lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2017年J1第26節 鹿島VS新潟戦振り返り~



2017年9月16日、Jリーグ第26節、鹿島VS新潟戦が開催されました。

前半は気の抜けたプレーに怒鳴りっぱなし。
後半は歓喜で叫びっぱなし。
喉はガラガラになりました。
前半と後半で鹿島も新潟も完全に別のチームになるという、ちょっと不思議な試合でもありました。

鹿島VS新潟戦を振り返ります。

 

鹿島VS新潟の試合結果とスターティング&交代メンバー

鹿島  - 2 新潟
         前半5分ドウグラス タンキ
         前半45分ホニ
後半4分レアンドロ
後半22分レアンドロ
後半36分レアンドロ
後半44分金崎 夢生

スターティングメンバー
GK21 曽ヶ端 準
DF3 昌子 源
     5 植田 直通
    22 西 大伍
    24 伊東 幸敏
MF4 レオ シルバ
     8 土居 聖真→後半44分 永木 亮太
    11 レアンドロ→後半41分山本 脩斗
    20 三竿 健斗
FW14 金森 健志→後半16分安部 裕葵
    33 金崎 夢生

大方の予想通り、左SBに西、右SBに伊東を配置して、攻撃を重視した布陣で試合に臨むことになりました。
この采配が、鹿島を苦しめる結果となりました。

 

J1第26節終了時の順位表

26試合で19勝6敗1分。鹿島は過去最高のペースで勝ち進んでいます。
昨年の勝ち点は59でしたでんので、次節のガンバ戦サッとクリアしたい。

f:id:lands_end:20170917185451j:plain

セレッソが広島に敗れ、横浜と柏が引き分けたので、多少差がついた。

しかし、依然として川崎Fが勝ち点差6で追走しています。
昨日の清水戦をハイライトで観ましたが本当に強い。
現時点ではありますが、Jリーグで攻守共にハイレベルな状態を維持していチームの1つだと思います。それなのになんで浦和にあんな無様な負け方したのであろうか?理解に苦しむチームです。

 

鹿島VS新潟戦の試合内容振り返り

昨日の試合を振り返ります。
本当に前半の鹿島は最悪でした。そのため、振り返りの表現も少々過激になるかと思いますが許してください。

 

西!またやりやがったやる気の無い守備を!!

試合開始から鹿島に漂う空気は緩すぎました。
言葉としては酷いですが、舐めていたと思います。
なので、前半の結果はチーム全体の責任だと思います。それでも、失点シーンは西の怠惰なプレーが原因です。

DF陣の一人として、自分の前に入り込んでくるドウグラスが見えていたはずなのに、追いかけることもせず、パスが出ても慌てることもなく、淡々とジョギングしてました。

思わず「この大馬鹿もん!」と叫んでしまいました・・・。

 

金森!それは決めてくれ!!

失点後、鹿島の選手はギアを急いで上げます。
その結果、新潟を押し込むことに成功して鹿島ペースとなり、決定的なチャンスが生まれました!

前半13分、ゴール正面でパスを受けた金森は右足を振り抜きます。
しかしGKの正面に飛んでしまいゴールならず。
この最初のチャンスを逃したことが、その後何度攻撃してもゴールに繋がらない負の連鎖を生んでしまったように思いました。。

 

またしても左サイドの守備がいない

攻撃のギアは上がったけど、一度緩んだ気持ちはそう簡単には元に戻りません。まして試合中に戻すのは至難の業です。それは昨年のCWC決勝でのレアルを見れば判ることです。
それゆえ、何とか最小失点でハーフタイムに入って欲しいと思っていたのですが・・・。

終了間際に痛恨の失点をしてしまいます。
しかも、またしても左サイドの守備が崩壊していました。
西は遥か前方に上がっているし、2枚走りこまれた相手に対して戻れたのはレオだけ。
これではどうにもなりません。
もっともシュートシーンだけなく、全体的に相手への寄せが弱いのが原因でした。

 

後半開始早々の1点目、期待ふくらみます

後半開始前の選手たちの表情は明らかに試合開始前とは違いました。
ただ、この時点では気合が入ったのか?それともまずいと青ざめた表情だったのかは判別できませんでした。

後半は鹿島ペースで試合は始まり、立て続けに得たCKから反撃が始まります。
西がニアでそらしてレアンドロがドン!
反撃の狼煙が上がった瞬間でした。

 

前掛りになる鹿島、カウンターを仕掛ける新潟

同点を目指して圧力を強める鹿島。
隙を見てカウンターを仕掛ける新潟。

正直、新潟の選手に得点力の高い選手がいたら、失点していたと思われるシーンもありました。

 

交代が鹿島の攻撃にアクセントをつける

金森が悪いわけではありません。
ただ、どこかで攻撃の色を変えないと同点、逆転するのに時間が足りなくなると感じていました。
そこで金森に代わって投入されたのが安部でした。

そして同点弾はその安部が基点になりました。

ペナルティ内で強引にシュート打ったこぼれ球が西の元へ。
慌てて打つと思いきや、西は憎たらしいまでの冷静に隣のレアンドロへ。
レアンドロも得意の左で冷静にゴールへ流し込みました。

この瞬間、逆転とレアンドロのハットを予感させました。

 

今日の試合はイマイチだった三竿の唯一の絶妙パス

パスも見事だったし、コントロールしたシュートも見事でした。

三竿のパスがレアンドロに出た瞬間、「来た!」と立ち上がりました。
あの角度、レアンドロは相当に得意としているのか?
本当に絶妙なシュートでハットトリックを達成しました。

 

トドメはエース!金崎の不敗神話は27試合に!!

PKの切っ掛けとなったのも西
完全に誘っています。
本当に憎たらしいプレーをする男である。

PKは金崎
毎度毎度、コースを相手に読まれているけど、エースには関係ないのでしょう。
ズドンと右隅に蹴りこみ勝負あり。

鹿島の勝利が決定的となった瞬間でした。

 

鹿島VS新潟戦のハイライト動画はこちら

失点シーンは本当に何度も観ても怒りがわきます。
特に1点目、西・・・。

ハイライト動画なのに「走れ!!」って叫んじゃいます!
後半の4得点は逆に興奮できます。
地獄から天国への試合でした。
・・・天国から地獄よりは良かったですが。

 前半悉く点が入らないシーンを見るにはこちらの動画を!

 

試合前に注目した鹿島の5選手はどうだったのか?

試合前にピックアップした5選手の活躍はどうだったのか?
答えあわせをします。

 

レオ!久々の新潟はどうでしたか?

試合前の記事では「故郷・新潟の風が貴方のラストスパートを後押しするよ!!」と書きました。
ようやく危ないシーンには必ず顔が出るようになりましたね。
まだまだシーズン序盤のように鬼狩りは復活していませんが、このままいけば調子は戻りそうな気がします。

ただ・・・気になるのはパスの精度ですね。
パスの精度はあんなに悪かった?
その点は気になります。

何にせよ、リーグ最終盤に向けて更に調子を上げて下さい

 

西!どうして貴方という人は・・・!!

試合前の記事では「あなたも新潟にはお世話になったはず!!」と書きました。
まさかその所為で新潟に得点をプレゼントした訳ではないでしょうね?

昨日の前半は方の悪い癖でもある「守備する気あるのか?」が前面に出ていましたね。

一方で後半の貴方は「マジで半端無い」プレーが全開でしたね。
1点目のバックヘッド
2点目のこぼれ球への冷静な対応とパス
4点目のPKを誘うプレー

「西、最初からやれよ!」
以上。

 

レアンドロ!おめでとうハットトリック!!

試合前の記事では「チームに迷惑かけた分を取り戻せ!!」と書きました。
また「サッカー選手の謝罪はプレーで現せるはず!」とも書きました。
見事に果たしてくれましたね。

チームとして2012年のドォトラ以来のハットトリック。
2点目、3点目のシュートは本当に見事でした。
「ジーコの教え・・・ゴールへのパス」を体現していました。
最高です!

 

H4 三竿!だから注意しろと言ったのに・・・

試合前の記事では「あなたも累積カードがリーチですよ!!」と書きました。
ちゃんと忠告したのに、前半早々にイエローカードを貰いましたね。

次のガンバ戦で出場停止は痛いですが、逆にリセットする良い機会と考えよう。

ここ数試合、調子を落していたと思います。
相変わらずポジショニングは悪くないのですが、あと一歩が出ずにカット出来なかったり、パスの精度が悪くて引っ掛かってしまったり。
ボランチとCBの両方を引き受けて疲れも溜まっていたと思うので、ここは心身ともにリフレッシュする良い機会と考えれば良いですよね。

ただし、水曜の天皇杯浦和戦は頼むよ!

 

安部!最後に痛めた足は大丈夫か?

試合前の記事では「出場したらゴールを目指せ!!」と書きました。
その通り、ガンガン前に出てシュート打ってましたね。
その結果が、同点弾に繋がったと思います。

アシストやゴールなどの判り易い結果は生まれませんでしたが、チームに新しい風を送り込むことに成功したと思います!

ところで最後に痛めた足は大丈夫?

 

試合前にデータを元に考察したポイントについて

試合前にデータを元に、鹿島が勝つために必要と思われる攻撃&守備のポイントを考察しました。
その答え合わせをします。

 

攻撃は、「セットプレーとショートパスが鍵!」と書きましたが・・・

当たった!
気持ちよいくらいに当たりました!

1点目はCKから、2・3点目はショートパスから、4点目はCKのこぼれ球のパスから生まれました。
それから、ショートパスでは「レアンドロと安部が鍵を握りそう」と書いたのですが、これも気持ちよく当たりました!

攻撃面ではデータどおり完璧なプレーでした。

 

守備面は、「とにかく集中!セカンドボール争いを制すること!!」と書きましたが・・・

これも「別の意味で」当たってしまいました。
本当に集中力の欠如としか思えない失点。

気持ちが入ってないプレーは観ていて本当に腹が立つ!
先日、完敗した川崎F戦では負けて悔しいけど選手に腹は立たなかった。
ですが、昨日の新潟戦の前半は「優勝する資格がない」とまで思いました。

今回の反省点を活かして、残り8試合では最初から高い集中力を保って試合に臨んでください。

 

鹿島の今後について

残り8試合となりました。

柏とマリノスが引き分け、セレッソが負けたの、3位以下とは勝ち点が開いてきましたが、今の川崎Fは本当に強い!
彼らが残り8試合全勝する可能性は高いと思います。
だから、鹿島も残り何勝すれば良いとか計算せずに、キャプテン小笠原と同じように「残り試合全部勝つ!」と気合を入れていきましょう!

とはいえ、とりあえず次の試合は天皇杯です。
ACLで川崎Fに派手な勝ち方をしているので勢いに乗ってると思います。
攻撃力は高いチームなので昌子と植田のCBを中心にしっかりと守りを固めて下さい。

  • 9月20日アウェイ(天皇杯準々決勝)浦和戦
  • 9月23日ホームでG大阪戦
  • 9月30日アウェイでサガン鳥栖戦
    ※約2週間代表戦による中断
  • 10月14日ホームで広島戦
  • 10月21日アウェイで横浜FM戦

中断期間まであと3戦です。
そこまで行けばペドロも復帰できるはず!
数試合は調子を取り戻すのに時間が必要かもしれませんが、最後の3試合(浦和、柏、磐田)で爆発してくれれば構いません。

リーグ連覇へ、天皇杯連覇へ
勝ち続けろ、アントラーズ!!

 

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