狩りに寄せた永木の動きとカットした後のパスの精度。スルーした中村の判断と遠藤の折り返しと中村のシュートの精度。パーフェクトな動きの連続で鹿島が追加点!
前半終了間際、開設の都並も絶賛の中村のプレーでハットトリック達成。
後半序盤、鹿島の選手の気持ちが緩んでいないのか?横浜が思ったよりもギアが上げられないのか?前に来ないのが意外でした。
横浜は天皇杯のタイトルは諦めたのかな?
そう思っていたら・・・
後半23分、横浜は仲川を投入。謎です。彼を使うなら後半頭からにすればいいのに?
後半32分、トドメの一発!前半にPKを獲られた鬱憤をはらすような小池のドリブルでの持ち上がりと伊藤へのスルーパス。散々、シュートを外していた翔さんが、美しい浮き球シュートで鹿島が4点目。
鹿島4点後、試合をクールダウンさせながら選手を交代させる。
試合終了、鹿島が勝利して元旦の新国立決勝へ一歩近づきました。
中村よ!残りのリーグ戦で起爆剤となれ!!
正直に言えば、昨日のスタメンに中村の名前を見たとき、不安で仕方なかったです。
良い時は凄く良い!
でも・・・
悪い時は凄く悪い!
今まで散々期待して、散々がっかりしていたので・・・。
でも、昨日の試合を見ていて改めて思いました。
本当に上手い選手だな。
鹿島が彼を長年に渡って所属選手にしている理由が改めて判りました。
(良い移籍話がなかっただけかもしれないが・・・)
昨日の状態をキープして、今シーズンの残りの試合で活躍してくれば、鹿島はタイトルを獲れるはずです。
頼むよ!
今度こそ、サポーターの想いに応えてくれ!!
鹿島の今後について
仕切り直しの国内3冠への第一歩を、見事にクリアしました。
タイトルへ向けて、一勝、一勝、積み上げていくだけです。
■鹿島アントラーズの今後の試合予定
- J1第27節 9/28(土) 15:00 ホーム VS 札幌
- J1第28節 10/6(日) 15:00 アウェイ VS C大阪
- ルヴァン準決勝第1戦 10/9(水) 19:00 アウェイ VS 川崎F
- ルヴァン準決勝第2戦 10/13(日) 15:00 ホーム VS 川崎F
―――10月上旬に日本代表戦が2試合ある――― - 10/10(木)ワールドカップ予選第2節 ホーム VSモンゴル
- 10/15(火)ワールドカップ予選第3節 アウェイ VSタジキスタン
※鹿島から選手が選ばれると、タジキスタンから戻って中2日でリーグ戦です。 - J1第29節 10/18(金) 19:00 アウェイ VS 松本
- 天皇杯準々決勝 10/23(水)19:00ホームVS Honda
- ルヴァン決勝 10/26(土)13:05 埼玉 VS相手は未定
※川崎に勝って絶対に決勝へ進むのだ!
10月末までにリーグは3試合しかない・・・。
全勝で駆け抜けていきたい!
まとめ
やはり、鹿島は強い。
精神が強い。
ガックリしているのではないか?
と心配していたが、ガックリしていたのは私だけだった。
選手やスタッフは、新しい目標へ、勝利に向けて、ギラギラした目をしていた。
反省しなくては・・・。
2017年、2018年と2年続けて国内無冠であるので、
誰よりも選手がタイトルに飢えているはず。
勝利して、タイトル数を増やしてほしい。
戦え、鹿戦士たちよ!
国内3冠制覇へ向けて!!
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