lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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Road to Russia ~東アジアカップ(EAFF E-1フットボールチャンピオンシップ)、韓国に大敗して優勝を逃す!~



2017年12月16日、東アジア選手権(EAFF E-1)の第3戦が行われました。

日本は初戦の北朝鮮戦に1-0、中国戦には2-2と連勝し、第3戦の韓国戦で引き分け以上であれば優勝と優位な状況に持ち込みました。
相手の韓国はここ数年かつての勢いがなく、ワールドカップ予選でも苦戦しています。
それでも、日本戦となると眼の色が変わる彼らのことなので、簡単な試合にはならないと思っていました。
それでも、2010年以降韓国には負けていない点を考えると、日本が引き分け以上の結果を出すと言うミッションは不可能とは思いませんでしたが・・・
韓国相手に38年ぶりの4失点!
無様な大敗と言う結果になりました。

途中からは怒りすら沸かなくなった韓国戦を振り返ります。

 

日本VS韓国戦の結果とスターティングメンバー

日本1-韓国

前半3分小林 悠

スターティングメンバーと交代メンバー
GK  12 中村 航輔
DF    3 昌子 源
         5 車屋 紳太郎
         6 三浦 弦太
       22 植田 直通
MF   2 井手口 陽介→交代:後半21分 三竿 健斗
       13 土居 聖真
       17 今野 泰幸
FW   7 倉田 秋→後半36分 阿部 浩之
       11 小林 悠
       14 伊東 純也→後半25分 川又 堅碁

Jリーガーで構成されたメンバーに大きな期待を抱いていただけに、残念です。

 

日本VS韓国戦の試合振り返り

開始早々にPKを得て先制した日本でしたが、前半10分頃には既に試合を終えてしまいました。

セカンドボールは悉く韓国に拾われ、前線からのプレッシャーは小林以外は誰も行かず、中盤は前から追うのかボックスを作って守るのかハッキリせず、けっかDFラインも上げることが出来ず、全体的にズルズルと後退していきました。

1点目は、簡単にクリアを上げさせ過ぎではありますが昌子のミス。
2点目は、相手のFKが凄すぎです。ただし、要因となっ車屋のファウルが拙い。
3点目は、相手の受け渡しが出来ずにフリーな選手を生み出して失点。
4点目は、気持ちが切れているから弾き返せずオウンゴール。

立て直せないままに前半が終わり、
後半もそのままのメンバーで望み、
何ら改善されることなくズルズルと時間だけが進み、
意地もプライドも見せることなく試合終了となりました。

 

今回のJリーグ勢で構成された日本代表メンバーに対する評価

本当は、もっと前向きな気持ちで評価したかったのですが、正直言って殆どの選手に対して良い評価をすることが出来そうにありません。
鹿島の選手でさえも擁護できません。

ポジションごとにまとめます。

 

GK 中村はやはり期待の若手です。

東口順昭(ガンバ大阪)中国戦で出場
中村航輔(柏レイソル)北朝鮮と韓国戦で出場
権田修一(サガン鳥栖)

韓国戦での中村ですが、1点目と2点目はノーチャンスだったと思います。
ただ、3点目はGKの腕の見せ所ではないでしょうか?
あとは、どれ位自分からDFラインに声を掛けたのでしょうか?

 

DF このメンバーからロシアにいけるメンバーはいるのか?

追加招集:室屋成(FC東京)北朝鮮戦で出場
初瀬亮(ガンバ大阪)
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)北朝鮮と韓国戦で出場
山本脩斗(鹿島アントラーズ)中国戦で出場
三浦弦太(ガンバ大阪)中国戦と韓国戦で出場
植田直通(鹿島アントラーズ)中国戦と韓国戦で出場
昌子源(鹿島アントラーズ)全試合出場
谷口彰悟(川崎フロンターレ)北朝鮮戦で出場

昌子と植田、そして山本の3人が揃った中国戦は本当にワクワクした。
西が負傷離脱しなかったら、もしかしたら右SBで植田が出ることなく、本職のCBで出場出来たのかも知れない。
右に西、CBに昌子と植田、左SB車屋か山本・・・
このメンバーなら、韓国戦も違う結果になったかも知れないが・・・。

いずれにせよ、今回のメンバーでロシア行きの切符を手にした選手はいない。
韓国戦終了後の、怒りに満ちた植田の表情がせめてもの救いである。

 

MF ベテランもらしさを出せず!

三竿健斗(鹿島アントラーズ)韓国戦で出場
今野泰幸(ガンバ大阪)全試合出場
井手口陽介(ガンバ大阪)全試合出場
高萩洋次郎(FC東京)北朝鮮戦で出場
大島僚太(川崎フロンターレ)中国戦で出場

全試合出場した今野が、最終の韓国戦では精彩を欠いた。
北朝鮮戦で使われた高萩も良さを出せなかった。
今回のような国際経験の少ないチームだからこそ、経験豊富なベテランが鍵を握るのだが何も違いを見せてくれなかった。

MF5人の中で、次も召集して欲しいと思うのは井手口と大島だ。大島が怪我をしなければ、面白かったのにと思う。

 

FW 実力あるメンバーを活かしきれず

伊東純也(柏レイソル)全試合出場
小林悠(川崎フロンターレ)全試合出場
倉田秋(ガンバ大阪)全試合出場
阿部浩之(川崎フロンターレ)全試合出場
金崎夢生(鹿島アントラーズ)北朝鮮戦で出場
追加招集:土居聖真(鹿島アントラーズ)中国と韓国戦で出場
追加招集:川又 堅碁(ジュビロ磐田)

Jリーグを良く見ているサポーターであれば、このメンバーを見てきっとワクワクしたはずである。
CF的な選手が川又しかいませんが、このメンバーで勝てないことはない!と。

しかし・・・
ハリルの配置は適性に合っていたのか謎である。

  • なぜにCF的な選手でない金崎を使うのか?
  • 川又をCFに置いて小林を右にして成功したのに、なぜそれを次の試合で活かさないのか?
  • 小林に固執するなら、なぜ阿部を最初から出さないのか?

などなど・・・
もっとも、采配に疑問はあるが、選手の側のアピール不足も否めない。

今回の3試合を終えて、次も観たいと思うのは小林しかいなかったのは事実である。

 

今回の日本代表が結果を出せなかった原因

ホームで、あれだけのサポーターの後押しを受けながら、結果を出せなかったのだからちゃんとその原因を追究だと思う。

自分的には以下の2つが原因だと思う。

 

昌子!頭で考えすぎのを止めたらどうだ?

鹿島サポーターとして苦言を呈するのは気が重いのだが、言うべきことは言わないといけないと思うので言う!

昌子はものすごく頭が良い。
DFはアホでは大成しないと思うので頭が良いにこしたことはない。
しかし・・・・
少々頭でっかちになっているような気がしてならない。
代表での試合では特にそう感じます。

  • 鹿島でやっているように・・・
  • 次代のCBとしてしっかりとしないと・・・
  • 全体のバランスを見ないと・・・
  • キャプテンとして言わないと・・・

などと考えれば考えるほど、プレーのスケールが小さくなっているように思います。

頭で考えるのを止めて、身体や感情だけで反応したらどうだろう?
槙野のように・・・
(槙野をアホと言っている訳ではないですよ!)

少なくとも、半年の間に2回もクロスに被って失点するなど、CB失格の烙印を押されても仕方ないと思います。
何かを変えなくてはいけないと思います。

 

ハリルホジッチ!あなたのやり方は最低です!!

権力を振りかざす独裁者のような監督。
北朝鮮の監督でもやったらどうですか?

北朝鮮戦で使われた金崎は、確かに貴方のオーダー通りには動かなかったのでしょう。
しかし、自分の意に沿わない人間を懲罰的に二度と使わないのはどうなのでしょう?
そもそも、あなたの選手起用や采配に問題はないのでしょうか?

韓国戦、CFに川又、SHに小林と金崎の3人であれば、間違いなく前への推進力は出たはずです。

意に沿わない選手を懲罰的に外すから、選手は萎縮してしまいます。
韓国戦でのハーフタイムに「プレーするのを怖がってる」と貴方は言ったそうですが、確かに選手はプレーするのを怖がってますよ。貴方の元でね。

試合中、チームを立て直すためには選手自身で考え、攻撃方法や守り方、選手の配置を換える必要がありますが、それを選手達が自主的に行ったとき、貴方は懲罰でそれに報いるのですよね?

そんな采配をするのは監督ではない。
収容所の監督官じゃやないのか?

私は、ハリルホジッチという人間をもはや信じられません。

 

鹿島の選手たちについて

今回、6人もの選手が代表に選ばれたのは本当に嬉しかった。
今年、栄冠を失って受けた悔しさを少しでも晴らしてくれるものと期待したのだが・・・
正直言って、リーグ戦での悔しさが晴れたとは言えない結果に終わりました。

 

金崎!最後の最後までリーグ戦でアピールするしかない

こんな事を言うのはイヤだけど、たぶん、ハリルがメンバーに選ぶことはないだろう。

それでも、来年2月から始まるリーグ戦でチームを引っ張る活躍を見せれば、無視は出来ないはずである。

最後の最後まで、チャンスを求めて奮闘してください。
応援します。

 

昌子!サポーターとしては困るけど海外を視野に入れますか?

Jリーグを主戦場としても世界と戦えることを証明して欲しかった。
でも、今のままでは鹿島の良いCBで終わってしまうかもしれない。
経験を求めて、1度武者修行してみるのも悪くないと思う。
鹿島サポーターとしてはノーだけど・・・
でもそれが、昌子のためになるのであれば・・・。

 

植田!まずは代表戦出場おめでとう!!

本職ではないSBで奮闘していました。
しかし・・・
韓国戦では苦労しましたね。
解説陣にも言いたい放題に言われましたね。

もうSBで出る必要ないよ。
CBで使いたいと思わせる活躍を、リーグ戦で見せましょう。

 

土居!いつも通り良いプレーは随所にみせたけど・・・

右SHとして2試合も出るとは、正直、本人も含めて誰も想像していなかったと思う。
好プレーを随所に見せて、土居は良い!という評価を結構貰っていましたね。

でも、鹿島サポからすると、アレくらいのプレーは土居なら楽勝だと判っています。
問題なのは、「決定的なプレーが出来るかどうか?」です。

  • シュート打ちましたか?
  • アシストしましたか?
  • 決定機を演出するパスは?

良い選手だけど、1列目や2列目で使う選手として怖さが無いのはどうなのでしょうか?
何か一つ、土居だからこその・・・オンリーワンを身に付けて欲しいのですがねぇ。

 

山本!来期のリーグ戦でも活躍し続ければあるいは・・・

総じて評価は低いのですが、それは最後に与えたPKが原因だと思います。
中国戦、鹿島サポたちは観ながら何度もため息をついたはずです。

こんなもんじゃない!
もっと凄いんだよ!

来期のリーグ戦でもコンスタントな活躍をしていれば、チャンスはあると思います。
今の日本代表の左SBは、決して不動ではないはず。

 

三竿!代表戦の出場おめでとうございます!

韓国戦、たとえ5分でも良いから出場してくれと願っていたら、1-3という大差の試合になってしまったので、前の選手が使われるだろうから三竿にチャンスは無いと思っていました。

しかし・・・
最初の交代が三竿!
この時点から私は試合の結果はどうでもよくなりました。
三竿がどれだけ出来るのか?
それだけを観ていました。

最初のうちは、まさに足にボールがつかない雰囲気でしたが徐々に固さも取れ、パス交換して前に飛び出す動きも出ていましたね。
15分間のプレーで大きな違いは見せられなかったけど、でも、この経験は絶対に活きると思います。

来年、鹿島でさらに飛躍しましょう!

 

日本代表の今後

Jリーグを主戦場にする選手の最大のチャンスは終わってしまった。

残念ながら、ロシア行きの切符を手中に収めた選手は出ませんでした。
あとは、Jリーグを主戦場にする選手は、2月から始まるリーグで必死にアピールを続けるしかありません。

今後の日本代表の予定は以下の通りです。

  • 3月23日頃 親善試合相手未定
  • 3月27日頃 親善試合相手未定
    ※3月の親善試合は欧州遠征という話です。
  • 5月30日 壮行試合 ホーム
    ※対戦相手は未定

6月14日 ロシアワールドカップ開幕!
※日本はグループH。
初戦は2018年6月19日火曜です!

 

ワールドカップまで2試合しかありません。
本当にハリルで勝ち進めるのでしょうか?
ベスト16には行けるチャンスはあると思います。ですが、その先の扉を開ける可能性を感じない。

それでも、今更監督は変えられません。
変えられるのは選手自身です!
ワールドカップまで約7ヶ月。
7ヶ月あれば、本人次第でいくらでも成長できるはず!

闘え、気持ちを入れろ!
突き進め、日本代表!!

 

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