lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2023年ルヴァンGS第5節(勝利)鹿島VS 柏レイソル戦!勝ちきったことは大きい!!~



2023年5月24日、鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムに柏レイソルを迎え、2023年ルヴァンカップGS第5節を戦いました。

記録上の無失点記録は途絶えましたが、3日前のリーグFC東京戦での失点はPKであり、守備網を崩されたわけではありませんでした。

だから、連勝中のチーム戦術をターンオーバーしたメンバーも同様に出来るのであれば、きっと大崩れはしないと思いつつも、メンバーの名前を見ると一抹の不安を感じながら、試合開始を待っていました。

そうしたら・・・
キックオフ直前に知念がふくらはぎを負傷して交代!

笛が鳴る前なので交代枠使用にはならず、藤井を投入し、ベンチにはスタンドで観戦していた松村を急遽入れました。

波乱含みでスタートした試合は、なかなかしんどい展開となりました。

勝ちきったことが大きい2023年ルヴァンカップGS第5節(ホーム)鹿島VS 柏戦の記録です。

 

 

2023年ルヴァンカップGS第5節(ホーム)鹿島VS 柏戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 1-0 柏レイソル

後半23分 アルトゥール カイキ

 

スターティングと交代メンバー

GK31 沖 悠哉    
DF3 昌子 源    
20 キム ミンテ    
28 溝口 修平⇒後半33分2 安西 幸輝
32 常本 佳吾    

MF15 藤井 智也⇒後半19分27 松村 優太
25 佐野 海舟    

35 中村 亮太朗⇒後半33分 55 植田 直通 
FW8 土居 聖真⇒後半29分40 鈴木 優磨
10 荒木 遼太郎⇒後半29分18 染野 唯月
17 アルトゥール カイキ

 

この日のスタメンメンバーでも勝ちきったこと、しかも無失点だったこと、それが本当に大きいと思います。

 

2023年ルヴァンカップGS第5節(ホーム)鹿島VS 柏戦の動画ハイライト

決めきらないと痛い目に遭う・・・
の典型試合になりそうなところ、DF陣の身体を張った守りで勝ちきりました。

 

2023年ルヴァンカップGS第5節(ホーム)鹿島VS 柏戦の試合内容と感想

キックオフ直前に選手の入替えと布陣の入替えがあったので、仕方ないとは思いますが、前半はよくぞ耐えたと言う感じでした。

 

前半総括:連敗中を思わせる連動性のなさ

トップにカイキ、ちょっと下がって荒木、右に土居で左に藤井。
ボランチは佐野と中村。
左SBに溝口。

彼らが悪かったと思いませんが、この面子と布陣では、連勝中に見せたような前から嵌めてショートカウンターは成立しないし、ターゲットがカイキだけではセカンドを拾えません。

昌子とミンテはよく耐えたと思います。
佐野と常本がいたのが幸いだったのかも知れません。

まあ、セットプレーで1点獲れたら楽になったと思いますが・・・。

 

後半総括:布陣変更が効果あり

後半は、カイキを左サイド、土居をトップ、藤井を右に替えたことで、荒木が活きるようになった。

後半スタートこそ、柏に主導権を取られたが、すぐに鹿島ペースとなり、得点の匂いがし始めました。

そして・・・
CKのこぼれをカイキがドーン!

出場機会は限られているけど、決めるんだよなぁ、カイキは。

先制してからは、次々とレギュラー陣を投入、攻撃の形も作りつつ、昌子と植田のコンビ復活にミンテをボランチに配置したことで守備の厚みも増し、終盤の柏の猛攻を凌いで勝利しました。

 

試合終了:勝ったことが皆の自信に繋がる

試合内容は「反省材料あり」でしょうが、この日、スタメンで出た選手には「勝った」ことが全てだと思います。

勝ったことで自信になり
勝ったことで得た反省を活かせることになり

次の試合が楽しみです。

 

柏戦で感じたこと

柏戦を観戦して感じたのは次の2点です。

選手の特性を活かすのか、チームの戦術を優先するのか、監督の仕事って難しいだろうなぁ・・・という事と、実戦で決めきる力をつけよう!ということ。

 

監督の采配って難しいのでしょうね

試合後のインタビューで、急なメンバー交代は大変でしたか?と聞かれて、監督は「仕事ですから」と答えてましたが、いや、間違いなく大変だったであろうし、一歩間違えれば大惨事になっていたと思う。

それくらい、前半の布陣と戦い方は、連敗している頃のようなチグハグさが漂っていました。

ただ、連敗中と違って、チーム全体に「俺たちは守れる」というような自信が満ちており、それが連敗中のように最終的に失点には繋がらなかった要因に感じました。

選手が耐えてくれたことで、後半の布陣変更と選手投入が結果に繋がりましたので、監督の「選手がよくやってくれた」は本当の本当に「本音」だと思いました。

 

それにしても、ほんの少し布陣を変え、闇雲に蹴り込むだけのプレーを止めるだけで、あれだけ荒木が目立つようになるとはなぁ。

 

サッカーは奥が深い!

 

チャンスはちゃんと仕留めよう!

若い選手の台頭が必要で、皆もそれを期待していた試合でした。
そして、若鹿達はそれぞれ出場のチャンスを得て、絶好の機会も手にしました。

しかし、ことごとく決めきれませんでした。

荒木のシュートは相手のGKが素晴らしかったと思います。

でも、松村と染野は決めきって欲しかった。
少なくとも、外した後に、猛烈に悔しがって欲しかった。

先日、ドイツで活躍中の遠藤航が「たかがサッカー。自分の人生のすべてではない」とコメントした記事が出ていました。

「たかがサッカー。自分の人生のすべてではない」遠藤航はなぜ、いつも落ち着き払ってプレーできるのか?|海外サッカー|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva


確かにその通りです。
が、荒木、染野、松村にとっては、今この瞬間は「サッカーで食べていけるかどうかの瀬戸際」であり「人生を懸けるに値する時」であると私は思うのです。

もっともっと、プレー出来る喜びを感じ、結果を出せない悔しさを前面に出し、レギュラー争いに激しく絡んで欲しいです。

それだけの才能がある選手達だから・・・。

 

次の試合はリーグ第15節(アウェイ)鳥栖戦!

FC東京で途切れた無失点記録が、チームにどう影響するか心配していたのですが、やはり昌子の存在は大きかった。

部分的には、本調子ではないと感じさせるプレーがありましたが、先制してからの昌子はスイッチが入り、特に植田と組んだ終盤は、何が何でも点を獲らせないと言う気迫でチームを鼓舞していました。

だから、しばらくは鹿島の守備は大きく崩れることは無いと思います。

そうなると、課題は攻撃です。
知念が離脱必死の今、染野や師岡がチャンスをモノに出来るでしょうか?

中2日での鳥栖戦は総力戦となるので、多くの選手にチャンスがあると思います。
だから、出てこい、若鹿達よ!

です。

 

まとめ 

ルヴァンカップGS突破のための最低条件であった「勝利」は手に出来た。
しかも、現レギュラー陣の多くを休ませることも出来た。

だから、監督が言う「勝ったことが大きい」はその通りだと思います。

今は失点をしない戦い方がチームに浸透しているので、この状態の時に少しずつでも「攻撃の形」を作り上げていければ良いのですが・・・。

攻撃の形を指南できるコーチ、必要なんじゃないかなぁ。

 

知念選手!
復帰を待ってるよ!!

 

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