2025年4月29日、鹿島アントラーズは横浜FCのホームであるニッパツ三ツ沢球技場に乗り込み、2025年J1第13節を戦いました。
アントラーズとしては再び連勝街道を走るためにに勝ちたい。
600勝で足踏みせず、601勝、602勝と勝ち星を重ね、タイトルを手にする!
そんな想いを表明しているチームを応援すべく、この日、多くの鹿島サポーターが横浜の丘陵地帯に集結しました。
メインスタンドの過半数を真っ赤に染めた我らが仲間達の声は、選手の背を、確かに支えていると感じることが出来ました。
3連勝を飾った2025年J1第13節(アウェイ)鹿島VS横浜FC戦の記録です。
- 2025年J1第13節(アウェイ)鹿島VS横浜FC戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
- 2025年J1第13節(アウェイ)鹿島VS横浜FC戦の試合内容と感想
- 2025年J1第13節(アウェイ)鹿島VS横浜FC戦を観戦して感じたこと
- まとめ
2025年J1第13節(アウェイ)鹿島VS横浜FC戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー
鹿島 3-0 横浜FC
後半4分 チャヴリッチ (PK)
後半22分 鈴木 優磨
後半32分 オウンゴール
スターティングと交代メンバー
GK1 早川 友基
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万
23 津久井 佳祐
55 植田 直通
MF6 三竿 健斗
20 舩橋 佑⇒後半24分13 知念 慶
71 荒木 遼太郎 ⇒後半24分27 松村 優太
77 チャブリッチ ⇒後半42分28 溝口 修平
FW11 田川 亨介⇒後半24分17 ターレス
40 鈴木 優磨 ⇒後半49分45 吉田 湊海
試合開始前のメンバー発表で、日本中の鹿島サポーターが、どよめきを発し、そしてワクワクして試合開始が待ち遠しかったはず。
そして先輩たちが着々と点を重ね、ついにその時が・・・。
2025年J1第13節(アウェイ)鹿島VS横浜FC戦の動画ハイライト
スタジアムで観た試合を映像で観るのは、何度見ても不思議な気持ちになる。
このゴール、あのゴールの瞬間に、立ち会ったと思うと不思議です。
この日は安西先生のクロスがゴールに繋がったのが良かった。
報われましたな~
2025年J1第13節(アウェイ)鹿島VS横浜FC戦の試合内容と感想
試合前夜は大荒れでしたが、朝になると快晴!
気温もグングンと上がり、こりゃ、いい天気だな。日焼けしそうだな。
なんて呑気なことを思った直後にふと思いました・・・
チャッキー、急に気温が上がっても大丈夫だろうか?
前半総括:エンジンが掛からない鹿島の選手達・・・
名古屋戦で躍動を見せた舩橋でしたが、この日は何かがおかしい。
意気込みすぎたのか、それとも三竿との組み合わせが波に乗れないのか?
重心が重く、前にボールを運ぶのに苦労している様子でした。
それでも幸いなことに、横浜FCの攻撃は「単発」であり、何とか最終ラインで対応が可能な状況だった。
しかし・・・
徐々に横浜FCの攻撃回数が増え、嫌だなぁ・・・
と思っていましたが、今度はシュート精度に救われました。
そうして迎えた前半終了間際。
右サイドを優磨が抉って、ゴール前に折り返すと、そこに走りこんできたのは安西!
フリーでドーンと蹴りこんだのですが、歓喜は相手GKのファインセーブに阻まれてしまいました。
安西に決めさせてあげたかったなぁ。
後半総括:チャッキーは別格なり
名古屋戦のように後半の頭から選手交代するのかと思いましたが、この日はハーフタイムでは選手交代はなし。ただし、あとで知ったのですが、優磨の立ち位置を微妙にかえたとのこと。
その影響あってか、後半早々にチャッキーがPKをゲット!
キッカーはチャッキー!!
落ち着いて決めて鹿島が先制!!!
これで勢いの出た鹿島はようやく攻めのリズムが生まれ、立て続けに横浜FCゴールに迫ります。
そして、安西のクロスを見事なトラップで持ち込んだチャッキーが右サイドを深く抉り、ラストパスをゴール前に出すと、飛び込んで来た優磨がキッチリと決めて鹿島が2点目をゲット。
安西が報われました。
ちなみに優磨のゴールの後のパフォーマンス・・・。
舩橋が両手を合わせてFCサポーターに謝罪していたのが・・・。
2点を獲った鹿島ですが、鬼木監督はすぐに3人の選手を交代します。
そのカードのメッセージは、攻撃の手を緩めない!でした。
すると・・・
今シーズンはここまでのところ、怪我の影響で思うようなプレーが出来なかった三竿が躍動します!
記録上はオウンゴールになりましたが、途中交代の選手達で作り上げた3点目が決まり、勝負あり!
そして・・・
ユースの大先輩からユースの至宝へバトンが。
試合終了:3連敗の後、3連勝!
連戦、アウェイ、けが人続出・・・。
そんな状況でのジーコ来日は、百人力を得たようなもの!
このまま連勝街道を歩んでほしい!
2025年J1第13節(アウェイ)鹿島VS横浜FC戦を観戦して感じたこと
聖地カシマスタジアムは家から3時間も高速を飛ばさないと着かないけど・・・
ニッパツ三ッ沢球技場は家からバスでアントラーズの試合が観に行ける!
その幸せを嚙みしめながら訪れたニッパツ。
座席の幅は狭いし、屋根ないし、スタグルはちょっと残念だけど、それでもやっぱりこの球技場は何故か好き。
ピッチと観客席が一体化しているこの感じは素敵です。
チャッキーの技術は本当に凄い
チームとしては上手くいってなかった前半は、言うなればチャッキーを活かせていなかったとも言えます。
それが、後半に入ってからチャッキーを活かすプレーが多くなったのは、やっぱり昨年一緒にプレーした優磨のアドバイスが大きかったのでしょう。
とはいえ、やっぱり凄いのはチャッキーの技術。
ボールの受け方、トラップ、切り返しの深さ、どれも秀逸。
すごい姿勢が良いから、きっと視野が確保できているのでしょう。
PKも上手い。
私はビビッてしまい固まっていたのですが、何事もないようにストンと決めた。
そして2点目に繋がった安西のクロスの受け方。
本当に凄かった。身体のバランスもいいんだよなぁ。
これでレオが戻ってきて、チャッキとレオが2トップを張ったら。
面白いように点が獲れるような気がしてならない。
これが本当の「血を繋げる」だな
ここ数年、鹿島のユースには凄い選手がいると言われていて、実際、次々とトップチームに昇格を果たしています。
その中でも、吉田選手への期待は「群」を抜いていました。
間違いなく、鹿島に黄金期をもたらすであろうと期待されている選手。
それでも2025年は、トップチームでプレーする機会はなかなか巡ってこないだろうと思っていたら、思わぬチャンスが舞い込んできました。
他者の怪我を喜ぶわけにはいかないでしょうが、でも、こういうチャンスが巡ってくるのは、プロ選手とって大切な「運」だと思います。
そんな吉田選手ですが、出場して直ぐに、彼は「運」だけではなく「実力」があることをきちんとサポーターに披露してくれました。
パスを受けて、トラップして、逆サイドへ出す。
たったこれだけの事ですが、実にスムーズに、試合に入っていました。
彼がどんな成長を遂げていくのか?
一歩目をスタジアムで見れたことは、この上ない喜びだ。
まとめ
3連勝を飾ったが、その前に3連敗しています。
だから、まだプラマイだとゼロなのだ。
次に勝ってこそ、プラスに転じます。
その相手が、昨シーズンの最終節の相手・町田。
今年の町田も、決して、侮れない。
個々の選手のポテンシャルは本当に高い。
優勝を争う相手になることは間違いない。
そんな相手だからこそ、今回もカシマスタジアムで見事に打ち砕いて、チームは4連勝を飾って欲しい!
頑張れアントラーズ!
1つ、1つ、また1つ!!
勝点3を積み上げてよう!!!
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