2026年4月4日、茨城県のサッカー史は歴史的な一日を迎えました。
我が愛するアントラーズとついにJ1へ昇格したホーリーホックが、公式戦で茨城ダービーを行いました。
時々、アントラーズはこういう試合で「あれっ」っていう失態を見せることがあるので、少々気にはしていたのですが、今のアントラーズなら「変な余裕」は生まれないのではないか?
そう思っていたのですが、残念ながら人間と一緒で「特性」というのはそう簡単に変わるものではないらしい。
プレーしている選手も、そして観ているサポーターも、そしておそらく鬼木監督も、みんながみんなストレスフルな試合になったと思います。
公式戦で初茨城ダービーを勝利で飾ることが出来なかった・・・
2026年J1百年構想リーグ第9節(アウェイ)鹿島VS 水戸戦の記録です。
- J1百年構想リーグ第9節(アウェイ)鹿島VS 水戸戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- J1百年構想リーグ第9節(アウェイ)鹿島VS 水戸戦の試合内容と感想
- J1百年構想リーグ第9節(アウェイ)鹿島VS 水戸戦で感じたこと
- まとめ
J1百年構想リーグ第9節(アウェイ)鹿島VS 水戸戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 1-1 水戸
前半34分 渡邉 新太
後半51分 レオ セアラ (PK)
スターティングと交代メンバー
GK1 早川 友基
DF5 関川 郁万
16 溝口 修平⇒後半30分2 安西 幸輝
22 濃野 公人
55 植田 直通
MF6 三竿 健斗⇒後半40分14 樋口 雄太
10 柴崎 岳⇒後半30分13 知念 慶
17 エウベル⇒後半0分11 田川 亨介
71 荒木 遼太郎⇒後半0分27 松村 優太
FW9 レオ セアラ
40 鈴木 優磨
安西の復帰は本当に喜ばしい!
大怪我からの復帰をもっともっと祝福したかったが・・・。
当然、試運転ではあると思うが、溝口とは違うリズムは作り出せていたと思う。
まあ、細部はこれからだろうが・・・。
J1百年構想リーグ第9節(アウェイ)鹿島VS 水戸戦の動画ハイライト
ジェフ千葉戦後、試合内容としては今シーズンワーストの出来だった。
と書きましたが、水戸戦はそれを更新するワーストになってしまった。
ハイライトで見ると前半の「う~なんで~」と、後半の「う~なんで~」はちょっと意味合いが違うが、声が出てしまう。
次のフロンターレ戦までに状態を上向かせることが出来るのだろうか?
J1百年構想リーグ第9節(アウェイ)鹿島VS 水戸戦の試合内容と感想
降りしきる雨に、一抹の不安を感じはした。
上手くなったとは言え、足元へのボールの扱いに苦労しそうだったから。
前半総括:荒木の試練はまだ続くのか・・・
試合のは入りは完全に水戸に持っていかれた。
数分で「あ~今日は苦しむ日だわ」と感じた。
それでも、早川のビックセーブで何とか立て直しを図り、押し返すことに成功していたので、荒木のヘッドが決まっていたら「まったく異なる結果」になっていただろう。
しかし決まらず・・・。
試合を観ていた全サポの気持ちを、クロスを上げた優磨の顔が物語っていた・・・。

30分頃から再び水戸の攻勢を受けるようになる。
鋭い相手の出足のせいでボールを前進させられなくなり、横か後ろへのパスが増え、まさにどん詰まり状態。
特に諸刃の剣である鹿島の左サイドが守備の為の連動ができず、時間の経過とともに切り裂かれて行き・・・ついに失点。
鬼木体制になってからの鹿島は、失点すると火が着く傾向にあったが、この日は降りしきる雨に湿りがちでエンジンに火が入らないまま前半終了となった。
後半総括:これだけ決まらなければどうにもならない
後半頭から2枚替えをしたことで、鹿島の攻撃に勢いが生まれた。
1つめは田川が最終ライン裏への抜けだし行為を繰り返したこと、2つめは松村が右サイドでドリブルやタメを上手い具合に作り出したこと。そして最後は、左サイドがエウベルから優磨に交代したこと。
水戸のプレッシャーは変わらずだったけど、鹿島の攻撃の手法と圧が水戸を押し始めていました。
だからこそ、田川のシュートや優磨のシュートが枠内に飛んでいれば、一気に逆転する雰囲気は漂い始めていたが、この日の鹿島はとにかくシュートが決まらない。
それでも、サッカーの神様は鹿島にチャンスを与え続けてくれます。
相手の助っ人CBが2枚目のイエローで退場となり、水戸が前線からのプレッシャーを諦めざるを得ない状況となると、鹿島が前を向いてボールを持つ余裕が生まれます。
こうなると鹿島が水戸を圧倒します。
次々とゴール前に選手が入り込み、シュートを放ち、FKやCKも得てチャンスが増えていきます。
実際、前半のゴール期待値はほぼイーブンだったのに、後半40分には鹿島のゴール期待値は水戸の倍に達し、終了時点では3.5倍になっていました。
でも・・・
得点はレオのPKで得た1点だけでした。
これでは、勝てません。
PK戦:どこかで負の連鎖は断ち切らないと
PK戦が始まる時もサッカーの神様は鹿島にチャンスをくれました。
実施するエンドは鹿島サポーター側、キックも鹿島が選択・・・。
しかし、最初から2本続けて外しては万事休すです。
これで鹿島は2014年からPK戦は7連敗となりました。
今秋にはACLも始まるし、どこからでPK戦の負の連鎖は断ち切って欲しい。
試合終了:不満と言うより、ストレスフル
似てはいるが違う。
不満ではない・・・
選手達やチームがやろうとしていること、試みていることは判るし、少なくない結果も出ているから。
ただ、言語化するのはとても難しいが、これほどにストレスフルな試合観戦は久しぶりでした。
J1百年構想リーグ第9節(アウェイ)鹿島VS 水戸戦で感じたこと
試合を見ていて感じたのは・・・
- メリット重視なら結果を出そう!
- 荒木への想い
- 濃野が特に顕著だった「躊躇」
- おかえり安西!
です。
メリット重視なら結果を出そう!
ジェフ千葉戦での鹿島の左サイドは、関川・小川・三竿・エウベルだった。
エウベルの得点はありましたが、守備の面での弱点を突かれ、左サイドが崩壊寸前に陥ってしまい、後半早々に左の2列目に鈴木や林を配置し、最後は左ボランチを知念にして、攻守両面でバランスを何とか保った感じでした。
そして水戸戦・・・
鹿島の左サイドは、関川・溝口・三竿・エウベルだった。
小川を溝口に変えたが、この日の溝口は精彩を欠いており、あっけなく左サイドは崩壊し、翻弄され、ついには失点まで食らってしまった。
後半、左の2列目を優磨にし、30分過ぎには安西を投入したことで、相手が1人少なくなってはいましたが、やっぱり攻守のバランスは保たれていました。
ただ、単純に攻守のバランスを保つのが、鬼木さんやチームの目指すところではないと思うので、あくまでも苦肉の策なのだろうとは思う。
だからこそ、2戦連続で攻撃に特徴をより出せる選手を並べているのだろう。
でもそれならば、その勝負に勝たないと駄目だ。
個々の競り合いも、エリアでの競り合いも、相手を上回る勝負が出来ないと、デメリットが目立ってしまうと思う。
さて。。。
次の試合のメンバーはどうするのか?
鬼木監督の心を見ることが出来ると思うので、ちょっと楽しみではある。
もっとも、勝たないと楽しくはないのだが・・・。
荒木への想い
2025年シーズンの最終盤、荒木は確かに躍動していた。
チームの主役とまではいかないが、居ることでチームを勝たせることが出来る歯車の一つとして機能していた。
2026年も最初はそうだった。
だが、結果が出ず、ベンチスタートにもなり始めたころから、良くない頃の荒木に戻ってしまった。
良くない荒木とは何か?
一言で言えば「自信の無さ」からくる迷いがプレーに映し出されている時だと思う。
シュートにしても、パスにしても、ドリブルにしても、どこかに迷いがあり、結果として無難な選択をすることで、かえってドツボに嵌っているように思う。
良い時の荒木はもっと太々しい。
良い意味で図太いのだ。
今の荒木は、まるで昨シーズンに出場機会を失っていった時の柴崎に似ている。
もっとプレーを楽しんで欲しい。
貴方にしか出来ないプレーやアイデアがあるのだから、自信を持って欲しい。
濃野が特に顕著だった「躊躇」
水戸戦の戦犯だと言いたい訳ではない。
ただ、後半、相手に退場者が出たことで、プレッシャーを受けることなく前を向いてボールを持てるようになっても、濃野は消極的なプレー選択が多かったので悪目立ちしていたのは事実だと思う。
田川を筆頭に、何度も選手が飛び出しを図っているのに、見えていないのか?見えているけど出せないのか?後ろへ戻すか、同サイドの松村に出すことが多く、最後の方は鬼木さんが身振りを交えて怒っているようにも見えた。
思い返せば第6節フロンターレ戦でも、決勝点の起点になったのは柴崎だけど、その前にボールを持っていた濃野も優磨に出すチャンスはあったのだ。だが、彼の選択は隣にいる柴崎に託すことであり、試合後のコメントでは柴崎のパスへの感嘆だった。
確かに、あまりクロスは上手くないようには思う。
でも、実戦でチャレンジしなければ、どれだけ練習を積み重ねても成長しないと思うのだが、彼の選択肢には「チャレンジ」枠が無いように感じます。
ということで、次のフロンターレ戦の右SBが誰になるのかも気になります。
津久井の状態がだいぶ戻ってきているようなので、もしかすると・・・。
おかえり安西!
鬼木さんだって、出来ることなら関川の時のようにサポーターの祝福のチャントの中で、安西をピッチに送り出したかったはずだ。
しかし、この日のあまりの低調ぶりに、多大なる期待を背中に預けて送り出さないといけなかった。
きっと鬼木さんのことだから、雨で足元が緩い状態で送り出すことに、相当に悩んだと思う。
ベンチにはチャッキーもいたし、売り出し中の林だっていたのだから。
でも、鬼木さんは左サイドでの優磨と安西の連携に望みを掛けたのだろう。
結果として、2人の連携からではなかったが、安西からのパスを受けて左サイドを抉ったレオの折り返しがPKを引き寄せたので、左サイドの配置はアレでよかったのだろう。
なにはともあれ、おかえりさない安西選手!
再発に十分に気を付けながら、鹿島の左SBの争いを数段引き上げてください!
まとめ
選手やチームにチャレンジしようとする姿勢は感じられたので、不満はない。
ただ、完璧なタイミングはそうそう無いのだから仕掛けなさいよ!という鬱憤は溜まってしまった。
次節のフロンターレ戦では、ジェフ戦から続くモヤモヤを吹き飛ばして欲しい。
何となくだが鬼木さん、けっこうスタメンを変えそうな気がするなぁ。
強くなるには
トライ&エラー
臆せず戦うんだ!
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