このブログは、2015年春に見つかった未破裂脳動脈瘤を、2016年春に『開頭クリッピング手術』を受けて治療した私自身の闘病記録です。
前回の記事は、退院の準備や支払いについてまとめました。
未破裂脳動脈瘤と闘う ~入院11日目。退院の準備と支払いの確認について~ - lands_end’s blog
今回の記事は、ついに迎えた退院日の朝について感想をまとめます。
役立ち情報というよりは、退院の喜びをまとめた記事になっていると思いますので、情報を捜している方は別の記事を確認して頂いた方が良いかも知れません。
未破裂脳動脈瘤の発見から約1年
2015年5月、日射病気味になり頭痛が酷かったため、会社近くの内科を訪れたことが全ての始まりでした。
先生に言われるがままに、CT撮影クリニックで撮影し、翌日、再び内科を訪れるた私に先生は「脳動脈瘤って何か判りますか?」と私に尋ねてきました。
それから色々と調べ、悩み、怒ったり、怖がったり、悲しんだり、怯えたりしながら半年過ごしました。
さらに、手術を受けると決めてから約半年、色々な事を考えながら濃密に過ごしました。
そして迎えた入院日、桜がとても綺麗だったことを覚えています。
「桜は散っても、俺は散らない」
と奥さんに言ったら・・・
「相変わらず冗談のレベルはさいてー。だけど・・・、また一緒に家に帰ろうね」
と真顔で言われたことを今になって思い出しました。
入院翌日の朝に開頭クリッピング手術を受けました。
ICUで一昼夜過ごし、一般病棟に戻ってから数日間はかなりの痛みと戦いました。
術後6日目に抜鈎(ばっこう)をしてからは、体調は急速に回復し、痛みもかなり和らぎました。
その後はシャワーも浴びることが出来る様になり、体力を取り戻すために病棟内をウロウロと歩いて邪魔だと言われ程に回復しました。
そして、入院から12日目、手術から数えると11日目に、無事に退院の日を迎えました。
入院日数は予定通りだったのか?
未破裂脳動脈瘤について調べた際に得た入院日数の情報は、
開頭クリッピング手術の場合・・・10日~14日
脳動脈瘤コイル塞栓手術の場合・・・約1週間
でした。
開頭クリッピング手術を受けた私は12日で退院となりました。
ただし、ブログ内の記事でも触れたように、術後に運動を怠けて弱った体力の回復が必要となったために、入院日数が延びてしまいました。
もしもちゃんと自己管理が出来ていれば、10日か11日で退院が可能だったと医師からは言われました。
他の入院患者はどうだったか?
私が入院した時点で3名の方が開頭クリッピング手術を受けていました。
2名は未破裂脳動脈瘤の状態で手術しており、1名はくも膜下出血が起きてから緊急で運ばれた方でした。
未破裂脳動脈瘤の状態で手術した2人は男性が60代、女性が50代の方でした。
男性は13日で退院していましたが、退院時もあまり調子が良くないと言っていました。
女性は11日で退院されたそうです。ただし別の部屋なので詳細は判りません。
一方、くも膜下出血を起こして運ばれた方は、入院して既に2週間経っていました。
言語能力は問題ないが、四肢に痺れが残ってリハビリ中とのことでした。
もう少しリハビリを行い、その後はリハビリ専門の病院へ転院すると言っていました。
退院日の朝の様子
前日に看護師から言われた通り、6時の起床後にまず検温!
朝食を食べて、身支度を済ませて片づけをしていたらあっという間に8時前となり、家族がやって来ました。
8時には執刀医の最後の診察と言われていたのですが、少し遅れて8時半頃に看護師に呼ばれて診察室へ入りました。
退院直前に、診察室で医師と話した内容(生活するにあたり気をつけるべき点を様々聞きました)については、次の記事でまとめることにします。
次回『未破裂脳動脈瘤と闘う ~退院直前の診察で、執刀医に退院後の生活について諸々確認する~』
↓応援ありがとうございます。
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