2020年1月1日、鹿島アントラーズは新国立競技場のこけら落としとなる、2019年天皇杯決勝に挑みます。
相手は、大金を投じてチーム作りを進めているヴィッセル神戸です。
神戸の選手と彼らのサポーターは、ビジャの引退試合に華を添えようと盛り上がっていると思いますが・・・
鹿島はそういう空気は無視します。
獲れるチャンスのあるタイトルは貪欲に狙うのが鹿島です!
2019年天皇杯決勝・鹿島 VS ヴィッセル神戸戦を前に思うことをまとめました。
2019年天皇杯決勝・鹿島 VS ヴィッセル神戸戦の予想スターティングメンバー
現時点での負傷情報及び欠場が濃厚(出場停止)な選手は、
小田、手術で今期は絶望。来年、待ってるよ!
上田、登録上の関係で出場不可。
相馬、登録上の関係で出場不可。
レアンドロ、スンヒョンは鹿島に既におらず、遠藤も姿が見えないとか・・・。
さらに、この期に及んで怪我人が出たり感染症(インフル?)が蔓延していて満足に練習が出来ないとか・・・
まったくもう・・・
大岩体制は最後までメンバー揃わないのか・・・。
上記事情を踏まえたVS ヴィッセル神戸戦の予想スターティングラインナップ!
2トップは、土居と伊藤。
この2人でシーズンの大半を戦ってきたのだから、最後まで勝利を託しましょう!
2列目は、左に白崎、右にセルジーニョ
名古はリズムを変える秘密兵器で!
ボランチは、レオと三竿!
レオの調子が鍵ですね。
SBは左に山本、右に内田。
永木はSBにもボランチにも入れるので、敢えてベンチスタートに!
CBは、犬飼とブエノ。
気迫でイニエスタやビジャ、ポドルスキに立ち向かえ!
GKはスンテ。
勝利にはスンテの好守が必須です。
正直、インフルは予想できない。
でも、誰が出ても目指すところは同じ・・・
「タイトル獲得」
勝とう!
対戦相手の「ヴィッセル神戸」について
資金力と言う面では、Jリーグの規格に収まらないチームになりつつあります。
ポドルスキが来た時も本当に驚きましたが、その後にイニエスタで仰天しました。
更に、ビジャを獲得し、日本代表でも活躍した酒井高徳も獲り・・・。
この試合で引退となるビジャ。
正直、最初に彼が来ると聞いた時には、既にそれなりの歳だし、Jはそんなに甘くないよ!と思っていたのですが・・・すいませんでした。
28試合出場で13ゴールを上げています。
環境が違えど、サッカーが違えど、獲る人は獲るのですね。
海外に渡った日本人選手の多くが、本当の意味で信頼を獲得できないのは、この「目に見える結果」を手に出来ないからではないでしょうか。
ヴィッセル神戸の今シーズンのリーグ戦成績
8位/勝点47
14勝5分15敗
61得点59失点
我が鹿島が
3位/勝点63
18勝9分7敗
54得点30失点
リーグ戦の結果は差がついてますが、直近の状態は相手が上です。
神戸は11月2日の第30節以降6試合戦って5勝1敗。
13得点6失点です。
状態が秋口までのチームとは異なっています。
鹿島は11月1日以降の6戦で3勝1分2敗。
6得点7失点です。
優勝を逃した理由がハッキリしています。
点、獲れていません!
鹿島が神戸に勝利するポイントは「守備」と「2点目」
注意すべきは神戸の得点力。
神戸は鹿島よりも点を獲っています。
攻撃の中心にいるのが、ビジャと代表にも選ばれて勢いを感じさせる古橋。彼ら2人で23得点上げています。
古橋はアシストも8で、次点が西の7、イニエスタが6と続きます。
とにかく、歯車が噛み合えば面白いように得点を量産しますが、一方で守備の歯車が噛み合わないと面白いくらいに失点していました。
しかし、酒井高徳の加入がかなりチームを変えた気がします。
西と酒井のサイドからの切り込みは本当に要注意です。
鹿島アントラーズとヴィッセル神戸の全対戦戦績
これまで52試合対戦しています。
意外と対戦数が多いのにビックリしました。
鹿島 32勝
神戸 12勝
引分 8
鹿島から見て98得点、52失点です。
通算成績では鹿島が圧倒していますが、今シーズンは苦戦しています。
(動画ハイライトあり)2019年5月12日 J1リーグ第28節
鹿島1-0神戸
(ホーム)
鹿島の得点者:前半17分セルジーニョ
犬飼から安西、白崎が中のギャップに潜り込むとそこへパス。素早く前線へ浮き球のパスを出すとセルジが技ありのシュート。
サイドに拘り過ぎないことが大事だと感じさせる一撃でした。
↓下記のリンク先記事内にハイライト動画あり
(動画ハイライトあり)2019年11月30日 J1リーグ第33節
鹿島1-3神戸
(ホーム最終戦)
鹿島の得点者:前半40分土居
1失点目は犬飼と町田のお見合いを、藤本に拾われて決められた。
このチョンボがこの時の鹿島の状態を現わしていたのだと思う。
なぜなら、本気で優勝を狙う鬼気迫る姿勢で臨んでいれば、目の前のボールを人に譲らないと思うから。
まとまらず、覇気を見せないチームの状態を苦々しく感じ、さらに己の力が及ばない怒りもあったのか、カウンターを防いだ直後、スンテが珍しくボールをピッチに叩きつけて怒っていた。
正直、私自身も「何をしているのだ?」
と何度も呟いた試合でした。
↓下記のリンク先記事内にハイライト動画あり
まとめ
監督の退任は発表されているが、それ以外の加入と退団のニュースは、天皇杯決勝があるのでチームからは殆ど発表されていない。
正月休み明けに、嬉しいニュースも、悲しいニュースも飛び込んで来るのだろう。
それはプロの世界では当たり前で仕方がないことだ。
でも、だからこそ、明日の試合は一年を一緒に戦ったファミリーと笑顔で過ごしたい。
新国立競技場で、最初の凱歌を上げるのは、
私達、鹿島アントラーズファミリーなのだ!
鹿島が鹿島としての歩みを止めないために・・・
絶対に勝とう!
行け、アントラーズ!!
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