2024年3月30日、鹿島アントラーズはホームであるカシマスタジアムにジュビロ磐田を迎え、2024年J1第5節を戦います。
私にとって、ユニフォームがブルーのチームと言えば、サックスブルーの磐田です。
スカイブルーは後発で・・・。
そして、サックスブルーとの数々の対戦は、歓喜あり、悔しさあり、サッカーをあまり知らない素人ですら、気付くと前のめりになって試合を観戦している・・・。
そんな感情を抱かます。
鹿島は前節、禍レベルに達していた難敵を8年ぶりにカシマスタジアムで下しました。
カシマスタジアムが久々に歓喜で沸き立ちました。
その歓喜から僅か2週間で、その場所で悔し涙を流す訳にはいきません。
天敵に勝ち
ライバルに勝ち
一気に上昇気流に乗って欲しいです。
2024年初の連勝を目指す2024年J1第5節 鹿島VS 磐田戦を前に想うことをまとめておきます。
2024年J1第5節 鹿島VS 磐田戦の予想スターティングメンバー
柴崎の復帰が不透明なままのが気になります。
一体、どうしたと言うのでしょうか?
チームから一切のリリースはないので、重症では無いようですが・・・。
焦らずにしっかりとコンディションを上げて、チームが一番柴崎に居て欲しい時に戻ってきて欲しいですね。
他にも、何人かの主力選手の姿が練習に見えないとか、話がチラホラと聞こえてきて気になるところです・・・。
連勝を目指す鹿島の対磐田戦のスタメンは・・・。
TOPは優磨
フロンターレ戦で見事に嵌った布陣を、変える必要は無いと思う。
もちろん、相手も対策をしてくるだろうが、優磨もチャブリッチも簡単に抑えることが出来るような選手ではないはず!
2列目はチャッキーと名古と藤井
樋口の技術は捨てがたいのだが・・・
フロンターレ戦での名古は秀逸だったので、名古が継続するだろう。
またサイドでは、守備力を考慮せず縦への推進力を監督は評価しているようなので、藤井が一番手になるのだろう。
ボランチは、知念と佐野
知念が怪我をしていないことが前提になりますが、知念と佐野のボランチは試合を重ねるごとに安定感を増しているように思います。
SBは左に安西、右に濃野
安西、もっと、もっと、報われて欲しい。
アディショナルタイムになっても、縦に走れる気力と体力は本当に凄いのだから!
濃野は物凄い勢いで成長していると思う。あとは、ゴールなりアシストなり、記録に残る結果が出れば、さらに自信を増すだろう。
CBは、植田と関川
MFではあるが、フィジカル的にはCBが出来る助っ人をチームは獲得した。
その動きが関川の負けん気に火を付けてくれれば、更なる成長が期待できるはず。
GKは、早川
フロンターレ戦では1失点したけど、その前の家長のシュートブロックは本当に見事だたので、自信を持って欲しいと思う。
ジュビロのGKは経験豊富な川島だ。
試合中、盗めるモノがあれば、遠慮なく盗んじゃえ!
第5節磐田戦で鹿島が勝つためのポイント
攻守共に色んなポイントと言うか課題はあるが・・・
1つずつ懸念している点をあげるとすると、次の2点になると思います。
- 攻撃・・・優磨とチャッキーに精度の高いラストパスを出せるか?
- 守備・・・裏取りを恐れずラインを上げ、取られても冷静にカバーする?
攻撃面に関しては、町田戦のように、繋ぎやポストを意識し過ぎると、相手の守備網に嵌る気がするので、状況に応じて相手SBの裏や、相手DFの溝を抉るようなパスを、柔軟な発想で繰り出せるかどうかが鍵になると思います。
また・・・
ラストパスに関しては、優磨とチャッキーがゴール前に入った時にどれだけ精度の高いパスを出せるかどうかも重要です。
ただ、藤井のパス精度が短期間で飛躍的に向上するとは思えないので、ズレたり、こぼれた時のセカンドに詰め寄るべく、ゴールエリア内に多くの選手がなだれ込むのも必要かなぁ。
守備面に関しては、フロンターレ戦のように前から嵌めに掛かった時に、交わされてしまうと一気に「大ピンチ」になる。
だからと言って、DFラインを低く設定すると、最終とボランチ、またはボランチと前線の間が間延びして、クリアボールが拾えずに波状攻撃を受ける事にもなるので、ラインは高く保つ必要がある・・・。
となると・・・
DFラインの瞬時の判断が重要になると思う。
同サイドなら前で潰すのか?貼りついてディレイさせるのか?など。
逆サイドならケアしておくべきエリアを察知してカバーする・・・など。
ただ、「足の速さ」を売りにしている訳ではない「鹿島の両CB」にとって、判断を誤ると取り返しのつかない状態になるので、身体だけではなく頭も疲れ果てる90分になるのでしょう。
頑張れ、植田、関川!
鹿島アントラーズとジュビロ磐田の全対戦戦績
これまで70試合の対戦があります。
鹿島 38勝
磐田 14勝
引分 18
鹿島からみて122得点、82失点です。
全対戦成績で考えると鹿島勝率が54.3%です。
全体としては鹿島が勝利数では圧倒していますが、ここ一番の試合では「苦い想い」を何度もさせられた相手です。
また、公式サイトの動画でも流れていましたが、両チームが覇権を争った7年間(1996~2002年)での対戦成績は
26戦:16勝4分6敗
(リーグやカップ戦含)
と、これまた鹿島が総対戦では圧倒している。
にもかかわらず鹿島にとって磐田がライバルと感じている理由は、おそらくは97年のチャンピオンシップが影響しているのではないだろうか。
97年はリーグとナビスコで2試合ずつの合計4試合戦い、全勝している。
スコア的に圧勝だった試合さえある。
しかし・・・
リーグ優勝を決めるチャンピオンシップでは2敗してタイトルを逃している。
あの時の悔しさが、翌98年のチャンピオンシッップで連勝してリベンジを果たす原動力になり、更には01年の小笠原のFKで優勝を勝ち取った執念に繋がったと考えると、鹿島にとって磐田は、鹿島が一皮も二皮も剥けるきっかけをくれる、言うなれば「己を高めてくれるライバル」と言う位置づけで大事なのかもしれないなぁ~。
なんて、勝手に思ったりして・・・。
まとめ
地理的な問題で、多くのサポーターは、時間とお金を掛け、胸をワクワクさせながらカシマスタジアムに集結しました。
だから、試合中は「本気で声」を出します。
遠い地に集ったのだから、ホームなんだから、負けるなら、俯くな・・・と。
そう言えば、フロンターレ戦のMATCHDAYに中で、ポポ監督がこんな言葉を選手達に投げかけていました。
サポーターの声に圧倒されて委縮するのではなく、サポーターの声を背中に受けて、自分達の力を最大限に発揮しよう。
と。
サポーターにとって今まで以上にヤル気になる台詞です!
だから、例えスタジアムに居ないサポーターも、きっとチームへ必ずエールを送りますので、精一杯、ファイトして欲しいです。
2017年最終節の悔しさは
磐田に数回勝った位では
簡単に晴れるものではない!
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