2025年7月20日、鹿島アントラーズはホームであるメルカリスタジアム(まだ書き慣れん笑)に柏レイソルを迎え、2025年J1第24節を戦いました。
リーグ後半戦がスタートして1分3敗で、無念の首位陥落となりました。
3日前の天皇杯で勝利して公式戦の連敗は止めました。
ですが、試合運びの危うさはそのままであり・・・。
このタイミングで首位のレイソルを迎えるのは、嫌ではあるが、ここで勝てれば「気運は上昇」すると思い、チームの背中を支えるためにスタジアムへ駆けつけました。
ジーコが来ると「風の噂」でも聞いていたので・・・
(スタジアム前のジーコ像は厳戒態勢でした)

試合は、天国から地獄を垣間見せられての・・・昇天!
夏の夜空にカシマファミリーの歓喜が響き渡りました。
2025年J1第24節(ホーム)鹿島VS 柏戦の記録です。
- 2025年J1第24節(ホーム)鹿島VS 柏戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2025年J1第24節(ホーム)鹿島VS 柏戦の試合内容と感想
- 2025年J1第24節(ホーム)鹿島VS 柏戦を観て感じたこと
- おまけ!ありがとう仲間隼人!!
- まとめ
2025年J1第24節(ホーム)鹿島VS 柏戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 3-2 柏
前半5分 レオ セアラ
前半39分 植田 直通
前半43分 小屋松 知哉
後半31分 瀬川 祐輔
後半49分 松村 優太
スターティングと交代メンバー
GK1 早川 友基
DF3 キム テヒョン
7 小川 諒也
22 濃野 公人
55 植田 直通
MF6 三竿 健斗⇒後半34分23 津久井 佳祐
20 舩橋 佑⇒後半13分14 樋口 雄太
25 小池 龍太⇒後半22分13 知念 慶
77 チャブリッチ⇒後半13分27 松村 優太
FW9 レオ セアラ⇒後半22分11 田川 亨介
40 鈴木 優磨
大一番に指揮官が選んだ戦術は「打ち勝つ」でした。
チャブリッチ、レオ、そして優磨の3人の破壊力を前面に出しており、このメンツで前半で点が取れなければ仕方ないと割り切ったのだろう。
結果は・・・出た、と思う。
2025年J1第24節(ホーム)鹿島VS 柏戦の動画ハイライト
ハイライトを観ても「やっぱり攻め込まれていた」。
スタジアムで観ているときは「生きた心地がしない」時間が長かった。
まあ、最後には松村が脳内をアドレナリンで満たしてくれて「幸せな気分」になったけど。
2025年J1第24節(ホーム)鹿島VS 柏戦の試合内容と感想
タイトルを獲る為に・・・
それ以上に、今年やってきたサッカーとこれからの戦いの継続のためにも、どうしても勝点3が欲しい試合だった。
だから、試合前からゴール裏のボルテージも凄かった。

サポーターで埋め尽くされたゴール裏!

今日もゴール裏は要石!!
前半総括:スタジアムで観てこその一発とミスを防ぐ戦い方と
開始早々から鹿島の前線は柏のDFラインに猛烈に圧力を掛けていた。
スタメン組は前半45分でエネルギーを使い果たすくらいの気持ちが溢れていた。
それが布石となって「レオセアラのゴラッソ」に繋がった。
シュートの瞬間からゴールまで一瞬だった。
その一瞬で全身が粟立ったし、スタジアムのボリュームはマックスに!
しかし、中盤以降は柏が徐々に試合を支配してきた。
良く動き、スペースを作り、そしてパスが通る。
それでも、鹿島も必死に食らいつくことでセカンドの回収は五分五分であり、かつ、裏抜けを得意とする選手がいたことが、結果として追加点に繋がったように思う。
そして・・・
漢の中の漢・植田直通が「吠えた」!
残念だったのは得点後の時間の使い方。
前節川崎戦での失点の仕方(変な表現だが)が活かされていない。
テクニカルにファウルで止めるなり、舩橋への声掛けなり、垣田の特徴を知ってるからこそ誰かが身体でスクリーンするなり、手の打ちようはあったはず。
それでも複数得点のお陰でリードしてハーフタイムを迎えた。
後半総括:絵に描いたような天国から地獄、そして天国へ
後半開始も鹿島の選手ははエンジン全開で3点目を狙った。
チャッキーのインターセプトが惜しかった。
しかし、徐々にペースが落ちて守備に翻弄されるようになると、前半のミスを吹っ切れない感じの舩橋と、守備が得意では無いとされるチャッキーを替えた。しかしこれが裏目になった。
レオの状態を考えるとチャッキー残してレオを交代が良かったし、チャッキーが居なくなったことで裏抜けの怖さを出せなくなり相手が前に圧力を強めたので、やはり攻撃は最大の防御なりで戦ってほしかった。
そして何よりも、期待して投入された樋口が今日は「彼の日ではなさずぎた」。
鬼木監督の凄さは、その状態の樋口を観て直ぐに「知念」を投入したことだと思う。
バランスの取れる小池から、バランスはさておき「相手を潰せる漢」を投入した。
ボールを拾えなくなった鹿島ですが、必死に耐えた。
目の肥えたサポーターからは「柏、こんなに上手かったっけ?」と声が上がるほどに、ボールを回され、たまに引っかけてもセカンドを柏に回収され、苦し紛れの鹿島のパスは直ぐに囲まれて潰され、ほぼワンサイドでの試合が続いた。
その結果、同点弾を食らい、挙句にPK献上となった。
だが・・・
PKのシーンだが、何というか、「何とかなりそうな風」を感じた。
間合いとか、キッカーの様子とか、表情とか、スタジアムの空気とか、不思議と「決まらない」と思えた。
さらにその「スタジアムの空気」はPKだけではなく、その後の柏のシュートにも影響を及ぼしてくれた。
そして鬼木監督の3バックへの変更も功を奏し、最終盤になると鹿島は一転して右サイドから相手ゴール前に迫る勢いを取り戻した。
これら全てが「決勝点」への布石になったと思う。
松村がボールを足元に収めた瞬間から、ゴールが決まって駆け出すまで、無音かつスローモーションだった。
その後のことはもう・・・
気付いたら周囲の人と手を取り合い、抱き合い、飛び跳ねていた。
歓喜が収まると、サポーターが声を揃えて選手に発破を掛けた。
「まだ終わってないぞ」
「気を抜くな、勝ちきれ」
だから私は鹿島サポーターが好き。
試合終了:この勝利を意味あるものにするために・・・
ベンチ前はお祭り騒ぎだったし、優磨がピッチの中央付近で吠えていた。
やっぱり鹿島のホームスタジアムには「勝利が似合う」。
メルカリスタジアムの良き第一歩となった。
2025年J1第24節(ホーム)鹿島VS 柏戦を観て感じたこと
柏戦をスタジアムで観戦していて感じたことを5つ記しておきます。
- チャッキーもっと出来るのでは?
- ドリブルで仕掛けるのも大事
- 流石の三竿だった!
- どうした樋口?
- 津久井の活かしかた
- キムテヒョンと言う漢
です。
チャッキーもっと出来るのでは?
後半の早い段階でチャッキーを下げたが、この判断は裏目に出たと思う。
確かに、守備の反応は鈍いかも知れないが、足の速さとフィジカルの利点(足の長さ)で守備でも十分に機能していたし、何よりも攻撃の際の裏抜けは柏としては本当に気を使っていたと思う。
少なくても現状のコンディションで考えるなら、小川の方が後半はバテバテだと思う。
実際、最後の交代の時、三竿の6が7に見えたのか、小川は自分から交代に行こうと走り出した。
サイドで限定して戦う限り、チャッキーの体力と守備力は気にしなくても良いのでは?
そう思った柏戦でした。
ドリブルで仕掛けるのも大事
柏は本当に上手かった。
強いというより上手かった。
ブロック作って必死に守る鹿島の防波堤を難なく越えて侵入するプレーからは、スペースを見つける力とパスを出す技術が相当に鍛えられていると感じた。
ただ、その中でも目を引いたのは「パスを活かす」「巧みな切り込み」でした。
久保を筆頭に、隙あらばドリブルで仕掛けてくるので、どうしてもそれに対処するとブロックは崩れる。
すると数的優位になる場所にすかさず選手が動いて、フリーでパスを受けて前を向いて鹿島ゴールに向いて圧力を増していく・・・。
きっと、多くの鹿島サポーターが試合中に頭の中で復活を切望したのは「師岡」だと思います。
改めて、彼のプレー特性が鹿島の序盤の快進撃を支える一つの「鍵」だったことを実感しました。
だから・・・
強化部は「横浜のとある選手」の補強に動いたのだろうな・・・と実感しました。
流石の三竿だった!
昨年、日本に戻ってきてから、渡欧前の「三竿の良さ」が隠れてしまっていたのですが、この日の三竿は「良き三竿」でした。
守備で危ない場所へ顔を出し、芽を潰し、身体を張って時間を作る。
そして何より「賢くプレー」をしていました。
真骨頂は後半のワンシーンでした。
プレーが切れるやいなやピッチ内で座り込み、足を気にするそぶりを見せます。
が、何度も首を後方のベンチの前へ向けて何かを確認するそぶりをしていました。
彼の視線の先には、ピッチ外に押し出された際に膝を痛めて動けなくなっている「小池」の姿でした。
ピッチ外に居る以上、審判は止める必要はないし、柏も止める必要はない。
仮に頭部負傷だったとしても、たぶん、止めていないだろう。
ケアすることは可能なのだから。
でも、明らかに審判も柏の選手も気にはしている様子・・・。
だからこそ、「三竿が座り込んだ」ことに対して、審判も柏の選手も「取り立てて反応しなかった」のだと思います。むしろこれ幸いと給水タイムにしていた感じですし・・・。
状況を見据えて、色んな人達(気持ち)もスッキリさせて、試合を11人対11人で気持ち良く再開させたグッドな振る舞いでした。
三竿らしいこの一連の動きに、渡欧前の三竿が帰って来たように感じました。
どうした樋口?
ハンドをしてしまった以上に、この日の樋口は試合にまったく入れていない感じだった。
空回りしているというよりも、頭と身体が乖離しているのか、相手も含めたフィールドプレーヤー20人の中で、樋口だけが浮いていました。
どこかが悪いとか、コンディションが悪いとかではなさそうなだけに、ものすごく樋口の様子が気になります。
今年序盤の鹿島の進撃を支えたのは間違いなく「樋口」でした。
昨年の鬱憤を晴らし、樋口が再び輝きを放つシーズンになると思ったのですが。怪我の後、途中出場を繰り返してもコンディションが上がらない感じですが・・もしかすると樋口は、途中出場時に試合に上手く順応するのが苦手な選手なのだろうか?
実は「かなり不器用」な選手なのかも?
スタメンで出た時と、交代で出た時とで、あまりに違うことが多く、そんな印象を最近は感じています。
それにしても表情の暗さが気になる、気になるよ・・・
まさか、ねぇ。。。
津久井の活かしかた
天皇杯3回戦で、ある意味ではスクランブル的に、新加入の千田と共に4バックの2CBとしてプレーした津久井。
映像でしか見ていないが、2CBでは「難」が「多い」気がして、良さを発揮していた「SB」での起用をどうしてしないのか、鬼木監督の采配に疑問に感じました。
その鬼木監督ですが、柏の攻撃の両サイドのケアを促し、かつ、鹿島の右サイドからの攻撃を活性化させるために、後半の終盤になって両SBの濃野と小川を一列前に上げ、津久井を最終ラインの右へ投入して、3バックを形成しました。
これが、結果として鹿島の守備を安定させ、攻撃の気運を生み出し、最後、逆転後もどっしりと守れつ体勢になったのは、監督の経験なのかな?と感服しました。
そして津久井の良さも再認識しました。
まず、まだ経験豊富なベテランではないのに、いついかなる時でもプレー出来るように「頭と身体の準備」が万端である。
そして、正面からゴリゴリ来ない限り1対1の対応に強い。
この特性を考えると、やはりサイドか3バックのサイドの位置なら、より活きるのだと思います。
守備における一つの法則が生まれそうな気がしています。
キムテヒョンと言う漢
関川の負傷離脱までは、勝ち試合の時のクローザー役として投入されることが多く、加入前の評判を考えると、チームとしてはじっくりと育てるのかな?
そう感じさせる起用のされ方であった。
ただ、起用された際の「フィード力」は、もしかしたら鹿島随一ではないか?と思わせる片りんを感じさせてはいました。
しかし、関川の離脱でスクランブル的にCBでのフル出場を余儀なくされると、この漢はそのチャンスをガッシリと掴み取った。
守備面では時に「経験の無さ」を見せる時もあるが、やはり左足からのフィードはピカ一であり、関川の不在を感じさせない活躍を見せ、ついには「韓国代表」の「座」までも掴んだのだ。
また、韓国人にしては「熱い感情」をあまり表に出しすぎず、どちらかと言えば「淡々」とプレーをしている印象のテヒョンでしたが、やはり身体の奥底にはどえらく「熱い」ものが流れていることを、この柏戦で見せてくれました。
松村の劇的ゴールが決まったあと、歓喜の輪が出来るゴール前エリアとベンチ前をカメラは映し出したあとに、一人の漢の姿を捉えました。
この姿を見て「感情が揺さぶられない」鹿島サポーターはいないだろう。

テヒョン!
ともにタイトルを掴み取ろう!!
おまけ!ありがとう仲間隼人!!
試合後、あのような形での決着だったのに、仲間だけは鹿島サポーターで溢れるゴール裏に挨拶にきました。
昨年オフ、鹿島から柏へ戻る決断をした際に、彼が鹿島サポーターへ向けた熱い熱いメッセージは、サポーターの心を熱くしました。
そんな仲間の熱いメッセージに対する鹿島サポーターの返礼は・・・。
貴重な「個人チャント」の唱和でした。
たぶんインファイトの人達はそこまでする気はなかったと思うのだが、鹿島の魂とまで慕われた「仲間」を想うサポーターから自然発生的に生じた「チャント」は、気付けばスタジアム全体に広がっていました。
色んな人の色んな意見があると思う。
ただ私は「これもありでしょ」と思いました。
本気で共に戦った「ファミリー」への「サポーターの自然な想い」なのだから。
まとめ
遠いブラジルから多忙の中でも試合に駆けつけてくれたジーコ。
その想いに報いるには「勝利」しかないし、最後は「タイトル」を掲げて見せるしかないと思っています。
ジーコからは「いつも観てないとダメか!」とチームは小言を食らいそうですが、それほどに「ジーコ」の「存在」は大きいのだと、改めて実感しました。
チームの熟成を図り、実りある秋を迎えて欲しい!
夏は出来る限りスタジアムへ足を運びたいと思います!!
頑張れアントラーズ!
勝負はこれからだ!!
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