2018年8月11日、名古屋のホームでJ1第21節を戦いました。
前節の清水戦では、相手のシュートが悉く枠を外す&ポストを叩く幸運にも恵まれ、アディショナルでなんとか1点取って勝ちました。
しかし、好調の名古屋にはその手は通じませんでした。
私事ですが、鹿島が惨敗した夜から持病が悪化し、数日床に臥せってしまいました。
記事をまとめるのが遅くなってしまったので、今回は簡単な記録程度にするつもり。
健康のためにも、鹿島には勝って欲しいです。
長生きしたいです。
名古屋戦みたいな試合を繰り返されたら、脳の血管が切れちゃいます。
2018年J1第21節(アウェイ)、鹿島VS名古屋戦を振り返ります。
2018年J1第21節(アウェイ)、鹿島VS名古屋戦の試合結果とスターティングメンバー
鹿島 2-4 名古屋
前半34分ジョー
後半5分土居 聖真
後半6分金井 貢史
後半27分鈴木 優磨
後半36分金井 貢史
後半47分前田 直輝
試合前のブログで書いたように、打ち合いになってしまった。
打ち合いになっても、勝ってくれると予想したいたのですが・・・。
鹿島のスターティングメンバーと交代メンバー
GK 21 曽ヶ端 準
DF 5 チョン スンヒョン
22 西 大伍
32 安西 幸輝
39 犬飼 智也
MF 4 レオ シルバ
6 永木 亮太 →後半38分
20 三竿 健斗
25 遠藤 康 →後半15分
FW 8 土居 聖真 →後半41分
9 鈴木 優磨
永木をSHに使ってきました。
今のように、全てが上手く行ってない時ならば、人に合わせてフォーメーションを変えても良いと思うのだけど・・・。
2018年J1第21終了時点(6チームは20試合)での順位
団子状態の混戦だからこそ、順位はあまり下がっていません。
ただ、団子だけに、1度崩れると一気に奈落の底まで行く可能性もあるわけで・・・。
現在7位。
8勝8敗5分
28得点28失点 得失点差0
清水戦後に、とても連勝出来るような内容ではなかった・・・。
と書いたら、案の定、負けてしまった。
こんな予感は外れて欲しいのに・・・。
鹿島VS 名古屋戦の試合内容
試合からだいぶ時間が経ったので、完結にポイントをまとめておきます。
試合開始、鹿島が攻め、名古屋が受ける形。
休養した分、鹿島の選手の動きに重さは感じられない。
ただ、動いているというよりは、名古屋が受けてカウンター狙いだったように思う。
前半30分頃まで、鹿島が何度かチャンスを得るが決められず。
前半34分、ネットが中盤でボールを奪うと一気に前線へ。最後はゴール前の混戦の中でジョーに冷静に決められてしまう。鹿島先制を許す。
鹿島失点後、鹿島が攻めて、名古屋が受ける流れは変わらず。
前半終了、名古屋の前田、金井、に手を焼いている印象はあるが、まだ何とかなるような気配があった。
後半開始、鹿島が怒涛の反撃開始。
後半5分、今シーズンのベストゴールの1つになるであろう土居の追撃弾!
鹿島が1点返す。
後半6分、同点直後に、金井の見事な右足からのシュートで突き放される。
鹿島らしくない失点。
それでも、鹿島は攻撃を強める。
後半27分、西のある意味芸術的なプレーでPK奪取。
西は鈴木とキッカーを争わず、鈴木がPKを決めて鹿島が同点に追いつく。
同点後、鹿島の何かが切れた。
リーグ再開後の疲労の蓄積は、簡単には払拭できなかったのか?
鹿島の動きが止まる。レオ以外の動きがスローモーションのように見える。
後半36分、再び金井に押し込まれ勝ち越される。
アディショナル、前田に決められ万事休す。
鹿島、2-4で名古屋に惨敗。
鹿島VS 名古屋戦の動画ハイライト
改めてみると、金井の1点目は遠藤の緩い守備がスーパーゴールを生んでしまった。
あそこでは、たとえシュートをブロック出来なくとも、気迫を出して身体を寄せれば、ゴールの確率は下がったはず。
1人の気の緩み、1つのプレーの甘さ、それが勝敗を決するのだと思った。
鹿島VS 清水戦を観て感じたこと
試合中に感じたことを3つ書いておきます。
あまり、選手や監督の批判はしたくないのですが、敗因の1つだと思うので書いておくことにします。
蓄積した疲労は甚大である!
前節の清水戦から中5日空き、コンディションはかなり改善されると思っていました。
実際、後半20分くらいまでは、それなりに動けていたと思います。
ただし、リーグ再開後の連戦での疲労は、確実に選手の身体を蝕んでいたのだと実感しました。
肝心な1歩が出ない。
だから、寄せが甘くなったり、安易にスライディングに頼る。
レオの動きだけが目立ち、それに合わせて緩急つけて動く選手がいないので、攻撃に勢いが生まれにくい。
後半30分頃には、ほぼ完全にガス欠のような状態になっていた。
このままでは拙いと思います。
どんな時も4-4-2ありきなのか?
鹿島の伝統は4-4-2であり、基本、このフォーメーションで活きる選手を獲得しているのは判るし、サポーターとしても、この方針を貫くチームを応援する。
でも、今のようなある意味緊急時においても、4-4-2で戦うのか?
永木は良い選手だ。それは間違いない。
SHでもそれなりに良いプレーをしてくれる。
しかし、彼のプレースタイルは、SBを殺してしまうと思う。
実際、安西はとても窮屈そうにプレーしていました。
怪我人や不調者が多く、ボランチの3人(三竿、レオ、永木)が、2列目のメンバーよりも状態が良いと判断したのなら、彼らがもっとも活きるようなフォーメーションに変えても良いと思うのだけど・・・。
大岩監督は試合の流れを掴む事ができないのか?
もう、解任とか、続投とか、それについて書くのは止めます。
フロントの基本線は、大岩監督体制の継続なのでしょうから・・・。
昨年、石井前監督の後を継いでチームを建て直し、優勝争いを演じたのは事実なので、それなりに能力はあるのだと思う。
ですが、大岩監督に対して気になる事が2つあります。
- 試合の流れを掴む事ができない。手繰り寄せられない。
- 勝負運がない。
1つ目などは、名古屋戦でも顕著でした。
なぜに同点を目指している時にもっと動けないのか?
明らかにパフォーマンスの悪い選手を変えられないのか?
手を焼いている選手、前田や金井を潰す手を何故に打てないのか?
経験というよりも感性だと思うのです。
だとすると、時間を掛けて監督をさせても成長するのでしょうか?
2つ目は、肝心な試合で勝ったことが無い。
前監督は2年半で3つのタイトルと1つの準優勝を成し遂げながら、解任。
大岩監督は1年数ヶ月で、2位が1回のみ。
1年ちょっと見続けて思うのは、この試合は勝たなくてはいけない!
と言う試合を、ポロッと落とすような気がしています。
監督自身から、強烈な負けず嫌いが滲み出ないのも問題ではないのか?
負けた後の、あの淡々としたインタビューは許しがたい。
心底、悔しがって欲しいです。
鹿島の今後について
9月末までの、地獄のような連戦が始まった。
8/11の第21節から9/29の第28節までの57日間で13試合あります。
リーグ戦8試合、天皇杯1試合、ルヴァン2試合、ACL2試合・・・。
海外にも行くのに、しかも代表戦も2試合あるのに・・・。
凄まじい連戦です。
新戦力のセルジーニョがいつ頃フィットするか?
負傷中のレアンドロがいつ頃に復帰できるのか?
鍵を握ると思います。
今後の鹿島の地獄日程
昌子の回復状況はどうなのだろうか?
ACLには戻るだろうか?
スンテはどうだろうか?
みんな、早く戻ってくれ~。
- 【リーグ】第22節 8月15日(水)
アウェイ V・ファーレン長崎 19:00 - 【リーグ】第23節 8月19日(日)
ホーム 横浜F・マリノス 18:30 - 【リーグ】第24節 8月24日(金)
ホーム ジュビロ磐田 19:00 - 【ACL】準々決勝 8月28日(火)
ホーム 天津権健 19:00 - 【リーグ】第25節 9月1日(土)
アウェイ サンフレッチェ広島 19:00
※このあと、日本代表WEEKとなりますがルヴァンはあります! - 【ルヴァン】準々決勝第1戦 9月5日(水)
ホーム 川崎F 19:00 - 【ルヴァン】準々決勝第2戦 9月9日(日)
アウェイ 川崎F 19:00
※リーグ再開 - 【リーグ】第26節 9月14日(金)
ホーム 湘南 19:00 - 【ACL】準々決勝 9月18日(火)
アウェイ 天津権健 19:30 - 【リーグ】第27節 9月23日(日)
アウェイ 札幌 19:00 - 【天皇杯】4回戦 9月26日(水)
ホーム 未定 19:00 - 【リーグ】第28節 9月29日(土)
アウェイ 神戸 16:00
まとめ
改めて思いますが、守備の要が抜けるというのは本当に痛い。
この数年、鹿島を支えてきた2人のCBがどれほどチームにとって大切だったのか?試合をする毎にその思いが強くなります。
昌子の復帰と、犬飼、町田、スンヒョンの3段飛ばし位での成長に期待したい。
諦めるな
どんな試合も勝利を目指せ!
行け、アントラーズ!!
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