2024年9月14日、鹿島アントラーズはカシマスタジムにサンフレッチェ広島を迎え、2024年J1第30節を戦います。
第29節が台風の影響で中止となったので、8月25日行われた東京V戦から約3週間ぶりの試合となります。
その間に広島は、リーグ戦1つ、ルヴァン2つ、天皇杯1つと、直近2週間は週2試合のペースで戦い続けており、実際、パフォーマンスの低下が感じられ、ルヴァンと天皇杯を立て続けに落としています。
でも、考えようによっては、獲りたいタイトルに絞ったとも言えそうです。
鹿島としては、2024年度のリーグ制覇のためには、もう、負けられません。
1試合少ないとは言え、首位の広島との勝ち点差は7。負けると二桁の10に広がってしまいます。
追う鹿島としては、戦術が~とか、目指すサッカーが~とかは関係ありません。
言葉は悪いけど「何をしても勝つ」しかないのです!
2024年J1第30節 鹿島VS 広島戦を前に想うことをまとめておきます。
2024年J1第30節 鹿島VS 広島戦の予想スターティングメンバー
中断に入る前は、今シーズンの鹿島の躍進を支えてきた知念が離脱していましたが、どうやら、元気に戻って来そうである。チャッキーも順調に回復しているが、流石に試合はまだ早いだろう。
そして新戦力の田川とターレス。
彼らがこの3週間でどれだけチームにフィットしているかも勝利の鍵を握る。
果たして、ポポ監督の選手選考と布陣はどうなるのだろうか?
タイトルへの挑戦権を失わないためにも勝つしかない・・・
鹿島アントラーズの対広島戦の予想スタメン!
TOPは鈴木優磨
鈴木優磨ならやってくれる。
それを信じて応援するのみ。
ただ1つ・・・プレーエリアはしっかりと意識して欲しいと思う。
あれもこれも背負いすぎないで欲しい、力が分散してしまうから。
2列目は藤井と名古と師岡
ポポ監督のこれまでの戦い方を想うと・・・守るよりも攻めだろう。
そうすると藤井を起用するがしてならない。ただ、その場合逆サイドに師岡か仲間で悩むが、中途半端に守りに考えが傾くとは思えないので師岡だろう。
中央の名古は余程のことがなければ不動かと・・・。
ボランチは、柴崎と知念
これまた選手選考に悩む。
知念が万全で戻るならばスタメンは柴崎と知念だと思う。
三竿はベンチからのスタートであればこそ、交代によるオプション(布陣変更)に幅が出ると思う。
SBは左に安西、右に濃野
今シーズンのアントラーズの躍進を支えた両SB!
彼らが抑え込まれた、打つ手はなくなる。
逆に彼らが躍動すればするほど、鹿島のチャンスは増えるし、広島は押し込まれてチャンスを作れなくなるだろう。
CBは、植田と関川
この2人が最後まで無事に全力で戦えることを祈るしかない。
代表戦の町田を観ていて、やっぱり左サイドに左利きが居る良さを再認識したが、居ないなら居ないなりにやるしかない。
関川の縦パス、植田のフィジカル、この2つの強みを存分に発揮して欲しい。
GKは、早川
中断期間中に、スンテコーチにハイボール処理の特訓を受けただろうか?
意識高い選手だから、代表戦を観て思うことがあったはず・・・。
早川!
まずは鹿島でタイトル獲ろうぜ!!
あとは交代選手とタイミングだな・・・。
樋口、仲間、田川、ターレス、仲間、ライコ、パレジ、須貝、徳田・・・
誰を選択するのかも気になるところだ。
第30節広島戦における鹿島のポイント
色んなポイントがあるとは思いますが、次の2点が重要ではないかと。
- 守り方・・・サイドの攻防が鍵だと思う。
- 優磨!・・・優磨の役割と言うかプレーエリアを限定出来るか・・・
守り方に関しては、サイドの後ろのスペースに注意かと。
鹿島の強みであるサイドの選手が上がった時に、間違いなくその間隙を狙ってくるだろうから、ボランチとCBで連携しながら対処が必須になると思う。
ちなみに、広島が敗れた直近のルヴァンや天皇杯を観る限り、広島の攻撃力は「まだ」突出してはいないと感じたので、手強そうな選手達が前線に揃っていますが、しっかりとブロック組んで迎え撃てば、植田と関川、そして知念で十分に跳ね返せると信じています。
攻撃面に関しては、優磨のプレーエリアです。
視野も広いし、アイデア豊富だし、気持ちも熱いし、何でも出来るから頼りがちになるけれど、やっぱり代表戦で上田を観ていて感じましたが、1トップは1トップの役割と居るべき場所があり、らるべきことがあると思いました。
だから、中盤の選手を信じ、ボール運びに参加しないで前線にいる時間を増やすことで、鹿島のチャンスは増えるし、相手がラインを高くし難くなるだけでも、守備面での貢献にもなると思うのですがねぇ。
鹿島アントラーズと鳥栖の全対戦戦績
これまで78試合の対戦があります。
鹿島 40勝
広島 26勝
引分 12
鹿島からみて115得点、94失点です。
全対戦成績で考えると鹿島勝率が51.3%です。
トータルでは鹿島が圧倒していますが、近年は苦戦続きです。
2019年以降の対戦では・・・
全13戦:4勝4分5敗
負け越しています・・・
さらに・・・ホームでは連敗中です。
嫌なデータがありますが、2024年のアントラーズはホームで負けなしです。
89分押され続けていても、最後の1分で仕留めて勝てばいいんです!
まとめ
2024年度のリーグタイトルへの挑戦権を争う一戦となりました。
残り10戦あるとは言え、首位との直接対決で敗れてしまうと、他力本願になってしまいます。
自分達の力でタイトルを掴み取るためにも、次節は本当に負けられない試合です。
・・・中断明け、時々、何してたんだよ~と言う試合があるのが気掛かりですが、どうか次の試合だけは、ギアをちゃんとトップに入れて挑んで欲しいです。
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