35年ぶりのトップリーグでの戦いとなった2017-18シーズンは、1年間38試合を遮二無二に戦い抜き、気付いたらプレミアリーグの残留を勝ち取った印象でした。
そして迎えた2年目のシーズン。
1つでも上の順位へ!
目指すはヨーロッパでの戦いの権利を得る順位へ!!
・・・なんて私の願いが叶いそうな夢見がちな前半戦でしたが、
一転して後半戦は悪夢!
明けない夜はないと呟き続けること5ヶ月・・・。
よくぞ、プレミアに残留できたものです。
2年目は勝ち取ったというよりも、プレゼントされた印象が強いシーズンです。
プレミア3年目のシーズン開幕が近づいてきましたので、まとめ損なっていた2年目の結果をおさらいしておきます。
新シーズン(2019-19年)の補強情報や日程は後日にまとめます!
2018-19シーズンの振り返り
35年ぶりのプレミアリーグで1年戦い抜き、残留を勝ち取ったので、2年目の飛躍を期待しながら迎えた2年目のシーズンでしたが、前半と後半で天国と地獄を味わいました。
年始(1月2日)に行われた第21節終了時点では、
ブライトンは7勝5分9敗の勝点26で13位(24得点29失点)でした。
EL圏である5位以内は絶望的でしたが、それでも一桁順位は狙える勝点(7位のレスターとは勝点差5)であり、降格圏の17位のサウザンプトンとは勝点10差でした。
だから・・・油断したのだろうなぁ・・・。
第22節から・・・選手もサポーターも地獄の苦しみを味わいます。
1月12日に行われた第22節のリヴァプール戦から、6戦勝無し(1分5敗)と苦しみ抜きます。その後、最下位ハダーズフィールドとライバルのニューカッスルに連勝するも、再び第32節から地獄に突入!
最終節までの9試合(FAを勝ち上がっていたので変則日程)は3分6敗と勝利無しで苦しみぬいたのです。
前半戦 20試合 7勝5分9敗 勝点26 24得点29失点
後半戦 17試合 2勝4分11敗 勝点10 11得点31失点
よくぞ、この状態で残留を勝ち取った・・・
というより、カーディフが自らコケたというのが正しいです。
本当に、カーディフの関係者には申し訳ありません。
2017-18シーズンのBHAFCの全日程結果
一覧にして眺めると、年明け第22節から何かが狂ったことがよく判ります。
第21節から22節の間に何があったのか?
ブライトンのチーム力では、リーグとFAカップの両方に力を注ぐのは無理だということなのだろうか?
2018-19シーズンのハイライトは、第30節にアウェイで行われたクリスタルパレスとの一戦だと思います。
M88ダービーとして凌ぎを削ってきたライバルとの一戦での勝利がなければ、ブライトンの残留はなかったと言っても過言ではないと思う。
あの試合の決勝点はノッカートの一撃だった。
本当にスーパーな一撃だった。
あのゴールを観た後、心底、イングランドに行きたくなった。
なのに・・・彼をローンで出すなんて、信じられないよ。
※下記のブログ内に試合の動画ハイライトがあります。
ノッキーの一撃をぜひみてください!!
1983年以来のFAカップ準決勝進出を果たした功罪
2018-19年FAカップにおいてブライトンは準決勝に進出しました。
FAカップで決勝まで辿り着いた1982-83年シーズン以来の快挙です。
今大会はかなり組合せに恵まれ、強豪チームには当たりませんでした。
それでも、引分再試合を経験する等、ブライトンの戦力を考えるとかなり無理をして勝ち上がってきました。
その結果、シーズン後半になればなるほど試合数が増え、結果としてチームの調子を崩したことが、最後の最後まで残留争いに巻き込まれた原因の1つだったと思います。
確かに夢は見れました。
でも・・・
その淡い夢のためにプレミアから陥落したらそれは悪夢です。
分相応に、まずは、プレミアでしっかりと戦える戦力と経験をつけることを優先すべきだと感じました。
なぜなら、プレミアで戦うか、その下のカテゴリーで戦うのかは、チームに巨額の分配金が入るだけではなく、周辺地域全体の経済にまで大きな影響を及ぼすからです。
私としては、我がブライトンが昇格と降格を繰り返すエレベーターのようなチームにならず、プレミアになくてならない強豪チームに成長することを願っています。
2018-19シーズンの順位と感想
プレミア1年目は15位、9勝13分16敗、勝点40、34得点54失点
プレミア2年目は16位、9勝9分20敗、勝点36、35得点60失点
プレミア2年目で苦しんだ理由は3つだと思います。
その1:粘り腰が失われた。
・・・引分に持ち込めずに敗戦を増やした。
もっとも、プレミアに残留したのは粘り腰の結果と言えるのかも知れない。
その2と3:プレー面の課題2つが未解決だった。
・・・1年目も課題だった得点力不足の解消が出来ていない上、守備の課題、特にサイドからクロス(CKやFK)を上げられる際の守備の甘さ(出し手と受け手の双方への寄せ)が解消出来なかったことだと思います。
新たな指揮官・ポッターと共に、1・2年目のプレー面での課題をどうやって解決し、3年目の飛躍を目指すのでしょうか?
楽しみでなりません!
2018-19シーズンの主だった選手の成績
在籍した選手達の成績を一覧にしました。
上段は2018-19年度の成績
下段は2017-18年度の成績
表にすると、昨年以上に2018-19シーズンは、得点者とアシスト者が歪に偏っていたことが一目瞭然です。
だって、得点はFWのマレーの次はCBの2人だよ・・・
しして、チーム内のアシスト王はノッカートで次点はマーチですが、彼ら2人が稼いだ11アシストの内、CB2人へのアシストはなんと6点にも及びます。
つまり、流れからの得点が少ないということかと・・・。
唯一、ノッカートからマレーへはアシストは2点あり、2人の関係性は悪くないと感じていたのに、なぜにノッカートをローン移籍でしたのでしょうか?
謎ですよ・・・。
2018-19シーズンに加入した新戦力の結果は?
2018-19シーズンでは、フィールドプレーヤとしては6人の新加入選手が居ました。
彼らの結果はどうだったのか?
まとめてみました。
DFは3人のうち2人は及第点か?
ナイジェリア代表のバログン
出場は8試合(先発5)で得点1
期待したような結果は出ていないようです。
バレンシアから加入のモントーヤ
出場は25試合(先発24)
SBとして一定の結果は出してくれたかな・・・いや・・・どうかな。
ライプツィヒから加入のベルナルド
出場は22試合(先発19)
SBとして一定の結果は出してくれたかな・・・。
MFは移籍金に見合う働きはできず?
マリ代表のイヴ・ビスマ
出場は28試合(先発17)
移籍金20億円以上はかなり高い買い物になったかと・・・。
FWの2人には不満!特にイラン代表!!
10番を背負ったフロリン・アンドネ
出場は23試合(先発8)得点3
使えなかったのか?使いこなせなかったのか?
途中出場で出たときの、何かしてくれそうなオーラは半端無いのだが。
イラン代表のジャハンバフシュ
出場は19試合(先発12)
完全に期待はずれ!オランダリーグ得点王として加入したのに・・・。
アジア最高の選手になるかと期待したのに・・・。
今期の爆発を願うよ!
あらためて6人の新加入選手の結果を見ると、シーズン通して攻撃が低調だったのもわかる気がします。
クリス監督の手腕の所為だけでは無かったのかも知れない・・・。
2017-18シーズンに一緒に昇格した3チームは?
なんとなく、会社の同期みたいな感じがして気になっているんです。
一緒に株式会社プレミアに入社(笑)したのはこの3人です。
- ニューカッスル・ユナイテッド (1位)
- ブライトン&ホーヴ・アルビオン (2位)
- ハダースフィールド・タウン (5位・PO)
※()内は2015-16年度チャンピオンシップの結果
彼らがどんな戦いをしてきたかと言うと・・・
ニューカッスルくん
凄い頑張ってます。初年度は10位、昨年は13位です。
ハダースフィールド・タウンくん
力尽きてしまいました。初年度は16位、昨年は20位でした。
同期3人は2年目にして2人だけになってしまいました・・・。
なんか寂しいね。
まとめ
ブライトンのプレミア挑戦2年目(2018-19年)の記録をまとめました。
新しい監督で挑む3年目はどんな航海になるのでしょうか?
近いうちに、新年度の全日程と新加入選手の情報をまとめたいと思います。
今は羽を休めろ、SEAGULLS!
そして開幕と同時に力強く飛翔せよ!!
ブライトンとホーブの街に沢山の笑顔を!!!
Go for it! The Seagulls!!
I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
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