4月17日、我らがブライトンはホームに強豪トテナムを迎え、プレミアリーグ第35節を戦いました。
前節、クリスタル・パレスに自滅のような形で敗れ、プレミア残留に黄色信号が灯ってしまったブライトン。
それでも、ようやく掴んだ夢の舞台からそう簡単にずり落ちるわけには行きません。
大観衆の後押しを受け、ホームで強豪トテナムに挑みました。
スタジアムが揺れる!
ってのはこういう事を言うのだな!!
そう感じた、プレミアリーグ第35節を振り返ります。
プレミア第35節ブライトンVSトテナムの試合結果
ブライトン1-1トテナム
後半3分ハリー・ケイン
後半5分パスカル・グロス(PK)
魂の一蹴りとはこういうキックを刺すのだろうな。
グロスのPKを見ていたら、2016年のJリーグチャンピオンシップ・第2戦、鹿島VS浦和の金崎のPKを思い出しました。
PKが決まった時に、あれほど絶叫したことはなく、こんなに嬉しい思いはそうそうないだろう・・・。
と思っていたのですが、僅か1年半後に、再びPKで絶叫するとはなぁ・・・。
絶叫しすぎで、家族にうるさいと怒られましたよ・・・。
第35節の試合内容を振り返ります
前半開始、大観衆の後押しを受けて、ブライトンの選手達は気持ちの入ったプレーを見せてくれます。
前半総括、激しく、気持ちの入ったプレーをするブライトンですが、自力ではトテナムが上で、次々とブライトンゴールに襲い掛かってきます。
それでも、ブライトンのゴール前にはこの男が立ちはだかります!
ライアン!
本当にリズムに乗ると良いプレーを連発してくれます。
後半開始、一瞬の緩みを突かれて失点。
ダンク!あそこはしっかりとプレーを切って欲しかった!
失点直後、意思消沈どころかスタジアム全体が異様な空気に包まれるているのが、画面を通しても判りました。
後半5分、イスキエルドがペナルティ内でドリブルを仕掛けたことで、PKをゲット!
ボルテージが一気にMAXとなるスタジアム。
その異様な空気の中、PKに挑むのはグロス!
GKに反応されますが、弾かれたボールはそのままゴールに吸い込まれます。
その瞬間、本当にスタジアムが揺れていましたよ!
後半総括、不用意なプレーで失点し、前節に続いて「またかよ!」って思いましたが、直後に追いついたのは本当に大きかった。
同点になってからも、気を緩めず戦い抜き、貴重な勝ち点1をゲット!
試合データと感想
ブライトンVS トテナム戦の試合データは以下の通りです。
- ボール支配率はブライトンが36%で、トテナム64%。
- シュート数ブライトン7、トテナム10。
- CKはブライトン3、トテナム4。
- クロスはブライトン14、トテナム21。
ボールは支配されていたけど、シュート数やCKの数からも判るように、この日のブライトンは最後だけはやらせないプレーをしていました。
それだけに、あの失点シーンは勿体無い。
ブライトンVS トテナム戦のハイライト動画はこちら
失点シーンは何度見ても勿体無いの一言です。
プレミアリーグ第35節のその他の結果
エヴァートンとニューカッスル・ユナイテッドの試合は終わっていませんが、ブライトンよりも上位のチームであり、かつ残留争いにも関係ないチームなので、記事にまとめました。
- 4/17 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン 1-1 トテナム・ホットスパー
- 4/18 AFCボーンマウス 0-2 マンチェスター・ユナイテッド
- 4/19 レスター・シティ 0-0 サウザンプトン
- 4/21 ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン 2-2 リヴァプール
- 4/21 ワトフォード 0-0 クリスタル・パレス
- 4/22 アーセナル 4-1 ウェストハム・ユナイテッド
- 4/22 ストーク・シティ 1-1 バーンリーFC
- 4/22 マンチェスター・シティ 5-0 スウォンジー・シティ
- 4/23 20:00 エヴァートンEverton 対 ニューカッスル・ユナイテッドNewcastle United
ブライトン戦以外に注目した試合は・・・
吉田のサウザンプトン、そして19位のストーク・シティ、20位のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンの3試合でした。
残留争いのライバルとなるチームは全て引き分けです。
最下位のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンは、なんと3位のリヴァプールに引き分けです。
それから、サウザンプトンはアウェーで引き分け、ストークはホームで格上に引き分けでした。
残留争いが激しくなってから、下位チームの粘りが目立ちます。
プレミアリーグ第35節終了時の順位表
現在13位!
残留圏のチームとの勝ち点差ですが、18・19位とは変わらず7です。
今後の対戦相手を考えると、まだまだ安心出来ません。
プレミアリーグ第35節、BHAFCはバーンリーFCのホームに乗り込みます!
相手は強豪です。
勝ち点53で現在7位です。
ただし、決して勝てない相手ではありません。
第18節にホームで戦った際は、0-0の引き分けです。
ここ最近、防げるはずの失点が立て続いていますので、まずは90分間集中してプレーして欲しい。
決して、勝ち点を取れない相手ではありません。
プレミアリーグ第36節の対戦表
プレミアリーグ第36節は4/28-4/30にかけて開催されます。
いよいよ、リーグ終盤です。
※下記時間はイギリス時間です。日本時間にするには+8時間してください。
例)4/28 15:00時開始のブライトンvsバーンリーは日本時間4/28の23時!
- 4/28 12:30 リヴァプールLiverpool 対 ストーク・シティStoke City
- 4/28 15:00 バーンリーFC Burnley対 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンBrighton & Hove Albion
- 4/28 15:00 クリスタル・パレスCrystal Palace 対 レスター・シティLeicester City
- 4/28 15:00 ハダーズフィールド・タウンHuddersfield Town 対 エヴァートンEverton
- 4/28 15:00 ニューカッスル・ユナイテッドNewcastle United 対 ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンWest Bromwich Albion
- 4/28 15:00 サウザンプトンSouthampton 対 AFCボーンマウスBournemouth
- 4/28 17:30 スウォンジー・シティSwansea City 対 チェルシーChelsea
- 4/29 14:15 ウェストハム・ユナイテッドWest Ham United 対 マンチェスター・シティManchester City
- 4/29 16:30 マンチェスター・ユナイテッドManchester United 対 アーセナルArsenal
- 4/30 20:00 トテナム・ホットスパーTottenham Hotspur 対 ワトフォードWatford
ブライトン戦以外に注目のカードは・・・
4/29のマンUとアーセナルの一戦ですね。
退任の決まったベンゲルさんが、一矢報いるでしょうかね?
その一戦以外は、以下の2戦です。
4/28にリヴァプールと戦うストーク、そしてサウザンプトンの試合です。
ブライトンの結果、そして彼らの結果次第では、ブライトンの残留が決まります!
ブライトンの残留の行方
改めて、残留の行方を考えてみます。
現状の順位と勝ち点、得失点差、そして残り試合数は以下の通りである。
- 13位 ブライトン 勝ち点36 得失点差-15 残り試合4
- 18位 サウザンプトン 勝ち点29 得失点差-20 残り試合4
- 19位 ストーク 勝ち点29 得失点差-33 残り試合3
- 20位 WPA 勝ち点25 得失点差-25 残り試合3
20位のWPAは3連勝しても勝ち点が最大34。
なので、ブライトンの残留争いは、18・19位の2チームがライバルとなる。
よって、3チームの残り対戦カードは以下の通りである。
※勝ち点や順位は4/23現在です。
ブライトン
- 36節 アウェイ バーンリー(7位/53)
- 37節 ホーム マンU(2位/74)
- 31節 アウェイ マンC(1位/90)
- 38節 アウェイ リヴァプール(3位/71)
サウザンプトン
- 第36節 ホーム AFCボーンマウス(11位/38)
- 第37節 アウェイ エヴァートン(9位/42)
- 第31節 アウェイ スウォンジー・シティ(17位/33)
- 第38節 ホーム マンチェスター・シティ(1位/90)
ストーク・シティ
- 第36節 アウェイ リヴァプール(3位/71)
- 第37節 ホーム クリスタル・パレス(14位/35)
- 第38節 アウェイ スウォンジー・シティ(17位/33)
ブライトンとサウザンプトン&ストークとの勝ち点差は7しかありません!
ブライトンの残り対戦相手は強豪ぞろいなので、4連敗もありうる・・・。
その場合・・・
ストークが3連勝すると勝ち点38で逆転されます。
ただし、ブライトンが1勝、または3引き分けすれば、ブライトンが上に立ちます。
唯一の救いは、ストークの最終戦が、アウェイのリヴァプール戦だということです。
サウザンプトンは4試合残しています。
4連勝すると勝ち点は41となり逆転されます。3勝でも、勝ち点は38で逆転されます。
そして、サウザンプトンの対戦相手を見ると、その可能性は十分にあります。
彼らの最終戦はマンCなので、これは厳しいでしょうが、それ以外の相手は勝てない相手ではないと思います。
ブライトンとしては、コツコツと勝ち点を積み上げるしかありません。
ちなみに、次節、ブライトンが勝利し、サウザンプトンが敗戦、ストークが引分けか敗戦となりますと、ブライトンのプレミア残留が決まります!
まとめ
残り4試合!
来季も夢舞台で戦うためには、ここが踏ん張りどころです。
色々と皮算用してしまいましたが、死に物狂いで戦って、最後に笑いましょう。
ブライトンの今後の日程(内は4/23時点の順位と勝ち点)
- 36節 アウェイ バーンリー(7位/53)
- 37節 ホーム マンU(2位/74)
- 31節 アウェイ マンC(1位/90)
- 38節 アウェイ リヴァプール(3位/71)
まずは次のバーンリー戦、気持ちで負けないようにしましょう。
羽ばたき続けろ、SEAGULLS!
チーム一丸となって戦うぞ!!
プレミア残留へ、行け、ブライトン!!!
Go for it! The Seagulls!!
I'm rooting for the Brighton & Hove Albion from Japan!!
↓オススメのサッカーブログランキングはこちらへ!