lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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ジーコと共に~2025年J1開幕戦(敗戦)鹿島VS 湘南戦!チャンスは逃さずに仕留めてね・・・と!!~



2025年2月15日、鹿島アントラーズ湘南ベルマーレのホームに乗り込み、2025年J1の開幕戦を戦いました。

鹿島関連のニュースが数多くネットを賑わせており、しかもその多くがかなり好意的かつ期待値の高い内容でした。

得てして、こういう時の鹿島は苦戦するようなぁ・・・、しかも、プレシーズンマッチの結果を考えると、そう楽な結果にはなりそうもないしなぁ・・・。

それゆえ、まだまだチャンスは少ないだろうから、それを逃さずに決めてくれ
と試合前の記事でも書いたのですが・・・。

開始直後にビックチャンスが優磨の元に転がり込みましたが決め切れませんでした。

エースだからこそ、ここは敢えて、厳しい指摘はしたい。

優磨、決めてくれよ~

鬼門のアウェイ湘南戦でまたも苦杯を飲まされた2025年J1開幕戦(アウェイ)鹿島VS湘南戦の記録です。

 

2025年J1開幕戦(アウェイ)鹿島VS湘南戦の試合結果、及びスターティング&交代メンバー

鹿島 0-1 湘南

後半19分 福田 翔生

 

スターティングと交代メンバー

GK1 早川 友基 
DF2 安西 幸輝
5 関川 郁万
25 小池 龍太

55 植田 直通

MF10 柴崎 岳
13 知念 慶 ⇒後半34分14 樋口 雄太
19 師岡 柊生 ⇒後半21分27 松村 優太
71 荒木 遼太郎 ⇒後半21分22 濃野 公人
FW 9 レオ セアラ ⇒後半28分11 田川 亨介
40 鈴木 優磨 ⇒後半28分34 徳田 誉

優磨が早い時間帯で交代したのは少々驚いたが・・・
確かに点が獲れるような雰囲気が無かった。

 

2025年J1開幕戦(アウェイ)鹿島VS湘南戦の動画ハイライト

何度も書いているように、負けた試合のハイライトを見返すことほど、心身にダメージが蓄積することはない。

その苦しみに耐えながら見たのだが、今回は、良かったかもしれない。

敗戦の口惜しさが完全に消えたわけではないが・・・
あれだけ「鹿島が得点をとりそう」「シーンが皆無」ハイライトならば、まあ、仕方ないと割り切れた。

 

2025年J1開幕戦(アウェイ)鹿島VS湘南戦の試合内容と感想

試合前のスタメンを観て、本当にワクワクした。

上手くいかない時間帯もあるだろうが、このメンツで「無得点」はないだろうと思いましたし・・・

 

前半総括:だからチャンスは絶対に逃すな・・・と

プレシーズンマッチを観ていて感じたのは、まだまだ点を獲るやり方が浸透しきっておらず、それほど多くのチャンスは生まれないだろうと感じていました。

それだけに、チャンスは逃すなよ~
と試合前から思っていたら、来ましたビックチャンス!

前半4分、CKのこぼれ球がファーで待ち構える鈴木優磨の元へ!
トラップも完璧!
しかしシュートはGKの正面!!

確かに狙える場所は少なかったけど、あれほどのチャンスは、あとにもさきにも、なかったことを考えると決めておきたかった。

前半の中盤までは、キャンプから取り組んできたトメルケル、保持して主導権を握るスタイル、などなど、昨年との違いを感じるプレーも多くみられてワクワク感は続きました。

しかし、徐々に鹿島の布陣のあちらこちらに空間が生まれ始め、湘南に鹿島がやりたかったボール回しをされ、さらにセカンドボールも拾われるようになると、苦しい時間帯が続くようになりました。

それでも、一つ噛み合えば、点は生まれそう・・・
な雰囲気は、まだ前半には残っていました。

 

後半総括:嵌らなかった狙いと交代カード

正直、後半頭から選手か布陣を変えるかと思いましたが思いました(水戸戦で優磨と田川を入れ替えたように)。

しかし、鬼木監督は継続を選択しましたが、残念ながら時間の経過と共に悪化の一途を辿ってしまい、先に失点すると、ついに選手交代を決断

この決断は新しい風を吹き込みました。

優磨とレオの2トップをそっくり替え、続いて2列目もそっくり替える。

懲罰ではないけど、このメンツで点を獲れないならゴソッと替えるぜ!

と言う監督のメッセージを感じました。

前線をそっくり入れ替えて残るカードは1枚!
最後の交代は知念から樋口へ!

終盤はパワープレー的に攻めますが、この日はゴールが遠かった・・・。

 

試合終了:封じ込められた90分・・・

多くの選手たちの表情に、不完全燃焼感が漂っていました。

それが、これからどんな方向へ向かうのかが、ちょっと気になるところです。

 

2025年J1開幕戦(アウェイ)鹿島VS湘南戦を観戦して感じたこと

水戸とのプレシーズンマッチを観戦した時に抱いた危惧が、ほとんど解消されることなくシーズン開幕となったことは、少々、残念ではあった。

開幕戦を見ながら、感じたことをまとめておきたい。

 

とにかく!レオセアラをどう活かす?

水戸戦に比べれば、多少は見せ場がありました。
短いパスを受けてペナルティに走りこんでシュートを放ったり、CBからのロングフィードに走りこんでみたり、多少なりとも「レオセアラ」ここにあり!

を感じさせましたが、正直なところ、得点が獲れそうな雰囲気は皆無でした。

救いなのは、おそらく相当なフラストレーションを溜め込んでいるはずだけど、イライラを表に出すタイプではないのは好印象でした。

 

裏抜けも必要では?

2トップの2人と右SHの荒木は、裏に抜け出てチャンスを作るのが得意なタイプではないと思います。
そのため、この日は左SHの師岡が一人裏に抜ける動きを繰り返してましたが、プレースタイル的に抜け出してボールを受けて、抉って、パスとかシュートが物凄く得意なのかというと・・・。

半面、湘南の右サイドの選手が、ペナルティ付近で盛んに裏に抜けるプレーを繰り返していて、正直、鹿島に居た時にやってよーふじい~、なんて思うくらい鹿島の裏抜けプレーが少なすぎました。

田川とかチャッキー、松村が最初から居ればまた違ったような気がします。
交代で田川や松村は投入されましたが、先制した湘南はかなりベッタリ引いており、スペースが無くて難しそうでした。

 

トメルケルにクロスの質もあるのでは?

残念ながら、この日の鹿島のクロスの質が「とても」悪すぎたと思います。

せっかく、鈴木優磨やレオセアラが前に居るのに、彼らの強みを活かせていなかったと思います。

また、CKの質もイマイチだったので、この日は鹿島の最大の強みであるセットプレーに得点の匂いを殆ど感じられませんでした。

濃野に変わってスタメンに入った小池は、流石のプレを数多く披露してくれましたが、パスの判断とか、クロスの質がいまいちでした。この日は調子が悪かったのか、元々、得意でないのかは、もうしばらく様子を見る必要がありそうです。

 

劇団鹿島の座長・安西が封じ込められた

パスを出す方にも問題があると思うのですが、この日、ボールを受けた安西が「封じ込められる」シーンが多かったと思います。

しかも、囲まれて、寄せられて、ボールを奪われるのではなく、つかず離れずの距離感で見張られて、結局、前にボールを出すことも出来ずドリブルで仕掛けて剥がすことも出来ずGKや右CBの植田までボールを戻すしかない状態が多かったです。

これは、相当に「鹿島の強み」を研究されたと思いました。

2024年シーズン序盤の躍進の立役者の一人は安西の躍動感あふれる上下動でしたが、これを見事に封じ込められると、過去に幾人もの監督の下で見た、渋滞が起きて閉塞感溢れるサイド物語を、安西座長が「再演」することに・・・。

素人が感じるくらいだから、柴崎とかも必死にボールを動かすように指示出していましたが、機能しなかったなぁ。

まあ、安西のことだから、やられたらやり返すことを考えているでしょうから、次の試合は楽しみです。

 

まとめ 

鬼門となっているアウェイ湘南の地で、強力な前線メンバーがバンバン点を取って、素晴らしい幕開け!

なんて都合の良すぎる妄想も抱いていたのですが、まあ、現実はやっぱり甘くありませんね。

それでも、成す術もなく、何をさせられているのかも分からない状態でプレーして負けたのではなく、意図を持ってプレーしたけど上手くいかず、それに対する反省点についても選手たちが自ら口にしているので、私たちサポーターは悔しいけど、割り切るしかない。

ただし、次のヴェルディ戦も同じような展開でやり込められるのだけは、どうか勘弁してください。

相手は間違いない今の鹿島の弱点を探り、研究し、そこを突いてくるでしょうが、噛み切り食い破ることができるメンツはいるはずです。

 

頑張れ
鹿島アントラーズ!
顔を上げてチャレンジし続けて!!

 

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