2020年1月1日、ブライトンはホームにトテナムを迎え、2019-20プレミアリーグの第21節を戦いました。
年内最後の試合・第20節を快勝で終えたブライトン。選手達は2020年を実り多き一年とすべく、強豪チェルシーをホームで迎え撃つため躍動していました。
2019-20プレミアリーグ第21節・ブライトンVS チェルシー戦の記録を残しておきます。
- 2019-20プレミアリーグ第21節・ブライトンVS チェルシー戦の試合結果
- 2019-20シーズン・プレミアリーグ第21節終了時の順位
- 2019-20プレミアリーグ第22節、BHAFCはエヴァートンのホームに乗り込みます!
- ブライトンの今後の日程について
- まとめ
2019-20プレミアリーグ第21節・ブライトンVS チェルシー戦の試合結果
ブライトン1-1 チェルシー
前半10分:セサル・アスピリクエタ
後半39分:アリゼラ・ジャハンバクシュ
前節、涙・涙の初ゴールを決めたジャハンバクシュが、今節は歓喜の同点ゴールを決めました。
しかも・・・
おそらく、今シーズンのプレミア全ゴールでベストを争えるようなスーパーゴール!
ジャハンバクシュ!
何かが吹っ切れたね!!
2019-20プレミアリーグ第21節・ブライトンVS チェルシー戦の試合内容のまとめ
年内最後の試合で快勝した勢いを維持して、年始の試合も相手は苦手な強豪チェルシーとは言え、何とか勝利を上げたいと意気込んで臨んでいましたが・・・。
前半序盤、両チームともリズムに乗り切れない。
連戦の所為で疲れが溜まっていたり、メンバーが固定出来ないためか?
前半10分、CKのこぼれを押し込まれてアッサリと失点しました。
ただ、余り「ダメージ」は無さそうな失点の仕方でした。
前半残り、一進一退。どちらもチャンスを手にするが、ミスやGKのファインセーブでモノに出来ず。
後半序盤、引き続き、両チームともに一進一退ですが、ライアンの好セーブがなければ危なかったかも。
ブライトンはこの時間帯まで、何とか1失点で凌いだことが、同点に繋がった。
後半中盤、徐々にブライトンが攻撃の回数を増やしていく。
後半34分、ゴール前で放ったコノリーのシュートは、相手GKのファインセーブに阻まれる。前半後半と合わせて2点を防がれた・・・。
正直、これだけチャンスを逃すと厳しいかと思ったが・・・。
後半39分、ベストオブプレミアゴールが生まれた。
CKの折り返しをゴール正面やや右で待っていたジャハンバクシュは躊躇うことなくオーバーヘッドを放つと、この日何度もファインセーブを繰り出した相手GKも流石に動けず・・・。
ブライトンが同点に追いつく!
同点後に画面に映し出された3人(兄弟?)の仕草が最高でした。
Twitterに上げている人がいたのでお借りします。
Same, lads. Same. #BHACHE pic.twitter.com/8jflKrWBhE
— Ann Odong 🐨 (@AnnOdong) 2020年1月1日
同点後、ブライトンが猛攻を仕掛けるが、やはり決定力が・・・。
試合終了、ホームで苦手のチェルシー相手に勝ち点1は悪くないが、終盤の内容を考えると勝つチャンスはあったので残念です。
2019-20プレミアリーグ第21節・ブライトンVS チェルシー戦のデータと感想
ブライトンVSチェルシー戦の試合データは以下の通りです。
- ボール支配率はブライトンが48%で、チェルシー 52%
- シュート数ブライトン8、チェルシー 11
- CKはブライトン5、チェルシー 3
- クロスはブライトン21、チェルシー 12
- カウンターはブライトン1、チェルシー 0
シュート数は8本ですが、枠内は5本(チェルシーも同じ)であり、確実に相手のゴールを脅かしていたことが判ります。
2019-20プレミアリーグ第20節・ブライトンVS チェルシー戦のハイライト動画はこちら
ジャハンバクシュのゴールは何度見ても痺れます!
この映像でごはん何杯でもご飯食べれます!
・・・こういう言い方って英語にあったかしら?
2019-20プレミアリーグ第20節・ブライトンVS チェルシー戦を見て感じたこと
この日の試合を観ていて感じたのは1つ!
しつこいようですが、やっぱり決定力です。
決定力を上げれば、この日だって勝利していたと思います。
苦手のチェルシー相手に勝ち点1を獲った事は喜ばしいです。
しかし・・・
冷静に考えれば、「あれほど」のスーパーシュートは「年に1回も出ない!」のだ。
つまり、負けていてもおかしくなかった。
運良く同点に追いつき、勝ち点を手にしたことで問題点を忘れてはいけない。
今のブライトンの良さを継続するには、今年は絶対にプレミア残留がマストです。
点を決めきるれる人を育てるのか?
それとも獲るのか?
どちらでもいいけど「必要」です。
2019-20シーズン・プレミアリーグ第21節終了時の順位
第21節終了時点で勝ち点24の14位!
リヴァプールとウェストハム(勝ち点22)が1試合少なく、かつ、ウェストハムが勝利を重ねるとブライトンの順位は1つ下がりますが、まあ、大勢に問題ありません。
降格圏の18位と勝ち点差4、19位とは勝ち点差5、連敗すればあっという間に地獄に突入してしまいます。
2019-20プレミアリーグ第22節、BHAFCはエヴァートンのホームに乗り込みます!
■2020年1月11日(土) 24:00キックオフ(日本時間)
年末の怒涛の連戦を終え、次節までは少し間が空きます。
(1/4にFA3回戦があり敗れている)
少しでもいいから身体のメンテナンスを行い、終盤の争いに備えて欲しい。
対戦相手のエヴァートンについて
エヴァートンは2年連続で10位以内に入っており、ブライトンよりも地力は上です。
また、過去の対戦ではあまり良い結果を出せていませんが、今年のブライトンのスタイルならばダブルを達成出来るかも知れない!
2017-18シーズン
エヴァートン 8位/13勝10分15敗/勝点49/得点44失点58
ブライトン 15位/9勝13分16敗/勝点40/得点34失点54
2018-19シーズン
エヴァートン 8位/15勝9分14敗/勝点54/得点54失点46
ブライトン 17位9勝9分20敗/勝点36/得点35失点60
ブライトンとエヴァートンの対戦前の順位と状態
シーズン序盤はエヴァートンも波に乗れずに苦しんでいましたが、12月になってから勢いを取り戻している感じです。
エヴァートン 11位(勝点25) 7勝4分10敗 24得点32失点
ブライトン 14位(勝点24) 6勝6分9敗 25得点29失点
エヴァートンの直近5試合は、△△○○●
ブライトンの直近5試合は、△●●○△
アウェイですが、何とか食らいついていきたい。
ブライトンとエヴァートンの過去3年の対戦成績
昨年まではブライトンにとって相性の悪いチームの1つだと思っています。
勝てそうで勝てないチームでした。
しかし、今年のホームで見せたような、打ち勝つ試合を演じられれば、アウェイでもチャンスありのはず!
直近3年間5戦:2勝1分2敗
何度も書きますが、チャンスに複数得点を決められれば勝機はある。
2019-20シーズン 対エヴァートン 1戦1勝
ホームでの勝利は、今年のブライトンを象徴する試合内容でした。
守備の緩さと攻撃の躍動感・・・。
攻撃は最大の防御で戦い続けるしかない!
第10節(ホーム)3-2で勝利
前半にブライトンが先制に成功しますが、試合の流れは終始エヴァートンペースで進んでいました。
今年もやっぱりエヴァートンとは相性が良くないのかなぁ?と思っていたら、後半29分に逆転されて万事休すと観念しましたが・・・。
VARが試合の流れを変えます。
微妙なプレーがファウルと認定されてPKを得て同点に追いつくと、トロサードがエヴァートンDF陣をズタズタにしていき、最後はOGを誘ってブライトンが逆転勝ちを収めました!
2018-19シーズン 対エヴァートン 2戦1勝1敗
ホームでの勝利は本当に貴重な勝利だった。
第11節(アウェイ)1-3で敗戦
ダンクが決めて同点に追いついたものの、後半、ダンクの不用意なパスを攫われてトドメの3失点目を喰らった、ダンク劇場の試合でした。
2点取られたブラジル代表のリシャルリソンが印象的でした。作シーズン13点取っていて、危ない選手です。
第20節(ホーム)1-0で勝利
アジアカップの所為で守護神ライアンを欠いた中、クロスバーやポストまで総動員して必死にゴールを守り、勝利しました。
実は、この試合の前は4戦勝ちなし、この試合の後は7戦勝ちなしでした。
苦しい時期の貴重な貴重な勝ち点3でした。
2017-18シーズン 対エヴァートン 2戦1分1敗
プレミア一年生。
右も左も分からなかった頃の記録です。
第8節(ホーム)1-1で引分
終了間際にルーニーに点を決められたこと。
悔しかった。
第30節(アウェイ)0-2で敗戦
残留争いのさなかに
エヴァートンとレスターに連敗してどん底に落ちた。
どちらも完敗で、何も語ることが出来ないほどに打ちのめされた。
でも、そこからブライトンの反撃が始まるとは・・・。
人間ってのは、追い込まれると強いものです!
ブライトンとエヴァートンの過去の全対戦成績
初めての対戦は1913年2月1日のFAカップでの対戦です。
0-0の引分けでした。
その試合を含め両チームは過去に16試合対戦しています。
ブライトン4勝
エヴァートン7勝
引分け5
1913年に初対戦しているのに、16回しか戦っていない理由は・・・。
地域が離れているからとしか思えません。
3度目の対戦が1924年ですが、4度目の対戦はなんと1979年!
55年も縁が無かったのです。
ちなみに、11回目の対戦が1983年でしたが、12回目の対戦が2017年と、再び34年も縁がありませんでした。
ブライトンの今後の日程について
2020年がスタートしました。
年始の第21節は苦手のチェルシー相手に1-1で何とか勝ち点1を手にしますが、FAカップ3回戦は、昨年はベスト4まで進んだのに早くも敗退しました。
でも、今の総合力を考えると、私はリーグ重視で良いと思います。
- 第22節 1月11日(土)24:00 VS エヴァートン(アウェイ)
- 第23節 1月18日(土) 24:00 VS アストン・ヴィラ(ホーム)
- 第24節 1月21日(火) 28:30 VS ボーンマス(アウェイ)
- 第25節 2月1日(土)24:00 VSウェストハムU(アウェイ)
- 第26節 2月8日(土)24:00 VSワトフォード(ホーム)
- 第27節 2月22日(土)24:00 VS シェフィールド・U(アウェイ)
- 第28節 2月29日(土)24:00 VS クリスタル・パレス(ホーム)
- 第29節 3月7日(土)24:00 VS ウルヴァーハンプトン(アウェイ)
- 第30節 3月14日(土)24:00 VS アーセナル(ホーム)
- 第31節 3月21日(土)24:00 VS レスター(アウェイ)
※カップ戦の状況次第では日時が変更になることもあり。
ブライトンにとっては、第23節からの4試合が正念場です。
残留を争うチーム相手に4連勝出来れば、残留をほぼ手に出来ると思う!
まとめ
2019年は20試合で勝ち点23と決して悪くない勝ち点を稼ぎました。
しかし、今年のプレミアは上位も下位も団子状態です。
下手すると、残留争いは勝ち点40がラインになるかも知れません。
過去2シーズン、新年明けてから足踏み傾向があるブライトンなので、今年も同じでは非常に拙いことになります。
鍵となるのは先に述べた第23節からの4試合です。
狙うは4連勝!
少なくともホームで2勝、アウェイ2試合は最低でも引分けに持ち込みたい!
寒さが厳しさを増す1月・・・
そろそろマーチが戻ってきそうですが、サイドで奮迅の働きをしていたバーンが怪我で2・3か月の離脱となってしまった。
バーンのためにも奮い立てSeagulls!
極寒の中集うサポーターを勝利で温めろブライトン!!
Go for it! The Seagulls!!
I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
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