2025年1月5日、アントラーズから1人の若鹿の帰還が発表されました。
色々と思うところあって自宅を飛び出した息子が、やっぱり色々とあったけど新年の一族の集まりには顔を出した感じともいえるが・・・。
MFの荒木遼太郎選手が期限付き移籍先のFC東京より鹿島に復帰!
オリンピックに出れる選手だと己を信じ、外に出て結果を出し、出場権を勝ち取ったのは立派だったと思う。
一方で、シーズン後半は思うようなプレーが出来ず、結果も出ず、またもモヤモヤが強まっただけと言うのも判る。
そしてオフには色んな選択肢がある中で、ちゃんと、新シーズンのトップチーム登録選手の発表時には鹿島で名前を刻んだことに意味はあると思う。
復帰した松村にも同じようなことを書いたけど、ここまで来たら、トコトン己の信念を貫けば良いさ。
監督が「こいつは使いたいな・・・」と思わせるほどにね。
2024年の荒木のプレー記録
点を獲る才能は確かにあるんだよなぁ。
- 2024年J1出場29試合:1945分/7ゴール4アシスト
- 2024年ルヴァン1試合:75分
- 2024年J1出場1試合:96分
合計31試合:2116分
第6節までに5得点を決めており、こりゃぁ、夏には海外か?
そう思ったのだが、そこから得点には見放されてしまい・・・。
念願の7得点のうち5得点が第6節までであり、その後は得点に苦労している印象です。
一方で4アシストはシーズン終盤に決めていて、何かを掴んだのか?とも思わせてくれます。
荒木の覚悟
色んな意見や感情があるとは思います。
何しろ背番号10を背負っておきながら、期限付き移籍で出る方も、出す方も、ちょっと常識では考えられないですから。
ただそれでも、2024年シーズンの荒木は「有言実行」ではありました。
リーグで試合に出て、結果を出して、オリンピック代表に入る。
それを実現し、オリンピックでは4試合でプレーしています(スタメン2試合)。
即、海外へ~と言う活躍は出来なかったけど、プレーを観ていて感じたのは、やはり同カテゴリーのクラブに期限付き移籍で出す選手ではないだろう?
と言うことでした。
そんな荒木ですが、2025年シーズン、まずは鹿島に戻る決断をしました。
この先、海外の移籍市場が活発化するので、最終的にはどうなるのか判らないけど、中途半端なママでチーム始動日を超えない決断をした荒木の心意気を買いたいです。
それと、復帰に際してのコメントも、私は個人的には好きです。
去っていった仲間の806文字の熱い言葉とは対照的な、とてもシンプルな意思表明。
あの短さの中に荒木の覚悟が感じられてなりません。
- 良きオファーがあれば挑戦する。
- 良きオファーが無ければ来るように鹿島で戦う。
プロ選手なんだから、それでいいのではないかと思います。
信念と覚悟を持ってプレーするなら、チームのマイナスにはならないと思うから。
まとめ
2年目に10代で城以来の二桁得点を獲った時には、来年の夏には鹿島には居ないのではないか?とまで思いました。
あの活躍は本当に凄かった。
その後、コンディション不良やチーム戦術との不一致など、残念なことが続いて思うような飛躍が出来ていないけど、鬼木監督の元であれば「活かし、活かされる」ようになると信じています。
誰もが認める結果を出し、契約を勝ち取ち、信念を貫けばいい!
戦え荒木!
獲れ荒木!
笑え荒木!
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