2020年8月16日、鹿島アントラーズは聖地カシマスタジアムにヴィッセル神戸を招き、2020年J1第10節の試合を行います。
今年の正月、新国立競技場のこけら落としとなる2019年天皇杯決勝で対戦し、屈辱の敗戦を喫しました。
節目となる試合、タイトルが掛かった試合では無類の強さを誇った鹿島が、見る影もなく敗れ去りました。
あの屈辱を晴らさなくてはいけません。
強い気持ちをもって、この神戸戦に挑んで欲しいです。
2020年J1第10節・鹿島 VS ヴィッセル神戸戦を前に思うことをまとめました。
- 2020年J1第10節・鹿島 VS ヴィッセル神戸戦の予想スターティングメンバー
- 対戦相手の「ヴィッセル神戸」について
- 鹿島アントラーズとヴィッセル神戸の全対戦戦績
- 鹿島が神戸に勝利するポイントは「守備」と「2点目」
- まとめ
2020年J1第10節・鹿島 VS ヴィッセル神戸戦の予想スターティングメンバー
先のルヴァンカップ清水戦では、若鹿が躍動した上に、負傷で離脱していた選手も数多く戻ってきて元気な姿を見せてくれました。
明日のリーグ戦も、チーム力を結集して神戸を叩いて欲しいです。
妄想に妄想を重ねたVS ヴィッセル神戸戦の予想スターティングラインナップ！
※町田は累積で出場停止。
2トップは、エヴェラウドと遠藤。
エヴェラウドには連続ゴールを狙って欲しい。
伊藤も調子は悪くないと思っているので、どこかで使いたい。
2列目は、左に和泉、右に土居。
荒木のプレーを見て、土居に火が付いていると有難い。
ボランチは、レオと三竿！
休養十分なはずの2人に期待します。
SBは、左に永戸、右に広瀬。
二人とも休養は十分なはず。
先のルヴァンで山本が見せた動きを参考にして欲しい。
CBは、犬飼と奈良。
奈良がコンディション不良ならば、関川で！
GKはスンテ。
先のルヴァン清水戦ではベンチからアドバイスを送っていました。
ベンチから試合を観たことで、新たな気付きもあったはず！
そして、楽しみなのは交代選手です。
荒木と染野は必ず使ってくるはず。
あとは、中盤に永木か小泉、サイドの要因で杉岡か山本・・・。
展開次第では伊藤にも出番があるかも。
ザーゴがどんな手を打つのか楽しみです。
対戦相手の「ヴィッセル神戸」について
資金力と言う面では、Jリーグの規格外のチームになりつつあります。
それでも、金にモノを言わせて大物を獲得しても、チームとして機能しないでタイトルには届かないチームでしたが、昨年からは、日本人選手も獲得するようになり、それが実に的を得た補強になり「勝てる」チームに変貌を遂げた印象でした。
そんな神戸も、ポドルスキとビジャが去ると、再び「勝ちきれない」チームに戻った印象です。
ヴィッセル神戸の今シーズンのリーグ戦成績
10位/勝点12
3勝3分3敗
10得点12失点
我が鹿島が
12位/勝点10
3勝1分5敗
13得点14失点
勝てば順位は逆転する！
勝つしかない！！
鹿島アントラーズとヴィッセル神戸の全対戦戦績
これまで53試合対戦しています。
意外と対戦数が多いのにビックリしました。
鹿島 32勝
神戸 13勝
引分 8
鹿島の勝率60.4％
鹿島から見て98得点、54失点です。
通算成績では鹿島が圧倒しているだけに、今年1月1日国立で負けたのが痛い。
直近3年間の鹿島の対ヴィッセル神戸戦の記録
2017年～19年の成績をまとめました。
総合成績では鹿島が大きく勝ち越していますが、直近では苦戦のイメージが強いです。
2017年、鹿島の対神戸戦全3戦：1勝1分1敗
この年の神戸戦3試合は、この年の鹿島の状態が良く判ります。
- 1戦目はどん底だったころ
- 2戦目は優勝へ突き進んでいたころ
- 3戦目は迷走を始めたころ
（動画ハイライトあり）2017年5月14日 J1リーグ第11節
鹿島1－2 神戸
（ホーム）
鹿島得点者：後半44分レアンドロ
前半15分までに2失点し、その後も危険なシーンが満載でした。
その上、レオも遠藤も負傷交代し、ポストにまで嫌われ1点決めるのがやっとでした。
11試合で早くも4敗目でどん底でした。
（動画ハイライトあり）2017年8月9日 J1リーグ第21節
鹿島2－1 神戸
（アウェイ）
鹿島得点者：後半21・41分金崎
金崎が神戸からのオファーを断った直後の試合で2得点を上げて勝利に導いた。
金崎の試合後のコメントで泣きました。
「このピッチでどうしても勝たないといけない理由があったのでしっかり勝ててよかった」
鹿島に必要なのはこういう男です。
↓下記の記事内にハイライト動画があります
（動画ハイライトあり）2017年10月25日 天皇杯準々決勝
鹿島1－1神戸（PK4－5）神戸勝ち抜け
（アウェイ）
鹿島得点者：後半18分昌子
最後の最後、中村の不用意なプレーから同点に追いつかれ、延長戦では西のゴールを取り消され、PKでは中村が止められ・・・。
悪い時の空気を変える手が打てない状態はこの頃から始まりました。
2018年、鹿島の対神戸戦全2戦：1勝1分
アウェイでの試合は大勝したが、快勝した気分にはなれなかったのが印象的です。
苦しみながら、気付いたら大量得点していた感じです。
（動画ハイライトあり）2018年4月25日 J1リーグ第10節
鹿島1－1 神戸
（ホーム）
鹿島得点者：後半10分鈴木
前節川崎に大敗してシステムを4－2－3－1に変えて挑むも、同点にするのが精一杯でした。監督の采配で変化を付けられたようにも思うのですが・・・。
↓下記のリンク先記事内にハイライト動画あり
（動画ハイライトあり）2018年9月29日 J1リーグ第28節
鹿島5－0 神戸
（アウェイ）
鹿島得点者：前半30分レオ、前半40分西、後半11分鈴木、後半30分セルジーニョ、後半46分金森
犬飼と町田のCBで無失点達成し、金森は鹿島移籍して1年以上たって初ゴールした試合でした。
↓下記のリンク先記事内にハイライト動画あり
2019年、鹿島の対神戸戦全3戦：1勝2敗
元旦の天皇杯決勝での敗戦が本当に悔しい。
単なる一敗じゃない。
タイトルを失った負けだから・・・。
（動画ハイライトあり）2019年5月12日 J1リーグ第28節
鹿島1－0神戸
（ホーム）
鹿島の得点者：前半17分セルジーニョ
前線への浮き球パスをセルジが技ありのシュートを決めました。
サイドに拘り過ぎないことが大事だと感じさせた勝利でした。
↓下記のリンク先記事内にハイライト動画あり
（動画ハイライトあり）2019年11月30日 J1リーグ第33節（ホーム最終戦）
鹿島1－3神戸
（ホーム）
鹿島の得点者：前半40分土居
1失点目の犬飼と町田のチョンボが、この時期の鹿島の酷さを物語ります。
本気で優勝を狙う、鬼気迫る姿勢であれば、絶対にクリアを人に譲らないと思う。
後半カウンターを防いだ直後にスンテが珍しくボールを叩きつけて怒っていた。
↓下記のリンク先記事内にハイライト動画あり
（動画ハイライトあり）2020年1月1日 2019年天皇杯決勝
鹿島0－2神戸
（新国立）
改めてこの試合を思い返すと、あのメンバーで、あのモチベーションで、よくぞ決勝まで辿り着いたと思う。
でも、だからこそ、タイトルを手にして欲しかった。
↓下記のリンク先記事内にハイライト動画あり
2017－19年3年間の対ヴィッセル神戸戦の全戦績
8戦して3勝1分4敗！
負け越しています。
4敗のうち1敗はPKでの敗戦ですが・・・。
そして、近年はホームでは殆ど勝てていないです。
とにかく、正月の屈辱を注ぎましょう！
鹿島が神戸に勝利するポイントは「守備」と「2点目」
攻撃で注意すべきは当たり前だけどイニエスタと藤本です。
イニエスタに自由にプレーさせると大量失点に繋がります。
三竿がしつこいくらいに貼りつくしかない。
そして藤本は鹿島キラーになりつつありますので、今度の試合では封じ込めたい。
また、神戸の得点はクロスとスルーパスからが7割です。
西や酒井に自由にプレーさせないことも大事です。
また、鹿島は2点目が重要です。
正直、この強力な攻撃陣を前にしたら1失点までは仕方ない。
如何にして2点、3点を獲るかが重要です。
しかし・・・
何故に神戸はこのメンバーがいて圧倒出来ないのだろうか・・・。
まとめ
若鹿達が躍動し、ようやく鹿島にも勢いが戻ってきました。
この神戸戦、勝利して、鹿島のエンジンが全開であることを印象付けて欲しい。
エヴェラウドと遠藤、和泉とレオに期待したいです。
リベンジのチャンスは逃さず！
絶対に勝とう！
戦え、アントラーズ！！
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