lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年J1第14節(引分)鹿島VS FC東京戦!J開幕から30年、審判員向上の施策は足りてるのか?~



2023年5月20日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムにFC東京を迎え、2023年J1第14節を戦いました。

前節、「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」として国立で開催された名古屋戦は、鹿島が攻守にわたって強さを発揮し快勝しました。

地上波でも放送されたその試合を観て、どれくらいの人が新たに、または久しぶりに、鹿島の試合をもっと見たいとカシマスタジアムまで足を運んでくれたのかは判りませんが、そのような方達へ良い試合を届けようと言う「両チームの選手や関係者、さらにはサポーター」の努力は、審判員に振り回される結果となりました。

6連勝と6戦連続無失点の記録が途絶えさせられた・・・
2023年第14節(ホーム)鹿島VS FC東京戦の記録です。

 

 

2023年第14節(ホーム)鹿島VS FC東京戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 1-1 FC東京

前半6分 垣田 裕暉
前半28分 ディエゴ オリヴェイラ (PK)

 

スターティングと交代メンバー

GK29 早川 友基    
DF2 安西 幸輝 
5 関川 郁万    
22 広瀬 陸斗⇒後半30
分32 常本 佳吾
55 植田 直通    
MF14 樋口 雄太⇒後半30分17 アルトゥール カイキ
21 ディエゴ ピトゥカ
30 名古 新太郎後半11分25 佐野 海舟
33 仲間 隼斗⇒後半11分8 土居 聖真
FW37 垣田 裕暉⇒後半19分13 知念 慶
40 鈴木 優磨

この日の鹿島のプレーは、PKでの失点後は低調でした。

強みであるセカンドの拾い合いに負けたり、何でもないパスがずれて気が削がれるし、交代で入った選手も知念以外は推進力を作り出すことは出来ませんでした。

 

2023年第14節(ホーム)鹿島VS FC東京戦の動画ハイライト

やっぱり勝ち試合以外は何度もハイライトを見直す気にはなれないな。

前半15分位までの鹿島のプレーは本当に見応えがあり、連勝中のチームであるとかんじさせたけど、失点後は「何かが噛み合わなく」なってしまったように思いました。

長いシーズン、こういう試合を幾つモノに出来るか?
それがタイトルへ近づくカギだと思う。

 

2023年第14節(ホーム)鹿島VS FC東京戦の試合内容と感想

連勝中のチームの雰囲気からは、セットプレーや強烈なミドル以外ではそうそう失点しないだろうと感じていましたし、仮に失点しても、動揺は少ないだろうな・・・

と思っていたのですが、よもやの形で失点したことが、皆で掴んでいた糸が緩む原因になったのかも知れません。

 

前半総括:シーズン当初のような展開・・・。

試合中、この試合の流れや展開、チームの雰囲気はどこかで感じたことがあるような・・・と思っていたのですが、試合から数日たって、ようやく思い出しました。

今シーズン序盤の「勝点を拾っていたころ」に類似していました。

序盤、相手が整う前に襲い掛かり得点。
徐々に相手が対応してきたら前半は耐える。

後半、選手交代などで流れを掴めれば追加点。
掴めない場合は耐えて耐えて・・・逃げ切る。

失点した時間帯は確かに鹿島ペースではなかったけど、やられる雰囲気までは無かったので、凌げなかったのは痛かった。

 

後半総括:荒いと粗いは違うでしょうに・・・

鹿島のストロングポイントである球際の強さに負けないように、「荒々しく立ち向かってくる」のは判るし、必要な事だと思う。

だが、技術も経験も伴わず、勢いだけの「粗いプレー」にはカードを出して欲しい。

後半から出場したFC東京の35番の選手は、明らかにこの日は「粗かった」。
身体で止めるシーンが多く、上げた足が植田の顔に当たるなど、イエローが一枚出たあともその傾向は変わらず、最後は関川を後ろから倒しているが・・・ノーカード。

これはキッチリ退場にして欲しかった。

主審は何を気にしているのか?
FC東京のカードを出すべきプレーは流し、鹿島のファウルも流し・・・
しまいにはスタジアムにいる全ての人がモヤモヤを抱える始末であった。

 

試合終了:こんな形で連続無失点記録が途絶えるとはなぁ

相手に何かを対策されている感じはなかったのですが、攻撃が単調になっていたのは残念です。

 

FC東京戦で感じたこと

試合を観戦して感じたのは次の2点です。

1つはサポーターならきっと誰もが感じるだろう「今日は・・・」

もう1つはタイトルにもしたJリーグ発展のために・・・

です。

 

あぁ、今日は厳しいなぁ・・・

鹿島がタイトルを次々と獲得している頃も無かったわけではないが、国内タイトルから遠ざかるにつれ、このような感覚を抱いた日はかなり厳しい結果になっている。

ヤル気が無いとかではない。

ただ、それぞれの想いが一つの方向に向いておらず、その結果として「ミスパス」や「判断ミス」「連係ミス」が頻繁に起き、さらに気持ちが沈んでいく。

この状態を、言動で変えられる選手が生れるかどうかが、鹿島が本当に強さを取り戻したかどうかの判断基準になるのだと思う。

違いを作り出せる選手・・・出てきて!

 

守備陣の安定感は健在

勝てなかったし、何度か危ないシーンもあったが、鹿島の守備陣は連勝しているチームとしての貫禄を見せていました。

FC東京のシュートは11本。
そのうち枠内は僅かに1本です。

相手よりも先に身体を入れて弾き、ボールを持たれたらシュートコースに身体を投げ出し、勝に等しいだけのプレーを見せていました。

だからこそ、攻撃陣にはあと1点取って勝って欲しかったです。

 

Jリーグの発展には審判の向上も必要

失点に関しては「確かにファウル」だから、主審があれを「アウト」と言うなら仕方ありません。

ただし、それならば全ての試合の判定で「ルールを厳格に守って」欲しいです。
細かいことを上げればキリがないので書かないが・・・

 

リーグが始まり30年。
この30年でJリーグは物凄いスピードで進化している。

選手の技術だけではなく、コーチや監督の経験値やレベルも上がり、プレー環境も飛躍的に向上している。

一方、主審に関しては残念ながら「個人任せ」な感じは拭えない。
VAR導入など、システムの導入はしているが、最後に裁くのは人なので、その育成や方針にもっと金と時間を使わないと・・・ファンは増えないと思う。

例えば、リーグとして明確に判定基準を打ち出すのも一つの方法だと思う。
試合を止めずに熱い試合を見せるため、足裏を見せるプレーは厳格に取るが、それ以外のは手を使わない限り流す・・・とか。

個人的には海外の流れに全てを合わせる必要はないので、「Jではファウルは超厳格にする」と打ち出すのだってアリだと思う。

また、VARによる判定を「サポーターファースト」で、マイクでスタジアム内に解説するのだって、Jが先駆けてやってみたらいいと思う。

何にせよ、個々の審判任せではなく、協会がもっと前面に出ないと、向上は見られないと思うのは私だけでしょうか?

これからのJの発展に、審判員のレベルアップは不可欠だと思うのですがねぇ。

 

次の試合はルヴァンカップ第4節・ホーム柏戦!

5連勝が単に勢いに乗っただけなのか、それとも、勝つべくして勝っていたのか、次の柏戦はそれを占う重要な一戦になりそうである。

相手はネルシーニョ監督を解任し、コーチだった井原を昇格させ、僅か数日で戦うチームを作り上げて「首位神戸」に堂々の戦いを演じて引分けています。

明らかに勢いは相手が上だが、鹿島はグループDの最下位なので、次の柏戦に敗れるとジ・エンドである。相当な覚悟が必要だが・・・柏も3位なので敗れればほぼジ・エンドであり、生易しい試合にはなりそうもない。

守備陣はリーグ戦と変えず、「2列目より前」に鉈を振るって勝ちきるのか?
あくまでも長いシーズンを見据えて、選手を「かなり替える」のか?

柏戦のメンバーによっては、夏に移籍を志願する選手が出てくるかも知れない。

だから、試合までの数日は「ピリピリ」した緊張感がクラブハウスに漂っていると思うのだが、どうだろうか・・・。

 

まとめ 

PKで無失点記録が途絶えたことにもモヤモヤするが、あの日のFC東京相手に勝ち越し点が獲れないチームにもモヤモヤが募りました。

優磨も同じだったのか、終盤は何度も底まで下がってくる姿が観られ、きっと誰もが口にしたのでしょう。

優磨、お前さんは前線に居て知念と点を獲ってこい・・・と。

FC東京戦で見えた鹿島の課題は、やっぱり攻撃の作り方なんだろうなぁ・・・という事でした。

 

鹿島が勝つと
週明けの朝は最高だ!

 

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