lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2019年J1第13節(アウェイ)鹿島VS 鳥栖戦!上位追撃の絶好の機会に、やっぱり勝てない大岩監督率いる鹿島・・・!!~



2019年5月26日、鹿島アントラーズはサガン鳥栖のホームに乗り込み、2019年J1リーグ第13節を戦いました。

前日に首位FC東京が敗れ、上位追撃の絶好の機会であった。
しかし、間違いなく多くの鹿島サポーターの心の中には不安があったはずです。

「肝心な時、勝たねばいけない時、大岩体制になってから国内では全く勝てない」

何故にこれほど勝てないのか?
無能な監督とは思いませんが、肝心な試合に勝てない。

それでも、リーグ3連勝、公式戦4連勝の勢いに乗れば、壁を乗り越えられる違いない!
いや越えて欲しい!
そんな願いは・・・
またしても無残にも打ち砕かれました。

2019年J1第13節(アウェイ)鹿島VS 鳥栖戦の記録を残しておきます。

 

2019年J1第13節(アウェイ)鹿島VS 鳥栖戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 0-1 鳥栖
後半49分:豊田 陽平

 

スターティングと交代メンバー

GK  1 クォン スンテ
DF  5 チョン スンヒョン
     16 山本 脩斗
     22 安西 幸輝
     39 犬飼 智也
MF 4 レオ シルバ
     11 レアンドロ →後半34分 25遠藤 康
     20 三竿 健斗
     41 白崎 凌兵 →後半13分 10 安部 裕葵
FW 8 土居 聖真 →後半42分 14 金森 健志
     18 セルジーニョ

 

昨日の試合前にメンバー表を見た際に、スタメンにはさして問題は感じませんでしたが、ベンチのメンバーを見てとても気になりました。

伊藤翔はどうした?
中村はまた怪我か?
山口は?平戸は?

先制して逃げ切りを図っている時なら、昨日の控えメンバーでも何とかなるイメージはあったが、点を獲りにいく、逆転を狙う、場合には、個々のメンバーに上手さはあっても怖さも推進力もなく、さらにここ数年の実績もなく、とても物足りなく感じました。

そして、その心配は当たってしまったように思います。

 

2019年J1第13節(アウェイ)鹿島VS 鳥栖戦のハイライト

正直、ハイライトするような場面すら殆ど作れていなかった印象なので、どうやってハイライト作るのかなぁ・・・と思っていたら。

KASHIMAチャンネルのハイライトなのに、敢えて相手の豊田をクローズアップした作りにしてきました。

これは・・・
自分たちの選手への「ある意味で檄」なのであろうか?

 

 

2019年J1第13節終了時点の順位表

13試合を終えて6位!

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2019年J1リーグ第13節終了時点の順位表

調子を落としているチームには選手の能力で勝てる。
でも、調子が良いチームに組織力で選手個々の動きを封じられると勝てない。

という状態をそのまま反映したような順位に甘んじています。

強豪ではあるが、勝てない相手ではない。
そんな風に相手から見られているのでしょう。
悔しい。

 

鹿島VS 鳥栖戦の試合内容と感想

試合内容について・・・

この週末は日本全国異常な暑さに包まれていました。

実際、画面を通して見ても、ピッチ上は相当に暑くなっていると感じました。
週2戦している選手にはかなり酷なコンディションだったとは思います。

 

試合開始、相変わらず金崎は熱い男だ。
タフともいえるし、ラフともいえるし・・・。

前半序盤、明らかに両チーム共にペースを考えた試合の入りでした。
局面では激しいけど、余計な体力を失わないようにしている様子が見えました。

前半中盤、どちらかと言えば鹿島が押しているかも知れない・・・という印象。

前半19分、左サイド深くから白崎が上げたクロス。狙ったのか?ミスなのか?ゴール右隅へ飛んだが、GKが辛うじて弾き出した。ついてないと感じました。

前半25分、ペナルティエリア手前の右からのFKセルジーニョが壁の下を抜けるキックを放つも、ポストに当たって外へ・・・。ついてないと感じました。

前半終盤、一進一退。どちらも決定機までは生み出せず。

後半序盤、依然として一進一退。どちらかと言えば鹿島が押しているか?

後半13分、白崎→安部
変わったからには、ドリブルで掻き回して欲しいと願ったが、あまり効果的なシーンは生まれない。

後半15分、レオのCK犬飼が合わすも、クロスバーの上へ・・・。
振り返ると、このシーンがこの日最後の決定機だった。

後半中盤、鹿島が押しているが、細部でのミスが目立ち始め、ゴール前まで辿り着かなくなる。

後半32分 金崎が交代し、右サイドの安西が躍動するかと思ったら、想像以上に金崎とのバトルに体力を奪われていたようでした。

後半34分、レアンドロ→遠藤。
この日はこの交代が機能せず。
それにしても、なぜにレアンドロ下げたのだろうか?
ボールを持った時の得点力の怖さは遠藤より上だし、推進力も遠藤よりも上だ。
強いて言うなら、止っているボールを蹴る時の精度は遠藤の方が上かも知れない。

後半終盤、鹿島はここまで押し続けた分、選手の動きが目立って悪くなっている。
一方の鳥栖も、疲れは見えるが、前線の豊田はまだ走れている。

そして・・・
アディショナルタイム4分まさかの失点。
人数は足りていたのに、みんな流し運転に近かった。
正直、スンテさえも油断していたように思う。

痛恨の失点。
勝たねばいけない試合でまたしても敗戦
せっかくここまで積み上げてきた連勝を、自らの手で壊してしまった。

本当に残念でならない。

 

チームはこの体制のままで戦い続けるのだろうか?

決して選手が揃っていない訳ではない。
昨年は念願だったアジアのタイトルも手にした。
前期の収益は良く、黒字決算となった。

でも・・・
ここぞの試合で勝てない鹿島になってしまった。

 

まずはピッチ上の指導者の不在。

2017年のラスト2試合。
勝ちきれずに優勝を逃した。
二度とそんな目に遭わないように、鹿島のDNAを体現出来る内田を獲得したのではなかったのだろうか?

しかし・・・
想定はしていたのだろうが、彼の膝の状態は芳しくない。
彼の体内には鹿島のDNAが色濃く詰まっているけど、それをピッチで発揮できない。

でも、今年のキャプテンは内田である。
ピッチ上の監督役も担うべきキャプテンが、これだけピッチに立てないのであれば、別の人間を指名すべきではないのでしょうか?

昨日の鳥栖戦の敗戦などは、まさしく、ピッチ上の監督不在が産んだ敗戦。

タイトルを手にする時の鹿島なら、あのような時間帯にあのようなプレーをして負けることは無かったはず。
むしろ、逆だったはずだと私は思います。


さらに・・・

大岩監督に変化が見られない。

いや、勝ち試合でのバリエーションは増えた気はします。
だが、選手個々への対策を講じられ、閉塞感が漂った試合での改善がない。

2017年第27節のG大阪において、終了間際の植田の得点で勝利した試合以降、見事なまでに勝利を手繰り寄せる神通力が消えてしまったようである。
なぜなら、翌節の鳥栖戦を0-1で敗北して以来、いつも同じような状態に陥り、いつも同じような雰囲気を漂わせ、いつも同じように淡白に引分けるか、負けてしまう。

昨年のACLを獲った時にセルジーニョが神懸り的な活躍を見せたような選手が出ないと、勝てない。
特に国内では研究され尽くされているのか、状態の良いチーム相手だと動きが縛られてしまい、選手個々の良さが出ない。
そういう時こそ、監督のアイデアと閃きが大切になるはずなのだが・・・
それを何処かに落としてきたようにしか思えないのです。

采配とか、選手起用とか、戦術のみえ難さ・・・
そんな事ではなく、単に勝ち運が無い人の下では、勝ち続けられない。

だから、一度、替わっても良いのではないでしょうか?
そして、大岩監督は、何処かに忘れてきた勝負運を探しに行った方が良いと思います。

もちろん監督にも言い分はあると思う。
何せ中心選手は次々と替わるし、怪我人はいつまで経っても耐えない状態では、川崎のようにチームコンセプト熟成させられないという事は判る。
でも、それ以上に、私には監督が勝負運をどこかに落としてきたようにしか思えない。

本当に冗談抜きでそう思います。

 

フロントは、今年のこのリーグ戦での状態を見て、引き続き現キャプテンと監督のままで戦い続けるのでしょうか?

 

仮にこの体制で何らかのタイトルを手にすることが出来るとしたら、以下の3つしか思いつかない。

  • 大岩監督に勝ち運が舞い戻る
  • 内田が驚異的な回復を見せて残りの試合の9割に出場する
  • 怪我から復帰した鈴木が昨年の10ゴール10アシストを超える結果を出す

う~ん・・・。
けっこう厳しいような気がします。

 

サポーターは、今年は耐え続けるしかないのかな?
そうなら、そうと言ってくれ。
必ず数年後に黄金期を築くから、信じて待てと・・・。

それならば、気持ちを強く持って、待つよ!

 

鹿島の今後について

6月上旬の中断まであとリーグ戦1試合となった。
相手はG大阪である。
しっかりと勝って、中断期間に入ってもらいたい。

 

■鹿島アントラーズの今後の試合予定

  • J1第14節 6/1(土) 19:00 アウェイ VS G大阪
    ※代表WEEKとなり約2週間の中断
    ※尚、コパアメリカ用の代表に安部が選出されたので、6月中旬~最大1ヶ月位は鹿島の試合に出れません。
  • J1第15節 6/14(金) 19:00 ホーム VS C大阪
  • ACLラウンド16第1戦 6/18(火) ホーム VS広島
  • ACLラウンド16第2戦 6/25(火) アウェイVS広島
    ※日本勢対決は勿体無いなぁ・・・。
  • J1第16節 6/30(日) 18:30 ホーム VS 広島
    ※広島3連戦かよ・・・。
  • 天皇杯2回戦7/3(水) 19:00 ホーム VS 北陸大

6月上旬の中断以降は連戦が続き、さらにコパ・アメリカに安部が選出されたのでしばらく不在になります。

鈴木の復帰伊藤の復帰、そしてなによりキャプテン内田の復帰を期待します。

 

まとめ

公式戦4連勝の勢いを止めてしまった。
またしても、勝つべき時に勝てなかった。
1年半近く、こんな状態が続いている。

次のガンバ戦には勝利して中断期間に入り、もう一度、チームを立て直して欲しい。

 

振り向けば「鹿島」
そう言われたしたたかさ
そう言われた勝負強さ
取り戻して欲しいです

行け、アントラーズ!

 

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