2018年12月4日、ブライトンはライバル・クリスタル・パレスに快勝しました。
サウスロンドンとブライトンを結ぶ幹線道路の両端に位置するこの2チームは、ライバルであり、M23ダービーと呼ばれています。
だからこそ、ホームでは絶対に負けられない試合でした。
しかも両チームの対戦は既に99試合あり、この日が記念すべき100回目でした!
負けられない思いは両チーム共に同じですが、この日は我が愛するブライトンの気持ちが優りました。
ライバルに快勝して勝点を21とし、当面の目標であった「折り返し(19節)までに勝点20を獲得する」を無事に達成しました。
2018-19プレミアリーグ・第15節ブライトンVSクリスタル・パレス戦を振り返ります。
- 2018-19プレミアリーグ・第15節ブライトンVSクリスタル・パレス戦の試合結果
- 2018-19シーズン・プレミアリーグ第15節の結果
- プレミアリーグ第16節、BHAFCはバーンリーFCのホームに乗り込みます!
- ブライトンの今後の日程について
- まとめ
2018-19プレミアリーグ・第15節ブライトンVSクリスタル・パレス戦の試合結果
ブライトン3-1 クリスタル・パレス
前半24分グレン・マーレー
前半31分レオン・バログン
前半49分フロリン・アンドネ
後半36分ルカ・ミリボイェビッチ
★レッドカード
前半28分シェーン・ダフィ
ここ最近の得点不足が嘘のような前半の展開になりました。
もっとも、2点目が入る前にダフィーが退場となった際には、あまりの彼の幼稚な行動に怒りを覚えましたが・・・。
ちなみにアンドネは2戦連続でゴール!
第15節ブライトンVSクリスタル・パレス戦の試合内容のポイント
前節、アウェイで何とか勝利を収めたものの、攻撃の幅の無さに心配していました。
ゆえに、試合前はGKライアンを中心とした守備陣の奮闘が重要だと思っていました。
前半序盤、ブライトンの勢いが相手を優っていました。ホームなので当たり前といえば当たり前ですが・・・。ただし、決定機までは作れないので、その点はいつものブライトンでした。
前半22分、ペナルティ内でのイスキエルドの踏ん張りが相手のファウルを誘いました。
前半24分、マーレーが豪快に蹴りこんでブライトン先制!
前半26分、マーレーが倒されます。これもPK?と思ったら、なぜかペナルティの外との判定でした。
前半28分、突然ダフィーが退場・・・。
何が起こったのか最初は判らなかったのですが、リプレイでダフィーが相手に頭突きをかますシーンが映ります。しかも主審の目の前で!
ダフィー・・・飲んでるのか?
正直、目を疑うシーンでした。
点が取れないブライトンは、GKと両CBの奮闘が大事なのに・・・よりによって自ら退場していくとは予想外でした。ちょっとしたパニックでした。
とにかく急いでグロスを下げて、DFのバログンを投入すると・・・。
前半31分、FKをニアでフリックするとファーでフリーになっていたバログンの元へ。丁寧にボレーでゴールへ叩き込み、ブライトン追加点!
点差が広がったので、マーレーを下げて中盤にアンドネを投入すると・・・
前半終了間際、ゴール前の混戦を必死にクリアしたボールをアンドネが拾い、そのままドリブルでゴール前に持ち込み・・・相手のチェックに遭いますがこぼれた隙をついてシュート!
なんとブライトンが前半で3点目!
久しぶりの真夜中のダンス!
1人で孤独にテレビの前で小躍りしていました。
後半開始、明らかにブライトンはギアを落としました。
まあ、これから年始まで過密日程なので仕方ありません。
ただ、クリスタルも思ったよりも前に出てこないので助かりました。
後半前半と中盤、前半と打って変わってイマイチ面白みに欠ける展開。
後半34分、バログンがペナルティ内で相手を倒してPK献上。
後半36分、PKを決められて1点返されます。
この日の試合内容を考えると無失点で終わらせたかった。
試合終了、もっと荒れるのか?と思っていたダービーですが、それほど荒れる事無く終了しました。
ブライトンVSクリスタル・パレス戦のデータと感想
ブライトンVSクリスタル・パレス戦の試合データは以下の通りです。
ボール支配率はブライトンが32%で、クリスタル・パレス 68%。
シュート数ブライトン6、クリスタル・パレス13。
CKはブライトン4、クリスタル・パレス 5。
クロスはブライトン16、クリスタル・パレス24。
ブライトンは3点獲っていますが、枠内シュートは3本です。
枠外を含めて6本しかシュートを放っていません。
やっぱり、攻撃が改善された訳ではないですね。
プレミア第15節ブライトンVSクリスタル・パレスのハイライト動画はこちら
アンドネの3点目は気持ちよい得点です。
彼がブレイクしてくれると、マーレーへの圧力が減ってもっとマーレーの得点も伸びる気がします。
2018-19シーズン・プレミアリーグ第15節の結果
ブライトンだけでなく全チームの結果です。
第15節
- 12/4 AFCボーンマウス 2-1 ハダーズフィールド・タウン
- 12/4 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン 3-1 クリスタル・パレス
- 12/4 ウェストハム・ユナイテッド 3-1 カーディフ・シティ
- 12/4 ワトフォード 1-2 マンチェスター・シティ
- 12/5 バーンリーFC 1-3 リヴァプール
- 12/5 エヴァートン 1-1 ニューカッスル・ユナイテッド
- 12/5 フラム 1-1 レスター・シティ
- 12/5 ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ 2-1 チェルシー
- 12/5 マンチェスター・ユナイテッド 2-2 アーセナル
- 12/5 トテナム・ホットスパー 3-1 サウザンプトン
ブライトン戦以外で注目していた試合は・・・
12/4 ワトフォード 対 マンチェスター・シティ戦と12/5 バーンリーFC 対 リヴァプールの試合でした。
無敗のマンC、リヴァプール共にしっかりと勝ちきりました。
また、12/5 マンチェスター・ユナイテッド 対 アーセナルも注目・・・と言うか心配していたのですが、マンUが辛くもホームで引分けに持ち込みました。
アーセナルからしたら痛い引分けでしょう。
そして・・・
注目外だった試合で波乱が!
12/5 ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ 2-1 チェルシー!!
わお!
狼共、チェルシーを食い破ったよ!
日本代表の中島が移籍するという報道もあり、日本でも一躍注目を浴びているウルブズが金星を上げました。
チェルシーは痛い敗戦でしょう。首位マンCと勝点差が10に広がりました。
日本人選手たち・・・
レスターの岡崎は後半27分に登場し、その2分後に同点弾をアシスト!
実はこの試合、レスターがプレミアを制した時のラニエリ監督がフラムの監督になってから初対戦でした。恩師の前で、良い活躍が出来ました!
サウザンプトンの吉田は2戦連続で失点に絡む印象の悪さでしたが、スタメンで出場しました。しかしこの日もちょっと歯車がおかしい。1失点目は判断ミスのような気がしますし、2失点目は吉田に当たってゴールに吸い込まれるなど、印象が悪いです。
吉田!踏ん張れよ!!
ニューカッスルの武藤は未だに負傷の影響なのかベンチ外。
頑張れ侍達!
2018-19プレミアリーグ第15節終了時の順位表
我がブライトンは第15節終了時点で10位!
惜しい!
一桁順位まであと少しです。
プレミアリーグ第16節、BHAFCはバーンリーFCのホームに乗り込みます!
マンチェスターよりも北に位置する人口7万人ほどの小さな町がホームタウンのバーンリーFCですが、今年でプレミアリーグは5シーズン目でブライトンよりもプレミアの経験は豊富です。
昨年は大躍進を遂げてシーズン7位で終了し、今年は3期連続でのプレミアでの戦いとなっています。
ところが・・・今年はシーズン当初から守備が崩壊中。
現在、降格圏に沈んでいます。
出来ればこのまま眠っていて欲しいです。
ブライトンとバーンリーFCの対戦前の順位と状態
両チームの今シーズンの状態は以下の通りです。
ブライトン 10位(勝点21) 6勝3分6敗 19得点21失点
バーンリーFC 19位(勝点9) 2勝3分10敗 14得点32失点
ブライトンの直近5試合は、●●△○○
クリスタルの直近5試合は、●△●●●
調子が上向いているブライトンとしては、アウェイですがしっかりと勝点3を獲りたいところです。
ブライトンとバーンリーFCの昨シーズンの対戦成績
昨年は第14節と34節に戦っています。
第18節(ホーム) 0-0で引分
第36節(アウェイ)0-0で引分
第18節時点ではブライトンはどん底でした。
6戦勝ちなしの上に点が取れない状況で、一方のバーンリーの失点数はこの時点ではリーグ2位の少なさでした。
よく引分けたという印象です。
第36節時点でのブライトンは必死でした。
残留を勝ち取るための気迫がドローを引き寄せました。
ブライトンとバーンリーFCの過去の全対戦成績
初めての対戦は1961年1月28日 FAカップでの試合でした。
3-3の引分けでした。
それを含めて両チームは31試合対戦しています。
ブライトン10勝
バーンリーFC 9勝
引分け12
勝ち越している!
プレミアでは相手が先輩だけど、トータルでは勝っています!
ちなみに直近5試合は全てドロー!その前の3試合はブライトンが勝利!ブライトンがバーンリーに負けたのは2011-12年チャンピオンシップリーグまで遡ります。
相性は悪くない!
勝てる!!
プレミアリーグ第16節の対戦表
プレミアリーグ第16節は12/8-12/10にかけて開催されます。
※下記時間はイギリス時間です。日本時間にするには時差の計算(+9時間)が必要です。
例)12/8 15:00開始のブライトン戦は日本時間12/8の24時!
第16節
- 12/8 12:30 AFCボーンマウスAFC Bournemouth 対 リヴァプールLiverpool
- 12/8 15:00 アーセナルArsenal 対 ハダーズフィールド・タウンHuddersfield Town
- 12/8 15:00 バーンリーFC Burnley 対 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンBrighton
- 12/8 15:00 カーディフ・シティCardiff City 対 サウザンプトンSouthampton
- 12/8 15:00 マンチェスター・ユナイテッドMan Utd 対 フラムFulham
- 12/8 15:00 ウェストハム・ユナイテッドWest Ham 対 クリスタル・パレスCrystal Palace
- 12/8 17:30 チェルシーChelsea 対 マンチェスター・シティMan City
- 12/8 19:45 レスター・シティLeicester City 対 トテナム・ホットスパーSpurs
- 12/9 16:00 ニューカッスル・ユナイテッドNewcastle United 対 ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズWolves
- 12/10 20:00 エヴァートンEverton 対 ワトフォードWatford
ブライトン戦以外で注目している試合は・・・
12/8 17:30 チェルシーChelsea 対 マンチェスター・シティMan Cityです。
前節、狼共に煮え湯を飲まされたチェルシーとしては、ホームで首位マンCを叩きたいところです。いや、叩かないとダメでしょう。負けたら勝点差が13になります。
また、12/08 19:45 レスター・シティLeicester City 対 トテナム・ホットスパーSpursも注目しています。ブライトンの1つ上の順位がレスターで、勝点差僅かに1です。
岡崎には活躍して欲しいが、レスターには勝たないで欲しい・・・。
ジレンマです。
ブライトンの今後の日程について
ハダーズフィールド、クリスタルパレスと連勝したのは大きい!
一気に勝点6を積み上げました。
この勢いで、次節のバーンリーFC戦も勝利を収めて欲しいです。
- 第16節12/8 アウェイ VS バーンリー
- 第17節12/15 ホーム VS チェルシー
- 第18節12/22 アウェイ VS AFCボーンマウス
- 第19節12/26 ホーム VS アーセナル
~折り返し~ - 第20節12/29 ホーム VSエヴァートン
- 第21節 1/1 アウェイ VSウエストハム
※第21~22節の間にFAカップやリーグカップが組み込まれています。 - 第22節 1/12 ホーム VSリヴァプール
当面の目標であった、折り返し19節終了時の勝ち点20はクリアしました。
やりました!ブライトン!!
あとは、残り4試合でどこまで勝点を伸ばせるかです。
勝点25を超えれば、残留はほぼ確定だと思うので、次節のバーンリー戦は絶対に勝利を収めて勝点24に伸ばして欲しい!
17~19節の3チームは難敵揃いですが、一丸となって勝点1をもぎ取ることは不可能ではありません!
・・・と思います。
まとめ
年末年始の過密日程前に、選手を上手に休ませていることは評価したいのですが、いつまで攻撃を個人任せにするのだろうか?
攻撃が形になれば、守備は悪くないのだから、上位進出が見えると思います。
夢を見させてよ~
一気に高見へ飛翔しろSEAGULLS!
目指せ一桁順位・ブライトン!!
Go for it! The Seagulls!!
I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
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