2018年3月30日、9月に2試合行われる日本代表戦のメンバーが発表されました。
ついこの前、ロシアワールドカップで燃えていたのに・・・。
本当に、時が過ぎるのは早く感じます。
おっさんになったからでしょうか?
今回発表された日本代表のメンバーは、まさに「新生」と言ってもよい面子です。
残念ながら、我が鹿島アントラーズからは1名のみの選出なりましたが、まあ、怪我等の状況もあるので、仕方ありません。
- 発表されたメンバーについて
- このメンバーで臨む意義について
思うところをまとめました。
2018年8月に選ばれた23名の日本代表メンバー
※初招集の選手は★
GK
東口 順昭(32歳/ガンバ大阪)
権田 修一(29歳/サガン鳥栖)
シュミット・ダニエル(26歳/ベガルタ仙台)
DF
槙野 智章(31歳/浦和レッズ)
★佐々木 翔(28歳/サンフレッチェ広島)
車屋 紳太郎(26歳/川崎フロンターレ)
遠藤 航(25歳/シントトロイデンVV/ベルギー)
室屋 成(23歳/FC東京)
植田 直通(23歳/セルクル・ブルージュKSV/ベルギー)
三浦 弦太(23歳/ガンバ大阪)
★冨安 健洋(19歳/シントトロイデンVV/ベルギー)
MF
青山 敏弘(32歳/サンフレッチェ広島)
山口 蛍(27歳/セレッソ大阪)
大島 僚太(25歳/川崎フロンターレ)
伊東 純也(25歳/柏レイソル)
中島 翔哉(24歳/ポルティモネンセSC/ポルトガル)
南野 拓実(23歳/ザルツブルク/オーストリア)
三竿 健斗(22歳/鹿島アントラーズ)
★伊藤 達哉(21歳/ハンブルガーSV/ドイツ)
★堂安 律(20歳/FCフローニンゲン/オランダ)
FW
小林 悠(30歳/川崎フロンターレ)
杉本 健勇(25歳/セレッソ大阪)
浅野 拓磨(23歳/ハノーファー96/ドイツ)
どんな試合で、魅せてくれるのかな?
我が鹿島からは三竿だけが選出
ロシアワールドカップのメンバーに、最後の最後で落選した三竿が選出されました。
若干22歳ながら、鹿島のボランチでしっかりとレギュラーを掴んだ男なので、選出されるのは当然といえば当然なのですが、そもそも日本サッカー界においてはボランチの層は厚いので、ここからが大変だろうなぁ・・・とは思います。
それでも、日々、鹿島で進化している三竿ならきっと日本代表のスタメンも掴めると思います。
2017年12月2日、磐田に引き分けてリーグタイトルを逃した際に、ピッチで人目をはばからずに泣いていて姿を、私は忘れられません。
あの悔しさを、今年のリーグ戦では晴らせていませんが、ジーコはこう言ってます。
「全力を尽くしてやった者というのは、必ず報われるということ」
- 鹿島でのリーグタイトル
- 日本代表で不動の選手になる
- そして、世界へ・・・。
(鹿島サポとしては行って欲しくないけど)
鹿島の三竿が、日本の三竿、そして、世界の三竿へ!
この9月の日本代表戦は、彼にとって重要な一歩目になると思います。
楽しみです。
頑張れ、三竿!
今回の新生・日本代表23名について
ロシアワールドカップメンバーから17名が入れ替わりました。
メディアはこぞって書きたてています。
「若返った、若返った」って。
ロシアワールドカップメンバーが発表された際には、「サプライズがない。平均年齢が28歳以上で過去最高年齢のチームだ。おっさんジャパンだ・・・」などと揶揄し、大会で結果が出ると「ベテラン健在!やはり経験値は大事!!」と褒め称え、そして若手が大量に選出された今回は、「若返った」・・・と。
年齢にだけ着目している記事が多い。
日本サッカーのレベルを上げるには、選手やコーチ・監督の能力向上が必要なのは言うまでも無いが、マスコミの(と言うよりも記者)のレベル向上も必要だと感じます。
まあ、それは置いといて、メンバーについて思うことを書いておきます。
2018年8月招集のメンバーで期待している選手
先に、鹿島の三竿については書きましたが、他にも数名、プレーを観るのが楽しみな選手がいますので、取り上げておきます。
植田直通(23歳)
こんなにも早く、植田のプレーを観れるとは嬉しい限りです。
ベルギーへ移籍してまだ日が浅いので、成長を期待するのはヤボかも知れません。
でも、サッカーはメンタルがとても左右するスポーツなので、海外で僅かな期間過ごしただけでも、見違えるような変化を見せる選手もいるので期待しています。
南野拓実(23歳)
オーストリアリーグではあるが、コンスタントに試合に出続け、結果を出している選手です。ですが、ここまで殆どフル代表に縁がありません。
上位リーグへの移籍も実現していません。
何故なのでしょうか?
そこまでの選手なのか?
それとも今までの監督が使いこなせなかったのか?
今回の代表戦でプレーしてくれれば、何か見えてくるかなぁ?と思っています。
冨安健洋(19歳)
188センチの大型CB、しかもまだ19歳!
これからの日本代表のCBに不動の選手になるのでしょうか?
まあ、うちの昌子はそう簡単に負けませんぜ!
伊東 純也(25歳)
個人的な感想ですが、Jリーグ屈指の好選手だと思っているので、彼のプレーを観るのは楽しみです。
鹿島との試合では、どうしても「敵」として見てしまうので、純粋に彼の素晴らしいプレーを楽しみたいと思います。
そして、私はやっぱりJリーグを愛していますので、Jリーグで活躍している選手には頑張って欲しいです。
伊藤達哉(21歳)
スペインでサッカー関連の仕事をしている友人が、以前から彼に注目していました。
(なんでスペインに居るのに、ドイツのクラブの選手に注目しているのか謎ですが)
サッカー界に居る人間が、早くから注目し、凄い凄いという男がどんなものか?注目しています。
堂安律(20歳)
才能がある選手ってのは、こういうヤツのことなのだろうなぁ・・・。
そう思う選手の1人です。
実は、彼のJデビューの試合は鹿島戦なのです!
2015年6月、後半終了間際、時間にしてホンの僅かでしたが、なんだか記憶に残る選手だなぁ・・・と思いました。
その後の活躍は、多くの人が知っての通りです。
まだ20歳!
どんな風に進化しているのか、楽しみです。
2018年8月招集のメンバーから漏れた、期待していた選手
好みの問題と言われるかも知れませんが、何人か期待していた選手が漏れているので、列記しておくことにします。
柴崎岳(26歳)
今季、チームを移籍した訳でもなく、かつ、怪我をしている訳でもないので、彼は呼んで欲しかったと思います。
チームの中心選手として引っ張ることが出来るのか?
違いを見せることが出来るのか?
見てみたかったです。
久保裕也(24歳)
今季、チームを変わったので、その点を考慮して呼ばれなかったのでしょうか?
それでも、今回の代表のFW陣には怖さを感じないので、呼んで欲しかったです。
小林祐希(26歳)
オランダで結果を出しているし、才能のある選手なので、見たかった。
彼にとって、ここで代表に食い込む最後のチャンスになるでしょうしね。
奥川雅也(22歳)
以前、たまたま彼のプレーする映像を見て、すげえ選手だなぁ・・・と思った記憶があります。日本人らしくなくドリブルと言うか、ボールの持ち方をしていた気がします。
まだ、無名に近い選手だと思うけど、新生の時だからこそ、こういう選手を呼んで欲しかったなぁ・・・。
鈴木優磨(22歳)
よく、日本人らしくない気の強さだと言われる優磨ですが、私は、実はもの凄く日本人らしい繊細さを隠し持っていると思います。
それが、良い時もあれば、悪い時もあります。
でも、間違いなく今のJリーグのFW陣を見渡した時に、数年後に大きな期待を寄せることが出来る選手は、優磨しか居ないと思っています。
まあ、今の鹿島のチーム事情では連れて行かれると困るのですが、代表戦を経験させたかったなぁ・・・。
★他にも、井手口、森岡、昌子、安部などなど・・・
ピックアップした選手以外にも、多くの見たかった選手は居ますが、それぞれに選出されなかった事情があるみたいです。
- チームを替わったばかり
- 試合に出ていない
- 怪我
なので、今回は仕方ないかなぁ・・・と思います。
2018年後半 日本代表のスケジュール
まずは今回選出したメンバーで9月の2試合を戦い、10月の試合では、おそらく現在アジア大会でプレーしているU21の選手から数名の選手を加えるのでしょう。
今まで、スポンサーの意向もあり、なかなか大胆な選手の入れ替えが出来なかった日本代表ですが、せめて来年1月にあるアジアカップまでは、目先の結果よりも数年後を見据えたチーム編成にトライして欲しいです。
サッカー日本代表の今後の試合日程
- 9月7日(金)19:00 キリンチャレンジカップ2018
対 チリ代表(札幌ドーム) - 9月11日(火)19:20 キリンチャレンジカップ2018
対 コスタリカ代表(パナソニックスタジアム吹田) - 10月12日(金)19:35 キリンチャレンジカップ2018
対 パナマ代表 (新潟デンカビッグスワンスタジアム) - 10月16日(火)19:35 キリンチャレンジカップ2018
対 ウルグアイ代表 (埼玉スタジアム2002) - 11月16日(金)相手未定(大分スポーツ公園総合競技場)
- 11月20日(火)相手未定(豊田スタジアム)
2019年 アジアカップUAE大会
- 1月9日(水)日本時間20:00 アジアカップグループリーグ初戦
対 トルクメニスタン - 1月13日(日)日本時間20:30 アジアカップグループリーグ第2戦
対 オマーン - 1月17日(木)日本時間20:30 アジアカップグループリーグ第3戦
対 ウズベキスタン
アジアカップの結果は、カタールワールドカップの予選方式に影響(どの段階から予選に参加するか)するそうなので、結果も必要になるのかも知れませんが、だからと言って、ロシアワールドカップのメンバーで戦う訳にはいかないと思います。
アジアカップが、森保監督の真価が問われる最初の大会になるのかな?
まとめ
鹿島をこよなく愛し、鹿島が所属するJリーグを愛する身としては、今回のメンバーにはかなり期待しています。
なぜなら、残念ながら鹿島絡みでの選手は三竿と植田の2名だけですが、このメンバー選考をみたら、Jの若手はきっと奮起すると思います。
そして、それは鹿島の選手も同様のはずです。
昌子はもちろんですが、鈴木、安部、安西、田中、町田、小田・・・。
鹿島には活きの良い若手が大勢います!
彼らの目の色が変わることは、鹿島にとって、そしてJリーグ全体にとって、喜ばしいことだと思うのです。
まあ、とりあえずは、明日行われる鹿島VS広島の一戦を全力で応援します。
しっかりと首位を叩いて、三竿を気持ちよく送り出したいです。
頑張れ鹿島!
頑張れ三竿!
頑張れ日本代表!!
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