lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2024年J1第3節(敗戦)鹿島VS 町田!鹿島の熱気は野津田の森に飲み込まれた・・・!!~



2024年3月9日、鹿島アントラーズは昇格組の町田ゼルビアのホームを訪れ、2024年J1第3節を戦いました。

初戦は快勝。文句なしのスタート。
2戦目は前半は低迷、後半に巻き返し、植田の一発でドロー

新監督であるポポさんにとってはきっとほろ苦い思い出のある町田。
鹿島の心臓になるつつある佐野にとって負けたくない古巣との対戦。
鹿島サポーターにとっては、愛憎入り混じる感情を抱く昌子と再会。

色んな想いが交差する(柴崎の想いは今回は離脱中なので割愛・・・)、町田との一戦は、試合開始時点で鹿島が半ば追い詰められた状態になっていました。

多くの人が懸念し続けていた「CBが足りない」ので・・・問題が、シーズン3戦目にして早くも露呈することになってしまいました。

負けたくなかった一戦ですが、
熱い想いは野津田の森を燃やすこと叶わず・・・
飲み込まれてしまった2024年J1第3節(アウェイ)鹿島VS 町田戦
の記録を残しておきます。

 

2024年J1第3節(アウェイ)鹿島VS 町田戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 0-1 町田

前半13分 平河 悠   

スターティングと交代メンバー

GK1 早川 友基 
DF2 安西 幸輝
32 濃野 公人

39 津久井 佳祐 ⇒後半24分30 名古 新太郎
55 植田 直通 

MF13 知念 慶
25 佐野 海舟
33 仲間 隼斗
77 パレジ ⇒後半36分37 垣田 裕暉
14 樋口 雄太 ⇒後半43分36 師岡 柊生
33 仲間 隼斗 ⇒後半0分15 藤井 智也
FW7 チャブリッチ ⇒後半43分8 土居 聖真
40 鈴木 優磨

色々と試すと言うより、仕方なくメンバーを替えているの感じはする。
ポポ監督、噂通り、メンバー固定(ベンチも含め)主義なのかしら。

 

2024年J1第3節(アウェイ)鹿島VS 町田戦の動画ハイライト

いつも、いつも、ブログで書いていることだが、やはり敗戦時のハイライト動画は見たくない。

見たくないが、改めて見返すと、失点シーンなどの問題点が浮き彫りになるのは面白いとは思う。

が。。。

やっぱり好んで観たくはない。

 

2024年J1第3節(アウェイ)鹿島VS 町田戦の試合内容と感想

想定通りの、試合前のメンバー発表における昌子へのブーイングで幕を開けた。
しかし・・・
改めて思ったが、試合前のメンバー発表でブーイングしても、本人にはまったく響かないと思う。だって、開始前の発表時には本人はまだ姿を現していないし・・・。

 

前半総括:第2節の焼き増しのように停滞感を再現する

開始して僅か数分で感じる。

「あぁ、今日も苦戦必至だな、これは・・・」

もちろん外れることを期待しているが、流石にうん十年とサポーターを続けてくると、この辺りの空気感はあまりズレない。

どういう訳か、町田にプレーをやり易いようにしてしまい、挙句の果てに佐野が狙われてボールロストからの失点・・・。

また、町田は、直接的に津久井を狙い撃ちにするよりも、まずは、もう1人の新人である濃野のサイドを執拗に抉り、植田を釣り出して、中で津久井に対してはフィジカルで優るFWをぶつけてストレスを増やしていく戦法を徹底し、地味と言えば地味だけど、新人相手には定番と言えるし、まあ、とにかく嫌らしい攻撃だ。

それでも鹿島は必死に耐え、反撃を試みるが、相手の出足も鋭く前線にボールが供給されない苦しい時間が続きました。

そして前半終了間際、エアポケットのように優磨の元にボールが届き、前が空いていたが、シュートはゴール左へ逸れてしまい、この日、最初で最後のビックチャンスを逃してしまうのでした。

 

後半総括:攻撃の形は出来つつあるも精度悪く、得点には繋がらず

後半開始から仲間を藤井に替え、右サイドを縦に深く抉り、相手の最終ラインを後ろ向きに下がらせるようにしたことで、相手の守備時にも綻びが出るが、残念ながらシュートの精度が悪い。

攻めて枠内に飛ばせば、弾かれたこぼれ球を押し込むチャンスがあるのだが・・・。

何とか流れを引き寄せようとポポ監督も必死に手を打ちました。
名古を投入、垣田を投入、師岡と土居を投入するも・・・

最後まで町田の牙城を崩すこと叶わず。

 

試合終了:試合終了

昇格組に、ホームでのJ1初勝利を献上することになりました。
誠に残念な週末になってしまいました。

 

町田戦を観て感じたこと

町田戦を観て感じたのは次の3点です。

・津久井は悪くない

・濃野のために先生を用意出来ないか

・勝負事はチャンスを掴んだ方が勝つ

 

津久井は悪くない

冒頭でCBが足りない問題が露呈したと書きましたが、津久井がどうしようも無い程に酷かったわけではありません。

本人は開始早々に仕掛けられた時に競り勝てなかったことを悔んでいましたし、佐野がロストした際に、剥がされてしまい止められなかったのは確かですが・・・CBでプレーしていた会社の同僚にその映像を見せたら・・・

こりゃ、もう、どうにもならん。
俺ならば、なるべく俺のせいにならないように振舞うよ・・・

と言っていたくらいです。

だから、トータルで評価するならば、J1初出場で、戦える能力があることを十分に披露してくれたと思います。

思いますが・・・
やはり、フィジカルの細さは気になりましたし、津久井「オンリーワン」の良さが無いのは、今後のポジション争いでは気になる点ではあります。

例えば身体が強いとか、ヘッドは負けないとか、左足のパスは凄いとか・・・。

とにかく、貴重なJ1での経験を活かすためにも、試合に出て欲しい所ではあるのですが、チームはCBの補強に動いているようですので、この先はどうなるのでしょうかねぇ・・・。

 

濃野のために先生を用意出来ないか

植田の言葉が足りないと言う訳ではないけど、過去の鹿島の右SBは、CBやGKからの叱咤激励で育ってきたことを踏まえると、濃野のポテンシャルを伸ばすためにも、声とプレーで成長を促すCBかGKが居たら良かったのかも知れません。

または、SB歴の長いベテラン!

何しろ、濃野のプレーを観ていると、末恐ろしい程のポテンシャルを感じつつも、感性でプレーしている感じも否めません。

上がるタイミング、気にしておくポイント、一列前のサイドの選手との連携、CBやGKやボランチとの連携・・・

彼に的確にレクチャーをしてあげる選手がいれば、一気に開花するような気がしてなりません。

うっちー
鹿島でも臨時コーチやってくれないだろうか・・・。

 

勝負事はチャンスを掴んだ方が勝つ

それを言っては・・・
と言う感じですが、結局のところ、勝負と言うのはチャンスをシッカリと掴めるか?掴めないかで左右されるのだと改めて実感しています。

開幕戦ユンカーが最初のチャンスで仕留めていたら、もしかしたら泥沼の3戦勝ち無しも有り得ましたが、結果は仲間のシュートが決まり、警戒が強まる前にチャブリッチが決めたことで、試合は鹿島の快勝となりました。

第2戦は、セレッソのレオセアラが2点目のヘッドを決めきれなかったことで、鹿島が植田のヘッドで追いつくことが出来ました。

第3戦は、町田のFWがフリーのヘッドを外したことで鹿島にバランスが傾くが、優磨が前半終了間際のシュートを決めきれず、再び町田側にバランスが傾いたと思います。

チャンスをモノにするFW・・・

優磨は実績あるし、チャブリッチだってポテンシャルは高いと思うので、この2人に点を獲る仕事を専念させることが出来れば、鹿島の得点は飛躍的に伸びると思うのだけどなぁ。

 

序盤の3戦を終えて感じること

町田戦をどうこうではなく、序盤3戦ですが、色々と想うことあるので、それを頑張って言葉にしてみました。

  • ポポ監督、評判通りに意志は固いかも
  • 何故に松村は使われない
  • 柴崎が復帰したら誰を外すのか
  • GKの選考は意外と柔軟だ

 

ポポ監督、評判通りに意志は固いかも

プレシーズンでの戦い方や、知念をボランチにコンバートしたり、佐野をCBで起用したり、選手起用に関しては固定概念でガチガチではない面も見せつつ戦術に関しては「縦」「ライン間」「手数を掛けない」といった攻撃の方針を貫く姿勢は変えないようである。

しかし・・・
「相手に合わせて如何様にでも戦った見せる」を、曲がりなりにも1年半近く追い続けたチームなので、そうは変わらない・・・。

と言うか、これは日本サッカー、いや、日本人の物の考え方や行動特性なのかも知れないが、「無理はしない」プレーが、どうしても抜けないようである。

まあ、まだ3戦なので、我々サポーターも、今少しの間は様子を見る必要があると思いますが・・・。

 

何故に松村は使われない

練習には普通に参加しているので、何処かを痛めている訳ではなさそうです。
だから、ベンチにすら入らないのは、何かしら松村のプレーにポポ監督が「不合格」と言う評価をしているのだと思うのですが・・・。

町田戦での攻撃の打つ手なし感を考えと、松村の中へ切れ込むドリブルと、ミドルの強さは、「代替の無い武器」になると思う。

また、ポポさんが求めているサイドの裏のスペースに飛び出してボールを受け、中にクロスを入れるのは、確かに松村よりも藤井の方が慣れているように思う・・・

が、松村の武器を凌駕するほどの精度と結果は出ていないとも思う。

・・・なんだか、藤井を落としているみたいになりそうだ。
そんなつもりはないですよ、藤井さん!

松村が起用されて藤井は起用される点を深堀すると、ポポさんの求める「水準」がハッキリするのかなぁ。

 

柴崎が復帰したら誰を外すのか

選手をスタメンもベンチも固定する傾向の監督の元だと、柴崎が復帰した時、誰が弾き出されるのだろうか?

開幕戦で樋口のキックは今年も得点源になることはハッキリしているし、仲間の「汗かき」はアントラーズにとって貴重な戦力である。

そして佐野は町田戦で痛恨のミスをしたが、絶対に外せないはずである。何しろ、CBもSBも出来るのだから!

そうなると、知念?土居?藤井?名古?または垣田?

まさかの濃野や安西を外して佐野を入れる?

ちょっと、気になる度合いが増してきました。

 

GKの選考は意外と柔軟だ

スタメンならず、ベンチメンバーまでかなり固定する傾向を早くも感じさせるポポ監督だが、一方で、GKに関しては意外と柔軟な感じがします。

スタメンは早川で不動だけど、控えに関しては第1戦は山田、第2戦は梶川、第3戦は山田・・・。

この変遷は、色んな選手に雰囲気を感じさせようと言う誰かの意見を素直に聞き入れているのか?あまり控えGKに関してまでは立ち入らないのか?

個人的にちょっと気になるポイントです。

 

アントラーズの次の試合はホーム・川崎F戦!

鹿島の次節の相手を、マスコミでは「天敵」とか「難敵」とか、ずっと勝てない相手とか・・・

言いたい放題書いています。まあ、事実だから仕方ない。確かに勝ててない。

ただし、個人的には天敵とは思っていません。

鹿島にとって川崎Fは「天災」だと感じています。

 

ただ、それでもその天災レベルの相手にしたって、結局は勝てるチャンスに勝ちきるかどうかで、ガラッと立場は替わると信じています。

2023年の第2節ホーム開幕戦・・・
あの試合、勝ちきっていたら、また違う「岩政アントラーズ」の未来があったことは確かですし、そもそも、2017年に鹿島が連覇していれば、初年度だった鬼木監督が強化方針を替えて未だにフロンターレは燻っていたかも知れません。

だから、どんな形でも良いから、勝つこと!

まずは、そこからだと思うのですが・・・ねぇ。

 

まとめ 

今年のJリーグは序盤から混沌としています。

確かに神戸は頭一つ抜けていると思うし、横浜FMと広島もそれに継いで戦力は充実していると思います。

一方で、優勝争いに食い込んでくると予想されていたチームの多くが苦戦しているのも確かです。

だからこそ、とりあえず折り返しまでは「連敗は避け」「ホームでは絶対に負けない」を念頭に、粘り強く勝点を得ていくことが重要になると思います。

そういう意味で、次節の川崎F戦はとっても重要だと思います。

 

頑張れアントラーズ!
川崎を叩いて新たなステージへ!!

 

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