2018年8月11日、J1第21節・鹿島VS 名古屋戦が、名古屋のホームで行われます。
リーグ再開後の、中2日・3日の熾烈な6連戦をなんとか戦い抜いた鹿島アントラーズ。今節は、前節から中5日開いたので、コンディションはかなり取り戻せたはず。
特に、疲労が蓄積していたはずの鈴木たち攻撃陣の動きにキレが戻れば、複数得点を望めると思います。
もっとも、休みの条件は名古屋も同じであり、鹿島だけが有利な訳ではなく、さらに最近の名古屋は攻撃陣の調子が上向きなため、守備の要の昌子が怪我で出場出来ない鹿島としては苦戦を強いられるかもしれない。
今節の勝敗は両チームの攻撃陣が握っている気がしています。
2018年J1第21節・鹿島VS 名古屋戦を前に思うことをまとめます。
鹿島VS 名古屋の予想スターティングメンバー
現時点で負傷欠場が濃厚な選手は、
レアンドロ。復帰はやはり10月頃なのだろうか？
昌子。なんとかACLには間に合わせて欲しいのだが・・・。
スンテ。長期離脱ではないようだが、今節は厳しいかな？
以上を踏まえたVS 名古屋戦の予想スターティングラインナップです。
2トップは、鈴木と土居。
この2人を軸にして、どう連戦を乗り切るか・・・。
2列目は、左に安部、右に遠藤。
セルジーニョの出場はまだ先だと思う。ただ、ベンチに置いておくための獲得ではないので、安部にしろ遠藤にしろ、中村にしても、危機感を持って試合に出るはず。
ボランチは、三竿とレオシルバ。
暑くなってレオシルバが元気になってきた。暑いのに元気なのは謎だ・・・。
三竿は休養十分なはず。気持ちを入れて戦ってくれるはず。
SBは、左に安西、右に西です。
現状はこの2人がベストなのかと思う。山本や内田の組み合わせはターンオーバや、相手に合わせて使ってくるかと・・・。
CBは、犬飼とスンヒョン。
前節に敢えて犬飼を出しているので、ここで町田はないのかな？と。
スンヒョンはしばらくの間は使い続けることが大事だと思います。
GKは、曽ヶ端！
なぜかソガさんの時は相手のスーパーシュートが生まれない。不思議だ。
対戦相手の「名古屋」について
名古屋とは第8節にホームで対戦しています。
当時の鹿島は、開幕前から怪我人が相次ぎ、さらにリーグが始まってからも怪我人が増え続け、名古屋戦前には、なんと、遠藤、ペドロ、レオ、安部、山本、安西が怪我で離脱していました。
しかも、リーグ戦では前年から10試合続けて複数得点が奪えず、苦しい状態でした。
第8節、ホームでの鹿島VS名古屋戦
鹿島2－0名古屋
前半序盤に金崎が得点し、幸先良いスタートを切ります。
しかし、その後は、攻めても攻めて得点が生まれず、またしても1得点しか出来ないのか・・・と思った後半43分！
山口のパスに反応した金崎が豪快に蹴りこんで2点目！
その後、ピッチを抱きしめるように倒れた金崎が印象的でした。
今節、チームを奮い立たせる一発を見せるのは誰か！
最近の名古屋の状態
名古屋は、7月18日の再開戦以降は2勝1敗1分です。
首位広島にホームで0－0の引き分けを演じるかと思えば、前節では残留争いライバルのガンバに2点を先取される（結果は逆転勝ち）など、イマイチ守備は安定していないように思います。
それでも、攻撃陣は強力です。
鳴り物入りで加入したのに、なかなか真価を発揮できなかったジョーですが、前節ハットトリックを決めるなど気付いたら10得点2アシスト。
昨年から名古屋の屋台骨となっているシャビエルも5得点4アシスト。
この2人をいかに押さえ込むのかが鍵になりそうです。
さらに、川崎Fから移籍したネットが出てくると、鹿島はどうも相性が良くない感じなので嫌ですね。
2018年の順位（名古屋は19試合消化、鹿島は20試合）
名古屋 18位 4勝11敗4分 得点20 失点36
鹿島 6位 8勝7敗5分 得点26 失点24
上り調子の名古屋ではありますが、負けるわけにはいかない！
鹿島の守備陣が複数失点を防げるか？
植田が移籍、昌子が負傷欠場中の今の鹿島は、クリーンシートを狙ってもなかなか上手く行かない可能性が高い。
犬飼も町田も、そしてスンヒョンにしても、能力は間違いないけど、CBというのは急造で何とかなるポジションではないと思う。（経験も実績も豊富なら話は別だろが・・・）
そんな彼らが、強力な攻撃陣を封じるには、どれだけ激しく当たり、どれだけフリーでやらせないか？が重要になると思います。
1点くらいはくれてやるよ、うちの攻撃陣が2点獲るから！
くらいの気持ちで臨めば、気持ちが楽になってプレー出来るのかなぁ・・・なんて思うのですがどうでしょうかねぇ。
まとめ
首位・広島は遥か彼方です。
勝ち点差16・・・。
でも、リーグ戦の残りはまだ14試合もあります。
数字上だけで言えば余裕で逆転出来る試合数が残っています。
まあ、今年の広島の戦い方を観ていると、彼らが連敗を繰り返す可能性は僅かかも知れません。
しかし、その微かな可能性を現実のものとするには、まずは鹿島が目の前の試合を1つ1つ勝っていくしかない訳で・・・。
ジーコが言うように、鹿島は常に優勝争いをしなくてはいけない。
そのためにも、まずは明日の試合を全力で戦い、勝って欲しい！
行け、アントラーズ！！
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