昨日のチャンピオンシップ準決勝を観ていて、感じたことをまとめてみます。
尚、私は鹿島ファンのため、記事全体が鹿島よりの目線になっていると思います。
他チームのファンの方(特に川崎ファンの方)がご覧になったとき、不愉快に感じる記述があるかもしれませんが、お許しください。
- 試合結果とスターティングメンバーなど
- 試合の流れをまとめてみます。
- 試合の総括
- 決勝に向けて ~柴崎、使うか? 守備、持つか?~
試合結果とスターティングメンバーなど
【川崎】
チームの柱である中村がベンチ、今期15点をとった小林悠や、先日日本代表UAE戦で抜擢され話題を呼んだ大島が、そろってケガでベンチ外になった。
【鹿島】
将来を嘱望されつつ伸び悩んでいる柴崎がケガでベンチ外である。
試合前に失った戦力比較は、川崎の方が大きかったようです。
川崎フロンターレ 0 - 1 鹿島アントラーズ
GK 1 チョン ソンリョン GK21 曽ヶ端 準
DF 5 谷口 彰悟 DF 3 昌子 源
18 エウシーニョ 14 ファン ソッコ
20 車屋 紳太郎 16 山本 脩斗
23 エドゥアルド 22 西 大伍
MF 6 田坂 祐介 MF 6 永木 亮太
21 エドゥアルド ネット 11 ファブリシオ
26 三好 康児 25 遠藤 康
28 板倉 滉 40 小笠原 満男
FW 13 大久保 嘉人 FW 8 土居 聖真
16 長谷川 竜也 33 金崎 夢生
(交代) (交代)
前半21分 長谷川→中村 後半30分 ファブリシオ→三竿
後半22分 田坂→登里 後半43分 遠藤→赤崎
後半32分 板倉→森本 後半46分 小笠原→植田
(ベンチ入り)
GK 30 新井 章太 GK 1 櫛引 政敏
DF 2 登里 享平 DF 23 植田 直通
MF 7 橋本 晃司 24 伊東 幸敏
14 中村 憲剛 MF 13 中村 充孝
19 森谷 賢太郎 20 三竿 健斗
FW 9 森本 貴幸 34 鈴木 優磨
27 大塚 翔平 FW 18 赤崎 秀平
試合の流れをまとめてみます。
前後半をいくつかに切り分けながら、思い返してみたいとおもいます。
前半序盤~いきなりの大久保襲来~
あれは危なかった。
サッカーによくある『タラレバ』ですが、あのタイミングで点を取られていたら、大差で負けた可能性もあると思うのです。それだけに、枠を外してくれて助かりました。
大久保襲来をなんとか乗り切ると、徐々に『鹿島の狙い通りの試合』になっていきました。
前半中盤~鹿島ペースに嵌まりつつあり~
大久保、ファブリシオ、板倉…等のミドルの応酬があったが、日本のJリーグではそうそうミドルが入るものではありません。
なので、事故的に点が入らないなら、ミドルで主導権は取れません。
主導権を握るのに大事なのは、やはり中盤を如何に制するか?だと思うのです。
この試合では、小笠原と永木が、実に見事に中盤の底に蓋をしていたと思います。
小笠原の潰しは芸術の域に!
そもそも、鹿島の伝統的なプレースタイルの一つに、身体を張ったタックルがあります。FWからDFに至るまで、激しく潰しに行くプレーが出来なければ、先発メンバーに名を連ねることが出来ないのが鹿島であり、出ているメンバーがそのプレーを忠実に出来るかどうかが、鹿島らしい試合運びになるかどうかの大事な鍵になっています。
ちなみに、夜、ネットに面白い記事が掲載されてましたので、リンクしておきます。
小笠原の凄いところは、潰しに行くタイミングも上手いのですが、潰した後のプレーに彼の凄みが出ていると思います。
相手を潰したり、パスをカットしたあと、確実にボールを保持できるスペースや人に渡しています。
もちろん100%ではないけど、彼の場合、そのプレーが秀逸だと思うのです。
タックルやカットが上手い選手は大勢います。読みが良い選手や、経験豊富な選手は総じて上手です。
でも、奪い取った後に、モタモタしていたり、不必要にキープし過ぎたり、さらには危険な場所へパスしたりするなどして、サポーターに「あーっ、もう!」と叫ばれるシーンも結構あります。
でも、小笠原はその様なシーンが少ないと思います。
思わぬハプニングで投入となった中村憲吾
川崎の中盤を制するのは、中村憲吾の役割なのでしょうが、この試合に限っては、彼のパフォーマンスが充分に発揮されたようには思えませんでした。
前半20分過ぎ、FWの長谷川が足を痛めたことで、急遽ピッチにたった中村でしたが、前半は思うようなプレーが出来ていたようには思えませんでした。
中村投入直後は、中盤で配球の役割もしていた大久保がトップに張り出してくるので、「正直怖いな・・・」と思っていました、ですが、中村が思ったよりも上手く機能していなかったように思います。
なぜそう思ったかと言うと、結局大久保が中盤に下がってきて「パスよこせ!」ってプレーしている姿が何回か見えたのですが、どうでしょう?
もちろん、大久保がそれなりにアシストしているのも知っていますが、彼の怖さはペナルティエリアの近くで前を向いたときだと、私は思うのですが・・・。
川崎Fサポーターの方が見たら、違う感想になるのかな?
前半終了間際~ビックチャンスを逃した鹿島に不安~
何度も書いてるように、前半の鹿島はほぼプラン通りに試合を運んでいたと思います。
点を取らなければ決勝に進めないので、
攻撃にアグレッシブな姿勢を全員が保ちながら、
絶対に失点は避けるべくディフェンスはよりアグレッシブな姿勢で望み、
危ないシーンは殆どなかったように思います。
プラン通りにゲームを運んできた鹿島に、【1-0】にする絶好の機会が訪れたのは前半終了間際でした。
右サイドに展開してサイドを深くえぐった永木から、絶妙なセンタリングがゴール前に上がりました。
ゴール前にはこれまた最高のタイミングで土居と金崎が飛び込んでおり、
観ていて『貰った!』と確信するようなシーンでした。
しかし、結果は土居と金崎の間に入ったDFにクリアされ、チャンスをモノに出来ませんでした。
このシーンを観て感じたのは、
『ダメだ、このチャンスをモノに出来ないのは、やはり黄金期と違う』
『これは、負けるかも知れない』
と覚悟しました。
「あのワンチャンスをきっちり仕留め、残り時間、憎たらしいプレーで時間をしっかりと進め、勝ちを得るはずだったのに…」
と選手も監督も誤算に思ってるのでは…と不安な気持ちになっていました。
後半序盤~不安払拭!夢、弾ける!!~
金崎本人も試合後にコメントしていましたが『ようやく点を取ってくれましたよ。』
彼は、セカンドシーズンの中盤から終盤にかけて決して悪い状態ではなかったように思います。
あの事件後暫くは、動きにも表情にも冴えが見えなかったけど、その後はいつも彼に戻ったように感じていました。
試合を観ていると、前線でちゃんとボールが収まっていたし、前線からの追い回しも出来ていました。
ただ一つ、なぜか点が入らなかった。
FWってのは、点が取れない負の連鎖に嵌るとここまで沈むのか…という見本になっていたと思います。
話を試合に戻します。
前半終了間際の決定的なチャンスをモノに出来なかったことで、試合の流れが変わることを恐れていましたが、後半序盤も鹿島のプラン通りの展開に変わりなかったです。
変わらないというか、川崎が変えようとしないというような気がしました。
もしかすると、この辺りのプレー姿勢に『引き分けでも決勝に行ける!』と言うアドバンテージが、無意識に顔を覗かせていたのでしょうか?
鹿島の得点シーンは山本の切り返しで決まりでした。
だって、切り返したあと、川崎の選手が何故か詰めが甘いんだもの。
山本からすれば、「きっちりと中を見てから上げられるなんて、ちょっとDF陣緩いのでは?」と言いたくなるくらいプレッシャーが掛かってませんでした。
なので、山本のセンタリングで勝負あり!と思っていたのですが・・・。
むーちゃん、レベル高いじゃない!
家に帰って、金崎の得点シーンを録画を観直した際に思わず声が出ました。
「うまっ!」
- センタリング上がる前からDF2枚としっかり駆け引きを始め
- 切り替えした時には、DFの間に行く雰囲気を見せ
- センタリングが上がったと同時にDFの前へ身体を投げ出し
- 鋭いセンタリングに頭を合わせて、右隅へ流し込む!
言葉にすれば、簡単そうだけど、これ、難しいですよね。
こんだけの技術があるんだから、もっと点取ってくれよ、むーちゃん!
後半ほぼ全て ~攻める川崎、弾く鹿島~
金崎の得点が入ってから試合終了まで、本当に、本当に長い時間でした。
得点直後はそうでもなかったのですが、10分を過ぎた辺りから、アディショナルを含めれば約40分。久々に胃が痛い時間を過ごしました。
先日のサウジアラビア戦の終盤と同じように、異がキリキリと・・・。
中村憲吾劇場3連発 ~本調子だったらヤバカッタ~
- 後半14分 ペナルティエリア内で巧みに切り替えし、右足シュート!
アウェイ側の席からでは、ほぼ、ゴールに入ったように見えました。
試合後のネット記事には、
「わざと大げさに滑った」
とありますが、
現場では「アホ昌子!軽く行くなぁ!」と叫んでいました。
中村憲吾劇場3連発 ~飛び道具で攻撃を仕掛ける~
- 後半18分 それはゴールに向かって左45度から飛んできた!
切っ掛けとなるファウルを犯した瞬間、サポータからは「だめだぁ!」と声が上がっていました。
そして、その後のFKで味わった恐怖は・・・、本当にもう・・・。
これもアウェイ側の席からでは、ゴールに入って行くように見えました。
入ると思った瞬間、曽ヶ端さんが急に『ピョン』っと飛んで弾いてくれました。
本当によく反応できたと思います。
中村憲吾劇場3連発 ~左が駄目なら右からだ!~
- 後半22分 大久保からパスを受け、今度は右からシュート!
ペナルティエリア内で大久保が持った時も恐怖でしたが、まさかあれほど見事なパスを繰り出すとは・・・。しかも、憲吾ほぼフリー。
サポータからは「ひーっ!」と言う声しか出ませんでしたよ。
そして、これまたアウェイ側の席からでは、ゴールに入って行くように見えました。
この3連発は、本当にやばかったです。
記憶に刻まれた登里選手
川崎Fのサポーターの方、どうもすいません。全く存じ上げませんでした。
後半20分過ぎに彼が投入されてから、川崎の攻撃は更に加速しました。
左サイドをこれでもかと、駆け上がる、抉る、突っ込む、そしてセンタリング・・・。
鹿島サポーター席では、もう悲鳴の連発・・・。
「また行ったぞ!」「止めろ!」「行かせるな!」「いやぁ~」
本当に、彼が投入されてから10分近く、生きた心地がしませんでした。
後半の決め手 ~石井監督の名采配~
鹿島が点を取ってから守り中心になったこと、中村のエンジンがようやく動いたこと、そして投入された登里が左サイドをかき回したことなどが重なり、少しずつ、鹿島のラインは崩れ、ゴールへ押し込まれつつありました。
この状況を打破するために、石井監督が打った交代策が、この試合の結果を左右したといっても間違いないと思います。
ファブリシオを下げ、三竿を投入。そして永木が登里を止める!
基本的に鹿島の選手一人一人の守備意識は高く、球際もかなり厳しく行ってました。
ファウルになっても『それでいい!』、と小笠原はチームを鼓舞していました。
そんな中、ファブリシオだけは、ほんの半歩緩い感じが随所に見られていました。
怠慢プレーは観られませんでしたが、甘いと感じられました。
競り合いやセカンドボールへの寄せに、観ていて「あ~もおっ!」となる感じでした。
なので、正直交代したとき、「遅いよ、もっと早く!」って声が出ました。
でも、この交代劇の狙いは、ファブリシオが緩いから変えるのではなく、
鉄砲玉みたいに左サイドを突っ込んでくる『やつ』を止めるための布石でした。
三竿はボランチの位置へ入り、小笠原と共に中盤に蓋をしていた永木を左サイドへ。
「的確に配置すれば、こんなにあっさりと流れが止まるのか。面白いな。」
と感じました。
永木がグングン成長している
今シーズン序盤、彼はほとんどベンチに居ました。
まあ、ファーストシーズンは異常なほど守備が嵌っていたので、出番がそれほど無かったのですが、正直なところ「ベンチに座らせるなら、なぜに湘南から獲ったの?」と皆が疑問に思うくらい、プレーの機会は試合終盤に僅かしかありませんでした。
ところがセカンドシーズンに入ると、守備が崩壊したのも要因でしょうが、柴崎を押しやるようにして彼が台頭して来ました。
そして、プレーするたびに、周囲とフィットしてその能力を発揮していきました。
極めつけは、先日の日本代表のオマーン戦です。
相手もユルユルではありましたが、長谷部がいつも座る位置で、しっかりとプレーしてチームに安定感を与えていました。
そして、この試合での永木のプレー。言うことありません。
後半の終盤になって、誰もが苦しい時間帯にボールをキープして前へ持ち運ぶ姿勢は、観ていて感動を覚えました。
彼は試合ごとに成長しています。
苦労は人を成長させる・・・・そんな見本になっていると言っても過言ではないかと。
疲れの見えた遠藤を下げ、FWの赤崎を投入
後半43分の交代は間違いではないと思います。
もしも、このタイミングで植田を投入していたら、守る意識が強くなりすぎて、点を取られたかもしれません。
敢えてフレッシュなFWを前にいれ、FWを金崎と2枚にしてゴールを狙う姿勢を見せることが、川崎の全員攻撃を避けることが出来るし、カットしたボールがFWに渡れば一気にビックチャンスになる訳ですから。
そして、その狙い通りに2回のビックチャンスを得ました!
そして、2回とも赤崎くんは潰しました!
- GKと1対1
相手は中途半端な位置に居たのに・・・。
トラップ?パス?なんとも意味不明な、『前にチョン』って出したボールは、GKにあっさりとクリアされました。
- 2対2(だったはず)
前には広いスペースがあり、右に金崎が並走・・・。
彼は、なぜか金崎よりにドリブルかまし、苦し紛れに金崎へパス。
最後はカットされ、金崎がGKに詰めるがハンドとなり、チャンスは潰えました。
赤崎!
勝ち試合だけど、あんた戦犯だぞ!!
彼の限界が見えた気がします。いい身体とポテンシャルがあるのに、残念だ。
アディショナル ~曽ヶ端劇場で幕を閉じる~
お前は中東のGKかっ!
と突っ込みたくなるような、曽ヶ端さんの絶妙な時間稼ぎ。
痛がっているように振舞いつつ、
背中には「エドゥアルドよ、蹴ってくれてありがとう!」と書かれていたような。
最後の最後まで、鹿島の1-0堅守のスタイルは崩れることなく、タイムアップを迎えました。
試合の総括
【川崎について】
試合後、川崎の負けに関して色んな記事がネットには溢れています。
- 怪我人が多かった
- フィジカル管理に問題
- 移籍・退団ニュースが悪い
確かに、影響はあったと思います。思いますが、私は敢えて言います。
それは負けの本当の理由ではない!
もしも、小林や大島が出ていたら、鹿島はきっとこうプレーしたでしょうね。
「出ているメンバー、相手の戦力、相手の戦い方に合わせ、試合の運び方を変える」
だから、怪我人が居なければ!は余り意味が無いと思います。
正解に近いのは、ネットでは叩かれているようですが、大久保が言っていることでないかと私は思います。
「鹿島は怖かった。素晴らしいチームだった。ミスはあっても、それを恐れずになりふり構わずプレーする。それはフロンターレに決定的に足りないところだから。それができていれば、これまでにも何かしらのタイトルは取れていたと思う」
試合を観ていて思いましたが、「そこで回しているなら怖くはない!」と確かに感じていました。
ただし、川崎は中盤で回している時に、恐ろしいスルーが出てくるのでやっかいですが、この試合に限って言えば、「回している感」が素人のサポーターにも感じられました。
その理由が何なのかは、私には判りません。
大久保が言うように怖がってたのか、スルーパスを狙いすぎていたのか・・・。
とにかく、この試合の川崎は、「ゴールに結びつくパス」が殆ど出ませんでした。
あ!
1回ありましたね。だから、大久保さん叩かれてるのかな?
確か、中村3連発に晒されている時に、ゴール前へコロコロとパスが出てきました。
あまりのことに、大久保の反応が一瞬遅れ、足が届かなかったように見えました。
あのようなパスが、川崎はポンポンと出てくるイメージがあったのですが、今回はあまり無かったように思います。
【鹿島について】
こういった一発勝負やトーナメントになると、違う顔を見せるのが鹿島の強さです。
「負ける気がしない。」
選手もサポーターもみんな口にします。
(いや、心の隅ではビクビクしてました。だって、等々力では昨シーズンに勝つまで相性良くなかったし。)
ただ、なぜか、選手もサポーターも『勝つイメージ』が共有出来ていたと思うのです。
試合に勝って、よし次だ!と燃えているシーンが頭に浮ぶのです。
これこそが、鹿島の強みなのかもしれません。
だって、その勝つシーンは妄想ではなく事実だから!
今まで、勝ってきた歴史が生み出すイメージだから。
私はそんな風に思います。
決勝に向けて ~柴崎、使うか? 守備、持つか?~
- 11月29日の鹿島スタジアムでの第1戦。
- 12月3日の浦和スタジアムでの第2戦。
あと2試合で、今シーズンの長い戦いも終わりです。
勝って終りたいと思います。
が、浦和はここ近年、本当に戦力が充実しています。
正直、選手層では浦和に及びません。
柴崎の怪我が癒えたらどうする?
彼の使い方が、試合の結果を左右するような気がしてなりません。
ここ数年、柴崎のプレーを見ているとどうにも歯痒い!
もちろん手を抜いているとは思いません。彼はちゃんと闘っています。
闘っています、が、何かが足りないと思いませんか?
- 熱さ?
- 強引さ?
- 乱暴さ?
何かが足りません。
- 彼に最適なポジションはどこなのか?
- 石井監督がどうやって活かす気なのか?
それ次第で、試合の結果が左右されると思います。
永木のような、ネッチョリまとわり付くDFは出来ないからなぁ、柴崎には。
鹿島らしい0-1の勝利と言われますが・・・
3連覇を果たした黄金期に比べるとまだ安定感が足りないと思うのです。
ちなみにその頃のメンバーですが、
DF陣は、岩政、大岩、新井場、内田、伊野波・・・
連動するMFには、小笠原、本山、中田、青木、野沢・・・
この頃の何が良かったかと言うと、「あぶないシュートを打たせない」守り方じゃないかと思います。
今年のファーストシーズン、確かに失点は10でした。
堅守と言われましたが、実は結構「危ないシュートを打たれていた」ように思います。
- 打たせない守り
と
- 打たれても点にならない守り
このどちらがより安定感があるかといえば、前者だと思うのです。
そういう点では、今回の川崎との一戦はまだまだじゃないかな?
と思うのですが、どうでしょうか?
まあ、過去の栄光を追い続けるサポーターの悪い癖かもしれません。
でも、あと半歩、シュートを打たれる前の寄せが強くなれば・・・、
今年のシャーレは我らの物になります!
行け!アントラーズ!!