2018年のJ1リーグは第29節まで終了しました。
29節終了後、日本代表の親善試合が組まれていたため、約2週間リーグ戦は中断していました。ただし、鹿島は全ての大会に全力で挑んでいるため、中断期間中にルヴァンカップ準決勝2試合を戦いました。
そして・・・
死闘の末にマリノスに敗退しました。
悔しい・・・思い出すと悔しさが募ります・
ともあれ、中断期間が終了となり、明日10/19（鹿島は10/20土）からJ1リーグは再開となります。
そこで、第29節終了時点までの鹿島アントラーズの選手各種データ（得点やアシスト、または警告数）をひとまとめにしました。
- 出場試合数と出場時間
- 得点とアシスト
- カードの累積枚数
上記データを表にまとめています。
移籍した選手も表には残っています。
2018年Ｊ1第29節終了時の鹿島の選手プレーデータ
表にまとめたのは以下のデータです。
- 出場試合数と出場時間
- 得点とアシスト
- カードの累積枚数
ちなみに、表は出場試合数順で並んでいます。
アシスト数は試合を観ながら自分がカウントしたので、他サイトとはズレがあるかもしれません。
※1 昌子はイエローカードを出された回数は3回です。ただし、第7節の川崎F戦において1試合2枚の警告を受けて退場となっているため、イエローの累積は1枚です。
※2 三竿は第29節の川崎F戦でイエローを貰って累積4枚になったため、第30節の浦和戦は出場停止です。
夏前までに比べればかなり改善されたとは言え、やはり得点出来る人、または得点に繋がるプレーが出来る人が限られている印象です。
だから、そのキーマンが抑えられると手詰まりになってしまうのだと思います。
それと、第17節の折り返しで移籍した金崎が7得点（鳥栖移籍後2得点で現在9得点）で、依然として鹿島としてはチーム2位の得点者であることが、このチームの問題を浮き彫りにしている気がします。
鈴木！日本人得点王とアシスト王を狙え！！
29節終了時点で11得点9アシストです。
立派な数字です。
チームの大黒柱です。
ですが、タイトルは狙える時に獲っておかないと次に何時チャンスが来るか判りませんので、残り5試合に力を振り絞って欲しいです。
●ゴールランキング（第29節終了時）
20 ジョー（名古屋）
20 パトリック（広島）
14 小林（川崎）
13 興梠（浦和）
12 都倉（札幌）
11 鈴木（鹿島）
小林との差は3点！
いまだ未達成のハットトリックを決めれば一気に追いつきます！
鈴木が日本人得点王になれば、鹿島が勝利を重ねることは間違いありません。
●アシストランキング（第29節終了時）
10 柏木（浦和）
9 鈴木（鹿島）
9 柴崎（広島）
8 伊東（柏）
8 山中（横浜）
トップの柏木にあと1点です。
どちらもトップを狙えるはずです！
セルジーニョの数字がどこまで伸びるのか？
前回の記事（第25節終了時）でも同じようなことを書きました。
その時点では、リーグ戦出場3試合（228分）で1得点でした。
「26節から34節まで残り9試合あるので、5得点5アシストを達成してくれれば、間違いなくチームは上位にいるはずです。」
と書きました。
あれから4試合終了し、リーグ戦では2得点0アシストです。
残念ながら、5得点5アシストは難しいかも知れません。
しかし、セルジーニョは間違いなく点を取れる選手です。
取るべき時に取っている印象です。
なので、鈴木と組んで試合に臨み、セルジーニョの得点が伸び、鈴木のアシストが伸びれば、一石二鳥ではないかと思うのですが・・・。
とにかく、ACLを獲るには間違いなくセルジーニョの活躍が必要です。
ポスト遠藤を考えなくてはいけないのか？
良い選手なんです。
ずっと、鹿島の中盤を支えてきてくれました。
ちょっと無愛想な時もあるけど、優しい目をした選手なんです。
しかし・・・
2016年頃からパフォーマンスが一定しなくなってきた印象です。
●遠藤の成績（J1のみ）
2012 6得点0アシスト
2013 7得点4アシスト
2014 10得点7アシスト
2015 6得点5アシスト
2016 3得点0アシスト
2017 2得点2アシスト
2018 4得点0アシスト
正直、タイトルを常に狙うチームの2列目としては、物足りない成績です。
最低でも2015年の数字は必要だと思います。
最低でもラストパスが多ければまだいいのですが、遠藤はJ1リーグの上位20人にも入っていません。（ちなみに1位は川崎の中村）
2007年に鹿島に加入した遠藤も30歳になりました。
真剣にポスト遠藤を獲得するか、育てるかしないといけないのか知れません。
先日、ルヴァンカップ準決勝第2戦を観に行き感じたのです。
ニッパツ三ツ沢はとてもピッチが近く、選手の息づかいまで聞こえる競技場です。
そのため、後半は左サイドの遠藤の動きを間近で見れました。
そして、強く感じたのです。
全盛期の彼のキレを知っている身としては、こんなに鈍い動きだったか？と。
そして、キックの質が落ちていると感じました。
遠藤は昔から鋭く速いボールを蹴っていた訳ではありませんが、何と言えばいいのか・・・今の彼のキックには「ゴールへ叩き込む！という勢いがボールに宿っていない」と感じました。
だから、FKやCKで遠藤が蹴っても、ゴールの匂いが殆どしないのだと思います。
こんな事を書いて怒られるかも知れませんが、でも、この前の試合を間近で観た者としての素直な感想です。
ACLなどで活躍し、良い意味で「手のひら返し」をさせてくれることを願います。
鹿島の今後について
明後日、土曜にリーグ戦が再開となります。
相手は浦和！
そして浦和のホームです！！
昨年、ACL決勝を控えた浦和を、リーグ優勝に突き進む中でホームに迎えた試合を思い出します。試合は、レアンドロのゴールで勝ちました。
あの時と、立場は逆転した感じです。
浦和は、優勝は難しいけど3位は狙って気合が入っているでしょうし、鹿島は来週水曜に水原とのACL準決勝を控えおり、メンバー構成に工夫が必要です。
全ての試合に全力で！
が鹿島のモットーですが・・・
難しい試合となります。
今後の鹿島の日程
土曜日の浦和戦のあと、中3日で韓国に乗り込みACL準決勝・水原戦です。
何としてもACLは獲りたい。
でも、浦和に負けて良い訳ではない！
出場する選手がどれだけテンションを上げて戦えるかが重要になります。
- 【リーグ】第30節 10月20日(土)
アウェイ 浦和 16：00 - 【ACL】準決勝第2戦 10月24日（水）
アウェイ 水原三星 19：00 - 【リーグ】第31節 10月31日(水)
ホーム C大阪 19：00
★日程変更に協力してくれたセレッソさんには感謝！
※ACLで決勝に進むと11月3日（土）、10日（土）にホーム＆アウェイで開催。
その場合、リーグ第32節は日程が変更になりますね。 - 【リーグ】第32節 11月10日(土)
アウェイ 柏 14：00
★鹿島はACL決勝に進出します！ので、第32節は11月6に変更予定！
しかし、大事なACL決勝の間に柏戦かよ・・・。
※11月中旬には日本代表の試合が2試合（11月16と20日）予定されています。 - 【天皇杯】準々決勝11月21日（水）
アウェイ 甲府 19：00 - 【リーグ】第33節 11月24日(土)
アウェイ 仙台 14：00 - 【リーグ】第34節 12月1日(土)
ホーム 鳥栖 14：00
昌子は帰ってきたが、レアンドロはまだ話題に出ません。
今シーズンは絶望なのだろうか？
まとめ
2018年J1リーグ第29節終了時点における、鹿島アントラーズの選手プレーデータをまとめました。
そのデータを元に感じていることや、この先の注目ポイントをまとめました。
長かったシーズンも残り5試合！
リーグは絶対に3位（ACL出場圏内）は確保して欲しい！
そしてなによりも・・・
アジアの頂点に立って欲しい！
アントラーズが、ACLの賜杯を掲げるところが見たい！！
行け、アントラーズ、勝ち進め！！！
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