lands_end’s blog

未破裂脳動脈瘤との闘いをコーギーに癒され暮らしています。鹿島アントラーズの応援と読書に人生の全てを掛けている40代の徒然日記です。

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Road to WC2026 ~アジア最終予選第5・6節 インドネシア戦と中国戦!アジア最強への道!!~



2024年11月の代表ウィークは、2026北中米ワールドカップ出場を目指すアジア最終予選第5節(アウェイ)VSインドネシア戦第6節(アウェイ)VS中国戦が行われました。

2024年9月にスタートしたアジア最終予選。
組み合わせ抽選では、オーストラリアとサウジとの同組に加え、中国やバーレーンなどの曲者がいて、またかよ~、やめてよ~と呟いていたのだが・・・。

まさか、折り返しの第5・6戦を迎える時点で、このような「WCほぼ当確」順位状況になっているとは思いもしませんでした。

こうなったら、真のアジア最強の名称を手に入れるべく、ホームだろうとアウェイだろうと、強さを発揮して欲しいと願いながら、11月のアウェイシリーズを観戦しました。

アジア最終予選第5節・日本VSインドネシア戦
アジア最終予選第6節・日本VS中国戦

両試合の記録と感想をまとめておきます。

 

 

アジア最終予選第5節・日本VSインドネシア戦

インドネシアは最終予選の初戦でオーストラリアを破り、その後も、健闘を続けていますが、油断さえしなければ負けることはないと思っていました。

 

日本4-0インドネシア

前半35分 オウンゴール
前半40分 南野 拓実
後半4分 守田 英正
後半24分 菅原 由勢

先制点は小川の得点にしてあげたかったなぁ。

この試合の得点の仕方は実に見事。
実に理想的な得点の重ね方で試合をコントロールしました。

 

出場選手

GK23鈴木 彩艶    
DF3 橋岡 大樹
4 板倉 滉

16町田 浩樹
MF5守田 英正    
6遠藤 航
7 三笘 薫⇒後半17分14 伊東 純也
8 南野 拓実⇒後半0分11 前田 大然
10堂安 律⇒後半17分2 菅原 由勢
15 鎌田 大地⇒後半34分21 旗手 怜央
FW19 小川 航基⇒後半34分18 大橋 祐紀

上田・・・
怪我をしっかり治して戻ってね。

谷口不在の不安は・・・
相手がインドネシアで助かったような気もします。

 

(動画ハイライト)アジア最終予選第5節・日本VSインドネシア戦

どの得点も見事だけど、やはり2点目が凄いと感じた。

鎌田の目線とパス、受けた三笘の目線とアウトでのパス、ここぞとばかりにスピード上げて飛び込んで来た南野

南野は待ち構えていた小川からボールを強奪した形だが、欧州のトップレベルでは待っていたらボールは届かないのだろうなぁ。

 

アジア最終予選第5節・日本VSインドネシア戦の試合展開と感想

前半:ザイオンの守備が全てだった・・・

雨の影響もあって、激しく来ないインドネシアの選手に対して気が緩んだのだろうか?

シュートがブロックされ、こぼれ球を一気にロングフィードで前線に入れられた際の対応がお粗末すぎた。

解説は難しいバウンドとは言っていたが、板倉のプレーはちょっと雑過ぎた。
あのタイミングで先制されていたら、本当に、本当にヤバかったと思う。

序盤のインドネシアのカウンターを跳ね返し、徐々にペースを握ると、今の日本代表の最大の強みである「畳み掛ける」攻撃が炸裂。

あっという間にリードを広げた。

 

後半:久保や伊東を温存できた

開始直後の守田の3点目も大きかった。
ちなみに相手のミスなので、あまり騒ぐな・・・と大はしゃぎしない守田は素敵だと感じました。相手を尊重する。ジーコスピリットは大事よ。

森保監督は、安全なリードを保てたので連戦を考えて選手交代を行っていた。

怪我から復帰の菅原、なかなか出番が無かった旗手、そして期待の苦労人大橋らがプレーチャンスを得たのは大きかった。

 

終了:無失点で終えたのは素晴らしい!

谷口不在の中、DF陣がどうなるかと不安を感じていたが、遠藤、そして町田を中心に実に見事に守っていた。

 

インドネシアの怖さ

初戦でサウジ、2戦目にオーストラリア、そのどちらにもドローだったインドネシアを不安視する声はあったが、勝ちきれていないのだから・・・と思っていました。

心配するとしたら、2019年からU23も含めて指揮している韓国人のシン監督によって、統一した指導の下で、熟成されたチームになると怖かったのですが、27人のメンバーのうち14人が帰化選手だと知って、おそらく・・・中国みたいにチームが崩壊していくと予想していたのですが・・・。

試合を観ていて感じたのは、インドネシア、強くなるかも・・・。

もしも、序盤にザイオンが防げずに失点し、日本が同点にするために前掛りに攻めたとして、あのピッチコンディションだと苦戦したでしょう。

そしてアウェイの声援に苦労したでしょう。

挙句の果てに、カウンター喰らって2点目を献上・・・する。

そんな怖いシナリオもあったなぁ~
と思っていたら、数日後にサウジがそのシナリオにやられていた。

今回の予選を勝ち抜いて、W杯に出場すると、東南アジアではタイ以上に抜きん出た相手になるかもしれない。

 

決めるべきところで決めないと

公式の動画で大橋自身が反省の弁を述べていたが、チャンスを貰った時にゴールと言う結果を残すか残さないか(例えオフサイドでも)は、その後のサッカー人生に大きく関わってくると思う。

とくに今のように次々と新しい選手が湧いて出てくる時代だと、昔のように点は獲れないけど献身的でだから・・・では代表に残れないと思う。

そういう意味で、大橋は後半39分のチャンスは決めておきたかった。

結果はオフサイドだったとしても、キッチリと決めきる力がある事を示すのは大事だと思うから。

長年、サッカーを見てきて、そんな風に感じます。

 

アジア最終予選第6節・日本VS中国戦

インドネシアからチャーター機で中国へ移動して試合に備えた日本代表。
おそらく、かなりのメンバーが変わると思われていました・・・。

しかし、それ以上に「手を打った」のは中国代表でした。

ピッチの幅を約4メートル近く短くし、選手の背番号をバラバラにし、初戦の4-4-2から中盤をダイアモンドにし、さらには乱入者まで用意(笑)

色々とされて苦労しましたが、気付けば点を獲っているが今の日本代表!

 

日本3-1中国

前半39分 小川 航基
前半50分 板倉 滉
   後半4分 リン リャンミン
後半9分 小川 航基

小川の奮闘は上田にとっても良い刺激!

途中出場の選手にも得点を期待したのだが・・・。

 

出場選手

GK23鈴木 彩艶    
DF4 板倉 滉
16町田 浩樹
22 瀬古 歩夢

MF6遠藤 航
8 南野 拓実⇒後半19分15 鎌田 大地
13 中村 敬斗⇒後半19分7 三笘 薫
14 伊東 純也⇒後半32分3 橋岡 大樹
17 田中 碧
20 久保 建英⇒後半39分11 前田 大然

FW19 小川 航基⇒後半32分9 古橋 亨梧

インドネシア戦のスタメンからは・・・
CB橋岡⇒瀬古
MF守田、三笘、堂安、鎌田⇒中村、伊東、田中、久保

5人も変えてくるとはちょっと予想外でした。
でも、決して力が劣るメンバーでない。
凄い時代になったものだ。

 

(動画ハイライト)アジア最終予選第6節・日本VS中国戦

中国のDFラインがイマイチなのか?
それとも幅が狭くしたことで、まさか自分達のDF陣を惑わすことになったのだろうか?

ビックリするほど、サイドからのボールへの対処が緩い・・・というか下手だ。

 

アジア最終予選第6節・日本VS中国戦の試合展開と感想

中国サポーターで埋まるスタジアム・・・
だが、海外各地で色んな試合を経験している選手達はあまり動じないだろう。

しかも、陸上トラックがあるスタジアムなんて、圧力があまり掛からないし。

 

前半:中国、上り調子だな・・・

当たり前だけど、初戦のような大勝にはならないと感じた。
どんなに力量差があっても、公式戦ではなかなか生まれないものだ。

日本が選手を替えたこと、そして中国が中盤を厚くしたことで、日本が思うようにボールを拾えず、苦戦していた。

30分には田中の不用意なプレーからピンチを招くも、瀬古がブロックに成功。

それ以外にも、先制だけはされないでよ・・・
と言うプレーが散見されていたが、久保が空気を変えた。

業を煮やしてドリブル突破からのミドル。
これは相手GKがビックセーブで防ぐも、続くCKを小川がドーン!

インドネシア戦はオウンゴール扱いなってしまったが、今度は正真正銘、小川のゴールになりました。

そして、今の日本のお家芸になりつつある「畳み掛け」攻撃が炸裂。

前半終了間際に今度は町田のバックヘッドを板倉が叩き込んで2点目!

苦しんでいるように見えた日本が、気付けが2点リードでハーフタイムへ。

 

後半:まあ、不運と言えば不運だ

開始早々にトドメの3点目と行きたかったが、この試合ではやり返された。
ただ、不運と言えば不運だった。(気持ちの問題かもしれない)

始まりはタッチ際で田中取り切れない(蹴り出せない)でした。
これは遠藤がカバーして前にパスを出すが・・・
今度は伊東が収めきれずロスト

奪った選手がセンターサークル付近へドリブルしたのを遠藤が捕捉し寄せるも、まさかのすり抜け状態に!
しかも追いかけていた伊東は追いつけそうだったけど遠藤が来たので任せてスローダウンしてたので結局追いつけずにパスを出される。

前線にパスが出た時点で、最終ラインは相手3人に対して板倉と瀬古だけ。
町田がサイドを上がってくる選手に釣り出されていたし、ボランチ2人は前に居たため戻ってこれず。

ゴール前にクロスが出されと瀬古がアタック。
獲れたと思ったらまさかのスルー状態になり、フリーだった相手の11番の元へ。

前半は瀬古のブロックにあったが、今度はキッチリと決めてついに失点。

オーストラリア戦はオウンゴールだったから、実質、最終予選初の失点となった。

燃え上がる中国サポーターでしたが・・・
あっという間に伊東と小川で3点目を獲って中国サポーターを意気消沈させました。

南野と中村が、敢えて前に突っ込み過ぎずに相手DFを引き付け続けたのは大きかったと思います。

終盤は、三笘や古橋、前田などを投入し、トドメの4点目を狙うも、決めきれず。

 

終了:見事にアウェイでも勝利!

失点後の落ち着きは本当に見事だった。

やることやれれば点は獲れると言う自信なのかなぁ。

 

アジア最終予選第6節・日本VS中国戦で感じたこと

前半終了時には、なんだかんだで複数得点しているな。
強くなった日本。

そう思っていたのですが、後半の展開はそれをさらに超えました。

落ち着いて突き放す横綱相撲でした。

 

個人的には失点はアクシデントかと

崩されたと言えば崩されたし
何しろ最終予選での初失点だし
前半にも11番にはやられそうになったし

でも・・・
この日の日本はパフォーマンスが悪かったことを考えると、1失点に収めたのは見事だったし、その後の追加点には成長を感じました。

あれだけ選手を替えたことで連携が拙くても最後の部分で身体を張れるし、点は獲れるものだ自信を抱いている選手達がちゃんと獲る(今のアントラーズに欲しいよ・・・)。

一昔前の、失点したら慌てる様子や、焦って精度が落ちる様子は殆どない。

本当に凄い連中が育ってきたものだ。

 

小川の活躍が他のFWの刺激なる

今はまだ、ボールを収める力や、引き出す動きでは上田の方がファーストチョイスになると思う。贔屓目なしに!

でも、小川はちゃんと点を獲り続けている
これはとても大きい。どんな相手でも点を取り、ポジション争いをする。

それが上田の成長にも繋がるし、古橋や前田にも刺激になるし、大橋が目指すプレーも明らかになるし、その他の代表にはまだ呼ばれていないFWにも旗印になるはずだ。

なぜなら、日本代表には凄い奴らが育っていると書いたが、それでも、不安要素はあるからです。

それはCBFWの層です。CBはまあ伝統的に選手が育たなくはないが、点を獲るFWは岡ちゃんの後はまだいない。上田もまだまだだ。

だから、点を獲るFWがポコポコ湧き出るようになれば、日本サッカーの悲願であるベスト8以上を狙えるだろうなぁ。

そう感じました。

 

次の代表戦は2025年3月!次で出場権を獲得しよう!!

日本が属するCチームは、他のグループと違い「超超」混沌としています。

どえらいことになってますねぇ。

中国、最下位だけど、日本との対戦は2試合終えているのは有利なのか?

しかし、次節で日本が決めてしまうと、それ以降は消化試合になるので、サウジ、インドネシア、オーストラリアは勝ち点を獲りやすくなるのかも知れない。

などと完全に高みの見物状態です。

  • 2025年3月20日、ホームでバーレーン戦
  • 2025年3月258日、ホームでサウジアラビア戦

バーレーン戦に勝てば、残りの4チームのいずれが勝っても、2位以内が確定してワールドカップ出場権が決まることになる。

決めて欲しい。

決めて、残りのサウジ、オーストラリア、インドネシアの3試合は、現代表選手の連携熟成や新戦力発掘に利用して欲しいと思います。

U23世代にもチャンスを!

 

まとめ

ホームのオーストラリア戦の内容は不満だったのですが、11月の2連戦を見て思うのは、日本は確かに別のステージに上がっているということです。

一番の違いは何か・・・と言ったら、やはり修羅場の経験値なのでしょうね。
色んなサッカーや舞台を経験してきて、逞しくなった選手がゴロゴロしています。

一昔前は例え移籍したとしたとしてもプレーすることが出来たのはホンの一握りの選手だったのに、です。

Jリーグの選手育成、保有、獲得のメソッドも
もの凄い勢いで変わっているのでしょう

 

なにはともあれ・・・

頑張れ日本代表!
怪我には注意してね!!

 

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