2018年J1リーグ開幕カード(第1戦と2戦)の組合せが発表された。
なかなか興味深い組合せとなっている。
と言うよりも、協会の演出でしょうか?
昇格組みである湘南と長崎を開幕カードでぶつけたり、天皇杯決勝カードのC大阪と横浜FM戦を再戦させています。
愛する鹿島は、苦手の清水。しかもアウェーからスタート。
今年も色々と協会に仕込まれそうな一年になりそうな不安が・・・。
J1リーグ開幕2試合の組合せ
【開幕戦】
●2/23(金)
- 鳥栖vs神戸
イバルボとポドルスキの激突は楽しみですね。
ポドルスキ、来日するのか?
●2/24(土)
- FC東京vs浦和
昨年大型補強したけど結果の出なかったFC東京、今期は長谷川健太監督を迎えてどうなるのでしょうか?
一方、ACLは獲ったけどリーグは振るわなかった浦和、堀監督の下でどんな戦いを見せるのか?
開幕戦だけど、かなり重要な一戦になりそうです。
- 湘南vs長崎
昇格組み同士の一戦です。
長崎がJ1初勝利を上げるのか注目です。
- G大阪vs名古屋
何といっても名古屋へ移籍金12億で加入したジョーに注目です。さらにオーストラリア代表GKランゲラックも獲得しましたし、J1昇格の原動力となったシャビエルは残留。
評判どおりに彼らが活躍したら、今年の優勝戦線の筆頭に躍り出そうです。
ガンバは一番の補強がクルピ監督な気がします。彼がどんなチーム作りをするのか注目です。
- 広島vs札幌
広島は監督に城福浩を迎え入れ、さらに選手がかなり抜けましたので、どんなチームになるのか謎ですね。
札幌は前浦和監督ミペトロビッチを招聘しました。
広島や浦和でやったようにチーム力を引き上げられるのか?見物です。
●2/25(日)
- 仙台vs柏
仙台は私的には元鹿島の野沢の退団が大きなニュースでした。
柏はFWで動きが大きかった印象です。J2に陥落した大宮から江坂を獲ったが、川崎Fに武富を獲られ、さらにオリヴェイラをFC東京へレンタルしています。
- 清水vs鹿島
清水は監督が昨年広島を率いたヨンソンを招聘。さらにDFには2016年まで鹿島にいたソッコを獲得しましたが、CB犬飼が鹿島へ移籍しています。
我が鹿島は、DFをさらに強化しました。
内田の復帰、清水から犬飼を獲得、ヴェルディから安西を獲得・・・。
苦手の清水ですが、きっちりと勝利して欲しいです。
- 磐田vs川崎F
磐田は大きな戦力の変化は無い様子です。昨シーズンのリーグ最小失点が今期も続くと、やっかいな相手になりそうです。
川崎Fは獲得した賞金を惜しみなく使って選手をかき集めています。
鹿島から赤崎、FC東京から大久保、そして横浜FMから齋藤・・・。
でも、あれだけの賞金があるのだから名古屋のように客を呼べる、そしてリーグのレベルを引き上げることの出来る選手を獲得して欲しいです。
まあ、そうなって手も足も出なくなるのは困りますが・・・。
- C大阪vs横浜FM
昨年2冠のC大阪は大量の出入りがありました。私的に注目しているのはフィンランドから戻ってくる田中亜土夢ですね。向うではかなり活躍していましたが、さて・・・。
横浜FMは相変わらずフロントと選手の間に何かあるのでしょうか?昨年の俊輔に続いて今年は齋藤が退団しました。監督は前オーストラリア代表監督のポステコグルーを招聘しています。
【第2節】
●3/2(金)
- 柏vs横浜FM
(柏がACLプレーオフに敗れた場合は3/3に変更)
- 川崎Fvs湘南
●3/3(土)
- 鹿島vsG大阪
- 名古屋vs磐田
- 神戸vs清水
- 長崎vs鳥栖
●3/4(日)
- 浦和vs広島
Jリーグで金曜開催は根付くのか?
第1・2戦の組合せだけでなく、どうやらこの先も開催曜日はバラバラになるようです。
金曜開催、土曜開催、日曜開催・・・。
このバラバラな開催日程はどこかでみたような・・・と思ったら、最近良く観戦しているプレミアの日程に似ています。
分散開催・・・。
- これのメリットって何なのでしょうか?
- いったい、誰にとって徳になるのでしょうか?
昨年末に村井チェアマンが「DAZN側から各節に必ず1試合は金曜開催を入れるように要請された」と発表していました。
その要請をJリーグでは正式に受け入れたということでしょうか?
DAZNからすれば、
「平日開催にすればスタジアムに行けないサポーターが増える=DAZNで観戦するようになる」
と目論んでいるのかも知れません。
確かにヨーロッパ各国ではそういう傾向があるかもしれません。
プレミア観るようになって思うのは、ヨーロッパには「サッカーを観る」と言う文化が確かにあるということです。平日の夜に開催される試合でもスタジアムには観客が入っています。また、例えスタジアムに行かなくても会社帰りにパブなどで観戦している様子がニュースで映し出されたりします。
では、日本でも同じような現象が起きるでしょうか?
たぶん、日本のサッカー文化がどうこうと言うよりも、日本人の働き方や居住環境がDAZNが意識しているような「サッカーを観る文化」には繋がらないと思います。
自分の周囲のサッカー好きと話していても、平日の夜に仕事を早く切り上げて7時からサッカーを観にスタジアムに行ける!という人間は稀です。
さらに、会社から自宅まで30分程度で着く人間も少なく、1時間程度は掛かるため、自宅へ帰る頃には下手したら試合終了後になる人も大勢います。
さて、ここで一つ疑問が沸いて来ます。
LIVEで試合が観れない時、改めて試合を観る人はどれ位いるのでしょうか?
まして、有料で、です!
私は、金曜開催を増やすことでDAZNが目論むように加入者が増えるという考え方には疑問を感じます。
横ばい、下手すると減少してもおかしくないと思います。
日本の文化が、ヨーロッパの文化と違う以上、日本人の生活環境に合わせた方が効果が出ると思うのですが・・・。
まとめ
何はともあれ2018年のリーグも開幕します。
鹿島には、2月25日の清水戦(アウェイ)、そして3月3日のガンバ戦(ホーム)の2試合をきっちり勝ちきって欲しいと思います。
それから、攻撃陣の補強があるのかどうか?
背番号18が空き番なのが気になります。
誰か交渉中なのでしょうか?
発表を待ちたいと思います。
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