2017年8月19日、鹿島スタジアムでJ1第23節鹿島VS清水戦が行われました。
第22節の川崎F戦で完敗を喫し、優勝戦線を混沌とさせてしまった鹿島。
連敗は許されずプレシャーの掛かるチームに鹿島の魂が来訪しました。
ジーコから『勝利への執念』をもう一度伝授されたチームは、
仕切り直しの一戦に臨み勝利を収めました。
鹿島VS清水戦を振り返ります。
- 鹿島VS清水戦の結果とスターティングメンバー
- J1第23節終了時の順位表
- 鹿島VS清水戦の試合内容振り返り
- 試合前に注目した鹿島の5選手はどうだったのか?
- 試合前にデータを元に考察したポイントについて
- 鹿島の今後について
鹿島VS清水戦の結果とスターティングメンバー
鹿島 2-0 清水
前半17分レアンドロ
後半42分金崎
スターティングメンバー
GK 21 曽ヶ端 準
DF 3 昌子 源
5 植田 直通
16 山本 脩斗
22 西 大伍
MF 11 レアンドロ→後半37分 伊東 幸敏
13 中村 充孝→後半23分 鈴木 優磨
20 三竿 健斗
40 小笠原 満男
FW 8 土居 聖真→後半43分 安部 裕葵
33 金崎 夢生
私の予想では、山本ではなく伊東をスタメンにしていました。
ここ最近の山本の動きにキレを感じなかったので伊東にしたのですが・・・。
この日の山本は良かった!
攻撃は今1つでしたが、守備では清水の右サイドを無力化していたと思います。
すいませんでした。
山本選手J200試合出場おめでとうございます!
鹿島に来てくれて本当にありがとうございます。
昨年の天皇杯決勝での得点も痺れました!
これからも出場試合数を伸ばしていってください!
【モバイル】#antlers #kashima ロッカールームを更新しました!昨日、J1通算200試合出場を達成した脩斗さん。アントラーズに加入した2014年の初ゴールの写真とともに、ぜひご一読を!
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2017年8月20日
ロッカールーム「まだまだ」:https://t.co/4Pr8AizhS8 pic.twitter.com/eM3QlU5z6I
J1第23節終了時の順位表
きっちりと清水戦で勝利して首位を守りました。
試合前に・・・
2位だったセレッソが磐田と引き分けたので勝ち点差が2から4!
3位だったマリノスが神戸と引き分けたので勝ち点差が3から5!
ですが、5位までの4チームは勝ち点差5位内であり団子状態は変わらずです。
なので、1つ1つ目の前の試合を勝っていきましょう!
鹿島VS清水戦の試合内容振り返り
鹿島VS清水戦を振り返ります。
巻けた次の試合が重要であると選手も監督も言っていたので、逆にプレッシャーにならないか心配していました。
試合の内容を簡単に振り返ります。
テンション高く試合に入ってました
川崎戦とは異なり、鹿島の選手全員がテンション高めに試合に入りました。
明らかに前節とは選手の動きも違うし、パスも次々と繰り出されていました。
もっとも、清水の選手には悪いが川崎の選手とは寄せの迫力とスピードは違いましたので、単純に前節よりも良くなったとは言えないかも知れませんが・・・。
レアンドロの良さが出た1点目
- 小笠原→金崎へ縦パス
- 金崎が走りこんでくるレアンドロへ落す
- レアンドロは受けるとDFの間を一気に抜ける
- GKとの1対1を難なく決める
前節の苦しみが完全に消える一撃でした。
前掛りになったので何度か攻められる
この日の鹿島はとにかく攻撃的。
鹿島のスタイルでもあるSBが高い位置を取り続け、何度も清水陣内に攻め入っていました。
そのため、前半に何度かカウンターを食らっていました。
幸い失点にはなりませんでしたが、結構危ないシーンがありました。
その点は今後の課題だと思います。
圧倒的しつつも得点は僅かに1点!
最終的に清水にはシュート4本(枠内2本)しか打たせませんでした。
しかし、鹿島にも課題が残りました。
前半、後半共に鹿島が終始試合を支配していましたが、シュート数は11本(枠内6本)しかありません。
最後の部分でパスが繋がらず、カウンターを受けることがしばしばありました。
こういう試合は、終了間際に追いつかれたりするので嫌な気が沸いていました。
試合を支配している時に、手数を掛け過ぎるのは如何なものでしょうか?
1点目のようにシンプルにせめて追加点を狙えたと思うのです・・・。
危ない場所には必ず小笠原!
1点しか取れず、勝利を確実なモノと出来ないチームを救ったのは小笠原でした。
パスやドリブルが引っ掛かり、カウンターが始まりそうな場所には・・・
必ず小笠原が飛び込んできました。
しかも一度ではありません。
鹿島に取って危険な匂いがする場所には必ずキャプテンが出現しました!
やっぱり、川崎戦でも小笠原が必要だったと改めて強く思いました。
エースの一発で試合を決める
1点リードのままで追加点がなかなか入りませんでしたが。
最後の最後にエースが決めてくれました。
代表選手を選ぶためにハリル監督が訪れている目の前での一点!
金崎の代表入りを後押ししてくれれば良いのですが・・・。
鹿島VS清水のハイライト動画はこちら
ハイライト動画で是非レアンドロのシュートを見てください。
心が「スカッ」とする一撃ですよ!
昨日のホーム清水戦ですが、ハイライトロングバージョンをYouTubeにアップしました!ぜひ、ご覧ください!#antlers #kashimahttps://t.co/cpLyuvQuRT
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2017年8月20日
試合前に注目した鹿島の5選手はどうだったのか?
試合前に注目する鹿島の5選手をピックアップして紹介しました。
実際に彼らの活躍はどうだったのか?
答え合わせをします。
金崎!最後に見事な一撃を決めてくれました!!
「くれぐれもカードは貰わないように!」と書きましたが、その願いも叶えてくれました。
この清水戦を観ていて金崎にダメだしをする監督は居ないでしょう!
ハリルさんは、金崎かセレッソの杉本か・・・と言ってるそうですが、経験値等の総合力なら金崎でしょう?
杉本を選ぶなら、パワープレー要員としてなら判らなくは無いですが・・・。
ムーちゃん
やるだけやったよ!
信じて、待ちましょう!!
鈴木!随所に良さは出しましたが・・・
点を取りたかったですね。
出場時間は多くはありませんが、でも少なくもありません。
確実に得点かアシストという結果を出したかったですね。
それでも、「あなたもカードに要注意!!」と書きましたが守ってくれましたね。
時節、セレッソ戦で点を取りましょう!
レアンドロ!素敵な先制点をありがとう!!
「頭を冷やして、チームの勝利に貢献してください!」と書きましたが、レアンドロの良さが随所に出ていました、
しかも守備でもしっかりと貢献していましたね。
若干、熱くプレーしている感はありましたが、「あなたも同じくカードに注意!!」と書いた私の注意を守ってくれてありがとうございます。
セレッソ戦で更なる進化を見せて下さい!
安部!悔しさはセレッソ戦で晴らそう!!
前節にチャンスで力む傾向があったので、「落ち着いてシュートを打とう!!」と書きましたが、それを実践する時間がありませんでしたね。
次節セレッソ戦は、大一番です。
チャンスは必ずあると思うので、冷静に仕留めてください。
植田!後悔はないのか?
無失点に抑えたし、目立ったミスはありませんでした。
ですが、無難にプレーをした感が強いです。
- 思わず声を上げるようなビルドアップもない
- 単純に蹴り出さず奪って繋ぐ守備の意識も薄い
- CKで可能性を感じるヘディングもない
本当にそれでいいんですか?
それで日本代表に選ばれるんでしょうか?
「マジで代表入りのラストチャンス!!」と書きました。
そのチャンスを手にするためのプレーをしたのか?
私はとても疑問です。
試合前にデータを元に考察したポイントについて
試合前に鹿島と清水の攻守のデータを元に考察し、鹿島が勝つための攻守のポイントを書きました。
試合が終わりましたので答え合わせします。
攻撃はセットプレーとクロスの質が鍵!と書いたが・・・
外れたような、当たったけど成果に繋がらなかったような、です。
セットプレーとクロスはかなりの本数がありました。
しかし・・・
質が悪いとまでは言えないのかも知れませんが、あまり、可能性を感じないのは私だけでしょうか?
クロスが上がった瞬間に「あ~」と脱力するようなシーンがあります。
CKも「ドーン!」と決まる匂いがしません。
この清水戦での2得点とも、今年の鹿島のスタイルであるショートパスから生まれています。
それはそれで良い事です。
ですが、そのパススタイルをメインにするなら、SBをあんなに上がらせるのは意味があるのか?
とっても気になります。
守備もセットプレーとクロスの守り方が鍵!と書いたが・・・
これは当たったと思います。
清水の得意であるクロスを未然にかなり防いだと思います。
特に山本が良かったと思います。
SBの攻防で勝つか?負けるか?
試合の結果を左右しますね。
鹿島の今後について
川崎F戦で完敗を喫してしまい、しかもメンバー選考やフォーメーションを変えて負けただけに、ショックを引き摺るのではないかと心配していました。
ですが、「ジーコの来訪」は絶大な威力を発揮した模様です。
チームに落ち着きを与え、選手やスタッフに優勝すべきために必要なことを思い出させ、負けた後の大切な試合に万全な状態で臨ませてくれました。
ジーコ!
本当にありがとうございます!!
- 8月26日アウェイでセレッソ大阪戦
- 8月30日アウェイ(ルヴァンカップ準々決勝 第1戦)仙台戦
- 9月3日ホーム(ルヴァンカップ準々決勝 第2戦)仙台戦
- 9月9日ホームで大宮戦
- 9月16日アウェイで新潟戦
- 9月20日アウェイ(天皇杯準々決勝)浦和戦
- 9月23日ホームでG大阪戦
次節、大一番のセレッソ戦です。
総力を挙げて、何としても勝ちたい!
最後に首位にいるために、
勝つぞ、アントラーズ!
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