2026年3月22日、アントラーズはホームであるメルカリスタジアムに、17年ぶりにジェフユナイテッド千葉を招き、J1百年構想リーグ第8節を戦いました。
Jリーグ創成期からの友人がジェフの筋金入りのサポと言うこともあり、久しぶりの再会はジーコ像前で待ち合わせにしました。
時間に合わせてジーコの前に行くと、嬉しそうにジェフのユニを着た友人が、ジーコ像に頭を下げていた。
思わず笑いながら近づいていくと、やってくるジェフのサポが次々とジーコ像に話し掛け、足に触れ、そして一礼して去っていく・・・。
あぁ・・・
1993年から居たチームなんだな・・・
と改めて実感しました。
友人にはお土産としてハム焼きと場外のハラミメシを御馳走し、それぞれのゴール裏へ向かいました。
試合内容は、勝利の立役者も勝利チームの監督も、試合後のインタビューで渋面を崩さなかった通りであり、まだまだ完成形には程遠いことを思い知らされました。
2026年J1百年構想リーグ第8節(ホーム)鹿島VS 千葉戦の記録です。
- J1百年構想リーグ第8節(ホーム)鹿島VS 千葉戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- J1百年構想リーグ第8節(ホーム)鹿島VS 千葉戦の試合内容と感想
- J1百年構想リーグ第8節(ホーム)鹿島VS 千葉戦で感じたこと
- まとめ
J1百年構想リーグ第8節(ホーム)鹿島VS 千葉戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 2-1 千葉
前半4分 エウベル
後半25分 イサカ ゼイン
後半39分 植田 直通
スターティングと交代メンバー
GK1 早川 友基
DF5 関川 郁万
7 小川 諒也
22 濃野 公人
55 植田 直通
MF6 三竿 健斗⇒後半34分13 知念 慶
14 樋口 雄太⇒後半20分10 柴崎 岳
17 エウベル⇒後半20分24 林 晴己
71 荒木 遼太郎⇒後半20分11 田川 亨介
FW9 レオ セアラ⇒後半34分27 松村 優太
40 鈴木 優磨
連戦であること、けが人が復帰してきたこと、夏場までは百年構想リーグしかないこと、そして代表戦が優先されテヒョンが不在になることが確実なこと。
色んな事情を考慮して、メンバーを前節から5人入替えたのだと思う。
それぞれの選手の思惑とコンディション整わず、厳しい試合展開となった。
J1百年構想リーグ第8節(ホーム)鹿島VS 千葉戦の動画ハイライト
内容としては今シーズンワーストの出来だったかもしれない。
ハイライトでは、ミスと消極性からゲームのリズムを自らが壊したことは感じられないと思う。
エウベルのスーパーなゴールの後、そして植田のヘッド。
この力と経験値でもぎ取った勝点を活かすためにも、よい中断期間にして欲しい。
J1百年構想リーグ第8節(ホーム)鹿島VS 千葉戦の試合内容と感想
今にして思うと、サポーターとしての私自身もちょっと気が緩んでいた。
17年ぶりのジェフとの一戦を楽しもう。
旧友との再会を楽しもう。
ジーコ像への挨拶の際も、息子がでかくなったなぁ・・・
感じていて、肝心の勝利を願うのを忘れていたのも良くなかった。。。

相手を必要以上に叩きのめす必要も、突き放す必要もないが、やっぱりアントラーズの試合では「勝負」に拘らないといけない。
反省しています。
前半総括:祭りのような幕開けは苦闘の始まりだった
開始早々、ジェフの勢いに押された。
凄まじいジェフサポーターの声に押された選手が鹿島陣営になだれ込んできて、連続でCKをゲットされた。
ちょっと嫌だな・・・
そんな不安は「ザ・エウベル」で吹き飛んだ。
見事なラン、位置取り、シュート・・・
それまで、隣のジェフサポーターの声にちょっと押されていた北側ゴール裏のアントラーズサポは、鬱憤を晴らすかのように弾けた!
ゴール裏もお祭り騒ぎだった。
先制後しばらくは、鹿島がペースを握り何度かジェフゴールに迫っていた。
出来ることなら、この時間帯に一気に追加点を獲りたかったが、奪えずにいると徐々にアントラーズの勢いが削がれていった。
その後、ハーフタイムまでは、前節町田戦の素晴らしい内容から一転、どん詰った感じのプレーに終始した。
後半総括:戻らない躍動感、よぎるPK、直通がチームを救う
後半が始まっても鹿島の動きに変化は見られない。
前線や中盤の動きも少なく、最終ラインや樋口のところでボールが停止する感じが続いていた。
打開しようと柴崎と林と田川を投入するが、この日のアントラーズには即効性がなく、耐えきれずに失点してしまう。
それでもエンジンのギアが上がらないチームに対し、鬼木監督は知念と松村を投入。
相手が疲れていたこともあって、ようやく鹿島が相手陣内でプレーする機会が増え、CKから柴崎→知念→植田で勝ち越しに成功。
その後、柴崎がしっかりとチームの手綱を握りつつ、最後は17年ぶりの「鹿島り」を存分に味わってもらい、試合を締めました。
試合終了:優勝するチームになるために・・・
得点し際は、キッカーの柴崎と狙い通りにヘッドでそらした知念には笑顔がありましたが、殊勲の植田は無反応だったし、ベンチもイマイチ盛り上がっておらず・・・。
不満なんだろうなぁ・・・
と思っていたら、その通りの試合後のインタビューでした。
自分達がやろうとしているサッカーにほど遠く・・・
スタジアムに駆けつけてくれたお客様へ申し訳ない気持ちで・・・
まるで敗戦したチームのインタビューみたいでしたが、全てはタイトルを獲ることから逆算して発している言葉だと思うと、頼もしいし、もっともっと、サポーターも気を引き締めて応援しないといけないな!
そう思ったジェフ千葉戦の勝利でした。

J1百年構想リーグ第8節(ホーム)鹿島VS 千葉戦で感じたこと
試合を見ていて感じたのは・・・
- アントラーズだけを見ているから気付くことへの想い・・
- 関川の足の状態と左利きについて
- 樋口と柴崎で何が違うのか
- 17年ぶりに鹿島りを味わって貰ったが・・・
です。
アントラーズだけを見ているから気付くことへの想い・・
長いことアントラーズの試合だけを見続けてきたからだろうか、試合開始10分くらいで「今日は厳しくなりそうだ」と言うのは感じられるようになった。
具体的に言語化するのは難しいのだけど、この日の千葉戦もそうだった。
感じたポイントを上げると・・・
- 開始早々に攻め込まれCKを複数回献上
- サイドの2人がライン際に張りすぎてる
- ドリブルで斜めに入る選手が異質に見える
- 疲れたのか?と声を掛けたくなるほど動きが無い
- 身振り手振りや声掛けが少ない
前半30分頃には試合開始直後のエウベルの先制点の余韻はすっかり冷めてしまい、「今日はなかなか厳しい試合展開になりそうだなぁ」と、きっと周囲のサポーターも感じていたにちがいない。
ちなみに、ピッチ上の優磨だけを見ている息子は、前半の早い段階で「今日の優磨さんなんか変だよ」「なんか怒ってるみたい」と伝えて来ました。
小学生とは言え、優磨だけを見続けている「目」は凄いものだと思いました。
ずっとアントラーズだけを見続けているからこそ、「今日のアントラーズは・・・」と感じられるのは嬉しいと言えば嬉しいことだが、でも出来れば素人のそんな見立ては「打ち破って欲しい」とも思う。
そっちの方が何百倍も嬉しいのだけな・・・。
関川の足の状態と左利きについて
関川の復帰は本当に嬉しい!
怪我した瞬間のあの状態を想えば、1年掛からずにスタメンでプレー出来ることは本当に素晴らしいことだと思う。
ただ、当たり前だけど、この日の関川の出来は「知っている関川」とはずいぶんと異なるプレー内容でした。
まず、試合勘が圧倒的に足りていない。
そして、動きに俊敏さが戻っていない。
この2つは試合に出るようになれば戻ると思う。
それから、思った以上に足元が不安定だった。
どちらかと言えばうまい方だったのに、実戦でトライ&エラーを繰り返してきた植田とはかなりの差がついていた。
まあでもこれも努力し続ければきっと克服できるだろう。
気になったのは左足の使い方だ。
左利きのテヒョンをずっと見ていたからと言うのを差し引いても、関川のプレーはかなり気になった。
特に、左足を思いきり振ることや左足を軸に回転して右足で対角に蹴るプレーが、ほぼ見られなかったことだ。
大怪我からの復帰直後だから・・・
ならば判らなくもないが、でも、千葉は時間の経過とともに明らかに関川がボールを持った時にプレスの方向を限定し、嵌めて、ボールを前進できなくさせていたように感じました。
ただでさえ小川とエウベルだとサイドに張る特徴が被るうえ、小川は溝口のようにパス交換や中へ切り込むスタイルは得意としていないので、本当に左サイドは壊滅的な状況に陥ってしまっていた。
左利きだから良いとか、やっぱり左利きでないと駄目だとは思わないが、左足も自由に使えるようになることが、復帰した関川が目指すところなのだろう。
それが出来るようになれば、右CBで出場する時にも大きな武器になるだろうから。
樋口と柴崎で何が違うのか
スタメンに樋口の名前を見つけた時はワクワクしました。
競争が激しい今シーズンですが、樋口にとっては変化を遂げるチャンスだろうから。
しかし・・・
残念ながら相棒の三竿との連係が悪いし、持ち前のキックの精度も活かせないし、何よりも停滞してる左サイドの潤滑油にもなれないし、きっと、この日の樋口は眠れなかったと思います。
後半、柴崎と交代したので、樋口のプレーを思い出しながら柴崎のプレーと比較しながら見ていました。
気付いたことは、些細なことだけど、3つありました。
1つ目は、柴崎はゆっくりと相手選手の視界から外れてボールを受けられるポジションを常に取り続けていること。
2つ目は、CBやSBにボールが入る前から、引き取れる位置取りを探していること。
3つ目は、最終ラインでボールを保持している時、常にCBやSBの立ち位置に関して指示を出し続けていたこと。
1つ目に関して言えば、これはもう柴崎の才能だと思う。
とはいえ、身近でそれを見て学べるのだから、樋口にはトライして欲しい。
2つ目に関しては、樋口もやろうとはしていたけど、結局のところ1つ目が出来ないと、ボールを引き受けても引き受けた樋口が苦しくなってバックパスしか選択肢が無くなっていたように感じました。
そして3つ目・・・これも樋口はやってはいました。
ただ、もしかするとこれの改善が一番大変かも知れない。なぜなら、柴崎が指示を出すと植田を含めて皆が「信じて」動くけど、樋口の場合は「信じ切れていない」のか動きが中途半端だし、何よりも1つ目が出来ていないので、相手DFが樋口を気にせずにCBなどボールホルダーにプレスするシーンが多かった。
足元の技術にしろ、パスの精度にしろ、フィジカルにしろ、樋口は決して柴崎に負けていないと思う。
それなのに、あれほどに差が出るのは、味方からの信頼度合と同時に、相手が勝手にビビる実績があるかないか!
なのかなぁ・・・。
と、観戦していて感じました。
17年ぶりに鹿島りを味わって貰ったが・・・
本当に苦戦した。
後半、選手を変えてもなかなか主導権が握れなかった。
安心して見れるようになったのは、鹿島が勝ち越したことで千葉が多少リスクを背負って攻めてくるようになったことで、スペースが生まれてからだった。
だからこそ選手達自身が、悪い内容でも自分達の強みを活かしてリード出来たのだから、なりふり構わず「フラッグ」付近でのボール保持に全力を注いだのだと思う。
1999年の悪夢を2000年に振り払って以来の鹿島の勝利のための伝統芸「鹿島り」。
17年ぶりに千葉の選手とサポーターに味わって貰ったのは、おもてなしと言う面では良かったかもしれない。
実際、鹿島の選手達がボールを守り切るたびにスタンドは湧いたし、勝利のホイッスルが鳴った瞬間、スタンドのサポーターは喜び拍手をしていました。
実際、自分も息子とハイタッチを交わしました。
ところが、ピッチ上の選手達はガッツポーズをするどころか、まるで引き分けたように俯いて歩いていました。
一瞬、あれ?と思ったのですが・・・
常日頃から、「3点目、4点目を獲って、相手を圧倒して勝ちたい!」
と考えている監督や選手達にとっては、勝つためではあったが、嬉しくない選択肢だったのだろうと思いいたりました。
だから、きっと、このチームはもっと強くなる。
そう感じさせた勝利の瞬間でした。
まとめ
植田は試合後のインタビューで「不甲斐ない試合で・・・」と言い、優磨は試合後のインタビューで「お客さんが楽しめたか・・・」と、サポーターに対する謝罪の言葉を発してくれました。
だからこそ自分自身も、試合前のアップの時に背中へエールを送らないといけないと反省しています。
チームがサポーターも含めてファミリーと言ってくれるのだから、少なくともスタジアムに入ったら、ともに戦う気持ちを緩めてはいけない。
次の遠征はいつになるか未定だが、次回は入場時から気合を入れて臨みます。
アントラーズは
もっともっと
強くなるぞ!
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