2018年11月17日、鹿島アントラーズが練習試合を行うと聞いて、鹿島スタジアムへ行ってきました。
相手は、3日後に日本代表と親善試合を行うキルギス代表。
彼らからすれば、日本代表戦を前に選手のコンディションを上げる目的であり、鹿島はACLに出場しなかった選手と若手の底上げを目的として、互いの目的が噛み合って行われた一戦でした。
鹿島アントラーズとキルギス代表の練習試合を観て感じたことをまとめておきます。
試合結果とスターティングメンバー
鹿島 2-0 キルギス代表
スターティングメンバー
前半のメンバー
GK
川俣
DF
安西
犬飼
町田
小田
MF
永木
久保田
遠藤
田中
FW
金森
山口
後半のメンバー
GK
沖
DF
町田と小田、ユース2名
MF
久保田と山口、ユース2名
FW
田中とユース1名
前半に小田が1点、後半にユースの43番(前田くん?)が1点獲り、2-0で鹿島が勝利しました。
後半、若手主体のチームになっても、粘り強く無失点で戦ったことは良かったです。
静けさが、より聖地らしく厳かな雰囲気を醸し出していました。
体格はかなりごつい選手もいて、良い試合になるかと思いましたが、チームとしての完成度は低いようでした。
キルギスが赤いユニフォームだからと言うのもあるのかな?
キルギス代表との親善試合を観て感じたこと
太鼓のリズムもない
タオマフの振り回しもない
場内アナウンスもない
液晶ビジョンの掲示もない
ピッチには選手たちの声やボールを蹴る音が響き
ピッチ際に座ると肉と肉が打ちつけられる音まで聞こえた
雰囲気は、地方の高校サッカー観戦だけど・・・
プレーしているのは遠藤や永木、安西や犬飼など、紛れも泣く鹿島の選手。
ちょっと不思議な感じがしました。
多分、キルギスの実力がかなり低い所為で、余計にそう見えたのかも知れません。
続いて、出場していたメンバーについて感じたことを少しだけ・・・
偉そうに書いてみます。すいません。
前半のメンバーから来季の主力が生まれるかも
仮に・・・
本当に仮に!の話であるが・・・
昌子、鈴木、三竿が海外へ移籍したとすると、今日の前半のメンバーから何人かが来季のレギュラー争いに絡んでくる訳であり・・・そう思うと、この練習試合はけっこう重要な試合だと感じました。
ちなみに、今日、出場しなかった日本人フィールドプレーヤーは、山本、西、内田、土居、中村、伊東、安部、小笠原である。
キルギス代表との試合で貴重な経験を積んだ、山口、田中、久保田、小田がどんな変化を見せてくれるのか楽しみです。
良かったレギュラークラス、永木、犬飼、安西、金森、町田
(レギュラーではなくクラス!)
永木は安定のプレーを見せていました。
犬飼は凄い声が出ていた。
コーチング出来るじゃない!と思いました。
ユーマにもSNSでいじられていた、キャプテンの安西!
相変わらず緩急がついた独特のリズムで相手を翻弄していました。
金森は開始早々に顔を蹴られて心配しましたが、その後、飛び出してスペースを作ったり、パスを受けたりしていました。
犬飼と組んだ町田は、前半は良かった。
ただ、後半は違いを見せられなかった。
若手主体のチームだったので町田がキャプテンマークを巻いたのですが、存在感を出せていなかったと思います。
良くなかったレギュラークラス、遠藤
もちろん、断トツで上手いのだけど・・・
遠藤、もっとこの相手ならやりたい放題出来るのでは?
と思いました。
完全に調整モード?な気がしました。
良かった若手、久保田、田中
セレッソ戦や柏戦で感じた活きの良さは健在でした。
パスの受け方、出し方なども良かったし、アイデアも豊富だと感じました。
21日の天皇杯・甲府戦でも使って欲しいなぁ。
良くなかった若手、山口、小田
山口はもっと出来るはずでしょう?
と思いました。
勝手に期待値が上がっていたのかも知れません。
特に後半、若手を引っ張ってプレーするかと思いきや・・・
叱咤激励やコーチングもあまりしていなかった印象です。
そして小田。
点を獲りました!
攻撃の面では積極的に何度も仕掛けていて申し分ないと思いました。
ただ・・・守備がなぁ。
柏戦でもクリスティアーノに完全に振り回されていたと思います。
素人の目から見ても、その距離感では仕掛けられる・・・と思うと交わされていたし、何より先々の予測が悪いような気がしました。
攻撃は見ていてワクワクするので、守備を精進ですね!
もう少し、違いを出せると思ったのですが・・・
今後に期待しているよ、山口!
おまけ、鹿島のサポーターは質が高い!
練習試合に、しかも急遽決まった試合に・・・
4000人もの人が集まったそうです。
メインスタンドは下から上までギッシリでした。
そして、この観客の質が高い。
- 良いプレーには敵味方問わず拍手。
- 高い技術を選手が披露すると拍手。
- ワンツーやロングフィードなどにはどよめき。
- 決めるべきチャンスを外すと叱咤に近いタメ息。
こういう観客の中でサッカーを観れるのは、本当に幸せだと感じました。
鹿島サポーターは質が高いです!
今日も静かに僕らを迎えてくれました。
鹿島の今後の予定
連戦の激闘から開放され、心身共に休めているところだと思いますが、今年はまだ終わっていません。
あと2つ!
タイトルを勝ち取るチャンスがあります。
1つは天皇杯。
もう1つはクラブワールドカップ。
どちらも狙って欲しいです。
そして、今年アジア王者になりながらも、来年出場出来ないのは残念なので、リーグ戦は3位以上を死守して欲しいです。
- 【天皇杯】11月21日(水)
アウェイ 甲府 19:00 - 【リーグ】第33節 11月24日(土)
アウェイ 仙台 14:00 - 【リーグ】第34節 12月1日(土)
ホーム 鳥栖 14:00
鳥栖戦以降の鹿島の12月のスケジュールは以下の2通り!
【11/21の天皇杯・甲府戦に勝利した場合】
●天皇杯●
準決勝:12月5日(水)VS浦和 鹿島スタジアム時間未定
決勝:12月9日(日)VS仙台or山形(埼玉スタジアム)
●クラブワールドカップ
準々決勝:12月15日(土)VSグアダラハラ(メキシコ)
5位決定:12月18日(火)相手は未定
準決勝: 12月19日(水)VS R・マドリード(スペイン)
決勝OR 3位決定:12月22日(土)相手は未定
【11/21の天皇杯・甲府戦に敗れた場合】
●クラブワールドカップ
準々決勝:12月15日(土)VSグアダラハラ(メキシコ)
5位決定:12月18日(火)相手は未定
準決勝: 12月19日(水)VS R・マドリード(スペイン)
決勝OR 3位決定:12月22日(土)相手は未定
最大8試合しか2018年は鹿島の試合を観れません。
一戦、一戦、いつも以上に気持ちを込めて応援したいとです。
まとめ
まずは天皇杯・甲府戦に向けてしっかりと準備してください。
レアンドロ、内田、中村のコンディションが整っているならば、実際に試合に出てプレーして感覚を取り戻して欲しいです。
特にレアンドロ!
試合感を戻してくれれば、クラブワールドカップでジョーカーになるかも知れません!
今年の残り一戦、一戦を大切に勝ち進み、
世界の頂点を目指してくれ!
行け、アントラーズ!!
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