不甲斐ない試合2連発にいまだ怒りがおさまりません。
負けるのイヤです。本当に気分が悪い。理想は全部勝つ。神様ジーコと同じです。
だから鹿島関連の記事のタイトルには神様ジーコの名前を頂戴しています。
それでも、全部が全部勝てる訳ではないことは判ってます。
ただし、昨日の試合やセレッソ戦とCWC決勝の敗戦は全く違います。
やるだけやって、手を尽くして、負けたのなら仕方ない。
悔しいけど、怒りはない。
でも、戦う姿勢が見えないと怒りを覚えます。
どうしてくれよう、この怒り・・・。
一晩経ってもなかなか冷静にはなれませんが、とにかく試合を振返り、今後を考えてみます。
スターティングメンバーと試合結果
鹿島 1 ― 2 ブリスベン・ロアー
スターティングメンバー
GK 1 クォン スンテ
DF 3 昌子 源
5 植田 直通
16 山本 脩斗
22 西 大伍
MF 4 レオ シルバ
8 土居 聖真
25 遠藤 康
40 小笠原 満男→後半16分 永木 亮太
FW 9 鈴木 優磨→後半16分 安部 裕葵
14 金森 健志→後半32分 中村 充孝
金崎怪我、ペドロ怪我、レアンドロ怪我・・・
この状況でメンバーが入れ替わるのは仕方ない。
交代も2人目までは納得出来ます。それくらい、小笠原と鈴木の出来は悪かった。
だが、3人目のカードは本当にこれでいいのか?
追いつく気はあるのか?
4-4-2が基本の鹿島ではトライが難しいのかもしれないが、
打つ手は幾らでもあったと思う。
- 植田を外して中村を入れる。
- 植田はそのままで西を一列前に入れ、
この日は今ひとつだった土居の変わりにフレッシュな選手を入れる。
色々と手はあったと思うのだが・・・。
第4戦終了後のグループEの順位表
近年、タイのサッカーが急成長を遂げているとは言え・・・
情けない限りである。
このあと、3位の蔚山と1位のムアントンとの試合を控えている。
自力で1位突破が可能とも言えるし・・・最悪の時は・・・。
このどん底の鹿島に必要なものは?
Jリーグ2節の甲府戦から大宮戦まで4連勝、ACLも入れれば5連勝していたが、
決してチーム状況が良いとは思えませんでした。
とにかく点が入るべくして入ったとは言えなかった。
綺麗にパスが繋がることもなく、
サイドを崩して際どいクロスを入れ続ける訳でなく、
場当たり的に点が入って勝ちを拾ってきたのが実情だったのだと改めて思います。
このどん底から這い上がるにはどうしたらいいのか?
自分が思いついたのは以下の3点です。
思いきって休め!
- 攻撃の連携をどうにしかしなくては・・・
- 守備の連携をどうにかしなくては・・・
と、ストレスを増やしても仕方ない。
思いきって14・15日と休んだらどうだ?
幸い16日の試合は夜の19時スタートなので、
試合に出る選手は怪我防止のストレッチだけしっかりしてプレーに臨めばいい。
発想の転換だよ。
身体が、ボールに触りたい、シュート打ちたい、点を取りたいと渇望するようにしてみたはどうだろうか?
覇気を取り戻すためには、1度、リフレッシュするのも大事だろう。
シンプルなカウンター攻撃の練習を繰り返す
もしも14・15日に練習するなら、緻密な連携の確認なんかするなよ。
シンプルにサイドへ出して中へクロス、簡潔にシュートを打つ!
これを両サイド何度も何度も繰り返したらどうかな?
当然、相手もそれを警戒するだろうけど、それでも良いのだ。
今の鹿島の攻撃に足りないのは、2つ!
- シンプルにゴールまでボールを運ぶ!
- ゴール前ではシュートを打つ!
シンプルな攻撃を繰り返し練習することで、鹿島の攻撃を思い出してくれ!
メンバーを無理に固定しない&変更しない
過密日程なので、選手のコンディション維持が大切なのは判ります。
ですが、暫くはメンバー固定したらどうだ?
例え、選手を固定して戦ったとしても、きっと毎試合1・2名はメンバーの交代が必要になるはずです。
今回、ペドロが怪我してオーストラリアに帯同出来ないようにね。
それから、カードの累積で出れないこともある。
だからとりあえずは選手を固定して、入れ替えが必要になった時に、その時に最良のメンバーを選択して入れ替えるべきだと思う。
チームとしての共通の攻撃と守備の意識を取り戻すには、
それしかないでしょう?
共通の意識が出るまでは、二度と6人交代なんて止めましょう。
混乱するだけですよ・・・。
競争を公平なものにするなら、変更はあり
メンバーを固定して戦えといいましたが、競争原理は守らねばいけません。
- 覇気のないプレーをした選手。
- 凡ミスをした選手。
替えるべきでしょう!
チャレンジの結果の、ミスや失敗は責めてはいけないと思います。
ただし、軽いプレーが失点に繋がった場合や、シュートを打つべきときに打たないなどは、替えましょう。
- 試合に出たいと心から渇望するように。
- 試合に出た時に、何としても結果を出したいと思うように。
昨年のセカンドシーズン、ファーストで不動だった植田を頻繁に外しました。
ところが、CWCの第2戦のマメロディ戦から植田をスタメンに戻し、そこから天皇杯まで使い続けました。
あの時、植田は確かに試合に出ることを誰よりも渇望していました。
その気持ちは、確かにプレーに出ていました。
私はそう思います。
今後のアントラーズの予定
- 4月16日にアウェイで仙台戦
- 4月22日にホームでジュビロ戦
- 4月26日アウェイ(韓国)で蔚山現代FC
- 4月30日ホームで鳥栖戦
- 5月4日アウェイで浦和戦
- 5月10日ホームでムアントン戦
- 5月14日ホームで神戸戦
この先1ヶ月の7試合の結果で、今シーズンの結果が明らかになりそうである。
怖い!物凄く怖い1ヶ月だ!!
移動に関しては、韓国へ行くとは言えそれほどハードとは言えない。
仙台→鹿島→韓国→鹿島→浦和→鹿島→鹿島
だからこそ主力メンバーを固定し、
ここから先の7試合をトーナメントのつもりで戦い抜いて欲しい。
余裕を持って戦うのが苦手なチームなら、いっそ、追い込んで戦えばよい。
6月と8月には代表ウィークがあり、
2週間程度の休みがとれるから、それ以外は追い込んで戦うのだ!
鹿島の力はこんなものではない!
舐められたらダメだ!!
さすが鹿島だ・・・、
そう思わせるためにも、覇気を持って戦って欲しい。
行け!アントラーズ!!